いつも長文の感想解説、ありがとうございます

火を擬人的に描いたという点、ものすごく納得です
数多くの名優を前に
確かに主人公は火というのに説得力を感じます
(2024年08月27日 03時03分40秒)

やっほっほ~

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2024年02月05日
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カテゴリ: 海外の映画


タワーリングインフェルノ

サンフランシスコの空にそびえ立つ
138階建ての世界一高い超高層ビル“グラス・タワー”が落成の日を迎えた。

設計者のダグ・ロバーツ(ポール・ニューマンさん)と
オーナーのジム・ダンカン(ウィリアム・ホールデンさん)は、
屋上に立って眼下にひろがる市の光景を見下ろしていた。

惨事は、そのときすでに始まっていた。
“グラス・タワー”の地下室にある発電機が故障したため
主任技師のキャラハンが予備の発電機を始動させたとたんショートし、
81階にある物置室の配線盤のヒューズが火を発し、
燃えながら床に落ちた絶縁体の破片が発動機のマットをくすぶらせ始めたのだ。

保安主任ハリー・ジャーニガン(O・J・シンプソンさん)の
緊急報告を受けたロバーツは
配線工事が自分の設計通りに行われていないのに憤然として、
落成式の一時中止を申し入れたが、
ダンカンは拒絶。

火災の発生をまだ知らない“グラス・タワー”の借間人たちは
落成式パーティの準備に浮き足立っていた。

1階から80階までがオフィス用、
それから上は住宅用に作られたこのビルには、
すでにさまざまな人が住みついていた。

外部からの招待客もそうそうたる顔ぶれで、
上院議員ゲイリー・パーカー(ロバート・ヴォーンさん)、
サンフランシスコ市長ロバート・ラムゼイ(ジャック・コリンズさん)などがいた。

入口のリボンが市長の手によって切られると、
人々は135階のプロムナード・ルームへ直行し、
ビルの全てのライトがともされ
“グラス・タワー”の全容は夜空にクッキリとあらわれた。


だが81階の物置室から出火した火は拡がり、
連絡を受け現着した
消火隊隊長のマイケル・オハラハン(スティーヴ・マックィーンさん)は

ただちにロバーツと“グラス・タワー”の設計図を検討した上、
79階に司令センターを設置、
ダンカンに緊急避難を令じたがすでに大混乱が始まっていた。





特に後半は
何回見ても
見入ってしまいます。

久しぶりに見て感じたのは
大スターを使っているけど
大スターのためのシーンが見当たらないこと

映画のためのシーンの中に
大スターがいるっていう感じを受けました。

無駄にお顔のアップがない
あっても当然、煤だらけのボロボロですし

3時間の長い作品ですが
前半は華やか
後半はハード

後半は
CGで作られた映像に慣れてきた今見ても
その迫力と緊迫感は凄まじく
子どもも見入っていました。

ところで
子どもと一緒に見たせいか
隣のビルにロープを渡して救命カゴでの避難シーンに
カイジの鉄骨渡りを思い出したのでした。


カイジ 人生逆転ゲーム [ 藤原竜也 ]


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最終更新日  2025年08月27日 01時27分57秒
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Re:『タワーリングインフェルノ』【映画】やっぱり凄い映画(02/05)  
tetsu8672  さん
懐かしい映画ですね。
私は、映画館で見た世代です(笑
幼い兄妹にアイスクリームを食べさせてあげた優しいバーテンダーさん、最後に死んじゃいましたよね? (2024年02月05日 09時01分51秒)

Re:『タワーリングインフェルノ』【映画】やっぱり凄い映画(02/05)  
こんばんは。

大昔にTVの『なんとかロードショー』で
観たきりです。
何となくは覚えているんですが。

岡田あーみん氏が『お父さんは心配性』で
コレのパロディやってたのはよく覚えて
いるのですけどね。
(2024年02月05日 22時32分07秒)

Re[1]:tetsu8672さんへ  
てらま  さん
あのバーテンダーさんは何回見ても助かって欲しい人でした・・・

さすがにこの人は助かる助からないとある程度分かりながら見ているので
ちょっと切なくなるときもあります。

(2024年02月06日 01時01分17秒)

Re[1]:せつぶんまめさんへ  
てらま  さん
私も「なんとかロードショー」何回も見た記憶があります。
今思うとあちらこちらカットされていたのでしょう・・・

スティーブマックイーンさんが好きで
DVDも持っていたりします。

でも、パロディは全く知らなかったりします・・・
(2024年02月06日 01時04分12秒)

『タワーリング・インフェルノ』  
オーウェン さん
こんばんは、てらまさん。

映画的緊張感に満ちたパニック映画の一つの頂点を示した作品が、この「タワーリング・インフェルノ」だと思います。

この映画「タワーリング・インフェルノ」は、「ポセイドン・アドベンチャー」を製作し、大ヒットさせた大物プロデューサーのアーウィン・アレンが、メジャーであるワーナー・ブラザースと20世紀フォックスの史上初の共同製作、分担配給を実現させると共に、当時のハリウッドの大スターであった、スティーヴ・マックィーンとポール・ニューマンの本格的な夢の競演を実現させた事でも有名になった作品ですね。

この映画が製作された1970年代は、日本で"パニック映画"と言われ、現地アメリカで"ディザスタームービー"と言われた、このジャンルの映画が次々に製作されるようになりましたが、1972年の「ポセイドン・アドベンチャー」がその大きな決定打となり、続くこの映画でその頂点に達した感がありました。

これら一連のパニック映画は、1960年代の経済繁栄と精神的な頽廃への人間的な反省を呼び覚ます警鐘としての意味を持っていたように思います。

そして、この映画は、災害に立ち向かう冒険物のスペクタクル映画として、「ポセイドン・アドベンチャー」と酷似していて、消防隊長オハラハンを演じるスティーヴ・マックィーンは、「ポセイドン・アドベンチャー」の勇敢な神父ジーン・ハックマンを彷彿とさせる、アメリカ的なヒーロー像として描かれていると思います。

「ポセイドン・アドベンチャー」は、転覆した巨大な豪華客船での"水"との戦いでしたが、この映画は、超高層ビルでの"火"との戦いです。
そして、この映画の最大の主役は、最初から最後まで"火"そのものです。

消防隊長のオハラハンも、ポール・ニューマン演じる、この超高層ビルの設計家ロバーツも、その妻フェイ・ダナウェイも、そして、この超高層ビルの建設を請け負った建設業者のウィリアム・ホールデン、その他のフレッド・アステア、ジェニファー・ジョーンズ、ロバート・ヴォーンなどの豪華な配役も、この燃えさかる"火"に圧倒される脇役にすぎないのです。

考えてみれば、この原作の「ザ・グラス・インフェルノ(ガラスの地獄)」においても、"火"は生まれたばかりのか弱い赤ん坊から、少年、そして青壮年へと育っていき、やがて燃え尽きるという擬人的な手法で書かれています。

サンフランシスコの空をついて聳え立つ、138階建ての地上520m(東京タワーの約1.5倍)のグラス・ビル。
良心的に設計されたこの建物も、建設業者が資材を値切ってリベートを取った配電関係の手抜き工事が原因となって、81階の配電盤から出た火花が、対策の手遅れのため、勢いを増して天をも焦がす大火災へと拡大していく過程を、ジョン・ギラーミン監督は、映画的緊張感に満ちた大スペクタクルの連続でたたみかけていきます。

その緊迫感は、有毒ガス、保安完成検査、貯水タンク等々の、現実的にはおかしな問題点を、我々観る者に気付かせないうまさで進行していきます。

また、撮影技法的には、俯瞰とロングのショットが実に効果的に使用されているなと思います。

そして、この映画の中で最も印象に残ったのは、映画のラストで、消防隊長オハラハンと設計家ロバーツが交わすセリフのやりとり。

オハラハン「確実に消化出来るのは7階までなのに、君ら建築屋は高さを競い合う」
ロバーツ「人が生きて働ける建物を作る気でいたのに----。費用を削るなら何故、高さを削らないのだ」

ロバーツ「この残骸を修復しないで、ここにこのまま残しておくべきかも知れない。人類の思い上がりの象徴として----」
オハラハン「今にこのような火災で一ぺんに一万人も死ぬ事になるだろう。だが、俺は火と戦い続ける。だが今に誰かが聞きにくる。ビルの建て方をな」

つまり、建物について最も詳しいのは、"火"を消す側であり、それを建てる側ではないという、アイロニーに満ちた辛辣な言葉で締めくくられているのです。

そして、映画の冒頭のタイトルには、「この作品を、全世界の消防士に捧げる」と謳っているのです。 (2024年08月13日 18時33分58秒)

Re:オーウェンさんへ  
てらま  さん

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