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2016.01.16
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カテゴリ: 映画・芸能・文芸
 上方落語の桂春団治さんが85才で亡くなった。これで上方落語の四天王が皆いなくなったことになる。四天王とは戦後上方落語の復活に力を合わせた、四人の落語家のことである。

 笑福亭松鶴、桂文枝、桂米朝と桂春団治のことで、松鶴の落語は豪放、文枝は女性を演じたら天下一、米朝は知性的だった。春団治の芸は軽快だった。しかしそれは稽古を重ね練り上げた究極の至芸だったとされている。持ちネタは決して多くなかったが全て完成されていた。大阪の町の悪たれの出てくる「いかけ屋」は弟子たちも真似が出来ないと言っている。

 春団治は子供の頃、野球をやり浪商に入ったが正選手とのあまりの差に中退し、父親の二代目春団治に弟子入りした。踊りの名手で高座でのきれいな所作となって随所に現れる。大阪の奇人・初代春団治とは全く違う端正かつ華麗な春団治像を作り上げた。

 松鶴の弟子・仁鶴と鶴瓶、文枝の弟子・三枝の文枝と文珍、米朝の弟子・ざこばと南光とそれぞれ活躍しているが、春団治の弟子・梅団治も日本の話芸に出て一流であることが証明されている。春団治一門も孫弟子を含め30人の勢力になっている。

 四天王が復活させた上方落語も今や隆盛を極めているが、バラエティー番組に目が行く若者たちには、予備知識の必要な落語は少し敷居が高いようである。こうなれば早くに死んでしまった桂枝雀が惜しまれる。異端児といわれたはちゃ無茶な落語が今こそほしいと思う。





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最終更新日  2016.01.16 22:30:51
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