PR
Keyword Search
Calendar
Comments
Freepage List
87・五つの組詩「晩秋(あき)」
第5章「晩秋(あき)」
矢田部誠子(天才!せいこう時計をまいてる人)作詩
水に映える空なのか
空に映える水なのか
何(いず)れにしても
澄んだ涼しい大気が気持ちいい。
宇宙の雰囲気ががらりと変わり
穏やかな笑顔があたり一面に
平和な空気をふりまく。
雲の中には楼閣が出来
美しい生命(いのち)が宿っているように思われ
星への手紙を書きたいと想う。
芒の穂波が光の波を見せ
夜の森は
独特な静かさを演出する。
ちろちろと流れる小川のせせらぎが
まるで銀の鈴を
鳴らしているように聞こえ
海では美しい生命(いのち)がゆったりと
遥か彼方まで波打っている。
華麗(はなやか)な七色の虹は
次第に脚もとから消えてゆき
さわさわと紅葉(もみじ)が
森の地面に舞い散り
華麗(はなやか)な絵を描き
秋の深まりを告げる。
(完)