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小雨降る午前10時前。地元の駅前の銀行へ行ったのさ。私の取引銀行じゃないけれど、銀行間の提携で手数料がかからないから。ATMで用事を済ませ、出口に向かうと、やたらと元気なお姉さんが「おくさま~、メインバンクはどちらですか?」と声かけてきた。考え事をしていた私だったが、ふっと正気に戻る。私「あのね、おかしいですよ。なんでこんなロビーで大声で個人情報 質問しはるんですか?」係「(にこにこ笑顔で)失礼いたしました。で、色んな引き落としの口座は どちらの銀行でしょうか?おくさま」私「まず。私はおくさまじゃありません。(と、かます)私の申し上げてる 意味わかりますか?あなたのなさってるのは、こちらの銀行のカードを 勧めたい、そういうことですよね」係「はい。ですからお、お客様の現在の状況をお尋ねしただけです」私「結論から申し上げて、カードを作る予定はありません。そして、 勧誘するのに引き落としのメイン口座がどこの銀行かを、 どうしてこの場であなたにお教えしなくてはいけないのですか?」係「つまり、メインバンクを言いたくないということですね」私「当然です。カードは作りませんから。それに、人通りの多いロビーで 個人の情報について気楽に大声で尋ねるというのが、ヘンですよ」係「でも、そういう風にお尋ねするように研修で受けています」ここで、私の体内爆弾は破裂したがな。要は、カードの勧誘のトークの中で、攻めどころとしてお客の取引状況をつかみ、ここの銀行にまとめ、なおかつカード決済したらお得ですよと言いたいのだろう。でも、まさか、店頭でどこの銀行と取引してるか大声で尋ねろというマニュアルがあるとは思えないわ。私「お宅の研修がそうなんだとしたら、私はもう二度とこちらは利用したくない です。一部のお年寄りの方だったら、ついあなたにつられて、正直に答えるかも 知れないでしょう?おおっぴらにこんな場所で立ち話していたら、個人の情報が 筒抜けになりますでしょう?犯罪につながるって想像できませんか?」係「言いたくないなら、もういいですから」私「はい、失礼しますね」と、言って立ち去ったのだけど、金融関係でこんなトンチンカンな接客係さんは初めて。前にも。信じられないが、買い物をしてレジでクレジットカード出したら店員さんが「暗証番号をお願いします」と待ち構えている。え?読み取りの器械を出してこないのかと問うと、「こちらで押しますから」ありえへん、ありえへん!絶対おかしい。と、レジの奥からベテラン店員さんがものすごい速さでとんできて「お客様、もおたいっへん失礼をいたしました。申し訳ございません。 カードリーダーのボタンを押すのはお客様でございます。 新人ですので要領がわからず、すみません。こちらの指導不足でした」平謝りでしたって。その時も、もしかしたらウッカリやとか、一部のお年寄りなんかはいはいと、さらっと暗証番号言うてしまうヒトおるはずやって想像してこわいなあと思ったもん。やっぱりね、人のやってることやから、時にはミスもあろうかとは思う。でも、大切なものを扱ってる仕事なのだから、できるかぎりの注意をはらって接して欲しいわ。と、同時にね、こっちもヘンな状況やって感じられるだけの敏感さは持っておかないとあかんなあとあらためて思わされたなあ。しっかしなあ。自分の職場に今日の係嬢のような方がおったら。「どの口が言うとんねん」と暴れてますわよ。
2009.10.26
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押忍!先輩・後輩の皆様ならびに同期の皆様。お久しぶりでございます。来る「てっちゃまフォーエバー」集会に向けて、本日、私とF先輩でてっちゃまのご実家を訪問してまいります。また訪問の報告はあらためまして「月影丸」に掲載させていただきます。できましたら、来月出席の皆様からてっちゃまのお母様にメッセージなどをお贈りしたいのですが、いかがでしょうか?また不肖ヤンスカも【復刻版阪急組新聞ハレーちゃん】を発行し配布させていただきたいと思います。さあ皆様、体格の変動・毛髪量の減量などなど気になる点もあろうかとは思いますが駆け込みダイエットやメンテナンスなどは置いといて、20年の時を越え、おおいに語り、飲もうではありませんか。ヤンスカ、泣かない。いってまいります。
2009.10.25
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いかんいかん。また月記になってしまいそう。今日でウーは4歳になりました。いつもお世話になり、見守ってくださっている皆様本当にありがとうございます!【今のウーの様子】身長は89センチ、体重は11.8キロ。相変わらず小柄ちゃんです。平らなところだと、一人で歩けますが階段は大人と手をつないで昇り降りしています。本人は「走ったり」「ジャンプ」してるつもりですがどちらも実はできていません(笑)。生活での介助の状況は。食事。スプーンでご飯をすくったりフォークでおかずをさして口に運ぶことは可能。でも、噛み切るとか、汁物をむせずに飲むのはまだまだ。全体の動作の半分はまだ私が手伝っています。トイレ。まだまだオムツは必需品。でも本人は「オムツ」といわずに「パンツ」と呼ぶ。一応プライドはあるようで…(苦笑)。調子のいい時のみ「チッチ」と出てしまったあとに教えてくれますがほとんど言わないので、こっちが適当にチェックしています。お着替え。脱ぐのは乱暴ながらなんとか剥ぎ取っているけれど着るのは難しい。で、すぐイヤになって凹んでしまいます。おだてて、おだてて、本人にばれないよう一部分を手伝って「達成感プレイ」に励む母ちゃんです。ことば。おうむがえしが中心だけど、ハッキリ自分の要求も伝えてくるようになりました。ものには名前がついている!ということに気付いたようで名詞はどんどん吸収しています。動詞は???お歌や絵本の暗記が得意です。最近のお気に入りは「キリンとアイスクリーム」という絵本。あと鉄道大好き。新幹線に特急の名前は続々と暗記中。好きな列車は「こまち」「ひたち」「はるか」「あさぎり」「京成スカイライナー」う~ん。なんか小地味なラインナップと母ちゃんは思うのだが、(母ちゃんの好きなのは国鉄時代の花形ブルートレイン)趣味の違いは親子といえどしゃあないことだわね。SLも大好きで、食い入るようにDVDを鑑賞してます。そろそろ交通科学館や梅小路デビューしてみたい。なので、4歳のお誕生プレゼントは公文の「特急・新幹線カード」と「きかんしゃトーマス」のキャラクターケーキ。祖父母からも鉄道DVDをもらいました。他には、お手伝いをやりたがり、取り込んだ洗濯物の仕分けと食べた自分の食器を流し台に運ぶというのを嬉々としてやっています。少しなら一人でも遊べるようになってきました。ネコとラクダのぬいぐるみを並べて、おやつを食べさせたりリトミックを一緒にしたり?自分の布団に並べて「いいこね~」とお世話をやいています。まだ疲れやすいし、たっぷり睡眠時間をとらないとしんどそうですが去年と比べると、とっても身体が強くなったなあと思います。元気に今日という日を迎えられたことに感謝でいっぱいです。今年は嬉しい事がもうひとつ。夫が珍しく日本にいるので、3年ぶりに一緒にお祝いできるのです。今夜はウーの大好物トリの唐揚げを作るし、私たちの親歴4周年も祝して、お赤飯も仕込みましたよ。他にも何を作ろうかとドタバタしております。ま、こういう嬉しいドタバタは大歓迎ですけどね。トーマスのケーキ、本当に素晴らしくて食べるのがもったいないのよ。でも、食べてしまうんやけどね。
2009.10.21
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だんだんと体調も良くなり、先週は久々に夜のお出かけをした。仕事終わりで、映画「イメルダ」のレイトショーを観たのだ。オカンと一緒に。ウーは夫とお留守番。前回、母と観にいった「チェ」もお客の数は少なかったけど、今回は私ら含めて6名(笑)。大阪の九条にあるシネ・ヌーヴォーという小さくてステキな映画館なのでほぼ貸切で観たと思えば贅沢な話。「イメルダ」はもちろんあの元フィリピン大統領夫人イメルダ・マルコスのこと。なんと本人が登場するドキュメンタリーということで、どういう切り口というか、味付けになってるのか観る前から興味津々だったの。イメルダは現在80歳よん。亡命先のハワイから帰国してるの。監督はラモーナ・ディアスというフィリピン系アメリカ人の女性。本人の語り、息子、友人や、米国の高官、彼女のドレスを仕立てた店主、マルコス政権下で投獄されたジャーナリストなどのコメントで綴られている。20年もの間の大統領夫人時代のニュース映像もはさまれている。ベニグノ・アキノ氏の暗殺シーンも。(当時もびっくりしてテレビを観た記憶がある)まったく、ナレーションというものがないことに新鮮な感動があった。監督の言葉というものが表されていないのね。色んな角度からイメルダという人を浮かび上がらせて、「観ているアナタはどう思う?」という呼びかけのまま作品は終わる。名家だけど経済的にはキビシイ家庭に生まれたイメルダは妄想好き。いや、空想家だと語られているが、少女の頃からごっこ遊びでも「ミス・フィリピン」を演じたりするぐらいだからあつかましい妄想家であろう。ただ美貌と歌声に恵まれたので、地元で彼女に求愛した男たちは数十人(本人談)。一旗あげようと親戚の女性を後見人につけてマニラへ乗り込むと求愛者は数百人(本人談)になったそうな。ほんまかいな~と思うでしょ。でも語るイメルダは大真面目に、うんざりそうな、でも誇らしげな表情。で、野心をいだくマルコス議員との出会い。彼女の美貌に目をつけ、自分のイメージアップにもなると思った彼とてっぺんを目指す男の勢いに惹かれた彼女の二人三脚が始まる。もちろん、愛もあったと思いたいが、美と財を求める気持ちが重なり合った同志という関係に私は見えた。新婚早々、マルコスは彼女をオンナ関係で失望させる。後年のイメルダ像とは異なる、引っ込み思案でシャイな一面も映像では語られている。マルコスは妻に「太ったら別れる」と宣言し、彼の望むサイズを維持させられる日々だったらしい。しかし、忍耐だって限度がきたら爆発してしまうよね。ある時、イメルダはポジティブになろうと決めて社交生活を楽しむようになる。いよいよ夫が大統領選に出る時には自らも応援に出て、歌い、その容姿で魅了する。誰も行かなかった農村への選挙運動にも手をつける。そして、夫婦の悲願フィリピン大統領達成。いちおう、国のために人民のためにという思いを少しは持っていてくれたと思いたい。でも、どうだろう。世界中に配信されたイメルダの靴3000足、ドレス6000着。この残された物が、雄弁に語るように彼らは自分達の豊かさだけを追いかけたように見える。かといって、それだけじゃないのもまた事実。イメルダ。よく喋るんだわ。こんなに饒舌な人だったのかと感心するほどに。で、彼女が語る事実は、別の立場の人が語る事実とは別のことのように違う。聞いていて何度も噴き出してしまった。彼女は、本当に凄すぎる。フィリピンという国を翻弄した当事者なのに、「私は純真な気持ちで生きてきた。何だかわからないけど家族や友人にも 裏切られて悲しいわ~」的なことを心から語っている(ように見える)。のりPさんが釈放の時に見せた反省を、あんなん芝居やってと騒ぎになったが、彼女もイメルダ級の演技力を持っていたらよかっただろうと思った。また、悔しいけどイメルダには吸引力があると感じる。言うてはることはメチャメチャに私は思えるんやけど、いざ本人と会ったとしたら、とても魅力的な人だと思うだろうな。スター性があるねんよ。きっと。もう、ひどいエピソードもあった。ドレスを急かして作らせたので、たくさんのお針子さんが失明したとか(豪華な手刺繍のものね)突貫工事をさせて大勢の人をコンクリートの中に生き埋めにして建物は今も放置とか。友人にしても、親族にしても、実際はイメルダのことどう思ってるの?というような余白の部分をうまく感じさせられるような画像だ。言葉の間合いだったり、目や口元にふっと宿った表情だったりね。ああ、映画の後は心が満腹で、母と語った語った…。オカンも「憎たらしい人やけど怖ろしく魅力的やね」が第一声だった。「おねえちゃん(私のこと)のことイメルダと呼んでたけどスケールが違いすぎ。訂正」とも。オカン、私がイメルダ的なのは靴が大好きってことだけやろ(笑)。たしかに妄想好きなのもそうやけど。私の中にも、イメルダは居ると思う。私だって、キレイなものは大好き。おしゃれもファッションも大好き。美とかセンスというものを放棄した人は感心できないし。もしかして、イメルダと同じ容姿や立場や権力を持ってみたら私だって暴走するのかも。本当に欲望に忠実で、生々しい「フィリピンの聖母さま」。好きとイヤは隣り合わせ。これからも彼女の動向に目が離せない私だ。さてさて。この秋もひとつ観たいのが「クヒオ大佐」だよ~。覚えてる?あの結婚詐欺師のプリンス・クヒオ氏。ニュースで事件が流れた当時も、強く私の関心をひいたプリンス・クヒオ。めっさ日本人的ルックスなのに、英国人とかハワイアンの血が混じってるとか英国空軍パイロットだっけか?ジェームズ・ボンドのパチもんみたいな肩書きだった気がするのだけど。なぜ今頃映画化なの?それも気になる。結婚詐欺師って、ものすごく難しそうな犯罪だと思う。私はお金持ってないからターゲットにもならないが大金をはたきたくなるような「いい男との恋愛(設定)」なわけでしょう。で、被害届も出さない被害者も少なくないとか聞くとね、どんだけの体験なんやろうとね。ちなみにクヒオ役は堺 雅人さんだって。どんなんかな~?
2009.10.11
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