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久しぶりの投稿です。ノートパソコンを修理に出しでましてそのまま年を越し・・・・。と投稿サボってました。もう新年にもなってますし、あと半年もくればお祭り来るし・・。さて 今日は「白山台山車組」です。八戸ニュータウンを町内とする新しい住宅街です。住宅のみならなず、商業地域としても発展している地域となってます。白山台には小学校が1つありますが、2つ目の学校も計画されているとか。発展目覚しい町内です。題材は「新・桃太郎 ~女木島鬼伝説~」初めての波山車の製作とのことで波しぶきや波自体を新しく製作し、大変手間がかかったと思いますが白山台得意の鬼を配した構図の山車になりました。主役の稚武彦命(桃太郎)が中心に配置されています。八戸の山車は主役の位置が決まっているものでして、大抵は山車の頂辺に配置されます。白山台さんは主役を山車の中心にもってくる配置で面白みがある山車になったと思います。内容は「昔、讃岐を荒らしていた温羅一族がおり、大和朝廷はとても頭を悩ませていた。おじいさん、おばあさんの愛情を受け、とてもたくましくなった稚武彦命(桃太郎)は、大和朝廷の命により犬飼部の犬飼健命、猿飼部の楽々森彦命、鳥飼部の留玉臣を従え、温羅一族征伐に女木島(鬼が島)へと向かう。温羅一族も女木島への上陸はさせまいと、海岸線上で待ち受け、激しい戦いが繰り広げられる。」
2015年01月15日
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今日は「吉田産業」です。地元八戸の有力企業様です。八戸の山車組は町内単位で運営されていますが、企業単位で参加する山車組です。ここ数年は 連続「優秀賞」を受賞しています。そして今年も「優秀賞」を受賞いたしました。今年で参加25周年をむかえる節目の年!!題材は「吉兆 三社の神々と福の神 ~八戸の祭礼を楽しむ~」主役は神明宮の神「天照皇大神」内容「およそ290年の歴史と伝統を誇り、豊作祈願と報恩の為に始まった古式ゆかしい神社行列とそれに従う豪華絢爛な山車行列が魅力の八戸三社大祭。約800年前に始まったその年の豊年を願い舞う八戸えんぶり。山車は、中央に神明宮行列の猿田彦、大神楽、駒踊り、稚児、展開部にはおがみ神社の虎舞い、法霊神楽、笹の葉踊り、新羅神社のえんぶりを配置し三社の神様と七福神が八戸の祭礼を楽しんでいる場面を製作した。」人形の数が多いです。山車に乗せるのに苦労と努力がみられます。人形にも工夫がされているのでしょうか?近くでじっくり見たくなる山車です。
2014年11月13日
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今日は「賣市」です。昔漢字の賣(売)を用いてます。小生の参加している山車組となります。賣市は歌舞伎や武者物、伝記物が得意な山車組でして、最優秀賞を頂いた約20年前には中国の題材を出していましたが近年は日本物の題材が主体でした。ですので久しぶりの「中国物」の題材となりました。題材が日本ものと中国ものでは、衣装はもちろん動物や武器、手持ちの道具、装飾、金具や飾り人形のペイント、人形の飾りや帽子、色使いなど変更点が多くなりますが、新たなジャンルにチャレンジするってことは 何事にもかえれない経験となります。私個人的には貴重な経験をしたと感じております(あくまでも個人の感想であり・個人の感じたことを書いてますので。)今年の題材は「国姓爺合戦」中国を舞台としている歌舞伎になります。内容「韃靼(だったん)の謀反で国を失いそうな大明国を救うため、日本から大明国へ旅立つ和藤内(わとうない)。道中、猛虎を手懐けたり、仲間を増やしながら関を次々と押し破り、南京城を攻めたて、韃靼勢を討ち、幼い太子を皇帝に即位させて、見事大明国を取り戻す」中国ものは色取り取りで 綺麗です。国姓爺合戦のお話では「虎」がでてきます大きな虎は回転部分で埋まっていまいますが、山車につくとさすがに迫力がありますね。
2014年11月07日
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今日は「根城新組」のご紹介です日本の城 100選に選ばれている城 「根城」を地元としています。根城南部の開祖である 南部師行公が築いた城です 元々の山車組は「新組町」といいます。八戸市営バスのバス停留所に新組町とあります。根城のミニストップあたりです。この地域は新組より根城とよばれるのが浸透していますね。私は隣の町内の売市ですので、新組とはライバル的な感じでして、お互いに負けないぞ!!と言う気概になったもんです。昔は山車の運行で山車同士がすれ違うことがありました。昔といっても私が小学生で小太鼓を叩いていた時の話です。すれ違う時には、新組に負けるな!!元気よくいくよ~!!と鼓舞されたもんです。今は山車がすれ違うことはほとんどないのかな。すれ違う時のお囃子は、太鼓も早太鼓になり声を枯らすくらい「ヤーレ ヤーレ」って叫んでましたね(笑)さて今年の題材は「源義経北方伝説 ハンガンカムイ」ここ八戸には 源義経の北方伝承が伝えられてます内容は「歴史の上で、義経は1189年4月、平泉で藤原泰衡に攻められ、自害したことになっている。しかしひそかに平泉を脱出し八戸に滞在後、青森県内を通り三厩から北海道に渡った。北海道での義経は、アイヌの人からハンガンカムイ、オキクルミホンカンカムイなどと言って崇拝されていた。このことは、徳川光圀が編集した「大日本史」にも記述されている。山車は、義経がアイヌの神様だったと言う伝説を中心に、展開部には三厩から竜馬に乗って北海道に渡る場面と、海上の大蛇、大蛸、竜神と戦う場面。中央下段はアイヌの伝説的なお祭りのイオマンテを再現。中央上段は義経、弁慶、静御前。※ 画像をクリックすると大きくみれます※ 題材内容については (社)八戸観光コンベンション協会 提供
2014年11月04日
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今日の投稿は「上組町」です。八戸の中心市街地は八戸城の城下町です。どこの都市にもあるのですが、城下町跡には聞き覚えのある町内名があるものです。例えば鍛冶町のように城下町の街並みが名残として残っています。ここ「上組町」も名残を残す町内です。もちろん上もあれば下もあるので下組町もあります。上組町は 桝形稲荷神社のあたりです。この桝ってのが城下町の名残を残すものでかつて八戸城を守るために、桝(四角)で防御を保つためにあった防衛拠点ともいわれてます。その桝の形を地名として正一位桝形稲荷神社が鎮座しています。上組町さんは この桝形稲荷神社の隣に小屋を設けて製作しています。今年の題材は「赤壁の戦い ~火計の陣~」上組町さんは童話物をよく製作していましたが、最近は三国志を手掛けています。内容は「曹操群(そうそうぐん)数十万に対し、孫権軍(そんけんぐん)はわずか数万の軍で戦いを挑む。決戦の日、東南の風が吹き風上に陣取っていた曹操軍に黄蓋(こうがい)は偽りの投降をし、自船に火をつける火計をしかけ見事に成功させる。曹操軍は一瞬にして炎に包まれ壊滅し戦いに勝利した場面。」写真をクリックすると大きくみれます!!山車内容につきましては 「八戸観光コンベンション協会」より提供いただいております。
2014年10月27日
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今日の投稿は「新荒町附祭若者連」です今年 めでたく参加100周年を迎えます新荒町は 長根運動公園から中心街へあがるとありますが、荒町といえば屯所です。八戸の消防団 一部一班と 一のつく消防団で「若組」と呼ばれます。歴史のある山車組の母体は「消防団」が主体でした。山車を製作し運行していたもの消防団だといわれます。八戸の山車組は町内という地域の単位ですが、消防団から地域コミュニティーの役割が山車組を生み、地域に根づいた活動へと浸透し、八戸三社大祭、えんぶりと八戸の伝統や文化を支えた礎になりました。今年の題材は「鈴鹿御前」内容は鬼の棲家として伝えられる伊勢の国・鈴鹿山。そこで暴れまわる「大嶽丸」「悪事の高丸」ら鬼たち。山麓に住む天女「鈴鹿御前」は「藤原俊宗」と契りを交わし共に力を合わせ、鈴鹿御前の神通力と俊宗の武勇さらに毘沙門天と千手観音の加護を享け鬼たちと戦う。新荒町さんは 武者物を得意としています。その得意な鎧武者と鬼と神々。まさに100周年記念の山車となりました。
2014年10月14日
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八戸三社大祭も終了しましたが、ブログUPしてませんでしたね。やっぱ年なのでしょか。夏の疲れが取れませんな・・・。さて、平成26年度 八戸三社大祭の山車を紹介いたします。なお、この紹介順は お通りの順番となっております。お通りは 神明宮~おがみ神社~新羅神社の順ですがお還りは 神明宮~新羅神社~おがみ神社とかわります。また、各神社内の山車組の順番も変わります。ですので、去年は行列の何番目にと通ったといっても今年は違うこともあります。神明宮山車組だけは、毎年変わらず同じです。その先頭の神社「神明宮」天照大神様を祀る言わずと知れた日本最高神です。最高神なので三神社の先頭になったといわれます。その神明宮が鎮座する地元「廿六日町] 通称「七ッ家(ななつや)」伝統と受け継ぐ歴史のある山車組です。今年の題材は「初夢狂言 荒人神 曽我五郎時致(そがのごろうときむね)」歌舞伎の題材です。内容については 八戸観光コンベンション協会からの提供となっております新春歌舞伎で演じられた市川團十郎の歌舞伎狂言組十八番のひとつ「矢の根」を主題に福の神を配置し縁起の良い山車としました。上段に元禄見得きる五郎と、正面下段に裸馬を奪って乗り込み一目散に駆け出す五郎の二体を主役として勇ましさを表現しました。山車の前に配置した 馬に乗った五郎!!大根を手にもってます正面にせり出す馬と、回転の両脇にあるデカイ金の鯱(しゃちほこ) インパクトがありますね!なお 画像をクリックすると 楽天写真館にいきますので もっと大きくみれますよ
2014年09月09日
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今日の投稿は「類家山車組」さんです。題材は「変化道成寺」妖怪がついて、とても見ごたえのある山車となりました。不気味ですが、みたことのある妖怪がいて、面白みもあります。道成寺には沢山のお話があるものですね。このよなお話を知ることができるのも八戸の山車の特徴でもあります。敢闘賞を受賞しました。内容は「昭和61年歌舞伎座上演。鳴ると恐ろしい事が起こる鐘あり。山の荒寺の主、阿部正守に化けた狢が鐘供養で御馳走するので妖怪達が集まった。そこに美しい白拍子の玉子が鐘を撞けば望みが叶うというので現れ鐘供養の舞をする。正守はこの白拍子は唐国から来て鐘を撞いて日本を魔界の闇にしようとする金毛九尾の狐だと見破る。玉子は狐の正体を現し鐘に上がり、狢の正守は荒事の押戻しで大徳利を手ににらみ合い幕となる歌舞伎舞踊である。
2013年12月24日
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今日の投稿は「六日町附祭若者連」さんです。他の山車組は若者連(わかものれん)とよびますが、六日町さんは(わかしゃれん)と呼びます。六日町は 肴町(さかなまち)とも呼ばれます。故に山車も 伝統的な技法を用いた「波山車」を得意としています。また六日町さんは八戸三社大祭参加120年の記念の年ということで、得意の波山車と地元の題材を選びました。「”北の紀文”豪商・七崎屋半兵衛八戸浦出帆の場」「伝統山車賞」を受賞しました。内容は「七崎屋半兵衛は、江戸期後半に現在の廿三日町周辺に店を構え、領内特産の大豆・〆粕・魚油等の商いにより多額の利益を得て、八戸藩随一の御用商人として逼迫する藩財政の一助となっていた。「八戸の七崎屋か、七崎屋の八戸か」という言葉さえ生まれたという。強硬な藩政改革を行った野村軍記に取り潰しを受ける「七半事件」まで権勢は続いた。山車の場面は、八戸の浦から千石船を大海原に向け舵をとる七崎屋半兵衛絶頂期の勇姿である。」山車の台車がまるまる一艘。
2013年12月16日
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長横町。そこは八戸の繁華街です。長横町さんの山車は小さめな台車ですが、大きい山車を制作していた技術はそのままに小さなを感じさせない山車を制作されてます。今年の題材は「桃太郎伝説」内容は「童話で知られる桃太郎は、元々モデルになった人物が実在し桃太郎伝説、このおとぎ話になったと言われている。山車では、吉備の国を守る為に温羅との合戦の場面。中々勝負がつかない五十狭芹彦命の前に、化身となった留玉臣命(雉)、楽々森彦命(猿)、犬飼武命(犬)が現れ神力を発揮し温羅を退治する場面となっている。温羅を退治した命はのちに吉備津彦命と名のり、吉備の国の守り神になったと伝えられている。
2013年12月10日
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今日の投稿は「糠塚」さんです。題材は「七福神に見守られ弁財天像蕪嶋神社へ里帰り」内容は「今年は、蕪嶋神社で、明治時代の廃仏毀釈運動により同神社を追われ、近くの浮木寺に大事に安置されていた弁財天像が同神社へ140年ぶりに帰還を果たし、それを見守る七福神と大漁のうみねこを配置した創作山車として製作しました。」八戸といえば「蕪島」!!蕪島といえば「うみねこ」地元のトピックスを題材にしています。山車には沢山の「うみねこ」が飾られてます!1つ1つ丁寧に制作されていますね。
2013年12月09日
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「共進会」さんの山車は 高欄山車(又は欄干山車)のスタイルです。八戸の山車にはタイプがあり、波山車、岩山車、建物山車、高欄山車と題材の場面に応じて表現されます。この高欄山車は、山車を欄干で二重で回す 二重欄干が特徴!!台車の外側に回し、山車の中央部に回します。昭和20年代から30年代まで隆盛したタイプの山車で、八戸の山車が発展と進化を遂げる過程を知る貴重なな高欄山車となります。今年の題材は「浦島太郎」内容「亀を助けた浦島太郎は乙姫様のいる竜宮城へ招かれ楽しい三年間を過ごしました。家のことを思い出し心配して竜宮城から帰る決心をしました。乙姫様や多くの魚たちの見送りを受けて竜宮城から家に向け出発する場面です。」
2013年12月03日
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「吹上」さんは今年も最優秀賞を受賞いたしました。今年もってことでなんと 7連覇の偉業となります(震災の年は審査がありませんでした)この連覇記録ですが 過去に「類家山車組」さんの7連覇に並ぶタイ記録となります。(山車組としての連覇記録です)類家山車組さんは 昭和38年~44年の連覇です。小生は生まれてません。八戸三社大祭の歴史に 新たな1ページを加えた吹上さん。 来年は新記録となるのか?はたまた他の山車組が阻止するのか??注目ですね!!今年の題材は「春の六条院」 光源氏 舞楽の宴内容は「舞台は春の桜の季節、光源氏の御殿、六条院での舞楽の宴の場面。上段は光源氏と最愛の妻紫の上の仲むつまじい姿で永遠の愛を表現。中段から下段にかけては、六条院の池に龍頭鷁首の船を浮かべての様々な雅楽、舞の場面。向かって左回転には舞を楽しむ光源氏と紫の上。中央には源氏物語を書きつづる紫式部。右回転には陰陽師安倍晴明と実在の人物も登場させた、源氏物語の創作山車。
2013年12月02日
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今日の投稿は「八戸市職員互助会」八戸市民は「役所」と言ってます。今年の題材は「十二代成田屋市川團十郎に捧ぐ・親子の絆霊験記・成田山分身不動」秀作を受賞しました。八戸市職員互助会の山車は来年の1月10日から19日 東京ドームで開催される「ふるさと祭り東京」に参加します。地元デーリー東北新聞社の記事には、ドーム限定の山車を制作とのこと。題名は「勧善懲悪・龍王と不動」天照大神が海をつかさどる姿となった龍宮王と不動明王を中心に配置し、10体以上の龍が豪華絢爛に際立つ山車にする(デーリー東北新聞社記事より)八戸の山車を沢山の方に見てほしいです!!おっと今年の内容です歌舞伎の舞台に暫などの荒事を取り入れ、人気を博した初代市川團十郎。しかし、跡継ぎに恵まれず成田山に一心に祈願したところ、待望の長男を授かります。感謝の心を込め、不動明王を主題とした歌舞伎「成田山分身不動」を親子で演じ、大変な人気となります。そして市川家の深い信仰は現へと受け継がれ、十二代團十郎と海老蔵も分身不動を親子で演じ、屋号成田屋を名乗り伝芸能歌舞伎の技を今も守り続けます
2013年11月14日
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今年の鍛冶町さんは「優秀賞」を受賞しました八戸三社大祭の山車審査には最優秀賞 1本優秀賞 2本秀作 3本敢闘賞 3本の計9本です。あとは お囃子賞1本と運行賞1本、伝統山車賞1本があります。最優秀賞から敢闘賞は上記順位の通り、山車の順位でもあります。同じ優秀賞でも2位と3位があります。鍛冶町さんは「2位」の優秀賞を受賞しました。また 運行賞も受賞しました!昭和48年の「かぐや姫」以来の優秀賞で40年ぶり??(あってますか?)最優秀賞と優秀賞には「優勝旗」が贈られます。私たちは「旗(はだ)」といいます。(はたでなく、はだ なまってますけどね)山車製作者は 「旗(はだ)とるべ!!」と毎年 熱き祭り魂を燃えたぎるのです。この旗。製作者の誉であり、旗を取るため(上位3位)に頑張って製作しています。山車組みんなで頑張った成果です。旗とったら 嬉し泣きです!!!山車製作中の嫌なことなんて忘れます!!最高の夏です!今年の鍛冶町さんの題材は「義経北行伝説」内容は「山車の上段は蝦夷から大陸に渡ってジンギスカンになったといわれる義経の勇姿。中段はおがみ神社に伝わる愛用の鏡を持つ久我御前(くがごぜん)と法霊神楽。下段は弁慶の「矢留の水」左右回転は津軽海峡、三厩(みんまや)から竜馬(りゅうめ)に乗って海を渡る義経一行と、彼らに竜馬を授ける仙人と観音菩薩。主役まわりが 落ち着いてて 人形一体一体が大変見やすいです。
2013年11月13日
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今日は「青山会」さんですあおやまとは呼ばず、せいいざんかいです。青少年の為の山車組で、前身は八戸青年会議所です。今年の題材は「幻夢龍宮・浪漫絵巻」内容は「山車は各地に伝説を残す龍宮伝説の名場面。主役は龍宮の姫である豊玉姫。その周りには一度に四季を楽しめるという龍宮に咲く四季の花と使い達。中段は龍宮から面向不背玉を持ち帰ったスーパー海女・玉取姫とそれを追う海神。正面には浦島太郎のモデルとなったと言われる倭宿禰命。左回転には神話による龍宮物語、海彦・山彦物語。右回転には三上山の大百足を退治し龍女を助け龍宮へ行ったと言われる俵藤太の大百足退治。龍宮という浪漫を感じさせる山車となっている。」
2013年11月12日
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新井田さんの題材は 「豊作加護」 三社大祭 七福神の山車引き八戸三社大祭の山車は、神社の附け祭りとして神社のお神輿のお供をします。山車組の他に、虎舞、神社の神楽などです。今年の新井田さんは 三社大祭を盛り込んだ山車となりました。内容は山車全体で八戸三社大祭の行列を表現しました。主役の七福神が子供たちと一緒に八戸えんぶりの山車を引き、その行列を、天照大御神様・龍神様・大沢多門が天界から見守っている場面を表現しました。裃行列・稚児行列・虎舞大神楽などを配置し、360度どこから見ても八戸三社大祭の場面が見られるよう表現しました。
2013年11月11日
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今日の投稿は 城下さんです今年は歌舞伎物!題材は「四天王楓江戸粧」内容は「四天王楓江戸粧」は、蜘蛛の魂を宿し秘力を得た「辰夜叉御前(実は土蜘蛛の精」と、「源頼光四天王」の争いの物語を中心とした演目です。実際の上演では「荒事」や「世話物」を合わせた9つの場面で構成され、およそ7時間にも及ぶものとなっています。山車は「源頼光四天王」と悪役の「土蜘蛛の精」、「辰夜叉御前」を退治する荒々しい場面を制作しました。主役には「碓井貞光」を配置し、山車中央から上部に渡って「源頼光」、「坂田金時」、「渡辺綱」、「卜部季武」を配置し、山車下段には「土蜘蛛の精」、「辰夜叉御前」と「土蜘蛛」と「髑髏」を配置しています。
2013年11月08日
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今日は「淀」さんです祝い物を得意としてる山車組さんです。題材は「招福縁起」内容は七福神の持ち物を持った美女七人が、恵比寿・大黒天・布袋和尚・福禄寿・毘沙門天・寿老人・弁財天の持ち物をもち、浜では大漁を祝い、丘では豊年満作、家内安全、商売繁盛の福を願う場面を独自に創作いたしました。八戸の発展を祈願した山車です。
2013年11月07日
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今日は柏崎新町さんです。新町さんは、他の山車組にはない独特な雰囲気のある山車を製作されます。今年の題材は「西遊記 牛魔王との闘い」内容は「三蔵法師一行が火焔山に差し掛かると孫悟空と五百年来の義兄弟・牛魔王と出会う。だが牛魔王は息子の紅孩児が三蔵法師を襲い孫悟空に破れ観音菩薩に仕えることになったのを牛魔王は恨んで仇をとるために孫悟空に闘いを挑んできた。山車は三蔵法師一行と牛魔王、その妻・鉄扇公主 羅刹女、牛魔王の弟・如意真仙が登場する。
2013年11月06日
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11月となりました。やばいくらい、投稿おろそかにしてました。今日の投稿は「内丸」さんです常に入賞する山車組として注目されますね。今年は「秀作」を受賞しました題材は「不死鳥よ波濤を越えて 〜平家物語〜」内容は「平知盛は壇ノ浦の合戦に破れ碇を抱いて海に沈んだが、物語はそこで終わりではなかった。宋の楊乾龍に助けられ、密かに逃げ延びる。一部の家来と宋の国を目指して大陸へ渡り、金の国の力を借りて再び源氏に立ち向かおうとする。しかし、金の国に裏切られ、助けてくれた乾龍の剣に自ら身を投げ出していく。最後は大きな不死鳥に乗り羽ばたきながら昇天して行く。これは後のスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」の前形と云われる場面です。
2013年11月05日
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下組町さんといえば「波山車」特に源平合戦を得意としています。今年は「源平水島の合戦」敢闘賞を受賞しました!内容は原岡山県水島で船出の準備をしている源氏を、都落ちした平家が大きい軍船の献上を受け平教経の指揮の下、船をつなぎ合わせ踏板を引きならべ足場を作り、沖の軍船にひかえていた騎馬武者の一団などが一斉に踏板を渡り、波打際の源氏に襲いかかった。遠い敵は弓で射かけ、近い敵は刀で斬り、激しくもみ合ううち日食も起き天文学を知らない源氏はなだれをうって逃げ出したという場面を製作しています。
2013年10月25日
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今日の投稿は下大工町さんです題材は「妖術合戦・地雷也とおろち丸」大きなガマガエルが特徴です。内容は「地雷也の正体は肥後の国で栄えた豪族の家柄で尾形周馬弘行、仲間の裏切りで一族は滅亡した。武家の息子で信濃の国で育つ。妙高山の仙人、仙素道人から蝦蟇の妖術を伝授してもらい地雷也と名乗り、尾形家再興を志す。その地雷也を付け狙うのが、おろちの妖術を用いる「おろち丸」。幾度もの合戦でも決着がつかなかった。その後、おろち丸には負け続け物語続け物語自体は未完となっている。」
2013年10月23日
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今日は「塩町」さんです。題材は「琵琶湖伝説 竹生島」内容は「竹生島は、滋賀県長浜市にあり、神の住む島といわれ、また美しい島は琵琶湖八景のひとつとして、多くの人に親しまれてきました。山車は、竹生島神社に祀られている弁財天を主役にし、中段に龍神、浅井姫命。下段には、竹生島成因の伝承の場面。回転には、平家物語の中にある、平経正が琵琶を奏でる場面と、能の竹生島を配置した、神の住む島・竹生島の幻想的な情景を表現した山車です。」
2013年10月21日
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今日の投稿は「十一日町龍組」さんです龍組というだけあって 龍の彫り物・彫刻は いつ見ても素晴らしいです。今年の題材は「リューオー 〜龍王〜」内容は今回の山車の原案は日本の歌舞伎と中国の京劇を融合させた「スーパー歌舞伎、リューオー」という作品です。中国と日本の海底に棲み様々な悪事をする龍王敖光に中国の少年哪吒と日本の漁師海彦が力を合わせて立ち向かう場面を山車にしました。日本歌舞伎の色合いと中国京劇の色合いを融合した壮大なスケールの原案を山車全体で表現しました。
2013年10月17日
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ここからは「おがみ神社」の附祭となります。八戸三社大祭の起源とされる「おがみ神社」今でこそ三社大祭ですが もともとは「おがみ神社」一社のお祭りがはじまりとされます。今日の投稿は「朔日町附祭」さんです題材は「かぐや姫」豪華な衣装の山車を製作されました内容は竹取の翁が輝く竹の中から見つけた美しきかぐや姫。熱心に求婚する五人の貴公子に、姫は結婚の条件として、仏の御石の鉢、蓬莱の玉の枝、火鼠の皮衣、龍の首の玉燕の子安貝をそれぞれ手に入れるという難題を課す。しかし結局五人とも本物を手に入れることは出来ない。しまいに姫は帝の求婚をも退けてしまう。やがて中秋の満月の夜。かぐや姫は月からの使者に迎えられ、故郷である月の都へと、天高く帰っていった。
2013年10月09日
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白山台。。八戸ニュータウンです。私の小さな時は 住宅地ではなく、自然豊かな土地でした。今は 人気住宅地となっています!!今年の題材は「頼光の鬼退治」白山台さんは ここ数年「鬼」を題材とした山車を製作しています。内容は昔、丹波の国の大江山に酒呑童子と言う鬼が住んでおり、へ出ては悪さばかりを繰り返しておりました。帝の命により、源頼光は、頼光四天王(渡辺綱・坂田金時・碓井貞光・卜部季武)を引き連れ、山伏に化け、大江山へ向かいます。途中、神々の化身と出会い、「新便鬼毒酒」を授かり、酒呑童子の館に着く。酒呑童子と接触した後、上手く取り込み、宿を借りることに成功します。頼光一味は、新便鬼毒酒を酒呑童子らに飲ませ、寝込んだところで鬼たちに斬りかかろうとした時、鬼たちが目をさまし、激しい戦いになる。
2013年10月08日
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今日の投稿は「吉田産業」さんです八戸の企業で出している山車組さんです。通称「企業山車」昭和の時代に参加した企業は合同酒精、月金会、デーリー東北、三菱製紙、まるみつです。現在は不参加となっております。吉田産業さんは、近年上位入賞をはたしている山車組さんです。今年も「優秀賞」を受賞しました!!題材は「南部光経 向鶴伝説」内容は向鶴伝説は、南部光経が秋田へ出陣した際、苦戦をしいられ、月山へ家来をつかわして戦勝を祈願すると、光経は、2羽の鶴と九曜星が懐に入る夢を見る。これをきっかけに戦い勝利をおさめ以後、対い鶴に九曜を家紋として用いるようになったという伝説。山車は上段に光経と夢に出てきた2羽の鶴と九曜星を配置し、下段には流鏑馬、着用していた鎧、刃、馬、舞楽を櫛引八幡宮へ奉納している所と月山より家来がお札を持ち帰る場面を製作した。
2013年10月07日
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いやはや、投稿さぼっております今日の投稿は「賣市附祭山車組」うるいちです旧漢字の賣(うる)を用いてます。小生の参加している山車組です。本年「敢闘賞」と「お囃子賞」を受賞しました題材は「平安妖魔征伐奇譚『那須野遠征九尾狐退治』(へいあんようませいばつきたん)(なすのえんせいきゅうびこたいじ)内容は平安後期、那須野に婦女子をさらう行為が宮中へ伝わり鳥羽上皇が討伐を指示する。三浦介義明、千葉介常胤、上総介広常を将軍に、陰陽師・安倍泰成を軍師に任命。遠征し討伐する場面。主役のバックの紅葉が 上がってない写真ですみません写真提供頂いたら、変更いたします。
2013年10月03日
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今日は「根城新組」さんです。もともとは「新組」でしたが、町内が根城でもあるので「根城新組」となりましたこの「根城」は「根城南部」の発祥の地でもあり、日本の名城100選に選ばれた古城です。根城新組さんは 地元「南部」の歴史物を題材にしています。今年の題材は「南部師行家臣 豪勇西沢民部行広」内容は鎌倉を攻略して京に向かう途中、青野ヶ原あたりで今川入道と三浦義高の軍勢が阿字賀川を渡り攻撃してきた。敵軍四千余騎、迎え撃ったのが北奥の精兵二千余騎の南部師行軍。大激戦の末、今川・三浦軍は破れて退却した。この合戦で師行の家臣西沢民部行広は、敵の兜首十一を一人であげて、その豪勇ぶりが賞賛されたという。その名場面を創作。
2013年09月11日
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上組町若者連さんは 昨年に続いて「三国志」を題材にしました。上組町さんは童話や昔話を中心に製作している山車組さんですが、昨年と今年で中国物にチャレンジしています。題材は「三国志」〜劉備玄徳と五虎大将〜内容は義に厚く、自分の損得よりも他人を思いやるという劉備の元に同じ志を持った関羽・張飛をはじめ、趙雲・馬超・黄忠という三国志の英雄たちが集結し、蜀という国を築き、至誠の軍師といわれる諸葛亮孔明と共に魏の曹操呉の孫権に挑みます。その数々の戦いは今もなお人々を魅了しており、劉備と孔明、五虎大将軍を山車に表現します。
2013年09月09日
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新荒町附祭若者連さんです。今年の題材は「本能寺の変」です新荒町さんは「武者物」という印象が強いです。内容は1582年6月2日、織田信長の家臣明智光秀は謀反を起こし、京都の本能寺に宿泊していた主君の信長を、突如襲撃する。場面は本能寺を襲撃する明智軍に応戦する蘭丸、坊丸、力丸の森3兄弟、そして炎上する本能寺で、幸若舞「敦盛」を舞う『織田信長』。信長は自ら槍や弓で奮戦するが、多勢に無勢。ついには寺に火を放ち自刃する。
2013年09月07日
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平成25年度 八戸三社大祭も無事に終了し、もう9月となりましたまったく更新もせず申し訳ありません。遅れましたがぼちぼち更新いたします。三社大祭のお通り行列は 神明宮→おがみ神社→新羅神社の順番です。先頭は神明宮。神明宮附祭の先頭は「廿六日町山車組」さんです。すなわち 三社大祭の山車の先頭は廿六日町さんからとなります。全部で山車は27台ありますが、各神社の附け祭りとして行列に参加していますので、一気に27台が連なっては来ません。(2日の夜間運行のみ)神明宮は 廿六日町、新荒町、上組町、根城新組、賣市、吉田産業、白山台の7台となりますそれでは廿六日町山車組さんの紹介です今年の題材は「英雄源義経 北行伝説絵巻」内容は「八戸を出発した義経一行は三厩(みんまや)に辿り着き、蝦夷地(えぞち)へ渡る。渡海しようとするも海は暴風雨に見舞われ困難を極めるも、蝦夷の船魂神社祭神(大綿津見神)の導きにより無事、岸にたどり着くことが出来た。また船魂神社付近の海には龍神・鰐鮫・大蛸・白蛇が海の主であると信じられている。山車の場面は、久我の姫や龍神をはじめとした海の主に見守られながら渡海する義経一行を表現している。
2013年09月03日
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今年最後の山車の紹介です類家山車組さんです。類家さんの今年の題材は「義経千本桜・狐忠信」千本桜というくらいピンク色の強い山車で、とても綺麗に見えます。内容は丸本歌舞伎の三大名作の一つで源義経を中心とした物語です。義経は、平家滅亡の功績により天皇から賜った初音の鼓を恋人静御前に預けます。鼓は数百年生きた精狐の皮で出来ていました。その狐の子は、鼓となってしまった両親を慕い、義経の家来の佐藤忠信に化けて静御前に近づき、館まで旅をします。ところが本物の忠信が現れ正体(しょうたい)がばれてしまいます。義経は、親兄で戦をするこのご時勢に獣の身なれど立派な心得と感銘し、子狐に源九郎の名と初音の鼓を授けます。喜んだ子狐は、義経の敵を追い払い、しっかりと鼓を手に空を飛び帰っていくのでした。佐藤忠信に化けて大奮戦する狐忠信こと源九郎狐の活躍の場面を集結させて製作しました。
2012年12月27日
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平成24年度 山車の紹介もあと2台となりました。今日の投稿は「六日町附祭若者連」さんです六日町さんは「魚町」とも言われる町内です。波山車、岩山車を得意としています。今年は「岩山車」を制作しました。岩はダンボールの角を潰して、ダンボールを貼り、ゴツゴツした岩を表現しています。正面では岩の感じは見えませんが、長者山の神社を再現しています。題材は「長者山新羅神社 観桜の宴」内容は長者山新羅神社。創建は、延宝六年(1678)に八戸藩二代藩主の南部直政が、藩主の守護領内の五穀豊穣・万民安穏・無病息災の祈願所として勧請したものである。この神社の桜は八戸の春の風物詩として多くの市民に親しまれている。神社で咲き誇る桜の下では花見が催され、天照大御神と七福神が相集い満開の桜に興ずる。桜の下では踊り子による舞が舞われ、鶴、亀、猿、鹿など目出度い動物たちも集まってきて境内はまさに観桜の宴。※内容は (社)八戸観光コンベンション協会提供によります
2012年12月06日
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今日は「長横町粋組」さんです長横町さんは 大型の台車から小型の台車にかえた山車組さんで、山車は小さくても、どの角度からでも山車を見ることができ、大きな山車を制作していた技術をそのままに、豪華な山車を制作しています。八戸山車は、仕掛けにより、大きく高く広くなります。そのため山車が閉まった状態に、山車の正面部分が見えなくなる現象が起きます。閉まった山車は側面部は見れるのですが、運行中に仕掛けを動かし山車を大きく見せるのには、電線や標識、信号機など諸事情により常に大きくすることはできないのです。観光客や市民からは「山車が閉まってると なんだかわからない」というご意見が多数あるとお聞きしています。長横町さんの山車は 小型ならではの「良さ」を見せてくれる山車です。今年の題材は夢『宝船』長横町さん 得意の祝い物です。内容は大きな船(鳳凰船)を真ん中に置き、七福神の持ち物を持った「女七福神」と宝物・めでたい物をのせ、帆の部分を熊手で表現した宝船の場面。そして前方は大きな鯛にのった恵比寿様と大黒様が船を先導している場面。女七福神の主役は弁財天、準主役に恵比寿様と大黒様、中段・下段に福禄寿・寿老人・毘沙門天・布袋様を配置。※内容は (社)八戸観光コンベンション協会提供によります
2012年11月28日
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今日の投稿は「糠塚附祭組」さんです皆さん、糠塚胡瓜(きゅうり)知ってますか?八戸の夏の味覚!!糠塚でとれる地胡瓜の事です。胡瓜を冷やして、モロミ味噌をつけて食べます。皮が厚く、皮に近づくにつれてほろ苦い味でございます。見た目は寸胴で、普通の胡瓜とは全く違う大きさです。その産地が糠塚です。って山車とは関係ないですかね。。。今年の題材は「かぐや姫」竹取の翁夫妻月へ招待内容はかぐや姫は光輝く竹の中から生まれた。竹取の夫妻の手で成長し美しい姫となり、多くの若者や五人の公家達の求婚を断って、私は月の世界の天女ですと、話して十五夜の満月の空に、月から迎えに来た天女達と故郷へ帰って行くという話であるが、山車はかぐや姫が月へ帰ってから、お世話になった翁夫妻を月へ招待し、うさぎ達と餅付きをしたり、月の天女達と踊りを踊ったりして、楽しんでいる場面創作山車である。※内容は(社)八戸観光コンベンション協会提供によります
2012年11月26日
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今日の投稿は「八戸共作連山車組」さんです本年で参加20周年の記念の年です。共作連さんは、障がい者のみなさんと山車を制作し運行するため組織されましたが、障がい者がほかの山車組にも参加する環境ができたために役割を終えたと20年の歴史に幕を下ろすことになりました。そして来年からは「共進会」として市内外の皆さんが参加できる山車組として新たに参加することになりました。共作連さんの 山車は「高欄山車(欄干山車)」といわれる昭和20年代において主流の山車です。赤い欄干を二重に回す独特の台車です。その二段目に、人形や岩、波、雲などを配置し、一段目には 囃子方の小太鼓、大太鼓が並びます。八戸の山車は進化して現在の大きな山車になっています。この高欄山車は 八戸の山車の進化を伝える大事な山車なんです。山車が小さいとか大きいとかではなく、先人の知恵や努力があって今の大きくで豪華な山車が作られます。その山車の流れを現在でも見れ、また昔の山車がどのような山車であったのか、見て知ることはとても大切なことだと思います。伝統の高欄山車を後世に伝えていただきたいと切に願っております今年は「伝統山車賞」を受賞しました。題材は夢・七福神内容は当山車組も、皆々様のご理解、ご指導、ご支援、ご協力により今年20周年を迎えることができました。皆々様に感謝の心を込め、七福神が船に乗り南部地方の伝統文化繁栄と五穀豊穣、漁業繁栄祈願、夢の場。
2012年11月19日
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今日の投稿は「吹上山車組」さんです吹上さんは 今年も最優秀賞を受賞しました!平成18、19、20、21、22、24年と最優秀賞を6連続で受賞した山車組さんです(平成23年は震災により審査は行われませんでした)名実ともに日本一の山車です。最優秀賞を連続で受賞する偉業を成し遂げ、さらに進化を続ける山車組さんです。今年の題材は「八戸吉祥絵巻」三社祭神と七福神」内容は三社祭神と七福神や、八戸の国宝及び三社の祭礼を山車全体に配置し、八戸の吉祥を願い、子供やお姫様が祝う場面。※内容は (社)八戸観光コンベンション協会提供によります
2012年11月14日
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今日の投稿は「八戸市職員互助会」さんです。八戸人は「役所」といってます。互助会さんの山車小屋は、フェリー埠頭近くにあります。昨年の東日本大震災で、互助会さんの山車も小屋も壊滅的な被害をうけました。津波の被害と物資の不足の中、昨年、見事に山車を制作し参加しました。今年は「震災復興の象徴」として、台車も大きくなり、素晴らしい山車を制作しました。題材は「鎮魂と復興の祈り・孔雀明王菩薩」震災で亡くなった方々への鎮魂と復興を祈った山車です。本年「優秀賞」を受賞しました内容は孔雀明王は、孔雀を神格化した仏で、孔雀の背に乗り優しい菩薩の表情をしており、怖い明王のなかでは、異質の存在です。孔雀は毒蛇や毒虫を食べることから益鳥とされ、あらゆる不幸や煩悩を食べ尽し、又、どんな毒も消滅させ、病を治すと信仰されており、幸福をもたらす明王とされています。 そのほか、悪魔を降伏させる力を持つ不動明王と二大童子、四天皇の一神で北方の守り神である毘沙門天等を配して、その前では、弘法大師 空海と弟子達による鎮魂と復興の念仏踊りをしている場面であります。側面は仏教を感じる 綺麗で豪華なつくりです。
2012年11月11日
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今日の投稿は「鍛冶町附祭若者連」さんです鍛冶町さんは歴史と伝統のある山車組さんで、昔は「消防団」の若者が中心となっていました。八戸の山車組は「消防団」の町内コミュニティーがあって今日に至っている山車組がたくさんあります。「木遣り」(音頭上げ)で火消しの歌詞があるのですが、その歌詞に人情を感じ、歴史を感じます。歌詞は「江戸生まれ神田で育つ、今じゃ火消しの纏持ちー」と八戸に奴振りの纏振りを広めた大友長兵衛の事を歌います。大友長兵衛は江戸から鍛冶町に移り住み、奴振りは大変見事で、皆で真似したといわれます現在でも門付け中に山車組は各町内の屯所で必ず木遣り(音頭)をあげます。その歌詞は今でも「江戸で~生まれて~」と各山車組の歌詞は若干違いがありますが、必ず上げています。火消しの木遣りは、八戸の歴史を物語る意味深くそして人情味のある木遣りなんですね!!※鍛冶町さんHP参照し記述しております。おっと長くなりましたが、今年の題材は「桃太郎伝説」今年は「秀作」を受賞いたしました内容は昔、吉備の国に温羅という鬼がいました。天皇は吉備津彦命に温羅征伐を命じました。戦いの中で温羅は雉や鯉に化け逃げ惑うのですが、命は鵜に姿を変え追いかけ、みごとに鬼を退治しました。しかし、討ち取った温羅の首をさらしたところ何年もうなり声を上げ続け、ある夜命の夢枕に温羅が立ち「我妻 阿曽姫に神饌を炊かしめたなら、これまでの悪行の償いとして世の吉凶を告げる」吉備津神社の鳴釜神事として今に伝えられています。※内容は(社)八戸観光コンベンション協会提供によります
2012年10月29日
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今日の投稿は「十六日町山車組」さんです十六日町さんは「まつりんぐ広場」にある山車小屋で制作しています。まつりんぐ広場には、鍛冶町さん糠塚さんとで3組小屋があります。今年の題材は「八犬伝」 八犬士見参内容は怨霊玉梓の怨念により、伏姫は飼い犬八房の子を宿したとし、仁義八行の数珠は「如、是、畜、生、発、菩、提、心」へ変化していた。伏姫は胎内に犬の子がないことを証するため割腹、その瞬間呪いが解け傷口から「仁、儀、礼、智、忠、信、孝、悌」の数珠が八方飛び散る。まるで白龍が飛出したかのようにみえたという。その場面を上段、中段、左右の回転に、八犬士は白龍の上に配置した。正面には八房に跨る丶大法師(伏姫の夫となる人物だった)を配置した。※内容は(社)八戸観光コンベンション協会提供によります白い龍と 青緑色の雲が特徴強い山車で、人形一体一体が存在感があります!!
2012年10月26日
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すっかり秋めいて、寒いです。ブログも頻繁に更新できていませんでした。ちょいとバタバタしております。本日の投稿は「青山会山車組」さんですせいざんかいと呼びます。「青少年の山車を制作運行する会」であってますか?「八戸青年会議所」の山車制作と運行を引き継ぐ形で組織された山車組さんです。八戸の山車組は町内単位で組織されていますが、昭和50年代に町内単位にとらわれないで、町内に山車組がない市民やお祭りに興味のある青年の為に作られた山車組さんで、多くの市民がお祭りに参加できる先駆け的な山車組さんです。今年の題材は「日本最高神・天照御神と国譲り伝説」敢闘賞を受賞いたしました内容は天照太御神ら高天原にいた神々は「葦原中国を統治するべきなのは天津神、とりわけ天照太御神の子孫だ」とした。その為何人かの神を出雲に使わしたそして、天津神・天和日子の裏切り、当時国津神を治めていた大国主の子である、事代主神の服従、天津神、建御雷神と大国主の子である建御名方との戦い、星の神・天津甕星と織物の神・倭文神との戦いを経て大国主も自身の宮殿建設と引き換えに国を譲る。これを国譲りという。天孫降臨※内容は (社)八戸観光コンベンション協会提供によります今年の青山会さんは素晴らしく、山車のどこを見ても、検討に検討を重ね試行錯誤し、または、色を塗り直したり、作り直したりをしたのではないかと思うくらい制作に気合の入った、うなりまくる山車でした。私の個人的な見解ですが、制作努力と情熱のこもった山車を見れることは、幸せにつきますし、今年の青山会さんは「八戸の誇り」といえる豪華絢爛な山車を制作されました。小生、胸が熱くなり、感動を頂いた山車でした(個人的見解です)
2012年10月24日
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今日の投稿は「十一日町龍組」さんです。毎年すばらしい山車を製作し、常に入賞する実力・実績のある山車組さんです。龍組さんだけに「龍」の彫刻は素晴らしく、金具や造形物、衣装などまさに芸術品です。今年は「敢闘賞」を受賞いたしました。題材は「聖徳太子~復興を願い 愛馬黒駒を馳せる~」内容は聖徳太子は、別名「厩戸皇子」とも呼ばれ、仏教・儒教を広理解し、世に広め、憲法十七条、遣隋使の派遣、法隆寺や四天王寺などに代表される仏教建築物の建設等数多くの功績を残しました。山車は東日本大震災からの復興を願い、建築物の神様(大工の神様)でもあり、太子の云う『日の出づる処「日本」』の基礎を作り上げた聖徳太子、千の手で無限の救済をする千手観音この二つの仏の力が、復興の後押しとなるという、復興に向けたメッセージ性のある山車場面としました。※内容は(社)八戸観光コンベンション協会提供によります千手観音です製作の努力が見れる力作ですね
2012年10月12日
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今日の投稿は「城下附祭」さんです題材は「源頼光と四天王 妖怪討伐の場」源頼光は八戸の山車でもよく題材として登場します!!内容は源頼光四天王」の数々の武勇伝の中でも、歌舞伎や絵巻物にも取り上げられる「大江山の酒呑童子」と「土蜘蛛」から題材を取り上げた創作の場面となっている。山車の全体は妖怪を討伐する荒々しい場面を主体とし、中央から左側にかけて「大江山の酒呑童子」の場面、右側には「土蜘蛛」の場面を組み合わせた構図となっている。 上部は妖怪に立ち向かう「四天王」らを見守る「源頼光」を配置。中段から左側開展部には、「酒呑童子」と奮闘する「坂田金時」、「卜部季武」、「藤原保昌」を配置。右側開展部には、「土蜘蛛」と化身の「土蜘蛛の精(せい)」「辰夜叉を、またそれらに奮闘する「渡辺綱」、「碓井貞光」を配置しています。※内容は (社)八戸観光コンベンション協会提供によります
2012年10月09日
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本日はだいぶ涼しい気候の八戸です。やっと暑い日から逃れた感じで、暑さでバテ気味です・・・。本日は「内丸親睦会」さんです内丸さんといえば 中国物という印象が強い山車組さんです。最優秀賞を受賞した 八犬伝や鬼揃紅葉狩の歌舞伎も得意としている山車組さんです。内丸さんは 「プシュー」と白い煙(窒素ガス)を出して、お祭りを盛り上げる演出をします題材は「龍王」「秀作」を受賞しました内容は竜宮に棲む龍王・敖光は倭の国で漁師海彦との戦いでナタに息子を殺される。龍王はナタの父が住む陳唐関を襲う。怒り狂う龍王を静める為にナタは我が血で海彦への遺言を認め自ら命を絶つ。鶴堂からナタの最後を聞いた海彦・天道夫婦と母渚は中国へ渡る。満願の日の夜明け、海彦と天道の前に観音菩薩と勢至菩薩が現れ、蓮の花に祈るとナタの魂が甦る。山車は海彦・ナタと龍王軍との苦しく激しい戦いの場面である。※内容は(社)八戸観光コンベンション協会提供によります内丸さんの側面ですが、金具と彫り物、中国飾りと相まって大変綺麗でした!!ミニチュアがありましたが、すばらしいです!!
2012年09月21日
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9月18日となりましたが、まだまだ暑い日が続きます流石にバテてます。今日の投稿は「下組町山車組」さんです。題材は「壇ノ浦の戦い・義経の八艘飛び」下組町さんの得意中の得意の「源平物」です。今年は「敢闘賞」を受賞いたしましたこんなに暑い夏には、見るもの涼しげな「波山車」がいいですね伝統的な技法で作られる「銀しぶき」「板波」です。竹の棒を細く切り、銀紙でクルクルっと巻いて、先っちょにティッシュ又は綿を詰めて丸めてアルミホイルや銀紙で丸くします。板波はベニヤ板を波の形に切ります。内容は源平最後の戦いになる有名な壇ノ浦合戦の場面。主役に八艘飛びをしている義経、中央に義経めがけて突き進む平教経とそれをさえぎる郎党、前方に負がわかると錨(いかり)を背負って入水しようとする平知盛をはじめ、安徳天皇、二位尼(などを配置して、壇ノ浦の名場面を表現しています。※内容は (社)八戸観光コンベンション協会提供によります人形の表情とポーズがなんともかっこいいです。まさに戦場を表現している、見所満載の山車ですね!!
2012年09月18日
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今日の投稿は「柏崎新町附祭」さんです。題材は「三国志 諸葛亮南蛮征伐」三国志好きな私としては うれしい山車です O(≧▽≦)O故事にある七擒七縦 (シチキンシチショウ)の話で、三国演義では、南蛮征伐に向かった諸葛亮が南蛮王・孟獲を七回捕らえ七回釈放し孟獲を心服させた話から生まれた故事。「兵法の極意は心を攻めるを上とし、城を攻めるを下とする」を採用した心攻法。内容は諸葛亮は、224年から225年頃にかけて、高定(こうてい)・雍闓(ようがい)・朱褒(しゅほう)の蜀への反乱に端を発し、その後孟獲が南蛮全体を煽動して反乱を継続したのを、諸葛亮が自ら軍を率いて平定した。山車は鳳凰に諸葛亮孔明を主役に龍魚にのる趙雲魏延、馬忠、張薿を配置し、対する南蛮国側は孟獲を筆頭に妻の祝融、朶思大王木鹿大王らを登場させさらに猛獣使い木鹿大王とともに象、虎、牛などの配置、戦いの場面を表現。※内容は(社)八戸観光コンベンション協会提供によります
2012年09月07日
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今日の投稿は「塩町附祭組」さんです。題材は「謹賀新年 笑う門には福来る 幸せ運ぶ七福神」震災復興を願う山車です。今年は復興元年として復興を願った山車が多いです。塩町さんの山車は 「お正月」の飾りを配しためでたい山車です。笑う門には福来る!! みんな笑顔になる世の中を願った山車ですね内容は七福神を中心に主役を弁財天にし、お正月の風物詩、縁起物、昔なつかしいおもちゃを配置した創作山車。
2012年09月05日
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お久しぶりに投稿します。9月ですが まだまだ残暑が厳しいです。さすがにバテ気味です。本日の投稿は「新井田附祭振興会」さんです。新井田さんは 本年で参加35周年を迎えます。八戸三社大祭の参加町内は八戸中心街に近い町内ですが、新井田さんは、新井田川を越える町内で、川を越えて参加する唯一の町内です。本年は「お囃子賞」を受賞いたしました。題材は「復興祈願 天長地久~高砂の舞」まだ独身の我が身には、大変あやかりたい山車ですね( ´▽`)内容は能『高砂の舞』を主役に配置、能舞が表す夫婦和合の妙は親子三代を下段に配置、この夫婦愛と長寿を祝い見守る神々『天照大神』『七福神』『女七福神』。また、地元の「おがみ神社法霊神楽」「神明宮大神楽」「虎舞」春を呼ぶ祭り「新羅神社八戸えんぶり」が花を添えた大変めでたい豪華絢爛な祝い山車です。※内容は八戸観光コンベンション協会提供によります
2012年09月04日
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