ニューヨークからハード・ロックの超大物、噂のエアロスミス遂に日本デビュー
A面 1.エアロスミス離陸のテーマ 2.支配者の女- Lord of the Thighs 3.四次元飛行船- Spaced 4.黒いコートを着た女- Women of the World B面 1.エアロスミスS.O.S.- S.O.S. (Too Bad) 2.ブギウギ列車夜行便- Train Kept A Rollin' 折れた翼- Seasons of Wither 4.パンドラの箱- Pandora's Box 07年10月21日、「死ね死ね団のうた」と共にこの駄BLOGをリスタートして早15年。
今回は15周年記念ながら、何の思い入れもないエアロスミス(Aerosmith)が74年にリリースした2ndアルバム「飛べ!エアロスミス(Get Your Wings)」を取り上げたい。 エアロスミスのアルバム邦題といえば、73年リリースのデビューアルバム「野獣生誕(Aerosmith)」や、82年発売の8thアルバム「美獣乱舞(Rock in Hadr Place)」などの方がインパクトは強いのだが、全曲ちゃんと邦題付という点で、この2ndを高く評価する次第である。2ndながら帯に「噂のエアロスミス遂に日本デビュー」と書かれているのは、当時『野獣生誕』が日本では発売されておらず、このアルバムが日本でのデビュー作だったため。
でもってエアロスミスといえば、Run-D.M.C.がカヴァーした “お説教(Walk This Way)” や、98年に公開されたブルース・ウィリス(Bruce Willis)主演、スティーヴンの実娘であるリヴ・タイラー(Liv Tyler)も出演していた映画「アルマゲドン(Armageddon)」の主題歌 “ミス・ア・シング(I Don't Want to Miss a Thing)” 等がよく知られている。というか、失礼ながらその2曲ぐらいしか知らなかったりする。すんません、今も昔もエアロスミスには全く興味がないもんで…。 さて、このアルバムにちょっとだけ触れると、一押しは何といっても “ブギウギ列車夜行便(Train Kept A Rollin')” だ!邦題からして実に素晴らしい!ヤードバーズ(The Yardbirds)のカヴァーだそうだが、曲の中盤からのノリノリライヴver.がかなり格好いい。