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善信

善信

2006.03.03
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カテゴリ: 道場
稽古で使わせていただいている部屋へ行くと、開始時刻前にもかわらず電灯がついていました。扉の前で立ち止まり中の気配をうかがうと誰か先に来ているようです。扉を開けると以前の記事で紹介した7年生のK練習生でした。入室すると練習をやめ声をかけてきました。特別教えたわけではありませんが、この者は旧来の我が会の意思を確実に受け継いでいるようです。

振り返ると、5年前に入会した者あたりが最後で、それ以後は主宰、共催、協力団体の別を問わず、平気で遅刻、欠席し、挨拶すらしない者が急増しました。中年と呼ばれるような世代に顕著に見られる傾向です。個人的なこだわりかもしれませんが、年長者といえどもものを習う立場にあって、遠くから呼びつけにする姿勢にはどうも腹が立ちます。用があるならオマエのほうが来いや、って思ってしまうんです。

それはそうと、今日は長拳の5名が全員出席で賑やかにやっていました。その傍らでK練習生がずっと基本拳のひとつを打ちながら黙々と往復しています。

稽古時間の終わり近くに排打の練習相手をしましたが、しばらく、正式な練習生が不在でしたので実に数年ぶりです。
いや~、なかなかいい手応え、というか、”身応え”です。細身にしては安定感があります。中・高と陸上部に所属していたことが影響しているのでしょうか。

実は、自分はこれまで動作に対する認識の向上を目的として長拳の動作を利用して護身術的なことや使用法的なことを何度か助言してきましたが、逆にそれが、拳法を習った、護身術も習った、などという極端な考えに変わってしまったことを危惧していました。そこにこのようなややハードな練習法を見てもらうことによって、先の妄想にも似た思いを払拭することができるかもしれない。そんなことを考えました。成果があったかどうかはまだ分かりませんが、術が単なる知識を得ただけで身に付くものではないことを理解してもらえれば幸いです。





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Last updated  2006.03.05 14:32:14
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