珍味あります!やまねこ軒

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2006年05月04日
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カテゴリ: おでかけ♪
旅は、日本の本屋から始まった。

「旅の初心者の本の虫」には旅の友になる1冊が必要なのだ。

いろいろパラパラとめくって直感で1冊に決めた。

『ニューヨーク』(成美堂出版)

コンパクトにまとまっているものと情報が多いものだったら、
私は後者を取るタイプだと思う。(だから、かばんが重い。)

小さい本よりも、ちょっと厚めでも読み応えがあるガイドを
選んだのだった。

一緒に街歩きした友人もこの本をよく見ていたから、
この選択はよかったんじゃないかと思っている。


ニューヨークに出るために、 NJ Tranjit に乗った。

が、実は、乗るまでが大変だった。

最初、宿から一番近いPrinceton Stationまで歩いていったのだけど、
切符を買うと、なにやら様子がおかしい。

駅構内に入ろうとしたら、"out of service"のかんばんが・・・。

なんで、いきなり運休!?

近くに止っているバスがいてニューヨークに行くバスかと
訊いたのだけど、それが運転手さんに勘違いされたようで、
ニューヨークに行くバスはPalmer Squareから出るよと言われてしまう。

実際、NJ Tranjitはバスも運営していて、確かにニューヨーク行きのバスは


あとあと考えるとあのバスは、主線がやってくるPrinceton Junctionまでの
代替バスだったんだよね。

と気づいたのは、あとのこと。

とりあえず宿に戻り、フロントで相談していると
ちょうどその近くにいたのがタクシーの運転手さん。


Princeton Junctionまで乗せてもらった。

17ドルということだったので、20ドルを払う。

ここまでの交渉は友人がいなければできなかったと思う。
(職場の人々は、私以外はみんな英語ができる人たちなので。)

ここで、"Please keep the change."と言えた自分の
ささやかな一歩に小さく拍手をしておくことにしよう。

もし、日本の鉄道が駅に行ってみていきなり運休になっていたら、
たとえ支線でも大騒ぎだと思う。

電車が遅れているとなったら、たとえ数分遅れでもアナウンスが入る。

が、それは日本だけのことだったのだと実感した。

駅に着くと、時刻表では電車が出た後の時間なのだけど、
ホームではたくさんの人が待っていた。

すると間もなく乗るべき電車が入ってきた。

これを逃していたら、30分は次が来なかったからほっとした。

思いがけない始まりだったけれど、ツイていたんだと思う。

乗ってしまえば後は楽で、Princeton JunctionからNew Yorkまでは
1時間ほどで着く。

着くのは、31st沿いにあるPennsylvania Stationで、
ニューヨークのMidtownにあたる。

ここからとにかく、ひたすら歩いた。

ニューヨークの街並みは、ストリートとアヴェニューが碁盤の目のように
交わっているところが多いし、住所がすべて通りの名前で記されている。

方向音痴でも、最初に自分が立っている位置と地図の向きが合わせられれば
なんとかなるものだ。

といっても、最初は地図の向きを間違えて違うほう稿に歩いたけどね(汗)。
最初だけであとは間違わなかったから、まぁまぁということにしておこう。

街歩きは、人生と同じようなもので、
目的地と違うと思ったら、そこからどうにか
挽回を図ればいいのだ。

ちょっとずれているなら、ちょっと修正すればいいし、
どうも反対方向だと思ったら、きびすを返せばいいだけのこと。

目的地と立ち位置の関係がわかって、地図が使えればいいのだ。

ニューヨーク公共図書館(Central Research Library of the New York Public Library)にもぶつかることだし、
五番街を北上していくことにした。

ニューヨーク公共図書館中央研究図書館

ここは、リサーチ図書館なので、一般的な本が並んでいるというよりも
調査用の本やパソコンがあって調べものをするといった感じのところ。

ちょっと昔風の図書館のにおいがした。

(こういうところは雰囲気的には好きな方なのだけど。)

障害者対応のカウンターがあったけれど、展開されているサービスにも
古さを感じた。

パンフレットに

Services for Individuals with Mobility Impairments

Services for Individuals for Visual Impairments

の項目しかなかったし、

機器としては、Braille typewriterとかKurzweil Personal Readerとか
closed-circuit televison enlagerの文字しか見つけられなかった。

読書や図書館の利用にサポートが必要なのは、肢体不自由者や
視覚障害者だけではないし、サポートに使える技術はもっともっとある。

パンフレットは1980年代で止っている気がした。

でもこれが、branch libraries offering special services for visually impaered persons のような障害者対応を特別にしている機関以外の
一般の公共図書館の現実の姿かもしれない。

日本でも、サービスをしている図書館としていない図書館とで
差があるのだから、その点は同じということだろうか。

さらに五番街を北上し、セントラルパークへ。

Sheep Meadowでしばし寝転んだ。ちょっと芝生が湿っていたけどね。

セントラル・パークのシープ・メドー


公園の東から抜けて、昼食は、本に載っていた
E.A.T. へ。

タマゴサンドイッチを頼んだのだけど、えっらいでかかった。。。

E.A.T.のタマゴサンドイッチ

サンドイッチって三角じゃないのか。。。

これで2つは食べられないので、1つは友人が頼んだパンと交換。

近所の人たちでにぎやかなお店でしたね。

追加注文のコーヒーは2人分を自分で頼めました。

(って、これじゃ、「はじめてのおつかい」や「ひとりでできるもん」の
レベルじゃないのか(苦笑)。)

店員さんに日系人らしい人がいて、"Do you come from Japan?"
と友人に話し掛けてきました。

でも、最初、come from がコーヒーなんとかに聞こえて、
で、私たちはコーヒーを飲んでいるところだったから、
コーヒーがどうしたんだろうと思ってなかなか聞き取れず。

彼は日本から来てくれてありがとうといいたかったようで、
「どうもありがとう」と言っていました。

外国語を母語にする人が覚えている日本語ってかなりの率で
「ありがとう」であるような気がします。

昨年、スウェーデンに行ったときも
チュルン(イェーテボリの近くの島です。)で
アイスクリーム屋さんに「どうもありがとう」って言われたし。

次に行ったのは グッゲンハイム美術館 。

ちょうど David Smith の特別展をやっていました。

鉄細工・・・と言えばいいのかな。タイトルのとおりの写実的なものと
いうよりもイメージで見ていくような感じ。

想像によっていろいろなものに見えてきます。

グッゲンハイム美術館は、建物自体のつくりがおもしろくて、
ナナメにできた回廊をぐるぐる回りながら作品を見ていきます。

たまに個別の展示スペースも作ってあり、スペースの使い方が
おもしろいところでした。

で、ここでもエレベータが"out of service"に。

回廊を上りながらじゃなくて下りながら見た方が楽かと思って、
最初に上に上ったんだけど、なぜか6階に着いてもエレベータが開かない。

下に下りてしまい、また別の人が乗ってきた。その2人の男性も
6階に行きたかったからもう1度トライしたんだけど、やっぱり降りそうになる。

その人たちが扉を手で開けてくれて、なんとか4人とも6階で脱出。

あとでエレベータの前を見てみたら"out of service"になっていた。

自分は決して、嵐を呼ぶ女ではないはずだ。

千歳空港で嵐になって出張が1日のびたことはあったけど、
ニューヨーク・プリンストンにいた間はずっと晴れていたんだ。
たまに電車が来なかったり、エレベータが壊れたりしただけで。

宿泊ホテルもエレベータが壊れ気味だったな。
ボタンを押してもぎゅーっと押さないとなかなか来ないという。
(エレベータにこんなのあるの!?)帰る前の日は真ん中の1台が
やっぱり"out of service"に・・・。

手でこじ開けるとかぎゅーっと押すとか
アナログなことばかりしていた気がします。

次は、地下鉄の86stに行き、そこから一気に南下して
Spring Stまで乗りました。

ニューヨークの地下鉄は、かつては危険だから乗るものではない
と言われていたのですが、座席をプラスチック製にして
落書きを徹底的に消したら、風紀がよくなったのだとか。

実際、街の人が通勤や移動に利用しているようでした。

駅名もストリートナンバーで、地下鉄の番号も数字やアルファベット。

そうそう、あちらは完全にカード社会なのですね。

電車も地下鉄もクレジットカードでも切符が買えます。

地下鉄は、最初から階段に方向が書いてあるのですね。
南北方向に移動する路線だと、Up Town、Down Townとなっていて
その階段を下りると切符を売るところがあって、自動改札があって
すぐその方向の列車が来るホームがあるという形になっています。

システムがわかれば、はじめての人でも使いやすいと思いました。

さて、Spring Stに着いてからは、
SOHOをウィンドーショッピングしながら歩きました。

結構、夕方遅くまで暗くならないのですね。

最後は、Hudson Riverの見えるところまで歩いて、
そこで夕日を見ました。

ハドソン川の夕日

休みたくなったらちょっとほっとできる自然がすぐ近くにあるのが
ニューヨークの良いところですね。

最後は、Christopher St Sheridan Sqから地下鉄で
34 St-Penn Stationまで移動して、Pensylvania Stationまで
戻って、ニューヨークの1日散歩は終わったのでした。

夕食はプリンストンに戻ってから食べようと思っていたのだけど、
部屋に帰ったら一気に眠くなってしまい、そのまま寝てしまいました。

着いた日も夕食を食べずに寝たので、
一時は「アメリカに行ったのにやせられるかも!?」
という希望もありました(笑)。

ですが、すべてがアメリカンサイズのアメリカンテイストなので、
結局、そういうわけにもいかず・・・。

いる間も帰ってきてからも、変な時間に眠そうにしている
以外は体調も悪くならなかったので、
まぁよかったということにしておきましょう☆

一日歩いたのだけど、まだ見ていないところが
たくさんあります。見ていないものの方が多いです。
いろいろな顔を持つこの街を見たと言えるようになるには
また何度も訪問する必要がありそうです。

そのいつかは、望めばまた実現することでしょう。


ニューヨーク






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最終更新日  2006年05月05日 16時00分14秒
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