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今回は滑り方の話。 正直言って、この10年間、ずいぶんと滑り方が変わったもんだ。と言っても、スキー板2本で滑るというスタイルが変わらないので、基本的な部分は変わっていないわけだがな。 まず、何が変わったかというと、ひねり動作。 スキーでターンをするにはいろいろな部分のひねり動作が必要になる。その昔を知っているひとは「膝を入れる」という表現を聞いたことはないだろうか? 脛をブーツのタンに押し付けて左右にぐっと押すような感じ。これは膝のひねりでターンをするものだが、今はまず聞かない。これは、カービングスキーの搭乗で曲がりやすくなったからだと言われている。 むしろ、今は股関節のひねりと言われる。 そして、上体のひねり。その昔のスキーの人たちは、上体は基本的にフォールラインに向けていた。下半身をひねってそのねじれの力を利用してターンをしていたわけだ。これが一時期なくなったことがある。 上半身をスキー板に正対させるというもの。スキーの進行方向を常に向いていて、左右の傾きでターンをするというものだ。これはまさにカービングスキーが出てきてからの話。スキーが角付けによりターンをするということを体現したものだが、カービングスキーが搭乗してしばらくの間、このスタールが流行っていた。 小回りも大回り同様、体を傾けることでターンをするという現象が見られ、ターン弧も大きくなっている。このころからだろうか、ターンの呼称も変わってきたような気がする。 以前は大回りをパラレルターン、小回りをウェーデルンなんて言ってたかと思う。それがパラレルターンsロング・ショートと変わってきた。パラレルターンで回転弧を大きくすればロングターン、小さくすればショートターンということだ。 SAJではほぼこの呼び方で落ち着いたと思ったが、SIAではそうはいかなかったようだ。 ウェーデルンという種目が依然として検定種目に残っており、パラレルターンのロング、ショートに加えてウェーデルンがあるということになった。では、パラレルターンショートと、ウェーデルンは何が違うのですか?ということになる。 ウェーデルンとは、犬がしっぽを振るようにスキーを振って制動要素のあるターンだという位置づけになったのだが、いつのまにか、運動要素でショートターンとの違いはなくなり、圧接者1台の圧接幅くらいがショートターン、その半分がウェーデルンということになった。 SIAのメダル検定でゴールドはウェーデルンからショートターンに、スーパーゴールドでウェーデルンになっている。 こう書くと、単に幅の違いかと思うだろうけど、ピステン1台分の幅ってけっこう広いのだ。通常のショートターンの感覚で滑るとほぼウェーデルンになる。経験的にラインこぶのバンク上部を狙ってターンをするとショートターンに近いのではないかと思う。溝に沿ってすべるとウェーデルンになるかなあ。 で、体のひねり、最近はまた昔に戻ってきてるかなあと。 ショートターンは上半身をフォールラインに向けているし、ロングターンでもその傾向はあるしね。ターン前半が内向、後半が外向って言われるけど、これって上半身をフォールラインに向けるということでしょ。 脚も開脚がいいとか閉脚がいいとか。その昔は閉脚でスキーが1本に見えるような滑りがよいとされていたんだけど、カービングスキーが搭乗して脚を腰幅くらいに開いて同調操作をすると。 この影響で「内スキーを使う」ということが強調されて、なんか内スキーでターンをするというような感もなきにしもあらずだったかなあ。でも今は少し閉脚ぎみで外脚荷重でという昔のスタイルに近づきつつかるというか... まとめてみると、カービングスキーの登場で、なんかちょっと混乱があったけど、道具の性質をうまく利用しつつスタイルはその昔に戻りつつある、と。
2017年08月23日
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音楽のコンクールを見に行くことがあった。 コンクールなので採点されて順位が付くわけだが、これは何を基準に点数が付けられているのだろうと思うところがあった。 コンクールの最終日で、予選があってそこで残った人が最後に演奏するんだけど、さすがに最終日に残っているだけあって、皆さん上手いわけだ。 だけど、聞いているとやはりミスがあったりとか、なんかもやっとしたりとか、いろいろあるんだけど、自分が聞いて「この人が一番だったなあ」というのと結果とが違うわけだ。 まあ、その道の詳しい人が審査員なもんで、まあ素人が「うまいよなあ」というのとは違う採点基準というものがあるんだろう。 採点の基準となると、スケートとかであるように技術的なものと、表現的なものがあるんだろうと思う。 ざっくりと言うと、技術的なものって聴覚によるもの、表現的なものは視覚によるものと言ってもいいのかな? ちょっとざっくりすぎか。 視覚的なものでも、演奏の仕方、弦楽器なら弓の使い方とか運指とか、打楽器ならたたき方とか体の使い方とかも技術的な部分に入るんだろうな。 まあ、そういった諸々の要素が採点されるわけなんだろうけどね。 今回見に行ったのはマリンバという楽器だ。 コンクールだと課題曲ということで曲が統一されてたりするもんだと思うんだが、今回のは曲は自由なようで、みんな違う曲を弾くわけ。 選曲もどうやら審査の対象になるらしい。 つまり、自分に合ったというか、適した曲を選曲するのも点数の内らしいのだ。 まあ、これは分かる。 例えば、小学生が難易度A(まあ簡単な曲だ)を弾くとしよう。 同じ曲を中学生が弾いたとしたら、ちょっと採点が辛くなるのは理解できるだろう。 高校生が同じ曲を弾いたとしたら、「ちょっと選曲を考えた方がいいんじゃない?」ってなる。 なので、高校生だと難易度Cの曲がまあ標準だとして、3人の生徒がそれぞれ難易度A、難易度C、難易度Eの曲を弾いたら、そもそもスタートの時点で点数が違うということだ。 同じレベルで弾けたとしても、Aだと30点、Cは50点、Eは70点ということだ。 そこからミスをしただの表現が良かっただのといろんな要素が加味されて採点されるとすれば、難易度Eの方が有利ということになる。 ただし、ただただ難しい曲を選択すればいいということではなくて、きちんと弾けないと意味がないので、易しい曲でもレベルの高い演奏ができれば高得点も期待できる。 しかし、限界もあるということだ。 例えば、配点を選曲30点、技術35点、表現35点として、選曲が難易度でA~EでAが10点から5点刻みでEが30点だとしたら、選曲の時点で難易度Aだとどんなに頑張っても80点を超えることができないわけだ。 多分、これが自由曲の難しいところなんだと思う。 もちろん、こういう配点でやってるかどうかは知らんけど、やはり選曲によるアドバンテージはあるということなんだろう。 課題曲だと曲が統一もしくは限定されているので、そもそも選曲によるアドバンテージというのはなくて、単純に技術点、表現点になるということなんだろうな。 まあ、素人が「こいつは上手いなあ」とかいうのとプロの人がきちんと採点するのでは違うんだろうと思うが、一体何が違うんだろうなあ。
2026年09月26日
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岩国市には新幹線の駅が1駅、在来線の駅が12駅、第三セクターが1路線ある。 この第三セクターも元はと言えばJRだ。 元々、岩国市には新幹線の駅を作る予定がなかったようだが、政治の力で作ってしまったようだ。 まあ、それはそれでありがたいんだが、JRの主要駅である岩国駅とはずいぶんと離れている。 今は第三セクターの清流新岩国駅(元御庄駅)の近くに新幹線の新岩国駅があるんだが、これが絶妙に離れている。 確か500mくらい離れているんだったかな? なので乗り換えにはちょっと不便...というか、かなり不便。 連絡通路っぽいものはあるんだけど、新幹線の高架下をとぼとぼと歩いていかないといけないわけだ。 で、この第三セクター、昼間はほとんど便がない。 新岩国駅は1時間に1本、こだまが停まるわけだが、これに接続している便がないのだ。 ちょっと前には2時間に1本くらいは便があったと思うんだけどな。 まあ、それはいい。 問題なのは、なんで新幹線の駅を作るときにこの駅との連絡を考えなかったのかということ。 元々、新幹線が通った頃にはほぼ田んぼだったと記憶している。 なので、用地の選定にはさほど困らなかったと思うんだが、そのときに当時の御庄駅と交差するように新幹線の駅を作っておけば、単線とはいえ、当時はまだそこそこ便があったので、新岩国駅と岩国駅を接続する路線として機能したと思うんだ。 もちろん、岩国市の観光地である錦帯橋に行くにも、駅で1駅なので、そんなに不便ではない。 その当時はJRの路線だったので、いかようにもできたと思うのだが... 今、岩国市ではこの第三セクターの活用についてあれこれと協議されているんだが、まあ今の状況だと先はないな。 今となってはどこまで効果が出るかも疑問ではあるが、新幹線との接続を考えて、岩国駅⇔新岩国駅の接続路線として活用するというのがまだ現実的な方法ではないかな? 新幹線も1時間に1本は停まって、そこそこに利用客もある。 岩国駅まで第三セクターを利用して行けるとなればもう少し便利になるのではないかなと思うわけだ。 これで1日あたり200人くらいが利用されれば、年間で7万人くらいが利用する計算になる。 これだけの利用があれば、今抱えている第三セクターの今後にも大きく影響すると思うんだけどなあ。 これは本来なら50年前に考えておくべきことではあったが、今からでもどうなんかな?
2025年03月14日
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