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112・五つの組詩「行為に寄する詩(うた)」
第2章「寄付」
矢田部誠子(天才!せいこう時計をまいてる人)作詩
寄付には
いろんな
種類がある
身近では
町内会の地蔵盆の
寄付からはじまって
敬老会の為のもの
学校への寄付
町や村の
臨時出費の為の寄付
赤い羽根や
緑の羽根の
寄付
どれもこれも
人々の善意から出た
尊いお金である
寄付はしかし
何もお金ばかりとは
限らない
災害の時の
労働奉仕や
物資の供出も
寄付以外の何物でも無い
これは又
国内だけに
限った事では無い
遠い異国間での
いろんな援助も
寄付の一種である
何れの場合にしても
人間社会において
人道的に
欠く事の出来ない
善意からの
行為で
ある
小さい子ども達が
大切な貯金箱から
十円二十円のお金を
振り出し
背のびをして
募金箱に入れる
その姿は
微笑ましくも
泪ぐましい
寄付等の必要の無い
豊かな社会が希ましいのは
知れた事である
しかし
物が豊富でも
心が貧しければ
仕方が無い様に
寄付は金や物ばかりで無く
精神的に
優しい言葉をかけるとか
思いやるとか
労働奉仕等も
立派な
寄付の一つであろう