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2021.02.12
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カテゴリ: 旅を推理する

前回、我々の旅も終わってしまうのかと思わせるトーンだったが、






この日の日中は、帯広から札幌へドライブ中心だった、上記がそのノート。

1982 年 8 月 20 日(金)  くもり

(欄外)
観光地を見るのは旅行である。
旅は人と人の出会い。
『水平線の向こうにはアー、アー、アー……』 見送りの踊りが始まる。
列車に向かって「いってらっしゃい」

6 00 、起床。

8 : 20 、YH出発。 38 号線

9 : 、狩勝峠

12 20 、富良野

1 : 20 1 : 42 、車両交換
富良野にて、
ラベンダーの苗木を買う。 500 円x3.
匂い袋、 400 円
しおり、 150 円

( 2 枚目)
2 : 40 、□方言

3 : 40 、崖

―――、石狩町 ガソリン補給  46 L  8280 円

5 : 15 、札幌駅

6 : 00 過ぎ、YH入り、朝食付き 1900 円。

7 : 30 、ビール園
生ジョッキ中 2.5 杯
ジンギスカン  3 人前以上
アイスクリーム 1 個
ジュース 1 杯
計 2500 円
食って、食って、食って、飲んで、飲んで、飲んで、
ウィップ。

9 : 40 、YHに帰る。
さらに、メロンを食らう。

   とある。
   気が抜けているるのか、記述が心なしか少ないような。
   欄外の言葉は、きっと帯広YHのミーティングで聞いたのだろう。
   人と出会って別れた後だったので、思わず書き留めたと思われる。

   『旅の終わりに』もここだったのかもしれない。
   もし、そうだったら、こたえただろうな。
   でも、旅を終えていないから、
   ここでは、なかったのだろう。

   帯広YHは、とにかくお迎えもお見送りも大騒ぎだった。
   『水平線~』は​ 海のトリトン ​の歌である。
   私は社会人になって、カラオケに行くと、何故か知らなかったが、
   盛り上げるためにこの歌を歌っていた。ここが原点だったんだ。

   帯広YHのスタンプを見て思い出した。
   前日、記載されていなかったが、我々は幸福駅に行っている。
   ​ 幸福駅 ​は、国道 236 号線で、
   帯広から南に 20 Kmほど行ったところだ。

   『​ 愛の国から幸福駅へ ​』が流行した。芹洋子の歌もあった。
   切符を買いに行っている。
   幸福駅も今は廃止されている。
   当時の面影がモニュメントとして残っている。切符も売られている。

   この日は、帯広から札幌へドライブだ。
   北海道は見るところもたくさんあるが、
   何と言っても広い。移動に時間がかかる。
   ドライブが好きなら絶好の場所だ。のんびり行こう。

   帯広YHから国道 38 号に乗り、富良野方面に向かっている。
   ​ 狩勝峠 ​で写真撮影をしたのだろう。
   峠の標高は 644m 。峠の西側は石狩川水系、東側は十勝川水系で、
   日本海側と太平洋側の分水界である。( Wiki より)

   富良野では、ラベンダー一面の風景を期待していたが、
   我々が行ったのは、 8 月 20 日、
   ラベンダーは 7 月の初旬~中旬がシーズンらしい。
   仕方がないので、苗だけ買って帰った。植物好きの母への土産だ。

   ドライブにも飽きたのだろう。車を交換したりしている。
   そういえば、長いドライブの間にどんな会話をしていたのだろう。
   男だけの空間だ。まあ、その一部が、 2 枚目の冒頭に書かれているが。
   これも青春の形なのだろうか、我ながら恥ずかしい。

   道連れに北海道出身はいない。
   北の国の方言をどこかで仕入れて、口に出したのだろう。
   私はこの時、運転しているから、
   わだわだ、後で記入しているから、よほど心に残ったのか。

   隠語ですが、興味があれば、『方言 ~』とすれば
   誰かが説明してくださっている。
   でも、隠語を含めて方言は面白い。
   一つの名称 / 動作を色々な言葉で表していて、その由来が個々にある。

   気になる一言だ。『崖』。なんだ、これ?
   結論から先に言っておく。
   半日かけて検索したが、分からない。
   とりあえず、検討結果だけ示しておく。

   富良野から、石狩町(今は市になっている)まで行くには、
   途中、滝川(新十津川町)を経由したはずだ。ここまで約 60 Km。
   滝川から、石狩町までは、 3 通りの行き方がある。
   ①海沿いを行くか、②③内陸を行くか。

   ①海沿いの場合、
   滝川から、国道 451 号線で、海岸線まで、ここは山の中。
   Tの字を左折し、国道 231 号線(日本海オロロンライン)を
   南下し石狩町までいく。海岸線には崖があるのでは?

   ②内陸の場合、
   滝川から、国道 275 号線で南下。
   山肌と石狩川の間を走っている。
   崖に遭遇する可能性が高いと思われる。

   ③内陸の場合、
   滝川から、函館本線に沿って、国道 12 号線で南下。
   この区間は平野部を走っている。崖はなさそうだ。
   そのままでは札幌に着くので、手前で右折したのか?

   距離的にはどれも同じだが、地図で見る限り、①か②だと思われる。
   石狩町から、崖までの距離は、走行距離を逆算すると、
   崖があるのは、
   30 Km(= 472 - 442 )~ 45 Km(= 472 - 426 )の範囲である。

   険しそうな山や峠を検索すると、
   ​ 雄冬峠 ​、​ 黄金山 ​が見つかる。
   どちらも①のルート上か近くにある。

   なんとなく、当時の私は海を目指したはずだと思った。
   しかし、どちらも距離的に合わない。
   それに、海沿いを走っていれば、
   また、泳いだはずだ。

   ②のルートをストリートビューで追ってみたが、
   崖っぽいところがない。
   30 年経っている。
   崖のような危険な場所は、整備されているかもしれない。

   一つ、面白い、ちょっとこじつけのようなヒントをみつけた。
   ②のルート上に晩生内と書いて、おそきないと読む場所がある。
   アイヌ語で、「川尻の高崖出たる所」という意味だそうです。
   なんがか、ミステリーツアーっぽい、ヒントだとおもいません。

   距離的にもぴったり。
   でも、ストリートビューで見てもそれらしきところはない。
   ノートを見直してみる。何をしたか。
   運転手の交代ではない。写真を撮ったと思われる。誰か知らない?

   札幌では​ ビール園 ​に行くことは旅の前から決まっていた。
   2500 円で、飲み放題、食べ放題だった。
   現在も値段はあまり変わっていないようだ。
   コロナをやっつけたら、また、行ってみたい。

   YHに帰ってからメロンも食べている!
   そうだ、富良野の道端で収穫後の規格外メロンが売られていた。
   1 個 100 円くらいだったと思う。
   人数分買って、YHで食べた。形が悪くても味は最高だった。

お腹がメロンのように丸く膨れたところで、つづく。

​
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最終更新日  2021.02.12 00:00:08
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