不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

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2012/01/22
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カテゴリ: テレビで見た感想
◇BS-Pで夜に放送されていたのを録画して見ました。
『チャイナ・シンドローム』(THE CHINA SYNDROME)は、1979年の米国映画です。


人気キャスターのキンバリーは、原子力発電所の取材中、原子炉事故に遭遇。
その撮影に成功し、特ダネとして放送しようとするが、上から止められる。
その後原発は調査の結果問題なしと判断されるが、不審に思った原発の操作主任ゴデルが調べると、検査報告書がねつ造されていたことが発覚する。
ゴデル役のジャック・レモンがカンヌ映画祭男優賞を受賞。

監督 ジェームズ・ブリッジス
出演 ジェーン・フォンダ、マイケル・ダグラス、ジャック・レモン など




今観てもすごさがわかる映画でした。
震災以前に見ていたら、どういう風に思ったでしょうか?
ここまで思わなかったのではと思いました。

この映画は、米国の事故(スリーマイル島原子力発電所事故)以前の映画です。
それでも、この映画の伝える力は強いです。
事故後に、この様な映画が出来てないのは、業界の圧力かな?
日本は、今後どの様に描くのかモラルの見せ所ですね。


映画の感想よりも原発についての感想になってしまう。
日本の状況があるから、しかたはない。

この映画の中でも、企業としての対立が描かれている。
日本の震災がおこっても、被害が回りに及んでも、原発を動かそうとしている。
矛盾して当然だ。

映画としては、だいぶん地味な映画である。
原発についての知識が少ないからだろう。
製作された時期から、それはしかたないだろう。

わかりずらいシーンが、たくさんある。
水位もわかりにくく、あまりみせない。
「溶接部は6000年もつ」と言いはなつのは、自信過剰すぎますね。


考えさせられる時間を与えられたエンドロールでした。

30年以上前に作られた名作である。
今こそ観るべき映画である。
是非、機会を作って観て欲しい映画です





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Last updated  2012/01/22 06:12:50 PM
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