yasnalのつれづれ日記

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きっといいだろうなと思って聴きにいったホールコンサート。

これまでに数度、マサちゃんズをホールで聴いたことがある。
ぴしっぴしっと要所要所でタイトに決められムダな音のほとんどない
彼らのサウンドは、実にホール映えするので、今回も楽しみにしていた。

いやー、それにしても。すっごくいいホールですね、浜離宮朝日ホール。
クラシックの室内楽向けの規模で、とにかく、とにかく音が素晴らしい。

最近の彼らのサウンドは一時期に比べてずいぶん締まってきて、
リラックスしながらも緊密な、ものすごい集中力を感じるようになってたんだけど、

と改めて驚愕。これは、そんじょそこらのライブハウスで聴いていたのでは
味わえない、至福の演奏です。

ピアノの音のひと粒ひと粒がきらきらとパウダーのように輝きながら降ってくる。
力強い音も、微かな打鍵のタッチも、くっきりと、あるいは柔らかに耳に届く。

大坂さんのドラミングの、なんとタイトに立体的に聴こえること！
今でも耳の奥に、あのスネアの響き、シンバルの音を呼び起こすことができる。

これをこのホールで聴いてしまうと、今日本にこのレベルに到達してる人なんて
１人もいないということを、はっきり思い知らされる。いったい誰がこんな風に
「ジャズドラム」を叩けるだろう！

もちろんね、佐山さんが「あ！　やべ」ってなる瞬間とか、あるんですけど、
そんなのもうどうでもいいね。譜面通りになぞることを要求されている

曲が終わって、すべての音の残響が消え、観客がかたずを飲んで聴いている
無音になる瞬間。その静寂を破る拍手の音すら素晴らしくて。

気持ちよかったなあ。聴きに行って本当によかった。

実は、同じ日に名古屋で川嶋哲郎さんがライブをやっているので、そちらを
取ろうか、相当迷う気持ちもあったのだけど。「もうチケットだって

本当によかった。遠出した労力に見合ってあまりあるコンサートでした。

終演後、やはり名古屋から遠征して来たＨちゃんが「最近なんだか、油断してると
大坂さんのドラムのファンになってしまいそうなんだけど」という名言。
（彼女は初期の初期から彼らを聴いているんですよ！）

もーぜひぜひ油断しちゃって下さい！！　ぜひ（笑）　とりあえず来週末はMOSTで
再来週末がＥＱなので！！！　ぜんぶJAZZ INN LOVELYよ♪

…

ライブのあとは、ネットで知り合って初顔合わせの方々と３人で新橋駅近くで
軽く飲みました。もう本当に楽しかった！　夜行バスの出発時刻があったので
無理矢理切り上げて帰って来ましたが、時間の制約がなかったらもっともっと
たくさん話がしたかったです。

パソコン通信時代のオフ会の時もよく思ったんだけど、例え初めて会う方でも
同じ趣味を持ってると、最初からぜんぜん違和感なくお話が出来るんだよねえ。
不思議です。

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