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2008年10月07日
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カテゴリ: 家族ってなに?

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オヤジから聞いた、シベリア抑留の話・・・。

オヤジのその後の生き方に、深く関わっている、
と思うんだ。

シベリア、
あの北朝鮮よりさらに北側、極寒の地。

どうも生活は、
こんな様子だった、らしい・・・。

・住居 集団生活するためのバラック小屋
    暖房器具など、ほとんどなかったそうだ。
    ストーブで、湯気を出して湿度を高めて寒さをしのいだ。
・食事 シベリアに生えてる、なんとかいう植物
    (通常は、馬とかに与える飼葉みたいなもののようだ)
    食べても、消化不良か下痢を起こす。
    そのうちには、栄養失調となる。
・労働 シベリアの原生林を開拓する。
    木を切り倒すのが、主たる仕事だった。

オヤジの仲間は、最悪の生活環境と過酷な労働に耐えられず、
次々に死んでいった。

その地は、ツンドラ地帯で、冬には、
ツルハシも利かない。
だから、埋葬もできず、死んだ仲間の遺体は、
自分達のいる小屋近くの空地に
積み上げていくしかなかった。

いくら追い払っても、野生の動物達が、
仲間の遺体を、食い散らしにくる。

食い散らされた骨からのリンが青白く燃え、
「ひとだま」のようにユラユラ、空中に舞い踊る様が、
小屋の中から見えたそうだ。
・・・毎晩のように。


当時のソビエトの管理下に置かれたわけだから、
捕虜の日本兵には「共産主義」についての教育がされる。
そして「共産主義」に反対する意見を漏らすヤツが
いたとしよう。

そこには「密告制度」なるものがあったそうだ。
「共産主義」反対の意見を漏らすヤツが密告される訳だ。
別に何も言わなくても、言ったといわれればオシマイ、だ。

仲間を売った密告者には、当然「ごほうび」がある。
生活環境も改善され、労働も軽減される。

仲間を売らず、生き延びるには・・・、
いいことも、悪い事も、何もしない。
息をひそめている・・・、
そうしないと、生きられない世界が、
そこにあったのかもしれない。

ジっと動かず、
自分の体力を温存する・・・、
そうした者だけが、生き延びたのかもしれない。


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Last updated  2008年10月07日 09時38分39秒 コメントを書く
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