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2005年01月20日
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テーマ: 地震情報(636)
カテゴリ: 社会とのつながり
(昨日は、結局時間が無くて、続きを書けませんでしたので、今日がその続きです。)

昨日も書きましたが、阪神淡路大震災で伯母夫婦が亡くなったことを聞いた時、本当に悲しい思いをしました。人間って、災害は自分に関係ないと思いがち(思いたい、と言った方が良いでしょうか)ですから、私達も心配はしながらも悲報を聞くまでは「大丈夫だろう。」と思っていました。今でも伯母の笑顔が浮かぶと、あの笑顔が失われたことに、体が沈むような感覚を覚えます。そしてだからこそ、伯母達が身を持って残してくれた教えを粗末にしてはならないと思うのです。

そこで昨年、自宅を持てた事で気兼ねなく家に細工を出来る様になった時、箪笥や大きな家具には耐震用の道具を付けました。

そしてオフィスの定休日である火曜日の18日には、万一関東大震災に襲われた時、先ず一番に私達が逃げて落ち着く場所(公園)、次に夜を自宅外で過ごさなければならないときに落ち着く先、つまり避難所を確認しに行きました。娘にもその場所を教えて、夫々がばらばらの場所に居るときに出会える場所として、頭にも入れました。

災害は忘れた頃にやって来る、と言われます。神戸なども地震はないと言われていたようです。私達が引き取ったとき、神戸の施設に入る様に言った自分の友人達に「私が広島に行くことを決めたんじゃないのよ。私の知らないうちに子供達が決めたんだから、行かなきゃ仕様がないでしょ。」(本人に行くかどうか確認はしたのですが・・・)と言っていた夫の母も、他所の地震のニュースを聞いて「神戸は地震が来たことがないのよ。」等といっていました。

長いこと地震が無かったからこそ大きかったのだと思いますが、いざ地震が神戸を襲うと「私、広島に来ることを決めて良かった。まさか神戸に地震が来るなんて思ってもいなかった。私は運が良かったのね。あの古い家に居たままやったらきっと、やられてると思うし、助かっても**(義弟)に迷惑を掛けてたと思う。(亡くなった)私の父が守ってくれたんやわ。」などと言っておりました(笑)。

義母とは違う意味で、私も「色々あったけど、広島に居て貰って良かった。」と思いました。義母を神戸に残していたら、後悔したり自分を責めたりしたかもしれませんから・・・。

NHKの朝ドラ「わかば」でも、地震のときわかばの父親が「自分の建てた家がどうなったかを見に行きたい。」と言ったときに止めなかった祖父と母親が「何故止めなかったのか、死なせたのは自分だ。」と思い悩みますが、人は身内や親しい人が不幸に出会った時、自分に原因を求めたがります。例え本当は自分の所為でも誰の所為でもなく、誰にもどうしようもなかった、と頭では分かっていても、心が原因を求めたがるのです。

人のそういう心理的習性を分かっている筈のカウンセラーの私でも、いざ自分がそういう立場に立ったとき、自責の念で悩まないでいられるとは言えません。



神戸で、中越で、スマトラで起きた地震による被害、そして日本で毎年起こる台風による被害のいずれも、天災は何時、何処で起こる分からない、ということを教えてくれています。私達の身の回りでも、明日起こるかもしれないのです。

そのことを私達に自分の事として考えさせてくれた夫の伯母夫妻、そして他の多くの犠牲者のご冥福をお祈りします。そして「こんなときに、『ありがとう』は相応しくない。」と言う人がいるかもしれないけれど、でも私はやはり祈りと同じだけの感謝の念を捧げたい。「せめて犠牲を無駄にしないように努力します。多くの事を教えてくださって、ありがとう。」と。





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最終更新日  2005年01月20日 21時35分58秒
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