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すべての生命は、個体保存の本能と種族保存の本能を持つ。

この本能が人間によって極端なまでに先鋭化され、しかも歪められ、幾多の残虐な犯罪を生んでいる。


最近見たテレビで、めす猫が生まれたばかりのカルガモの雛を、自分の子どものようにいとおしく舐めているシーンが流れていた。
ちょうどこのめす猫は、自分の子猫を失ったばかりだったという。

このシーンを見て、猫には個体識別能力がないから、カルガモの雛と自分の子猫と勘違いした、という結論を持つ人もいるだろう。


しかし、そうだろうか。

子猫を失ったことにより高められた母性本能が、個体保存の本能や種族保存の本能を越えて、「弱いものへの憐憫と救済の感情」を生み出したのではないか。

この感情のもとでは、そもそも個とか種とかという概念は、どんな意味を持つのだろうか。


母性本能。自分の生命よりわが子の生命を優先しようとする本能。




異常なまでに個体保存の本能と種族保存の本能によって支えられている現代社会。

この歪んだ社会の救世主となるのは、この「母性」という能力かも知れない。


しかし、最近の人間はこの母性本能さえ歪められているような気もするが…。





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最終更新日  2007年07月24日 09時16分03秒
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