2003年09月25日
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設立して30年以上が過ぎる、法人の清算のためにお客様のところへ

というのは歴史を感じます。

今日は、社長から事業の立ち上げの経緯を聞きました。

社長も勤務していた時代があったそうです。もともと、親も同じ業
界で働いており、事業を立ち上げるときには、業界のことなら何で
も知っているという状態だったとおっしゃっていました。

要は、事業立ち上げ時から、ある程度の収益は見込まれていたわけ
です。当時は、給与も少なく、独立を一日でも早くしたかったそう


案の定、独立してみると1億円を超える売上。独立は大成功でした。

しかし、独立して、30年が過ぎ、売上はピーク時の10分の1となり
ました。社長も年齢には勝てなかったのです。

30年間、僕の勤めている事務所と付き合う中で、「人を雇って、後
継者を育てなくてはいけない」と言っていた職員もいたそうです。
しかし、社長は、「自分が引退するのは、まだまだ先だ」と言い、
耳を貸さなかったそうです。

社長の失敗は、自分が働かなければ、収益が上がらない事業構造に
なっていたことです。人を育てていれば、こうはならなかったでし
ょう。

人を育てる・・・・経営の教科書には当たり前のように大切である


社長も、いつまでも自分が働けるわけがない、人を育てなければい
けないということは頭ではわっかっていたはずです。しかし、頭で
わかっていても、実際に雇ってもすぐ辞めていく従業員を見ている
と育てようという気力がなくなっていったそうです。

経営がいかに難しいのかを、社長の話を聞きながら肌で感じました。



 社長は自分がいなくても収益の上がる会社にしないといけない

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最終更新日  2003年09月28日 23時15分20秒
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