倫理の進化

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若樹

若樹

2012.10.08
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カテゴリ: 思想
そう思っている間に、過労から病魔は驚く程近くへ来ていた。

話し合う予定日を待っている間に、疲れ切って抵抗力を失った体は、
腸内に雑菌を繁殖させて、急性腸炎で、私は9月26日に倒れた。

白血球は、通常の倍になっていた。

夕方6時過ぎ、仕事の予約があって準備中、下腹部に凄まじい痛みに襲われ、
立って歩く事も出来なかった。
激痛に叫んだ。

この時間では、やっている所は評判悪い、厚生病院しかない。


予約のお客様に、息も絶え絶えにキャンセルさせて頂く電話をして、
二時間、お腹の中から「エイリアン」が肉を裂いて飛び出して来るって言うのは、
こういう痛みだろうかと考えていた。

とうとう力尽きて、近所のおばさんに電話して、救急車を呼んで欲しいと
一言頼んだ。

救急隊がすぐに駆けつけたが、私は何も答えられず、病院へ連れて行かれて、
当直の出張医が現れて、ベッドの上でうめく私を診察もせず看護士に、
食事を食べ損ねただの、でもお陰で美人の看護士さんとご一緒出来ると、
軽口を叩くのを聞きながら、いつ、診察する気だと、怒りながら激痛に耐えた。

診察する前に、
「北原さん、診察するとお金がかかりますけど、支払いますか。約束しますか。」


去年の9月、やはり過労で倒れ、夜中救急で行った時に、「罹りつけはウチでは
ないですよね?」

と、看護士に言われ、担当医も心臓の動悸を収める処置しかせず、
車椅子に乗らないと、動く事も出来ない私を、「明日罹りつけの病院へ行って
下さい。」と、事実追い返した。


行った時には、「危篤一歩手前」と言われ、そういう経緯から、前回の診察は
納得行かない。と、言って、数千円「ちっちゃい点滴一つと、深夜診察代金」だが、
支払いを拒み、院長との話し合いを求めていた。

その事を、この状況で言ってるのだ。

痛みに叫んでる人間に、「お金を払いますか?」と聞ける人間はそうは
いなかろう。

この病院は、町では誤診、いい加減、ろくな医者がいない、で有名なのだ。
数日前に、まだ若い私の知人がこの病院で亡くなった。
後で知ったが、私の入院中、隣の病室に入った男性がそうだった。

これを書いてる今は、10月8日。
今日、彼のお通夜に行って来た。
家族に、「大丈夫ですよ。」と医者が言ったほんの二時間余りで、彼は
看護士が気がついたら返らぬ人となっていた。

家族は最後に立ち会えなかった。

今、この亡き人の多くの知人達は、とてもネットで書けない発言を、
この病院に対して口々に行っている。

皆、一様に同じ事を言って、「生きたいなら、行く病院を選ぼう。」と話す。

こういう病院なので、私も町民の多くも、他に罹りつけの町医者を
持っている。

ともあれ私の診察は行われ、所見は、

「虫垂炎か、卵管茎捻転」

レントゲン撮って、CT二回撮って、採血して、尿検査して、原因が
分からないから、釧路の病院へこのまま行った方がいいと言う。

一方私は、ようやく痛み止めが効き始め、起き上がって、何とか会話
出来る状態になっていた。

現状で分かってるのは、腸が雑菌に感染して、腸炎を起こしていて、
白血球が、通常の倍程も上がっていると言う事。

「雑菌に感染」の言葉を聞いた瞬間、自分の中で、何が原因かはっきり
分かった。

虫垂炎ではない。
あれは、一度やった事がある。
あおの時も、赤ちゃん猫の捨て子を二人育てていて、病院へ行った時には、
(当時は国立病院があった)破裂寸前とインドネシアからの医者に告げられたが、
子猫の為に、死んでも病院を責めないから、即抗生物質を投与して、点滴で散らして
くれと言って頼み、毎日通院するのを条件に、手術を受けず、私は助かった。

あんな痛みではない。
卵管茎捻転の可能性は否定出来ないが、ついこの前、また虫歯菌に感染して、
抗生物質を服用続け、一度感染を抑えた。

それが今度は、ほぼ間違いなく、腸にやって来たのだろう。
抗生物質の点滴で治る。
自分でそう確信した。

院長と話し合って、完全にこちらの希望通りの治療を行ってもらう事を
取り決めた。

まず、入院して、毎日抗生物質の点滴と、栄養剤の点滴。
レントゲンの結果では、胃が殆ど動いていなかった。

最低三日間は、絶食。
毎日、数時間、外出許可を貰って、犬猫の世話をしに帰宅するのを
認めてくれる事。

今回は、入院中、看護士さんには大変お世話になった。
但し、主治医の院長は、一度も診察に現れず、二回、来たのは入院時の
担当医でもない、これまた出張医だった。

田舎暮らしに憧れている人には、こういう現実を伝えておきたいと思う。

結局、私は四泊五日の入院で済んだ。

毎日、子供達の世話で許された外出時間は、二時間オンリー。

汚物を片付け、ご飯をあげ、お水を替えて、山へ行き、フードや猫砂の
買出しに、その時ばかりは痛みを忘れて駈けずり回った。

近所のおばさん達が、私が入院した翌日の朝、私の家へ入って、猫達や、
去年の1月に置いていかれたままになった、ダックスとビーグルのベルとラブに、
買って置いた缶詰をあげてくれていて、本当に安堵して、感謝した。


金曜日の夜から、月曜日の午後の採血まで、抗生物質の迅速な治療はしっかりと
効果を出して、月曜日の夜、始めて食事が出た。

考えてみたら、金曜日、食事は朝一回カレーを食べただけで、三日間、
何も食べずに栄養剤だけで、よく毎日外出して、世話に奔走出来たと思う。

月曜日の夕飯と、火曜日の朝食を食べて、異常がなく、白血球も、普通の
値に戻っていたので、私は火曜日の午前中に退院した。

安心して、溜まった心身の疲れが一気に出たのは帰宅してからだった。

四日雑な掃除をした家は、とても放置して休む気になれず、また、その日
歯医者の予約もあったので、こちらの治療も感染を抑えるのに、遅らせては
いけないと、午後二時の予約の時間まで、家中丁寧に一部屋一部屋、掃除して
回った。

歯医者に行った時には殆ど抜け殻だった。
もう体力はない。
そこで、別の町医者へ行って、「にんにく注射」を打ってもらった。
アリナミンの注射だ。

疲れ過ぎのせいなのか、打ってもらって、3時間以上は効果が現れない。
4時間もすると、しっかり効いてきて、まず、過労で力を失ってる筋肉の中で、
最も動かないと辛い、喉の筋肉が力を取り戻して来ると、ようやく肺に酸素が
満たされて来る。

結局、夜9時まで、家を掃除して回った。

入院中、庭の子が3日目の外出許可を取って世話をして、病院へ戻る際に、
酷く不安な目で私を見ていたのが、胸が痛かった。

帰宅後、ゆっくりと掃除する私を見て、ようやく安心した様だ。

それから、今日までずっと、仕事を休んでいる。
過労から、退院後、気が抜けて疲れがまた出て、今度は逆に、食事が
食べれなくなったのだ。

それは今朝まで続いていた。
何しろ、ガスを使ってインスタントラーメンを作る気力すらないのだ。

空腹よりも、動きたくない気持ちが勝つ。
子供の世話で、精一杯だ。

今日も、起きてから、何も食べずに子供の世話をして、疲れで食事を
どうするか、途方に暮れていた。

風邪も引いている。
知人のお通夜は遠慮して、明日、告別式に行こうかと考えてる時、
知人から、昼餉のお誘いの電話が来た。

弟子屈に、この釧路地方では有名な、手打ち蕎麦屋がる。
「えちご」と言う。
そこで一緒に食べようと言われ、初め食欲がなくて断ったが、ここで
食べなくては、と、考え直し、「えちご」へ向かった。

乱切りで太い、喉越しの良い蕎麦を、いつも注文する「冷やし山かけ」で
食べると、少し気力が戻って、力がついて来た。

蕎麦もいいが、とろろも栄養が高い。
結局、お陰で少し力が戻って来た。

お通夜にも行けて、近所のおじさんが山で採って来たきのこのおすそ分けを
頂き、帰って来てから、うどんと煮込んで食べた。

ここから、何とか体力が少し回復しそうだ。
そんな訳で、このブログも、下書きの続きを書いている。

絞めの文章は、また時間と気力がある時に。
今日はここで、子供の夜ご飯とトイレの世話をして、休む事にする。


そして、また困った続きが・・・・。

昨日(11日)から、今度はまた、先月感染症を起こした奥歯。
手術予定で、釧路の大きな病院に予約をしている・・・。が、また、歯茎の中
から、化膿が始まったのに気がついた。

15日の月曜日に、改めて予約を入れてあるので、数日だが、今回も、
もし犬用の抗生物質で凌げるなら、それまで待つ。

1日薬を飲んで、化膿が増殖しないでも、治癒方向に向かってる感じがしない
なら、即歯医者に行って、抗生物質を頂く。

そう決めて、11日様子を見たが、翌12日(現時点では、本日)一向に良く
なってる感覚がないので、二週間前の入院を考え、即歯医者に連絡をして、
事情を話し、抗生物質を15日までの三日分、出してもらった。


私は、9日まで仕事を休み、10日夜、仕事を試しに一件取った。
翌日から、もう、免疫が落ちて、通常なら感染しない、弱い雑菌にも抵抗
出来なくなり、再び感染症に陥った。

仕事を辞めて、子供の世話だけ専念するか。
それでもここまで溜まった疲れは取れない。
何故なら酪農家と同じ、いきものの世話は毎日あるからだ。酪農家はそれで
食べているが、私はそれはボランティアの仕事。収入の為に、別に毎日仕事を
しているのだから、仕事一つ辞めても、体力回復には及ばない。
ボランティアそのものを、暫く休まなくては回復はきっとない)。

勿論収入はなくなる。
私は、支援募集を基盤にボランティアを始めた事はなく、それは20年以上
理念として変わっていないので、自分が働かない訳にはいかない。






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Last updated  2012.11.30 01:46:04


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