やおログ

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Oct 13, 2006
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カテゴリ: 野菜
『味美菜(あじみな)』
あじみな

小松菜とチンゲンサイを掛け合わせた新野菜。
チンゲンサイのような葉と茎をもった小松菜って感じで、両方の特性を併せ持っている。
調理方法は小松菜とチンゲンサイと同じで、大株になっても茎が柔らかくて美味しい。
マジお薦め。

栽培しやすいらしく近年生産量が増えてきているが、地元の流通業者・消費者にはまだそれほどその優れた特性が知られていない為、価格面で伸び悩んでいる。

基本的に漬菜に向くので、塩漬けにして保存しておき、冬場の長岡の郷土料理「煮菜(にぃな)」なんかにして食べると美味い。
「煮菜(にぃな)」は長岡だと主に長岡野菜の「体菜」や「長岡菜」で作られているけど、他にも「高菜」に「野沢菜」やこの「味美菜」なんかで作っても美味しいよ。

まだ先の話だけど、これから寒くなるにしたがって菜っ葉がだんだん美味くなっていく。

水は不純物が増えると凝固点が低くなり凍結しずらくなる。
簡単に言えば原理上は冬場の道路に「凍結防止剤(塩化カルシウム)」を撒いて凍結を防ぐのと一緒。

『野沢菜』
野沢菜

この野沢菜は、1760年頃に長野県野沢温泉村にある健命寺の住職が京都遊学時に食べた「天王寺カブ」が忘れられずに、帰るときにその天王寺カブの種を信州まで持って帰って栽培したのはいいが、土質の違いか気候のせいか、葉っぱばかりが大きくなって肝心のカブ根は小さい物しか収穫できず、仕方無しに葉っぱを漬けて食べたら美味かった、というのが由来なんだそうな。
そして村中に栽培が広まって、江戸時代からもう村の名産品となり、越後にもそれが伝わって栽培されるようになった。
そして時は流れて、野沢温泉村はその後有名な観光地になり、そこの名物として野沢菜の名前と味は全国に広まり、「日本三大漬菜」のひとつとして数えあげられるまでになった。

まさに「ひょうたんから駒」ならぬ「カブから菜っ葉」である。

ちなみに「日本三大漬菜」の他のメンバーは、九州の「高菜」と中国地方の「広島菜」となっている。





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最終更新日  Oct 13, 2006 06:41:10 PM
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