COOL!ダウン 妄想エキスプレスへようこそ

COOL!ダウン 妄想エキスプレスへようこそ

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

ヤンスカ

ヤンスカ

Calendar

Favorite Blog

今朝のあれこれ! モグちゃん8704さん

ゆっくりと、のんび… ♪みずきママ♪さん
ダウン症児の育児ブ… 派遣のヒロさん
SUZUKA☆SMILE suzumam0717さん
なっち&るんのおうち momoko8655さん

Comments

ふるっぴ@ Re:時は流れても、私は流れず(08/26) もうすぐ2016年の夏です。みんな元気…
ヤンスカ @ Re[1]:時は流れても、私は流れず(08/26) furuさん ふるっぴ、お久しぶりです! よ…
ヤンスカ @ Re[1]:時は流れても、私は流れず(08/26) gate*M handmadeさん うお~!お久しぶり…
furu@ Re:時は流れても、私は流れず(08/26) 勝手に匿名コメントを残し、怪訝にさせて…
furu@ Re:時は流れても、私は流れず(08/26) やっぱり元気やったな!? 良かった。
2008.08.28
XML
カテゴリ: 仕事バカ一代
私は、若い頃に大志をいだいて


「蜘蛛の糸」だかなんだか読まされて
当時すでに声の仕事でお金も稼いでいたから
少し自信はあったのだけど…

読み終えて、女の先生が
「はい、皆さん、今のが【関西訛り】のはいった読みですよ~」と。

今のように、心臓に剛毛が生えていない小娘ヤンスカでしたから
いともカンタンにくじけて大阪へ帰ったのでした。

東京の先生のアドバイス?を信じてね。


それから、自分にとって東京は無縁な世界でした。


でも、今、私は猛烈に自分の可能性を試したくなっている。
地方とはいえ、いちおう生業として喋りをやってきたのだから
東京でいまさら砕けても、もう失うものはないし。


さて、いよいよナレーション講座の初日。
なんと2クラスもあり、一クラスにつき十数名います。
プロもいればアマチュアもいる。
全国から集まっています。

Aさんとはクラスが離れたけれど、仕方ありません。

講師は、私もテレビで拝見したことのある男性のアナウンサー。


20年前に教わった恩師もNHKの方でした。
品があって。よい意味で古風で。
でも少しの毒とユーモアがあって。
亡くなった、その恩師と目の前の先生が、重なります。

今、こういう大御所的な先輩の喋りを聴く機会がなかなかないのです。


インパクトのあるナレーションも大好きだけど、
NHK的な、少し控えめなスタンスのナレーションも好ましい。

4回の講座の中で、2つの作品をこなします。
実際の番組の映像に声をあてていくのです。

さあ、下読みです。

正直クラスの大半の方の読みを聴いて、
「新婚さんいらっしゃい」の桂 三枝さんのように
椅子からずっこけそうになった私。

ひ、ひどい、このレベル。
う~ん。

私も素性を隠して申し込んだものの、
きっと先生にはプロだとわかるはず。
開き直って
「大阪で仕事をしています。もう一度ナレーションって何かを考えたくてきました」と
伝えました。自分の技術が頭打ちであることも正直に話しました。

やはりそこは、たいしたもので
楽しみたくて来ているアマチュアには「才能をのばす」ポイントを中心に
よい部分をあげて自信をもたせている先生。

しかし、プロには重箱の隅をつっつくアドバイスで
自分の思い込みや悪癖に気付かせようとしてくれる。

ああ、これやねん。
叱って、叱ってください!

夢中にメモをとりまくって、あっという間に1回目終了。


翌週、さっそく収録。
下読みを順々に始めると、あれ?みんな上手くなってる。
色々話してみると、アマチュアの方々は私達プロの読みを録音していたそうな。
悪びれた様子もなく
「いっぱいヤンスカさんの読みを再生して、原稿に書き込みました」と告白。

いやあ~ある意味、緊張。
そして感激。
なかなか今の若手のプロでも、そんな細やかな研究せえへんよ。

ちょっと私も、アマチュアの方々への見方が変わっていきました。

でもなあ、
ぐふふ~、単にマネられて終わらないのがプロでしてよ。
収録本番で、がらっと読み方変えたった~。
「うわ~ズルイ、そんなのあり?」と責めてくるアマチュアのおばさま。

なんだか、こういうやりとりが新鮮でねえ。
アマチュアの方ほど「トキメキ指数」が高くて。
興奮のあまり、声がうわずる様子も見ていて可愛い。

最初に感じたような読みの稚拙さが、
どんどん気にならなくなっていく。


私の弱点の正体もわかった。

助詞、接続詞、語尾にまで力が入りすぎるのだ。
特にです、ますなどの語尾は、音を下げてなおかつ伸ばさないこと。

そして、音の上げ下げも、もっとラクに力を抜いて出さないと
くさくなってしまう。

さらに先生はおっしゃる。
「もっとトーンをさげてみて。思い切って低くして。
 そのほうが洗練されて聞こえますから」

確かに、私は元気いっぱい読みすぎていただろう。
元気な声は悪くはないが、年相応のナチュラルな語りは、聴いていてもラクだわ。

3回目、4回目と講座は過ぎていき
NHK通いは終わった。

さっそく、大阪で録音の仕事があり
意識が生まれ変わった私のチャレンジが始まる。
このところレギュラーでいただいてるナレーション。

やっぱり、読んでいて
気持ちが違う。
こうして大好きなことを仕事にできる喜び。
たくさんの制作者の思いを声にのせるというのは
本当に恐れ多い事。

今回の講座で、たしかに先生からは技術を学んだが、
クラスの方々からはマインドを学んだなあ。

原稿へのトキメキ。
マイクに向かうワクワク感。
スタジオで録音した時には、感激で目がウルウルの方もいたっけ。
忘れずにいたいものです。



さてAさんは、さらにスゴイ情報を持ってきた。
「東京の【アノ】事務所が、大阪でナレーションのセミナーをするよ!
 ヤンスカさんも行くよね」

うっひゃあ~☆
ここはプロのナレーターも憧れる日本のトップ事務所。
そこが運営するナレータースクールの存在を教えてくれたのもAさん。
テレビのナレーターになるための塾なのです。

もう誰もが聞いたことある、名前も知ってるスターナレーターが
実際に講義をしてくれて、実習まで面倒みてくれる。
夢のような、スクール。


で、Aさんと私はまた一緒に参加。
衝撃の度合いでは、こちらの講習の方がすごかった。
何がって、東京の空気感があるのよ。
プレーヤーも社長もクリエイターもマネージャーも、おしゃれ。
で、NHKとは違って、民放でしのぎをけずってるわけだから
一言一言に、説得力がある。
とにかく「売れてナンボ(大阪弁でいうと)」とおっしゃる。

コレやわ。
売れてナンボ。
ナレーターとしての夢も希望もあるけれど、
売れたら、夢の方が歩いてきはるやろう。


情けない話ですが、今、大阪で私の座れる椅子があまりない。
私のキャラとは違うお仕事が主流だから、
今は私のようなストレートナレーターの活躍の場がないから、
時代が来るのを辛抱強く待とう。

こんな思いで過ごしてきた自分が恥ずかしくなりました。

トップのクリエイターというのは、
自分でしかけるもの。
自分の責任は自分がとる。


リフォームって思っていたんやけど、
どんどん欲が出てきて、
建て増し?

いやいや、更地に戻して、もっかい建てよう。


こちらのナレータースクールも
当たり前のことながら東京にある。
そして10月から開講。

再度、興奮さめやらぬ状態で夫に相談。
今回は半年間、毎週東京へ通うこと。
もうこれでアカンかったら、
ほんまにスッキリするやろうと思うこと。

「で、どうなん?手ごたえは」と夫。
私は、まあ悪くないと思うと伝える。
実習でもノーミスで読めたし、何より他のヒトとは違う読みができたもん!

「アンタ、行っとき。年いってタラレバ聞かされるのはうっとおしい。
 アンタは普通の奥さんにできることが、何もでけへんねんから
 売れてお金稼いでくれるっていう、夢に賭けたるわ」

素敵や~夫!
ありがとう~夫!

ウー、見ていてね。
母ちゃんは特攻隊のごとく
片道燃料だけで、突っ込んでいくからね。

ぜったい、落下せえへんように何が何でも飛ぶから。



と、先程スクールの願書を書いて送りました。
入所オーディションまであと1ヶ月。

Aさんは、スクールは今回受けないとのことでしたが、
なんと、アノ事務所の資料を山ほどプリントアウトして
キレイに閉じて、即日便で送ってくださった。

彼女には、本当に感謝と言う言葉では間に合わない気持ちでいっぱいです。
新しい扉をいくつも用意してくれた恩人です。
このオーディションに失敗しても、
今年の「ナレーションに捧げた夏」のことは忘れません。
Aさん、一生ついていきますんで、よろしくお願いします。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.08.29 00:26:27
コメント(6) | コメントを書く
[仕事バカ一代] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: