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2025年07月23日

エクセル同期

カテゴリ：カテゴリ未分類

ご希望の内容を整理しますと、

1. **各ファイルのシートに「上書き保存日時」を表示する**
→ ファイルが上書き保存されたタイミングで日時をセルに表示したい。

2. **ファイルAとファイルBの間で「相手ファイルを開くボタン」を設置**
→ 互いのファイルをすぐ開けるようにボタンを作成。

3. **開いたファイルの対象シートの内容に差分があればコピーして同期する**
→ 差分検知ができれば手動でのコピペを簡単に行う自動処理。

---

### 1. 上書き保存日時をシートに表示する方法

代替として：

- **Workbook_BeforeSaveイベント**を使う
ファイルが「保存」または「上書き保存」される直前に実行できます。
このタイミングで日時をシートの指定セルに書き込みます。

### VBAコード例（ThisWorkbookに記載）

```vba
Private Sub Workbook_BeforeSave(ByVal SaveAsUI As Boolean, Cancel As Boolean)
' 保存される直前にSheet1のA1セルに日時を反映（必要に応じて変更）
ThisWorkbook.Sheets("シート1").Range("A1").Value = "最終保存日時: " & Format(Now, "yyyy/mm/dd hh:mm:ss")
End Sub
```

### 2. 他方のファイルを開くボタンを作る方法

シートにボタンを配置し、クリックで相手ファイルを開くVBAを作ります。

#### VBAコード例（標準モジュールに記載）

```vba
Sub OpenOtherFile()

' ここに相手ファイルのフルパスを指定してください
otherFilePath = "C:\パス\ファイルB.xlsx"

If Dir(otherFilePath) <> "" Then
Workbooks.Open otherFilePath
Else
MsgBox "ファイルが見つかりません:" & vbCrLf & otherFilePath
End If
End Sub
```

- シートの「開発」タブ → 「挿入」→「フォームコントロールのボタン」でボタンを作り、
- 作成したOpenOtherFileマクロを割り当てます。

---

### 3. 差分があったらコピーで同期の自動化について

Excel VBAで2つのファイルのシート同士の「差分チェック」と「更新」を完全自動化するのはやや複雑です。

ただし、例えば：

- 2つ目のファイルが開かれたら、内容を比較
- 差分があればメッセージを出し、同期（コピー）を実行する処理を作成可能です。

#### 簡単なコピー同期コード参考例（ファイルBの対象シートをファイルAへコピー）

```vba
Sub SyncSheetFromBtoA()
Dim wbA As Workbook
Dim wbB As Workbook
Dim wsA As Worksheet
Dim wsB As Worksheet

' ファイルAとファイルB合わせて開いていることが前提
Set wbA = Workbooks("ファイルA.xlsx")
Set wbB = Workbooks("ファイルB.xlsx")

Set wsA = wbA.Sheets("シート1")
Set wsB = wbB.Sheets("シート1")

' シート1の全内容をコピー（値・書式含む）
wsB.Cells.Copy
wsA.Cells.PasteSpecial Paste:=xlPasteAll

Application.CutCopyMode = False

MsgBox "ファイルBのシート1からファイルAのシート1に同期しました。"
End Sub
```

- 差分検知はセルごとの比較をプログラムで行えますが、処理負荷が高いので簡略化可能
- 実際はどちらの変更を優先するか、同期タイミングをどうするかの設計も必要です

---

### ご提案

- まずは「保存日時表示」と「他ファイルを開くボタン」の実装をご案内します
- 差分検知と自動同期はニーズに応じて順を追って作成・調整するのが安全

必要でしたら、その具体的なVBAコードや配置方法をさらに詳しく説明いたします。どうしますか？

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