日常あるいは乗馬な日々♪

日常あるいは乗馬な日々♪

070430_マリオじゃないよ。




今日は知人2人と一緒に外乗。
どちらも女性だぞっ!(≧▽≦)

場所は桜川市?にある大和HP。
9時につくばのアンブル乗馬クラブで待ち合わせをして,そこから大和へGo!

1時間弱くらい走ったかねぇ。
入り口が非常に分かりづらかった。
なぜって,別の名前の看板が立っているんだもの。
1本曲がった先にようやく「大和ホースパーク」の文字が。
それはもっと手前の曲がり角に置いとかなきゃダメじゃーん。
自力ではたどり着けない場所だな,ここ。





このクラブ,全体的な造りが「ウェスタン」な感じ。
クラブハウスもそうだし,乗り方もそうだし,何よりオーナーさんがサングラス+カウボーイハットだったし。

あとは,動物がやたらと多い。
馬はもちろんだが,ほかにも犬,ロバ,フェレットなど。
探せばほかにももっといたかもしれん。

馬は全部で30頭くらいいるのかなぁ。
なんかやたらと多かった。
そして,黒くて小さい犬があっちチョコチョコ,こっちチョコチョコと走り回っている。
にぎやかだなーと思っていたら,レッスン中の馬場も遠慮なく突っ切っている。
馬も人も驚かないところを見ると,どうやらごく日常的なありふれた光景らしい。





しばらくすると馬が決まり,私は栗毛のルイージ。
緑じゃなくて,栗毛。
いや,深い意味はないんだけど。

ほかの2名はどちらも芦毛。
ちっこい芦毛と,それよりちょっと大きい芦毛。
私の目には同じ馬に見えるんだが,まぁ,気にしないでほしい。
どうせアモちゃんとメイの区別がつかない人なので。



少し馬場で乗ってから外乗ということになり,各自でFW。
感触を確かめてみる。
どの馬もまるっとして小柄な体型で,道産子とかポニーとか和種とかを掛け合わせた馬のよう。
よく分からんけど。

とりあえず軽速歩をしようとして乗り出したが,出ない。

・・・・・・。

キックするが,出ない。

・・・・・・?

舌鼓するが,出ない。

・・・・・・。(汗

脚の位置を変えてキック&圧迫するが,やっぱり出ない。







せんせぇ,速歩が出せませーん(泣)_l ̄l○lil








なんてこったい。
さくっと動くもんだと思っていたのに,なんだろうこの見事なまでの「合図無視」は。
いま考えてみれば,たぶん舌鼓もキックも「発進の合図」だと理解してない(そういう教えられ方をしていない)だけなんだろうけど,このときはちょっと焦った。
なにしろ速歩もできないんじゃ駈歩なんて無理無理無理。


困ったなー・・・と思いながらふと周りを見ると,ちっこい芦毛が軽快に速歩してるじゃないの。
しめた,この子の後ろについて行こう。
案の定,前走馬ができた途端に速歩を始めるルイージ。
他力本願だろうが何だろうが,動かせりゃいいのよ。  ←開き直り


時間がなくて駈歩まではできなかったけど,とりあえずリズムは分かったからそれでよし。







さて,今回はスタッフ・女性2人・私・会員さんの5名での外乗。
一番後ろの会員さんは上手な人で,初めて外に出る馬に乗っている。
今後のために慣らしていくみたいやね。
まぁ,こっちはそんなことに構っていられるほど余裕ないんだけど。
ちなみに,Aコースは15,000円,Bコースは10,000円となっていた。
AとBで何が違うのかはよく分からないが,今回はAコース。
林の中を抜け,ゴルフ場の脇を通り,田畑の農作業を眺めつつ,のんびり散策。
常歩7,速歩2.5,駈歩0.5って感じかなー。



わざわざ外乗に行くんだから「駈歩ガッツリ乗れなきゃイヤ」とか考えそうだが,そうでもないんだな,これが。
前のクラブにいたときは,外乗=駈歩でないと不満だった。
というのも,クラブでほとんど駈歩をやらせてくれないから。
たまにゃー広いところでのびのびと駈歩をしたじゃーん!とか思って外乗に行っていたので,走れなきゃ意味がなかった。


しかし,今のクラブはみっちり,たっぷり,それこそお尻の皮がむけるくらい(※注:私が未熟なだけ。)駈歩をやらせてくれるので,慢性キャンター欠乏症はすっかり回復し,むしろ「のんびり乗りてぇ。。。」という気持ちが強い今日このごろなので,のほほんと景色を眺めながら馬の背に揺られる外乗がありがたかったりする。





とはいうものの。
やはり初めての馬でもあり,そんなに落ち着いて乗ってもいられないわけで。
先頭を行くスタッフの馬がサラ?くらいの大きさだったために歩幅が広く,後続の我々の馬はどうしても遅れがち。
そして,間が空くとすぐにでも詰めたいこの馬たちは,常歩をしててもすぐに速歩でトコトコ走って行き,追いつくとまた常歩,という運動をずっと繰り返していた。
一定のペースで動かすことができん。。。

これは駈歩も同じで,だだだーっと駈けだしたかと思うと,前との距離がなくなって遅くなり,また間が開くと猛烈にダッシュ。
乗ってるこっちは結構疲れる。
一定のペースでタカタン,タカタンと乗れればもっと楽なのになー。





あとは,ルイージの困った癖がひとつ。
いい感じで屈頭していても,不意にグッとあごを地面方向に下げる。
別に草を食べようとか足がかゆいとか,そういう理由ではないみたい。
しかし,かなりの頻度でグイッと引っ張られるもんだから,そのたびに手綱を持っていかれて上体まで引っ張られてバランスが崩れる。
なんなんだろうね,これは。

そして,その癖のおかげで駈歩発進のときにヒヤリ。
なんか知らんけど,あごを思いっきり下方に下げ伸ばしながらロケットスタート!Σ( ̄□ ̄;)
危うく馬の前に放り投げられるところだった。
1回目で懲りたから2回目のときはどうにかこらえたけど,あれは危険だ。
まぁ,私の前を行くベテランさんの馬はもっと強烈な発進の仕方してたけど。
知らなかったら100%放り投げられるだろうという動きだった。
あっちの馬でなくてよかった・・・






そんなこんなで,「のんびりと見せかけて実は結構スリリング」な外乗は1時間ほどで終了。
いやー,生きてるってすばらしい。





。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



帰り道はビアスパーク下妻へ立ち寄り,軽い昼食とお風呂。
ま,お風呂は汗流しただけだからいいとして。
馬場人の話を聞くのは面白いな,と思った。
このところよく反対駈歩をやるのだが,いつも同じようなところで行き詰まって崩壊するので,どうやったらいいのかよく分からなかったのだが,ベテランさんにいろいろと教えてもらって,なんとなく方向性が見えてきた。
今度ためしてみよっと。


あとは,馬術,とりわけ馬場馬術は理論・理詰めの要素が大であるってことを再認識。
反対駈歩という運動をさせるためには,どうすればいいか。
今まではどういう扶助をすれば反対駈歩を継続できるか,ということしか考えていなかったが,実はFWの段階からきちんとステップを踏んでいかないと反対駈歩にたどり着けないということが分かり,目からウロコだった。
まぁ,言われてみればナルホドそのとおりだな,と。
考えなしにぼけー・・・と乗ってちゃあ,いかんのよ。




うーーーん,奥が深いっ。
そして,馬の話をあれこれしていると・・・・すぐに乗って試してみたくなるんだな,これが( ̄ー ̄)。
馬乗りの性,かねぇ。




ふと気がつけば,乗馬を始めて丸3年。
早いね。
まだまだこれからも乗り続けるぞぅ!




                         (おしまい)






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