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2011.04.09
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カテゴリ: 福島原発問題
どこかの先生が、生物には放射線に対する防御機構があるので安心してくださいなどということをテレビで言っていた。


大学生のころ、放射線生物学の授業で、これについて少し勉強したことがある。
・・・
放射線が危険なのは、放射線が生物の持つDNAに傷をつけるため。
しかし、そのDNAの傷を修復するメカニズムを生物は持っている。
もちろん、細菌のような単細胞の生物から、ヒトのような多細胞の生物まで、このメカニズムを持っている。
このメカニズムは、活性酸素という”毒”に対抗するために、生物が獲得したのだろうと大学では習ったと思う。
活性酸素は、さまざまな原因によって発生するが、放射線によっても活性酸素が発生する。


中には、ものすごく放射線に強い細菌もいて、放射線をガンガン当てても死なない。
こいつは、アメリカの缶詰工場で見つかったものらしい。
そこでは、殺菌のために缶詰に放射線を当てていたが、それにもかかわらず、缶詰の中に生きた細菌がいたのが発見のきっかけらしい。

もちろん、ヒトの場合、放射線にガンガン当たれば死ぬ。
DNAの修復のほうが、追いつかないためだろう。

しかしながら、よくわかっていないのが、低線量の放射線に当たった場合。
ほどよく放射線に当たれば、DNAの修復機構が活性化して、生物にとって良いという人もいるが、今のところ極論だろう。
なるべく放射線には当たらないほうがいいというのが、常識である。
ただ、ある一定量を超える放射線を受けない限り、まず悪影響が出ることはない。
ある程度の防御機構を、ヒトは持っているということである。

追記(2011年5月14日)

それは、ちょっと暴論ではないかと思う。
放射線が、DNAに直接ヒットして、DNAを変異させる、あるいは切断する可能性はある。
それに、DNAが保存されている細胞核内部でも、放射線が通過すれば、活性酸素は発生する。
もし、日常の運動では、細胞核内には活性酸素が発生しないのであれば、やはり放射線には注意が必要だろう。





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最終更新日  2011.05.14 11:31:26
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