金大中事件、韓国が日本に24日陳謝
韓国の情報機関である国家情報院が、1973年8月に都内のホテルで発生した当時の野党指導者、 金大中氏(前大統領)の拉致事件に関して「中央情報部(KCIA=同院の前身)が主導的に関与した」と初めて公式に認めたことが23日分かった。韓国政府は 「日本の主権を侵害していた」として柳明桓(ユ・ミョンファン)駐日大使が24日に木村仁外務副大臣と会い、経緯を説明して陳謝する。
日韓関係筋が明らかにした。国家情報院の「過去事件真相究明委員会」は24日、これらを明記した最終調査報告を発表する。同事件は時効が中断中のため、日本政府は韓国側の説明を受け、捜査当局が事実関係などを確認する考えだ。(07:00)
PR
Comments