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昨日からウーは青っぱな垂らしております。熱はないけど、咳き込んだりくしゃみ連発。昨夜から今朝にかけては、鼻づまりに変わってしまい、口呼吸してしまうためノドが乾くらしく、泣いては白湯を飲む。だから私もものすごい寝不足です。朝一番で小児科へ連れて行きました。ウーよ、最近週末になると病院へ行ってないかい?月曜には脳波の検査も控えてるっちゅうのに。垂らしたハナがガビガビになっているが、おかまいなしに連れて行きました。だって、顔をふいてやろうとすると、猛烈に怒ってひっかくんだもん!優しい先生は、ウーのハナを吸い取ってくれて、薬を出してくれたんで一安心。ウーも機嫌がなおったんで、二人で近所のスーパーへ行き、買い物。明日はウー父が帰ってくるんで餃子を作ろうかなどと小一時間も過ごしてました。さあて、そろそろ昼前だから帰ってウーに昼ごはん食べさせようっと。台所に荷物を置いて、ウーを床に座らせおもちゃをあてがい自分はトイレへ。「ぎゃあああああああ~~~ん うわあああ~~~~~ん」と絶叫が響きました。ハッとしてウーの元へ行くと、何という事でしょう!口のまわりがまっかっか~。床にも血だまりができています。ひい~っ!一体何が起きたのよっ!腹ばいになってるところを見ると、前に転んだようです。で、この血はどこから?清浄綿を手に、口のまわりを拭く。傷はない。ってことは、口の中あああああ???うそ、どうしよう~!口をねじあけると、ドバッと血を噴きだしたウー。あかんあかん、どうすればいいのか?救急車…ちゃうやろな。あ、小児科!でも、口の中からやし~、歯医者?かな?ちょうど、先日のこと。マドンナ保健師さんが色々と資料をくださったのでした。ウーの1歳半健診の時に歯科検診もあることだし、心臓病児も診てくれているところを調べておきました~と、ね。そこの先生はご自分にもダウン症の娘さんがおられるとかで、K病院にかかっている方も多く通われてるらしい。しかも、今時貴重な「小児専門」の歯科医さん。あたふたしながらも、プリントを探し当て電話をかけました。土曜の昼だというのに、落ち着いて連れてきてくださいとのこと。ウーを車に乗せて走る間。妄想が押し寄せてきます。(ああ、悪い菌がこの血に混じって心臓へいってしまったら、 孔を通って、感染してしまうんちゃうのん?)(あんなに、K病院で『くれぐれも細菌性心内膜炎には気をつけて』って 言われてんのに、何やってるんやろう~)雨が降ってきました。医院には駐車場がないので、公共のところに入れて傘をさし、バギーにウーを乗せて向かいました。よっしゃ、このビル。と、入口をぬけると…ガ~~ン!4階にあるというのに、エレベーターがないっす。もうその場に崩れそうになりましたが、傘と、濡れたバギーと、泣くウーとカバンをかついで一気に駆け登りましたとも。(今、災害が起こって避難してるんだ)という妄想を描きながら。こんな最悪な状況でしたが、歯医者さんは大当たり☆すぐにウーの口を診てくれて消毒してくれました。前に転んだ時に、どうも下の歯で、上の歯ぐきをブスッとやってしまったらしい。なんで、この位置?ってとこに傷がありました。志村けんの「アイーン」の口真似をしながら前に倒れこめば可能かもしれません。ダウンちゃんならではの受け口っぽい顎のせいなのか?ともかく、心配はいらないそうだし、二、三日で治るそうです。ただ食器や哺乳ビンはきっちり消毒をして、食べ物も刺激の少ない塩味控えめのもの、口当たりの優しいものにしてくださいとのことでした。「しかし、お母さんもその出血では驚かれたでしょう」とスタッフの方。え?なんでそんなこと、わかるの?と思っていたら、私の胸元をさして、口内の出血は唾液が混じるから大量に出ますからね~と一言。気づかなかった。茶色い大きなしみに。げえ~っ。早く洗わなきゃ!あらためて、もうすぐ受ける1歳半健診で色々お話をすることにして、帰りました。ウーは、もうクッタクタ。車に乗るなり寝てしまい、そのまま昼ごはんもすっ飛ばして夕方まで熟睡。そして、目覚めるなり空腹だと訴えて大泣きでした。用意したごはんでは口が痛いのか、イヤイヤ~。クリームソースの鮭とブロッコリーはいけるらしい。大根の煮物もイヤイヤ~。仕方がないんで、パンを焼いてミルクに浸して食べさせるとオッケー。バナナもよく練り練りしてやると、オッケー。その後は、私にピタッとくっついて離れない。母ちゃんもお腹減ったんですけど…。トイレに立っても大泣き。号泣!ひきつけそうな勢いだから…。片手で抱っこして、トイレもしたさ。無理ないですね。本人が一番びっくりだったろうし、痛かっただろうし。寝付くまで、私の服の端をつかんで離さなかったウー。しゃくりあげて、泣きながらネンネした姿を見て、なんとも言えない気分です。ああ、本当に幼児って怖ろしいですね。目を離したのは、ほんの10秒程度。だのに、やってもうた~。私のせいじゃないと先生は慰めてくれたけど、ウーと二人きりでいたのは確かだから、私の責任ではあるよなあ。「後追いしたかったのでしょう」と言われたけど、本当にごめんね、ウー。もっともっと色々サインを読み取れるように努力するからね。ではでは、これから仮眠して早朝の仕事(自宅でのモーニングコール)に備えます。おやすみなさい~。
2007.04.07
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今日は朝からウーを実家に預けて身づくろい。先日も書いた20年近くお世話になった事務所へお別れのあいさつに行ってまいりました。昔は事務所へ足を踏み入れると、すぐマネージャーやデスクさんに全身のチェックを入れられたものです。「アナタ、前髪がうっとおしいから切りなさい」「その色は顔がくすんで見えますよ」「アナタは背が低いんだから、柄物を着るときは注意なさい」「その靴は今の季節にはあわないですよ」ひどすぎると、その場でマネージャーが髪型を整えてくれたものです。それから、懐かしいオキテ。【彼氏は絶対作りません!】【自分で乗り物を運転しません】などなど契約条項にありましたなあ。時代はかわって、今は既婚者も堂々と仕事ができます。自分でスタジオまで運転していくし。ていうか、バブル時代と違って自宅までハイヤーなんてよほどの変な時間以外はつけてもらえんでしょう。今の若いタレントさんは、普段着で事務所にやってきます。ホントにすっぴんで来たりします。そこらの学生さんの方がよほどキチンとしてます。マネージャーも、ガミガミ言わなくなりました。私は古いタイプなんでしょう。でも、事務所の中できちんとできない人が、外ではちゃんとできるとは思えない。身内にまず一目置かれてから、外へ送り出してもらわなくては。マネージャーに本番と同じ気合いを伝えなくては始まらんだろうと感じてしまう。だから、最後の日も出来る限りのおめかしをしました。(ブログのお友達で素敵なお店のオーナーでもあるジャスミンさんとこのスカート)扉を開けると、いっせいに目がこちらを向きました。まずは全体に聞こえるようにご挨拶をし、それから各デスクをまわりました。社長もやってきて、改めて挨拶。契約解除の書類に記入し、ハンコを押します。不思議なんですが、私、泣くかもなんて思っていたけど全く涙は出なかったです。ウーが生まれてから涙腺のツボが変わったというのもありますが、やはり古いタイプですから、こういう場面では笑顔で立ち去ろうという演技を完璧にやりたかったのでしょう。その場にいた後輩の方にもご挨拶をし、プロフィール写真を引き取って帰ろうとしたところ、一本の電話。ん?何か私に関係がありそうな…???ドンピシャリ!今すぐオーディションに参加できないかというお話でした。とあるデパートの店内で流れるナレーションの仕事です。今まで担当していた人が、急に辞める事になったため、「ヤンスカさんにも話してみて」という連絡だったようです。頭の中でジュウジュウと音をたてる妄想タラレバ炒め。(もし、やっぱり私辞めずにがんばります!って撤回しタラ?)悪魔がささやきます。(個人的に先方へ連絡とってオーディション受けてみレバ?)マネージャーが追い討ちをかけてきます。「実はねヤンスカだけじゃなく、◎◎さん(私と仕事がよくかぶるナレーター)もご主人の都合でアメリカに行ってしまうの。あ、■■さんも結婚して香港だし~」ほほう。じゃ、ちょっとした椅子とりゲームが始まるわけね。タラレバ炒めはいい匂いで鼻をくすぐる。(辞めずに残ってみタラ?いいことあるかもよ)(◎◎さんの持ってた仕事が滑り込んできタラ、ラッキーじゃない? ほらほら、考えなおしてみレバ?)ああ、箸をとって「いただきま~す」しそうになる私。でも、でも、この男気が(って!)ジャマをするのさ。精一杯、微笑んで、「本当に残念です。うちの子で決まるといいですね」と言っちゃったよ、私。社長は、初めてエレベーターまで見送ってくれました。私は、ビルを出ても、カッコ良く背筋を伸ばして歩いたつもり。(もったいな~い、もったいな~い)と胸の中では繰り返しながら。でも、大型書店に立ち寄って、何冊か買い物したらスッキリ!その程度の「もったいなさ」だったってことでしょうね。さよなら、事務所。育てていただいて本当にありがとう。ですが、これからは自分でも道を模索してみます。私「廃業」するとはひとことも発してませんので、いつかまた、会いましょう。
2007.04.05
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今日は、いよいよ通常療育の開始日です。ウーは6時半から起きて、7時過ぎにご飯。8時15分から「いないいないばあ」「おかあさんといっしょ」を観て、9時過ぎに散歩を兼ねて家を出ました。でないと、寝てしまいそうだったんで…。近所の公園で桜を眺め、ブランコに揺られて余裕をかます二人。そしてお迎えバスを待つ。今日は、バスに乗るなり大泣きしてしまったウー。泣きながら園に到着。9時50分。すべてのクラスが集まって「朝のあいさつ」。手遊びや歌、そしてお茶や牛乳などを飲みます。さて、ウーの所属するばら組さんは、1時限目→訓練です。今日来ているのは何とうちを入れて2名!二人ともダウン症児なんで、似たようなペースで、のんびりムードです。今まで外来でお世話になっていた先生からあいさつがあり、今日からは新人の理学療法の先生が担当になること、そしてウーの行動や性格などを知るために、しばらく作業療法の先生も一緒にリハビリに立ち会うことを説明されました。この新しい先生。またまた可愛い方で、ウー父の妄想マドンナになりそうな予感。いいぞいいぞ、もっと父親連中を園に向かわせる為の原動力となっていただきたい。今日のメニューは、ウーの好きな遊びをして観察。このところウーはオーボールという網目になった軽いボールで、私とおっかけっこをするのがお気に入り。ズリバイで、どこまでもボールを追いかけるのです。私も同じようにズリバイで彼とどっちが早くボールにタッチできるか競います。ま、もちろん負けてやるんですけどね~。そんなん、こっちは立ち上がってサッサと拾えばいいんですが、必死の演技でボールを追いかけてやります。ウーは、私にとられまいと奇声をあげながら向かっていきます。そして自分がボールを手にしたら拍手。ぱちぱちぱち。自宅で、今この競技を一日2~3時間はやらされてますわ。ハア…。で、これを訓練室でやってみました。何せ広い部屋ですからボールはどこまでもいってしまいます。そして2人の先生も、ウソライバルを演じてくださるし、ウーはご機嫌でした。しかし、途中でもっと大きなお兄ちゃんがバランスボールに乗ってるのを見て魂を奪われたような表情を見せるウー。あまりのおかしさに、先生は小さめのバランスボールを用意してくださり、ウーにもやらせてくれました。腹ばい姿勢で玉乗り。びっくりしながらも、笑顔がでています。次はボールにつかまり立ちです。後ろから先生がウーの姿勢を矯正してくださり、ひょっとしたはずみに一人で数秒立つ事ができました!あっという間に訓練が終了。休憩時間にまたみんな集まってお茶を飲んだりトイレです。2時限目は保育。子ども2人に保育の先生が2名。そして作業療法の先生や理学療法の先生、給食の先生までも立ち会って見て下さっています。(どのくらい運動するか、手や口をどの程度使えるか確認されていたようです)なんて贅沢なんでしょね。さ、何といっても肢体不自由児の施設ですから、手足の動きの悪い子どもと一緒に親も体を動かしたりしなくてはいけません。寝そべる子どもの手足をマッサージ遊びしたり、足を持って音楽に合わせて動かしたり、はたまた子どもを抱えて「とんぼ」ごっこ、「ぶらんこ」ごっこ。高齢母ちゃんにはキッツイですぅ。週に何度かは「母のためのエクササイズ」も用意されています。ま、ダイエットと思えばいいかあ。そして、給食タイム!ウーは卵除去食なんで、みんなとメニューは違うんですが、もう一クラスのお友達が加わって少しニギヤカです。母の分も一緒に出されて、先生と交代しながら子どもに食べさせます。今日は、食パン、納豆汁、煮魚、トマト、インゲンマメのごまあえ でした。ウーは、ほぼ完食。(汁物は得意じゃない)そして足りないと怒って私のバナナを奪って満足。一緒のクラスのプニ君(仮名)が、じっとウーを見ています。プニママによると、普段はあまり食べないお子さんだとか。ウーのグルマンぶりに圧倒されたのでしょう。で、奇跡が起きました。ウーはウーで、プニ君が上手にコップで飲み物をいただく様子をチェックしていたようです。いきなりトレイの上のコップに手を出しました。まさか、飲もうというのか?半信半疑でコップを口元へ持っていくと、ほとんどこぼしながらもズズ~っとすすっておりました。本当に驚きました。カテーテル入院の時もそうだったけど、そうとう周りに影響されるオトコですわ。プニ君、ありがとう!今まで何度かやってみたけど、ことごとく失敗でしたからねえ、やる気を与えてくれて感謝してます。プニ君はプニ君で、ウーや周りがもりもり食べるのを見て、時間をかけながらもほとんどをたいらげました。プニママも仰天していました。特に兄弟姉妹のいない我が家にとっては、こういう年齢の違う子達との共同生活はものすごい刺激になってるようです。食後は、さっそくプニ君と二人でまねっこ遊びです。どちらかがやった仕草をもう片方が真似ています。謎のダウンちゃん語で話しているようです。すっげえ~、こういうことできるのね~!母ちゃんは、次々とびっくりさせられてます。慣れるまでは、短縮療育ということで、午後1時半にはバスに乗ります。「おわかれのあいさつ」では、また全員が集まり先生による紙芝居をみた後歌を歌ってさようならをします。は~、目まぐるしい半日でした。しかし、すごいわ。子ども一人ひとりに合わせて、机&椅子を用意してくれるんですが、その子の特有のクセや体の状態を見て何度でも微調整してくれましたし。そして、ほんまに体にあったものだと姿勢もぐんと良くなるわけで。あと、園には懐かしい木製のオルガンがあって、現役で活躍しています。自分の保育園・幼稚園時代を思い出すなあ。ま、あいさつがすべて大阪弁アクセントなのが少し気になるんですが、仕方ないんでしょうね。高低差もありリズミカルで耳には残りやすいかもね。あの独特のイントネーション、誰か保護者の方で先生に「もっと普通にしゃべってください」なんて言う人はいなかったんですかね?こんなん気にする私って、嫌なおかんですわね。ウーは、帰宅後もコップに口をつけては大喜びしていました。そして、一人でなんかの手遊びらしきものを思い出しながらやっているようです。こんなわけで、療育初日。まあ、大成功といっていいでしょう。
2007.04.04
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ええ、実は3月末をもちまして、20年近く所属しておりましたプロダクションを辞めました。さっき、事務所のホームページを訪ねたら、さっさと私のプロフィールは消去されておりました。正式にお別れのご挨拶に行くのは明後日の予定です。思い起こせば、高校時代…NHKの放送コンクール・朗読部門で入賞したことから私の進路は決まりました。短大へは推薦入試で入り、放送部でアナウンスを勉強。卒業生の先輩がファッションショーの司会の仕事をもってきてくれたのが、初めてお金をいただいた経験です。大手アパレルのあるブランドの販売促進イベントの専属として西日本の各地をまわり、広島で事件が起こりました。この司会の仕事。ショーの流れは教えてもらえるし、紹介する服の説明もしてもらえるが、自分で原稿を書いて、つなぎのしゃべりはアドリブでやらなきゃいけなかったんです。最初は、若さゆえ拙い失敗も多々やらかしました。セレブなお客に向かって、学生っぽいしゃべりをやらかしてしまったり、私自身も商品を着て宣伝しなきゃいけないのに、立ち居振る舞いがガサツで叱られたり。でも、1年もすると何とか形になってきて、仕事にやりがいも感じてました。そんな時に広島市内でのデパートのフロアショーが決まり、前日から準備のために泊り込み、コメントも仕上げて、当日はりきって会場に入りました。すると…控え室に現れた男性とキレイな女の子。入ってくるなり、男性は私にイチベツくれて、「キミはどこの事務所?」と尋ねてきました。私は、正直に現役の学生であること、先輩の紹介でこの仕事に加わっていることを話しました。その男性は、アパレルの社員に名刺を差し出し、「◎◎さんともあろう一流メーカーさんが、こんなどこの馬の骨ともわからん子使ってるようでは、あきませんねえ~」当時うぶだった「馬の骨」はその言葉と態度だけでびびってしまいました。男性の正体は、全国区で有名なモデルエージェンシーのマネージャー。広島で売り出し中のミスコン出身の女の子を、今日の仕事の司会に使ってほしいといきなりやってこられたのでした。感じ悪い男性の影で、キレイな女の子は目を大きく見開いて、私の方を心配そうに見つめていました。あっという間に、アパレルメーカーの偉いさんもやってきて、私は別室へ呼ばれました。「ヤンスカさん、申し訳ない! ちゃんとギャラはお支払いしますから、どうか今日の司会は彼女に譲ってください」呆然としてしまった私に、さらなるショックが。「どうしても、会社の付き合いの関係であのモデル事務所は敵にまわせないんです。 もちろん、アナタには何の関係もないことですが、 確かにヤンスカさんはプロじゃないし、こちらとしてもかばいきれないんです」コムスメを相手に社員さんは、なんと土下座して謝るではありませんか!とにかくうぶだった「馬の骨」は、こんなパフォーマンスにも動揺し、要求を飲み込み帰ろうとしました。「あ、待ってください。さっきの彼女に司会のやり方を教えてほしいんです」今の私なら、断固お断りですが、「馬の骨」は素直でした。控え室に行き、自分が昨晩作った原稿を気前よくモデル嬢にさしあげ、彼女が「ごめんなさい」と謝ってきたことで、この人が悪いわけじゃないんだからと色々レクチャーしました。フロアショーは、3回上演でした。1回目だけ立ち会いました。さすが、プロモデルですから、私なんかよりはるかに見栄えがしました。しゃべりは、たどたどしいですが、私の原稿はまあ良い出来だったし、たくさんの拍手をもらって終了しました。ああ、今後自分に声がかかることはないなあ…。一人、現場を離れて新幹線に乗り、時間がたつうちに胸がザワザワしました。なんか、おかしくない?いくら素人とはいえ、別に私が悪いわけじゃない。自分なりに必死に勉強もし、がんばったつもりだ。どうして初対面の人に「馬の骨」扱いされなきゃいけないの?クヤシイ~、もし私がどこかの事務所に所属するプロだったなら、こんな屈辱は味わうこともなかったはず。列車の座席でさめざめと泣いた若い日の私。絶対、プロになって、あんなヤツら見返してやる!本気でプロになることを決めたあの日の出来事です。そして、私は養成所のオーディションを受け、1年間アナウンススクールに通いました。私の目標は「競馬番組のアシスタント」。レッスン後、すぐに地方テレビ局の契約アナの仕事に就き、そして幸運なことに在阪局の憧れの競馬番組のアシスタントになることができました。その後、1度目の結婚で仕事を中断するも、離婚後また番組のパーソナリティやニュースアナをやらせてもらいました。しかし、今度はノドにポリープを作ってしまい、しゃべられなくなってしまいました。仕事が怖い、何もかもイヤ。自信をすっかり失くした私は別の仕事に就きました。それが、旅行会社の添乗員です。バスの中で握るマイクは、スタジオのマイクと大違い。アクセントも関係ないし、しゃべるネタも制約が少ないから色々話題に出来る。40人のお客を前に、自分のトークがウケたりすると楽しくて仕方がなかったです。数年間、私はナレーター事務所と二足のわらじ状態で働いていました。そんな中で、私は猛烈に声の世界が恋しくなってきました。一度こうやって挫折したから、ものすごく力も抜けたし、この状態の自分ならば絶対にいい仕事ができると思いました。それで、添乗を辞めて事務所に戻りました。私の担当マネージャーは、こんな気まぐれなタレントをこころよく迎えてくれました。そればかりか、素晴らしいナレーションの仕事をたくさん広げてくださったのです。もう大丈夫。自分の軸がぶれないように歩いていこうと誓いました。しかし、予定外の妊娠!切迫流産・早産のために、仕事ができません。いきなり休んでしまった私に、仕事は戻ってきません。この頃から、事務所内の空気が変化していました。短期間に次々とマネージャーが入っては辞める。連絡ミスも増えてきました。力のあるマネージャーならば、私の妊娠による急な降板のフォローもしてくれたはず。私自身の至らなさも合ったかも知れないが、仕事量が激減!というのはなかったはず。産後1ヶ月から、私は仕事を始めました。ウーのためにお金が欲しい、自分のために基盤が欲しい一心で。しかし、そんな中で信頼していたマネージャーが退職し、自分の事務所を持つことになったと聞かされた時、私のキャリアもここで打ち止めかと思いました。私の仕事の依存度が高かった人ですから。彼は私の養成所時代からのお付き合いです。それこそ「馬の骨」時代から育ててくれた人。私の性格や行動パターンを理解してくれて、根気よく導いてくれた人。だから、決めました。彼が事務所を去って、半年悩み続けてきましたが、私も事務所を去ろうと…。ウーの存在も大きかった。母子通園を始めると、週の半分は埋まってしまいます。これについても、相当悩んだけれど、ウーと共に自分も育つ時間があってもいいかなあと自然に思えたので、大切に過ごすことにします。これから、細くともナレーターの道は続けます。事務所の大きな看板を失くしても、声をかけてくださる場所もあるので。しばらくは、空いた時間を使って自分を磨きたい。そうして、状況がそろえば、やはり、あのマネージャーの元を尋ねたいかなあ。
2007.04.03
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今日は、療育園の入園式でした。私はこの日のことを考えて、かなり頭がイッパイイッパイになった日々を過ごしてきました。朝、9時40分。自宅近くに通園バスが迎えに来てくれました。先生に手助けされながら、バギーとウーを乗せこむ。チャイルドシートに座らせて出発。ウーははじめてのバスにウキウキ♪おまけに、今まで外来訓練で会っていた親子さんと実は近所だったとわかり、私の緊張も一気にほぐれました。意外に思われるでしょうが、私はとてもとっても、新しい環境というのが苦手なんですよ。イメージとしては、立ち向かっていきそうでしょ?こう見えて、けっこう人見知りするんですよね。自分が学校にいた頃から、私という人間は集団生活に適応しにくい性格であると気づいていたんです。社会人になり、自由業でやってきて本当にそういった意味でのストレスからは解放され、二度と集団の中で何かをやるなどとは夢にも思ってなかったので(子どももできないと思ってたし)ものすごくプレッシャーになってました。今日から、正式にここのメンバーかと思うと、見慣れた施設もまぶしく見えてきます。新入生は10名ほどで、ふたつのクラスに分かれました。ウーは「ばら組」。1歳から3歳までの子で編成されています。ああ、かわいいよ~みんな。ちびさんが、たくさんいるというのは何とも和みますね。早速子どもらは先生にみて頂いて、親は挨拶や説明やらで大忙し。しかしウーは、早くも大泣きして私のもとへ帰ってきました。私のいる所では強気なのに、見えなくなるとヘタレ。先生が私の側に控えてくださり、ウーの相手をしてくださいました。そのうちネンネ。初めての日に、いきなり寝れる我が子にびっくり。案外、たくましいもんですなあ。私は私で、「何か質問は?」と言われるたびに一人、手をあげてしまってました。だって、自信ないんですもん。「『熱が出たら登園を控える』の基準って、何度くらいでしょうか~」(おずおず)「すいません、提出用の雑巾にも名前を書くんでしょうか~」(びくびく)「昼寝用布団に使うバスタオルって、敷く分ですか、掛ける分ですか、両方ですか~」(入院準備みたいな質問や~)もちろん、先生方はニコニコと答えてくださったけど、他のお母さん達は私の事を「心配性で気の小さい人」と思ったことでしょう。さあ、ここで提出用の書類を数枚配られて、私はさらに緊張。この手のこと、本当に苦手。書くことはいいのだけど、紙自体を失くしたり忘れたりしそうなんだもん。帰宅してすぐに派手な色のファイルにおさめて、目立つところに置いたけど、玄関に置いても忘れていく私ですからね~、心配。午前中いっぱいかかって、入園式は終了。今さらだが、周りのお母さん方は素敵な格好で参加していたなあ。私も、もっとちゃんとした服でいくべきだったかな。フォーマルじゃなくていいですよって言葉を真に受けたもんな。帰りのバスの中で、頭がくらくらしてきました。家で、ウーに昼ごはん食べさせながら、身体がだる~くなるのを感じ始めました。いっつも、そう。私はものすごく気になっていたことが無事に済むと、熱を出す。今日はウーと午後から桜でも眺めようかと思ってたのに、このザマ。実家に電話をすると、父がすぐ来てくれてウーを連れていってくれました。安心したら、さらに熱が上昇。昼から夜中近くまでどかっと寝てしまいました。明後日からが、療育のスタートなんで、明日中には復活したいところ。気合いで治そうと思います。おやすみなさい。
2007.04.02
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3月末というのは、人事異動や卒業や退職や、別れの多い時ですが…。我が家がお世話になっていた保健師さんが辞める事になりました。年のころ、20代前半。見目麗しく、「なんで、こんな可愛くて美人で性格の良い娘さんがこんな地味な仕事をしてるの?」と初対面の時に夫婦で話題にしたような方。(すいません、勝手に)ホンマに別嬪さん。辞めると聞いて、私などは(はは~ん、やっと自分の豊富な資源【美貌】に気づいてモデルやタレントになるのか、または結婚か)と妄想を膨らませたのですが、「他の自治体に移って、保健師を続けます」と聞いてびっくりするやら感心するやら。彼女は、去年の春、我が家の担当になられました。保健師になって一年目という事で、緊張と初々しさの混じった表情で対面したのでした。大阪府のダサ~イ制服をまとっていても、ただもんじゃない美しさでして、ある種のコスプレ感すら与えてくれ、私も「萌え」てました。こちらが質問したことは、迅速に返答を下さったり、ウーの療育やかかりつけ医を決める時も、親身に相談にのってくれました。いつも、一所懸命で、若いのに内面のしっかりとした方でした。ウー父が、保健所がらみの用事に付き合ってくれるのも、この保健師さんがいたから。「いつもお父さんもご一緒で、仲が良くてうらやましいです~」と彼女は笑顔で言ってくれるのですが、アナタが目当てだから付き合ってくれたんですよ。ま、普段「妄想竹」を繁殖させて壮大な竹林の管理をするのは私の役目ですが、このマドンナに関しては、ウー父も負けていなかった。いつも優しく抱っこしてもらうウーに「やきもち」を焼き、彼女にいい印象を与えたいがために、保健所へ行く時はものすごく服装にこだわる夫。いや、ホンマに何度も書くが、彼女はものすごく可愛い。誰に似てるっていうのが、例えられないの。芸能人につきものの、攻撃的な「クッキリ」感がないし、計算ずくの「フンワリ」感もない。自然に咲いている花の美しさ。春の日差し。夏の夕暮れの涼風。こんな感じ。あと、自分がものすごく美人ということを自覚していない!勿体無い。彼女クラスの女は、男を指先だけでこき使っても構わないし、好き勝手に振る舞っても許されます。美人で、ずるい女は周りにもたくさんいてます。もちろん、似合ってるから私も楽しく鑑賞しております。だのに、この保健師さんてば、チャップリンが履きそうな穴あき靴を平気で履いていたり、髪の毛がはねていたりしてもおかまいなし。無防備な美女。やや天然系。女の私が見ても可愛いすぎっ!ウー父の頭の中では、こんなストーリーが完成していたのです。妻(私)が急な事故で亡くなる。↓息子と二人で生きていくことになる。↓それを必死にサポートしてくれるマドンナ保健師さん。↓いつしか二人の間には愛情が…↓彼女と再婚!ハッピーな人生のスタート妄想としては、あまりにも甘すぎです。設定がね。フツー、フツー。ベタなストーリーですな、寅さんかっちゅうねん。だから、今日で彼女が辞めるときいて、家族3人で保健所へお別れに行きました。ウー父は本当に残念そう。私が手をまわして、彼女を辞めさせたのではないかという妄想まで飛び出す。(妄想的には、そっちの方が優れたストーリーである)ささやかな花束を渡し、一緒に記念写真を撮ってもらいました。彼女がウーを抱っこして、夫が隣におさまる。シャッターを押す私。夫の考えてることが顔に浮かび上がる。(この写真を『家族写真』だといって人に見せたらみんな羨ましがるに違いない)(せめて妄想を写真でかなえよう)(ああ、彼女と写せて嬉しい!)はいはい、わかりやすい人や。私も一緒に撮ってもらって、いよいよお別れの時。「ウーちゃんが歩けるようになるまではいたかったのに、ごめんなさい」「初めての職場と、受け持ちがヤンスカさん一家で楽しかったです」お世辞でもそんな言葉を聞くと、涙がうるうるしてくる私。今、公務員さんというと色々叩かれてるところもあるけど、彼女に関しては、本当に優れた仕事人だし、友達のように接してくださったので、こういう人にはもっと待遇をよくしてあげて~!と感じてます。きっと新しい場所でも、アナタはたくさんの家庭に明るい光を注ぐことでしょう。多くの子ども達のためにいつまでも現場にいらしてくださいね。見ると、彼女も涙ぐんでいます。私なんかは鼻まですすって、しゃくりあげ泣きに突入です。夫は…神妙な顔でこの場面に耐えています。ホントは、泣きたいんだぜ~。仕方ないよ。寅さんはいつだって、マドンナとはくっつかないもん。そして、簡単には泣けないのよ~。車に乗って、ため息をつく夫。鬼嫁としては、気合いを入れなおしてやらねば、ね。ここは、「とらや」(でしたっけ、あの団子屋さん)のオバちゃんになって、声がけしてやりましたわ。「寅ちゃんどうしたんだい、目にゴミでも入ったのかい?」
2007.03.30
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この日。仕事先で休憩時間に皆さんのブログ巡りをしようと携帯を操作していたら、先日ここにも書いたあーたんが、亡くなったことを知りました。しばらく、頭の中が真っ白になり、時間が立つに連れて身体がふるえて止まらなくなりました。休憩が終わり、会議室に戻っても、このパニックがおさまりません。隣の人に具合が悪いのかと訊かれて、「なんでもないんです…」と答えながらも、涙腺のコントロールができず、ハンカチで顔を覆った私。(周囲は花粉症か鼻炎だと思ったようです)大阪の空は、春の日差しを含んでふわふわした水色。日向ぼっこでもしたくなる、こんな素敵な日を選んで旅立ったあーたん。私は、あーままにもあーたんにも実際にお会いしたしたことはないんです。ブログでの交流以外にメールのやりとりをさせていただいただけ。だけど、そのうち東京か大阪で会おうねって、お約束はしてました。我が家との共通項は、ダウン症と心臓病を持っているということ。心臓病だけの子どもさんよりも、ダウン症の合併というのが難儀なもので、もし、あーたんがダウンちゃんじゃなかったら、もっと体の抵抗力もあって菌に勝っていたのかもしれないとも思ってしまう。ダウンちゃんの体質は、本当に性格と同じで「来るもの拒まず」なところがあるんですよね。ノンジャンルで。フレンドリーなあーたん、相手が菌であっても、私が気に入ったんなら一緒にいる?なんて仲良くし過ぎてしまったに違いないなあと思います。小さな体で、想像を絶するであろう苦しみを受け入れてしまったあーたん。闘うはめになって、びっくりしただろうね。よく、がんばったね。本当にお疲れさん。あーたん、今あなたの魂は肉体から離れて自由になりましたね。横たわる自分の抜け殻と、あなたを愛しぬいたママとパパの姿を眺めているのかな。痛みや苦しみから解き放たれて、あなたも一息ついてるよね。残念ながら、あなたの肉体とはお別れをしたけれど、あなたが生まれてきたこと、みんなに大きな喜びと希望を分けてくれたこと、あなたの魂が、いつでも、側にいることは変わりません。ママやパパの涙や哀しそうな様子を見て、「アタシ、ここにいるのに!」って思うかもしれないね。だけど、あーたん、わかってくださいね。人ってやつはね、目に見えるものについ頼り切ってしまうものだから。いつでもあなたがそこにいる光景が、当たり前のものになっていたから。ご両親だけでなく、たくさんの人も、目に見えるあなたの存在を失ったことでショックと、かなしみと、さびしさを今感じています。まだしばらくは、あなたのために涙を流してしまうことを許してください。「勝手に悲しまないで!アタシはいつでもここにいるもん」そんなあなたからのメッセージに気づけるまでは、まだ時間がかかりそうです。旅での別れは、いつだって残されるほうが辛いんですもの。あーまま、あーぱぱ、本当にどれほどの苦しみと悲しみを抱えてることでしょう。私達夫婦も、あーたんのブログを見ながら、ウーを抱きしめながら泣きました。心の中で可愛いあーたんのこともぎゅっと抱きしめました。同じダウンちゃんの親として、他人事じゃありませんでした。生まれてきた時から、あらゆる覚悟はしながら今日まで来ているつもりでした。でも、つもりは所詮「つもり」です。あーたんとのお別れを現実のこととして迎えてしまったお二人の気持ちには、転んでも近付けませんね。応援したつもりだったのが、あーままを追い詰めていたり、苦しめていたこともあったかと思います。本当にごめんなさい。私達にできることは、あーたんの分も、ウーや、他のみんなに生き抜いてもらうため努力すること。命を大切に扱うこと。日々の暮らしに感謝して、生きていることを謳歌すること。あーたん、サヨナラなんて言わへんよ。あーまま、これからもよろしくね。
2007.03.26
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先日、私が講師をしているアナウンス学校の一期生が卒業しました。そして、謝恩会。まさか自分がセンセの立場でこういう場に参加するとはねえ。人生ってわからんもんです。会場は大阪・梅田のおしゃれなビルの中のこじゃれた居酒屋。なんせ。卒業生はたったの3人ですから講師の方が多い、総勢11名での飲み会になりました。主催してくれた学生達は緊張しまくり。聞けば、普段もあまりお酒を飲まないそうで、とても健全な学生生活を送っていたらしい。だからか、席割りもすっごくとんちんかん。片側に男性5名、そして女性6名が向かい合わせ。お見合いみたい。出入り口に近いところに、私の席。いや、いいんですよ。添乗員やし、慣れてますからね。でも店の人は全部私にいろいろ聞いてくるではないか。完全に幹事様と思われてる。聞けば、時間制限ありの飲み放題らしいし、こういう仕切りは添乗員なら得意やもんね。さてメンバーは講師陣が役者、演出家、女性はダンサー、アナウンサー、声優。さ、注文の時も、みんな受身であるんで(きっと自分のフィールドでは後輩がやってくれるんでしょう)、私は声も高らかに「はい、まずは乾杯、ビール飲まれる方」と手をあげさせ、そのほかのドリンクをききお店のお姉ちゃんに、コップを多めにもってきてもらうよう頼みました。さ、じゃ誰が挨拶するのかな?学生の一人がもじもじとみんなに謝辞をのべて乾杯。ほら、いきなりビールが減り始めたよ。そして、学生達が無言なんで、つい話題をふる私。目はドリンクの確認をし、ピッチャーで頼もうと考えてます。食事もきました。取り分け皿も私のところに置かれるので、せっせと取ってまわしてもらう。そして、場所をとる大きな皿を取り除いて、係りのお姉さんに渡す。灰皿、そろそろ替えてもらおう。ハッ!ああ、ああ、いけない。またやってもうた。こういう場面で、みんなが王子・姫やったら自分も合わせとく方が楽やのに「セバスチャン」とか「ジョルジュ」っぽい執事モードに入ってしまう自分。何か場が持たない事も辛いので、せっせとおしゃべりしてしまうし、みんなに一言ずつふらないとって、わたしゃ島田紳介かっていうくらいに気いも遣うんでしんどいのです。だのに、当たり前だけど、この姿を見て周りは「ヤンスカ先生はほんまに酒の席が大好きなんだな」って思ってます。しゃあないんですけどね。流れが滞る事が苦痛なだけ。言い方は冷たいけど、仕事がらみの飲み会はキレイに流れてさっと解散が理想だから。そして、仕事話ばかりも嫌なんで、添乗で見つけた小ネタや誰もが参加できる子ども時代にはまったものの話や、テレビの話題なんかを使う私。今日の場合は卒業生が主役だから、必死に話題をふってるのに反応のない彼ら。かなしくなる私。次第に、他の先生方も盛り上げてくださるようになってきたけどおとなしく会は終わってしまいました。お酒が苦手ならばティーパーティでもよかったのにね。主催する側が自然に気楽におもてなしできるスタイルでよかったのになあ。***************************************私の好きな「飲み方」。最近は家飲みがメイン。育児のご褒美にウー父が買ってきてくれるワインと焼酎が主役。しっぶ~い赤ワインが好きなんで、チーズと、オリーブオイルで漬け込んだ野菜のマリネをおつまみにするのがお気に入り。ウー父が作るトマトのブルスケッタは、なかなかイケますよ。ホワイトアスパラのバターゆでも最高。夏場はワインに氷も入れるし、ちょっと具合のイマイチの時は(飲むなよって)ミネラルウォーターで割って飲んだりもします。家飲みの良さは、ジャージかなんか着て、ごろごろしながら飲めること。ものすごく飲む友達がいるんだけど、絶対、外だと帰るのが大変なんで、最初から家で飲もうって誘う事にしてます。彼女とは、遅くまで(寝てしまうまで)飲んだくれて記憶を失い、で、朝、また飲みなおし。一方、外飲みだったら「焼き鳥」「揚げ物」など家でやりたくないものが食べられる店がいいなあ。適当に雑多な雰囲気で、話してる声が響かないようなところ。私にはあんまり「名物おかみ」「おやじさん」みたいな店は魅力がないです。なんで客で来てまで、アナタに気に入られたり気をつかわなアカンの的な状況がいや。きちっとサーブしてくれて、あとは放置してくれる店がいいな。こうして希望を細々と書いているものの、実はリアル・ヤンスカは誰かとお出かけして入る店を決めるのが苦手。あんまり好き嫌いがないので、かえって人に合わそうとするあまり「決めてちょ~だい」って言葉が出てしまうんだなあ。一人行動だと逆に、どこどこでアレを買ってコレを食べてとテキパキできるのに。だから、ご飯でも飲み屋でも、パッパと決めてくれる友達が一緒だと嬉しい。ホッとします。さらに、上にあげたような私のツボにはまった店に案内してもらおうもんなら一生ついていきます!ってくらいその友達に尊敬と愛を感じてしまいます。「集団飲み会」での姿とは大違いでしょ。最後に、私の記憶に残る「酒のある風景」ベスト3。第三位 真冬の定山渓温泉にて 後輩と一人8本くらい缶ビール、チューハイを飲み、 雪合戦をしてるうちに悪酔いし、部屋の中や廊下にコロポックルの大行進が 見えてしまったこと第二位 ギリシャのミコノス島で 豚肉の串焼き(スブラキ)ばかすか食べつつ飲んだ ビールの味。ギリシアと酒はよく似合う。海でも、へんぴな山村でも。第一位 南イタリアのマテーラという廃墟の町。横穴式住居が残るところで、今も 無気味でいて魅力的なオーラをはなつところ。 私は「サッシ」と呼ばれる横穴を利用したホテルに泊まり、ライトアップ された廃墟を眺めながら渋いワインを飲み、オリーブをつまんだ。 そういう事がしたくて、旅に出たんだなと思ったなあ。ブログ友達の方とも、いつか一緒に飲みたいものです。
2007.03.25
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今日は朝からK病院の小児科外来へ行きました。心臓カテーテル検査後一ヶ月のチェックです。入院中にも説明を受けたのとほぼ同じ話を聞かされ、生活上の注意を受け(細菌性心内膜炎に気をつけること。特に歯科や外科的処置をする際にあらかじめ指定された薬や点滴をつかって治療すること)さあ、次はいつエコーかなあと思っていたら、「お母さん、じゃ次回は一年後にお会いしましょう」の一言。あ、あの~動脈管のくびれと弁の奇形や心房の孔のことは???「この一、二年でどうこうしなくても大丈夫です」拍子抜けして退室し、一年後のエコーと心電図、診察の予約を入れて、支払いを待ってる時にじわ~っと喜びが体中に広がってきました。しばらくは心臓のこと、考えなくていいのかあ。脳波や甲状腺や他の検査も山ほど控えてるけど、一番要だった心臓のこと、少しだけ横に置いておけるんだ。うきうきとウーをあやしていたら、隣に座っていたおじいさんが話しかけてきたのね。ウーが先天性の心室・心房中隔欠損だと話すと、この方「奥さん、人は生きてるだけで丸儲けやで~。いやあ、このお子は福の神さんや。わしは大人になってから心臓悪なって七回手術しましてん。もうあかんて時もあったけど、家族がなあ『おじいさんどんな姿でもええからどんな状態でもかまわんから側におって』言いまして、わしは生き返りましてんで。最初から病気もってきたのに、生まれるだけでも大変やのにから坊ちゃんはようがんばらはった。ほんで、奥さんや家族も偉かったなあ~」なんてニコニコウーの頭をなでてくれました。涙がにじんできて、ついブログのお友達・あーままの愛娘ちゃん「あーたん」のお話をしました。あーたんはウーよりももっとハードな心臓病を持って生まれてきたダウン症の女の子。ウーより少しだけ早く生まれてきた同い年。可愛くて、小悪魔で、パワフルなこの先楽しみな存在です。あーまま共々ブログのお仲間に元気と笑いをふりまく親子さん。そのあーたんが、今ぎりぎりのところで闘っています。先日受けた心臓の手術後に、思わぬ展開になってしまい、生死の境目でふんばってます。母親としての揺れ動く気持ち、愛情の色んな形が、あーままの日記に綴られています。毎日、私もあーたんファミリーのこと考えて、祈っています。奇跡が舞い降りてくる事を信じています。そんな話を、おじいさんにしました。おじいさんは「ええ家族がついているから大丈夫やし、そんな風に周りの人に愛されて勇気を与えてくれるお子にはきっとすごい力があるで~、わしも一緒に願かけまっさ」と言ってくれました。病院からの帰り道、ウーの事、あーたんの事がぐるぐると頭の中をまわってました。そして、心臓病があったからこその「縁」についても色々考えました。おじいさんは、他にも「弱いほうが勝ちやったりすることもある」なんて言ってました。辛酸なめたもんは、立ち直ったら「底」を知ってる分ものすごく強くなれるで~と。弱いからこそ、闘う方法を工夫するし、自分の限界をきびしく認識できるから無茶をせえへんもんやとね。80近い方でしたが、気合いの師匠に出会った気がしました。ああ、一年後の診察予約。まだそれを書き込む手帳すらない。そして、一年後どんな状態に私達親子があるのかもわからない。目の前から、そばのことから片付けよう。とぎれないように願いながら、積み上げよう。
2007.03.22
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ウーの日記です。お久しぶりです!ぼくは今日で一歳五ヶ月になったよ。体重もね、やっと8キロ越えたの。入院やぷるぷるもあったけど、元気にしてます。最近のぼくはお出かけたくさんしてるよ。今日はね、「世界ダウン症デー」だったの。みなさん、知ってた?たまたま近くの万博公園でダンスのイベントがあったから、お母さんと二人で見に行ってきたよ~。ものすごく人が多くて、びっくりしたよ。正直、舞台の近くには陣取れなくてね、お母さんたらあまりヒトゴミの中もいやだからって、少しはなれた席でフンイキだけ楽しんだの。ぼくが、ヒップホップっていう音楽についていけるか心配だったみたい…。でも大丈夫!ぼくはオペラもクラシックも好きだけど、『ぐるぐるドカン』や『きみのこえ』『ぱわわっぷ体操』も大好き。きたじまさぶろうの『まつり』だってお気に入りだから、ウキウキする音楽ならいいの。ダウン症のお兄さん&お姉さんがカッコイイ踊りを見せてくれたよ~。ぼくも興奮しっぱなしだったあ。お母さんのひざの上で、ぼくだって負けずにダンスしたよ。ああ、はやく立っちやアンヨしたいなあ。それからね、お母さんが日記書いてるでしょう。その日記でお友達になったママさんと、それからぼくと誕生日の近い女の子とご対面したんだよ。ホントは他にもダウンちゃん仲間と集まる予定だったけど、風邪ひいたり体調くずしたりして来られなかったの。ぼく、女の子と遊ぶことが少ないからキンチョーしたよ。だって、カワイイ子だったしママさんも美人でね~お母さんと全然ちがうんだもん。男はだまってダンス!かなあと思って、イイトコ見せたくてぼくがんばって手足バタバタしたよ。ウーくん、カッコイイなんて思ってもらえたかなあ?(*^.^*)お母さんは心配性だからね、冷え込む前に帰ろうって最後までステージ見ないで帰ったの。そのかわり、公園の中をたくさんお散歩したよ。梅の花がキレイでね、お母さんにおしゃべりしたんだけど、お母さんたら、ぼくがおなかすいてるかオムツかえて~かなと勝手に決めつけてたよ(-.-;)。そうそう、この写真は太陽の塔といって、お母さんが小さい時にあった万博の記念なんだって~。お母さんは、「こんにちは~こんにちは~世界の国からあ~」っていきなり歌ってたよ。あんなに素晴らしい万博はなかったって赤子のぼくに語られても困るよ。おまけに太陽の塔が壊される?というウワサがあるので、「ウー、記念写真とろう」ってムリヤリ撮られたの。塔より、カワイイあの子と記念写真撮ってくれたらいいのに、お母さんのばか~(-_-)
2007.03.21
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今日はウー父の添乗話。こないだ中欧から帰ってきた夫。私にこんな問いをしてきました。「なあ、もしツアーバスの中でお客さんが『自分は歌がうまいからみんなの前で歌いたい』って言うてきたら、アナタどうする?」ああ、私の添乗員時代の記憶がよみがえってきます。いるんですわ、こういう客。ツアーって、不特定多数の方の集合体ですから、一緒に旅をするけれどけっして「友達」ではないわけでね…。参加する目的も色々あります。まずは代金が適当で、自分の希望にも近いから利用する人。運転もしなくていいし、おまかせでのんびりしたい人。夫婦で参加して、友達を作りたい人。逆に、団体に埋もれる事で静かに過ごしたい人。添乗員になりたての頃は、とにかく盛り上げなきゃ~と必死になるものです。しかし、慣れてくると個々の目的が読めるようになってきて、その旅の場面に応じてギュッと引き締めたり、ゆる~く各自に過ごしていただいたりコントロールできるようになってきます。ツアーは、本当にどう化けるかわからないもの。生まれも育ちも価値観もバラバラの数十人が、同じ日程で同じ内容の行動を共にしていくうちに「生涯の友」になったり、「二度と思い出したくない旅の犠牲者」になったりします。で、『俺の歌をきいてほしい』ジャイアンおやじは、旅なんかどうでもよくて、俺がいい気分になるために色んなツアーに参加するタイプのお客さんです。国内ツアーならば、大体バスガイドが乗務しており、ほとんど彼女・彼ら(今は男性ガイドもいます)は歌がうまく、そのご当地の歌を車内で歌ったりします。ジャイアン族のお客は、そういう場でマイクを奪い無理やり自分の歌を聞かせるわけです。まず、上手だった例がないのも共通項でして、やはりジャイアン。他のお客は当然、不愉快になります。その場では仕方なく、はやく退場させたくて拍手をしてますが、アンケートにはボロクソにお叱りのコメントが書かれ、ジャイアンのいないところで添乗員にも説教してこられます。私も、そういうお客に何度も遭遇しましたが、こんな風に撃退してました。「お客様の会社やお友達の貸切団体でしたら、もちろんお好きなだけ車内で歌を歌っていただいてかまいません。でも、こういう私どもが主催している観光ツアーの場合、静かに過ごしたい方、他の方とのお付き合いも控えめにされたい方もいらっしゃるのでたくさんあるお客様のご要望の最大公約数の部分でサービスのあり方を考えなくてはいけないのです。旅行会社によっては、車内やホテルでカラオケを用意するツアーもありますが、うちを利用される方は逆にそういったサービスが要らないと考えるからいらっしゃるわけなんです。誠に申し訳ございませんが、どうぞご理解いただけますようお願いいたします」ウー父にこう話すと、やっぱりそうやんなあという返事。しかし、彼のツアーに来たジャイアンはえげつなかったのよ!海外ツアーって、参加されたことありますか?国内との大きな違いは、まあ、人数も国内と比べて少ないこと。バスガイドというものが存在しないので、現地ガイドが案内したり、それもいない時は添乗員が案内もすること。バスの席割りも決まっていない。お客さんにまかせて座ってもらう。(国内では、バスの席割り=クレームの対象になる確率高し!なんで絶対毎日席は替えます)そして、日本と違って、本当に何が起こるかわからないってこと。いきなりスト、テロで乗り物が動かない。宗教行事のため、誰も働かなくてツアーが進まない。日本みたいに職業意識が高いところばかりじゃない。反対に日本以上に厳しさを求められる場面もある。どこでもカメラを出すな!バス車内でおやつを食べるな!(国内ツアーでこんなこと言ったら誰も来ない)しかるべきところでは、ちゃんとドレスアップせよ!水は一日にきまった時間・量しかでないから節約せよ!などなどあるけど、何といっても「行動のすべては自己責任である!」これに尽きる気がします。ですから、走るバスの中でお客が前に立って、マイクを持って歌うなんぞ、現地のドライバーもびっくりでしょう。危険だし、各自のプライバシーも台無しだし。夫が「ここから山道に入りますし、私も着席しながら案内をしますし、ゆっくり寝ていらっしゃる方もおられるので、お歌はご遠慮ください」と断るとジャイアン、「俺はいつでも歌ってきた。みんな俺の歌を喜んでいたし、何度ものど自慢に出場(出てるだけで、優勝や入賞したわけじゃない。これもジャイアン族の得意な台詞)してるんだ!お前の采配ひとつで、みんな俺の歌を聞けるのに、お前はバカだ!」と、のたまわれました。んもう、私だったら、バスから降ろしてるぞ!(実際、暴力をふるってきた客を京都と鳥取で降ろしている私である)そしたらジャイアンは、自分から「もう気分が悪い。こんなツアーは最低だから、今すぐ帰る。飛行機の手配をしろ!」と言ってきたそうです。とはいえ、これもまた日本と違って、携帯やパソコンひとつであらゆる手配が素早くできるわけじゃないのですよね。何といっても他の皆さんのために車内で観光案内をする業務もありますし。山道を越えた時に、ジャイアンはわかりきったことを聞いてきました。「俺の帰りの手配は済んでるのか?」申し訳ありませんとウー父が謝ると、「お前なんかやめっちまえ~!添乗員失格じゃ~」と罵声をあびせてきたそうな。「すぐ、ここに社長を呼べ!」かえって、他のお客さんが気を遣って、歌わせてあげたらモードになってきたらしいの。で、翌日。夫はジャイアンに今日ならば道も平坦だし、少し移動時間があるからよろしければお歌を歌われますか?と申し出ました。ここでジャイアンも意地を張り通すなら、少しは見直すんだけど、やはり歌いたかったのね…。何で、ウイーンやチェコを訪問して、どこぞのオッサンの「島唄」や「涙そうそう」を聴かされなきゃならんのか?複雑なツアー客の表情など目に入らないジャイアン。俺が気分いいなら、それでいい。他の人の旅情を台無しにしてもかまわない。皆が、被害を最小限にしたくて、あんたに歌わせたこと、わかってない。勝手にアンコールも歌い、いちおう夫にも謝りをいれてきたジャイアン。その歌声は、やはり、たいしたことなかった。そして、アンケートにも「添乗員→やや不満」とつけて返してきてくれました。こういう方は念を入れて、お客様相談室にもクレーム電話を入れてくるでしょう。でもね、ジャイアン。アナタに対する多数のクレームの方が採用されるからね。あと、社長はそう簡単に来れませんので、ご了承くださいね。
2007.03.20
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今日は、ウーを連れて初めて大阪市内の天王寺動物園に行きました。私も行くのは初めて。ウー父はラテン大阪の民なので、子どもの頃よく来ていたらしい。普段は車での移動が多いのですが、ベビーカーで地下鉄御堂筋線にチャレンジ。平日だったら、絶対乗りませんね。「動物園前」という駅で下車して、ここはエレベーターもないので階段を必死に上ってみたら…ディープな大阪の町が広がっていました~♪日本一ホームレスが多い大阪。そして、その方々がたくさん集まるのがこの界隈。通天閣がそびえる新世界エリアです。いきなり、階段の脇にニワトリや猫が路上で飼われていて、おっちゃんが座り込み。ものすごい伸びた手の爪を見せびらかすかのように歩いてる婆ちゃん。いや、ほんまにカメレオンの舌みたく巻いてるの!漫画「じゃりんこチエ」やドラマの「ふたりっこ」の舞台にもなったジャンジャン横丁を歩いていくと、何か昔のような怖さがありません。明るい。そして、観光客がたくさん!怪しい露店や、何するでもなく突っ立ってるおっちゃんの姿なんかは健在ですが、商店街の中の「串かつ」(二度付けお断りってやつね)「ホルモン」の店には若い子も入ってるし、それだけでなく上品そうなおばさんグループも楽しそうに行列してます。行列してるってことは大阪のおばちゃんじゃないことは確か。私達が歩いてる時も東京弁で「まあ、すごく大阪って感じのお洋服ね」「すごいわあ、映画のセットみたいね」な会話が耳に入ってきました。思わず、ウー父と目で笑ってしまいました。将棋屋さん(っていうのかな?正式名称がわかりません)、パチンコ屋さんもレトロ。私も「昭和のテーマパーク」みたいな町のノリが楽しくてたまりませんでした。ウーがいるんで串かつ屋に入るのは無理だったけど、一度は体験してみたいなあ。通天閣のそばまで出ると、いっそう町並みがギラギラしてます。一体これらは何屋さん?うそ~、ほとんどが串かつ屋のビルです。パチンコ屋さんのような派手な外装です。巨大なビリケンさんがある串かつ店の前にあったので、ウーと記念撮影しました。コンビニでパンを買って、動物園の中へ。正直期待してなかったんで、入ってみて「がんばってるやん」と感激しました。アフリカっぽいエリアとアジアの熱帯雨林エリアっていうのを作ったようです。説明文やパネル展示にも力を入れてるようでした。やっぱり旭山動物園になりたいもんね、みんな。動物のにおいを嗅ぎながら親子で昼ごはん。ウーはフリーズドライのご飯とおかず、バナナ。風は冷たいけど、日差しは降り注いでいて、はじめての光景にはしゃぐウーを見て連れてきて良かった~と実感。動物園の中も、大阪色満載です。食事も「たこやき」「お好み焼き」「うどん」「やきそば」がメイン。ああ~子どもの頃、土曜の午後にテレビで吉本新喜劇みながら頬張ったメニューじゃないですか?大阪人のみなさん。ちなみにウー父の家は「やきめし」「やきそば」が多かったそうで、うちは非関西人の母なんで「オムライス」や「ナポリタンスパゲティ」が土曜の午後メニューでした。友達のところでたこ焼きやお好み食べさせてもらって感激したのよね、あの頃。今回もライオンやカバやキリンなどは無視のウー。ジャガーには食いついたね。横にはヒョウもチーターもいるのに、何が違うのか?そして、ペンギンもスルー。次に反応したのはダチョウ。小型のやつで、エミュ。手足をふって大喜び。まったくもって、お気に入りの基準がわからん。そのうちネンネしてしまったんで、大人だけでコアラやインド象やサル類をまわって帰りました。夕方近くなり、新世界はどんどんディープさを増していました。酔っ払いおっちゃんもフラフラ歩いているし、ごってり化粧した婆ちゃんやおばちゃんも姿を見せ始めました。しかし、そんな方々もウーの寝顔を見ては相好を崩して「いや~かわいいわあ」「赤ちゃん、かわいいなあ」と声をかけてくださいます。「風邪ひきなや~」なんて優しい言葉も。ウーが一緒だと、町の風景が違って見えてきた。そんな体験ができた半日でした。
2007.03.17
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話は前後するのだけれど、今月の一日にウーは麻しん・風しんの予防接種をしました。高熱を出す子もいるからと説明を受けていたので、(10人にひとりくらいの割合かなって言われたんです)毎日、体温の記録をつけてました。もう、ダウン症の1000分の1もビンゴ!だったし、そのダウン症児の5割が合併症として持ってる心疾患もビンゴ。甲状腺機能低下症も、新生児の時のテストで8000分の1だったかビンゴ。10分の1が当たらんわけないよなという母の余裕です。まったく、この勢いで宝くじを当ててはくれまいか、息子よ。ワクチン接種後10日くらいから、きたきた!高熱!といっても38度なんであわてない私。「熱性けいれん」はこんなもんじゃなかったから。ほんまに死ぬわと思って、気を失わんように壁にもたれて救急車呼んだから。ばっちり用意したアイスノンと腋から冷やす保冷剤で様子をみました。朝になると下がるけど、また夕方から熱が出るという繰り返しが2日。ま、このへんでおさまると思いきや、3日、4日になってきて、さすがに気になって小児科へ行きました。やはり、ワクチンの影響によるものでした。したがって何のお薬もなく帰宅。そして、今日。朝からウー父と3人で梅田へお買いものに行き、そのまま天王寺動物園へ。動物園ではジャガーと小型のダチョウ・エミュに反応して大喜びだったのですが、この晩に、ヘンな「ぷるぷる」が頻発しました。前から「疳の虫」っぽいキーってなる震えの多い子なんですが、ぎゅっと抱きしめてなだめてやると落ち着くので、気にしていなかったんです。今夜は晩の7時から8時の間に、なんと30回以上は「ぷるぷる」して、うなり声を出し、口をすぼめ、唾液が泡っぽくなってます。ウー父と相談して、Y病院の夜診へ連れて行きました。熱があれば、単なる熱性けいれんだけど、熱のないけいれんは脳の問題から起きている可能性もあることを説明されました。そして、出来る限り早めの日にちで脳波の検査を受ける予約をして、念のためのけいれんの座薬もいただいて帰りました。先生が「それにしても、心臓カテーテルの入院時に、K病院の先生にもこの震えのこと訊いてみたの?」といってこられたんで、「言ってみたんですが、『うちは心臓専門ですからよそできいてください』って答えだったんです」と返事しました。Y病院の先生は、笑って「あはは、そこまできっぱりしてるとかえって清々しいですね」と言われ、もし脳波に問題があったとしても、一緒に治療を考えていけばいいし大丈夫と力強いコメントをくださいました。ウーは、病院についてからはぷるぷるもおさまり、その後も回数は減っています。この2日前にも発達心理の先生から、ウーが少し癇症であること、自分の意思に反して体は思うように動かないからいら立っていること、たくさんの人に囲まれて生活してることが少しストレスになっていることなどを指摘されていました。しかし、この先生は「脳波の検査は療育の様子をみてからでいいのでは?」との意見でした。訓練によって、出来ることが増えて自信がでれば、かんしゃくを起こす事も減るし、母と二人のペースで規則正しい生活が身につけばストレスも減ると思うよと。そうだな、様子を見て考えようと思っていた矢先だったので今回のぷるぷるはショックでした。帰り道、ウー父に「なあ、これ以上オマケが増えたらどうしよう」とついこぼしてしまった私。前に誓ったはず。何がこの先出てきたって絶対負けない!驚かないって。それが実際にはグラグラな自分。涙まで出てきそうなへタレっぷりですわ。運転しながらウー父がのん気な声で答えてくれました。「どんな状態でもウーは可愛い息子やんか。 もし脳のおまけが見つかってもウーの一部やねんからど~んと面倒みようや」この言葉で、また私は強くなれた気がします。4月の上旬に検査をしますが、すでに結果はどうでもいいかっていう心境です。ただ、ウーの身体と心を守ろう!それだけです。がんばるぞ~。
2007.03.17
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お久しぶりです。さかのぼって、日記書いていきます。今日は、ウーの療育がある日。去年の10月から週に一度、外来という形でやりはじめて5ヶ月が過ぎました。どんな事をするのかというと、今、通っているのは肢体不自由児のための施設なんで、歩けるようになること、正しい筋肉の動かし方をマスターするためにボバース法という訓練を理学療法の先生がマンツーマンで指導してくれています。ダウン症が肢体不自由?って、よく人に聞かれます。個人差はあるでしょうが、筋力が弱い子が多いとされています。そして、体が柔らかいので、へんてこりんな動きや姿勢をやってしまいがちです。腹ばいになった時の反り返りなんて、ものすごくて、後ろからウーの名前を呼ぶと、以前は反り返ってこちらを見ていたので心配してました。柔らかい反面、膝を曲げるのは嫌みたいで、膝から下をぴーんとつっぱらかしてオムツを替える時につい舌打ちしたくなる私です。やりにくいよ~。あと、寝相もものすごいです!大の字ならぬ「土の字」で寝る姿は必ずダウンちゃんの親同士で話題になるし、横向けならカタカナの「ヒの字」になってぐっすり眠っています。ハイハイも膝をつっぱるスタイルの子が多いし、お座りからハイハイに変わる際、まるで超合金ロボのおもちゃみたく、足がくるっと前から後ろにコンパスのような開き方で移動するんです。(しない子もモチロンいます)私はひそかに、中国の雑技団に勝てるのはダウン症のサーカスしかないと思ってます。そのくらい、体が柔らかいってことです。で、ですね、うちのウーも膝はつっぱるし、腹ばい時も足は常に160度くらい開脚してるんでまずは、ちゃんとハイハイしたりいずれは立って歩行できる事を目標に通うわけです。うちの地元では、平均的ダウンちゃんの進路はこうなっています。誕生→合併症がある場合はまず治療・手術→体力に問題がなければ療育の相談。もし、両親とも仕事を持っていたら保育園へ。外来で訓練を受けるケースもあり。母親が時間的に都合がつけられるなら、まずは肢体不自由児施設で療育。そして歩けるようになったら、知的障害児の施設へ移って就学の準備。この二つの療育施設で過ごす人もいれば、地域の幼稚園に入って過ごす人もいます。最初は、私も保育園に預けようと思っていました。しかし、訓練の見学に行って正直悩みました。「療育」という言葉自体にもなじんでいなかった頃でしたが、話を聞いたり教室を見て目からウロコだったのです。医療と福祉と教育と保育が合体した現場なのですね。これは、健常の子どもしか持っていなかったら体験することのない世界です。ウーがダウン症に生まれてきたからこそ、出会えた場所です。そして、何より、空気が穏やかでゆるゆるとした時間の中で子ども達も楽しそうに見えました。最初は慣らす意味もあって外来でしたが、この四月から先をどうするか決めなくてはいけませんでした。私は、思い切ってウーとの母子通園という道を選び、歩いていくことにしました。週に2~3日、もしくはそれ以上になるかもしれないけど、朝から午後まで園での訓練や保育を体験します。こういうユニークな子達との接触が多いプロの先生方に色々と学ぼうと思います。いつか、厳しい社会に出て行かなきゃいけないのだから、子ども時代にたくさんほめてもらって、導いてもらって、自信をつけて、自分に誇りを持てるようになって、色んな友達を認めて尊敬できる優しい子になってほしい。そんな下地が築けたらいいなあと思っています。外来通園でも月に2回はグループ療育があり、お友達もできました。訓練以上にこの時間がウーにもたらした効果はスゴイのです。♪ウーくん、ウーくんはどこでしょう ここです ここです ここにいます~ 「ウーくん」(先生が名前を呼ぶ) (ハ~イと手をあげる)最初はまったく無関心でできなかったのに、周りのお友達がやるのを見るうちにマスターしました。今では、ピアノのおもちゃでこの曲のメロディを弾いてやるだけで、手をあげてます。たくさんの童謡や絵本の読み聞かせ、家とは違って集団ですから負けん気を出して見えやすい所に顔を出したりするようになりました。タンバリンや鈴を好きなだけ振って鳴らせるし、手遊びや母とのお遊戯も大好き。なによりお友達やそのお母さんなど、たくさんの人と過ごすのが嬉しいらしい。終わって帰る車の中ではいつも機嫌よく何かおしゃべりしています。かんたんな手のサインを覚えてから、かんしゃくを起こす事がマシになりました。「遊ぼう」「ちょうだい(取って)」「おしまい」などまだまだですが、本人は意思の疎通ができることが本当に嬉しくてたまらないみたいです。私もこんな風に会話ができるのが楽しくて仕方ありません。この日、四月から同じクラスになるというダウンちゃんの家族とおしゃべりしました。ウーより少しお兄ちゃんです。先生が脅かしてきました。「お母さん、歩けるようになったら何よりこの子らはきついよ~。 それまでのウップンを晴らすかのように次々といたずらしてくれるからねえ」そんな日が無事にきますように…。
2007.03.14
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今日は、アナウンス学校の補講でした。そう、「めんたいきょう」な教え子達の中で、あまりにも単位が難しそうな学生を対象に補習をやり、再試験を実施したのです。私の実技テストでは、必ず自己PRを1分間でやってもらうんですが、一年前よりは上達したとはいえ、具体性に欠けるのは否めないわけです。たしかに、人前で自分のよいところをスピーチするだなんて、シャイな日本人には向かないことなのかも知れません。ここで、ヤンスカ先生のアドバイスですが…スピーチは短く!(1分バージョン、30秒バージョンを考えておくとよい)言葉はハッキリ。目線は、よく相手の目を見よう、もしくはネクタイのあたりを見ればいいなど言われますが、ネクタイまでいくと自分の目線が落ちてしまうんで、シャイな方は逆に相手の額のあたりに目をやるといいですよ。で、話す内容については「ワントーク・ワンエピソード」が必須です。1分の中で起承転結つけなきゃいけないわけですから、欲張らずにひとつのことを丁寧に語るのが大切。前向きな、明るい、面白い、聞いていてニコニコ、にんまりできるような話題で。ひとつのセンテンスも短くするのがいいです。だらだら接続詞でつなぐトークは聞くのもしんどいから。そして、自己PRなわけなんで、自分のマイナスな事は言わない。「本当は苦手なんですが応募した」とか、「自分は人と合わせるのが苦手だ」なんてのはNG。好きな言葉や、旬の話題を引用しても必ず自分自身とすり合わせて話を着地させる。でないと、「好きなもの紹介」でおわってしまうから。と、ざっと書き出してみましたが、これは声優を目指す子達だから一般レベル以上に基準をきびしくしています。言葉を扱う商売の人間が、言葉で相手に自分の事を伝えられないというのは問題。普通に就職試験の面接なら、気の効いたトークよりも、素直に自分自身のことを伝えられればいいと思います。珍しい姓名ならその由来でもいいし、自分の趣味のこと、家族のこと、語りやすいことを話すのです。もう、いよいよ緊張して話せないなら、その思いを伝えて再度自分の名前を言って頭を下げたっていいと私は思っています。ある程度年季のはいった人ならば、初対面でも多少は相手の本質を見抜けます。本当に緊張して言葉を発せない人と、準備が出来ていなくて言葉を発せないくらいの違いはわかってもらえると思うんで、ここは誠意でがんばれるはずだと。ただ、なんにでも例外ってあるんですよね。たとえば、スピーチのルールも無視、態度も服装もズレてる。だのに、人を魅了する雰囲気を持った人が登場すると、上のアドバイスも効かなくなってしまいます。さてさて、話がなかなか進みませんが、補習を受けた学生から質問を受けました。「存在感のある奴が結局勝ってしまう気がする。 どうすれば、魅力だとか存在感は身につくんでしょうか?」難しい質問でした。たしかに、コツコツ勉強や訓練や研究を重ねたからといって、必ず報われるとは限らないこともありますね。特に彼が目指す役者などは、報われない率が高いような気がします。魅力の問題もなかなかやっかいですね。美男美女に生まれついても、必ずしも惹きつけられるかといったらそうじゃないですしね。お金のあるなしで、魅力度数のかわるケースもあったりしてね。存在感。これもね、前は常にオーラのようなものを出してなきゃいけない!って思ったものですが、ある時、新幹線の中で和田アキ子さんを見かけて発見をしたのですよ。背も高く、テレビで見る以上にすらりとして目立つ方なのに、自分の存在感というか気配を必死に消そうというか、コントロールされてるわけです。ああ、スターさんは自分で存在感のコントロールができるんや!って感動したものです。だから私は学生の質問に対して、「必要な瞬間に、自分のすべてをさらけだせる勘の良さも才能じゃないかな。 いつも、どこでも、自分を出しまくりというのは存在感っていうのと違う気がする」って(まとまっていない情けない返答ですが)返しました。通りかかった別の先生が我々の会話をきいて加わってきました。その先生いわく、「存在感とは、苦渋をなめて、それを自分で克服できた人間に備わるもの」だそうです。だから、日常の生活すべてを大切にこなすことが自分の存在感をあげていくことになると。ふむふむ。すると学生、「でも、お気楽にやってる人でも目だって、得してるように見えるじゃないですか」と納得の行かない様子。「だから、それは存在感やなくて【魅力】やろうな」と私ともう一人の先生が同時に発言。話してるうちに、こういう結論になったんですが…必ずしも「存在感」は=「魅力」ではない。マイナスなイメージの持ち主にも存在感はある。あらためて考えていると、難しいものですね。この学生は、存在感と魅力を身に付けたいという事だけど、正直、他人に評価されてはじめて「魅力的な人」になれるわけでねえ。ほんま、いい回答ができなかったのが悔しいです。ただ、努力で「好感度」はあげられるような気がしますね。身奇麗にしたり、立ち居振る舞いや言葉遣いをきちんとするとか、自分に似合うものを身に付けるとかね。人との関わり方の中で、約束はまもるとか、相手を尊重するとか、いつも笑顔でいるというのもひとつのやり方でしょうか。しかし好感度も追求すると、「いい人だけど本音が見えない」に突っ走りそうですね。それじゃあタレント稼業は難しい。また今日も学生に「考える事・見つめなおす事」を教わったなあ。
2007.03.05
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日記、まとめ書きさせていただきます。この日、同じマンションの友人が「移動ミニ動物園」に誘ってくれました。友人の次女ちゃんが通う幼稚園のイベントで、地域の子ども達にも園庭を開放してくれるというものです。その昔、私の実家では猫を最高13匹、犬4匹、リス、アヒルなど飼っていました。大阪なのにド田舎でして、隣の家まで歩いて3分という環境だったんで出来た事です。我が家のまわりは田んぼ、畑、竹林、雑木林。目の前には川。キジやキツネも出没(数年前にはツキノワグマも!)夏にはマムシも出るワイルドさ。狩猟シーズンには、まちがって撃たれないように集団登下校したりした経験あり。空の薬莢をひろって遊んだりもしたものです。我が家にも猟銃があって、猟のための犬も飼育してました。と、いう具合に動物や虫にはとっても親しみがある私。今はすっかり町住まいで、ペット禁止のマンションですから、このお誘いに飛びつかせていただきました。さあ、ウーは初めて見る動物にどんな反応をしめすかな?ワクワクと会場入りすると、ウワ~ォ☆いるいる動物達が。真っ先に目に付いたのは、リスザル。ちょろちょろと動き回る姿に、たくさんの子ども達がキャアキャア大騒ぎしています。しかしウーは無視。羊の親子が園児にひかれてやってきました。ウーにもすり寄ってきましたが、無関心。ありゃりゃ…まだ早かったのかなと思いながら、アヒルや大型犬のコーナーを回り、セントバーナードと写真撮影をしていたら…いきなり手足をバタバタさせて、おたけびをあげるウー。何?と思ってウーの目線の先を見ると、そこにいたのは大きな亀でした。なんて種類なのかはわかりませんが、園児が甲羅にまたがってもオーケーなぐらいのリッパさです。ウーを抱いて近付けてみると、手じゃなくて足で甲羅をトントンとキック。私の方を振り返りながら見上げて、(もっとやっていい?)といいたげな表情です。できるかぎり、亀に接近して思う存分足で触らせてやりました。ホントにしつこくキックするウーに、じっと耐えてやりたい放題させてくれる大亀。5分以上やってました。次は、オオトカゲ。手でも触っていましたが、やっぱり足でペタペタやります。声をたてて笑ってるのですが、何がそんなにウーをトリコにするのかは謎。ふわふわのウサギやヤギには見向きもしません。ウーでもつかめそうなネズミを見つけて、おさわりオーケーだったんで一匹つかまえ顔の側に持っていくと…な、なんと手でつかんで、地面にビタ~ンと投げつけてしまいました。いや~ん、ネズミ、ごめんね。かなり焦りましたよ。そして、ウーのマネをしてネズミ投げをする幼児たち。ぎゃ~と駆け寄るその母たち。本当に申し訳ありませんでした。ロバ、ポニーもスルー。私は乗ってみたかったぞ。アライグマ、抱っこしたかったのに。ウーは絶対イヤって顔をそむけたからなあ。最後、ウーは豚を見つけて、亀と同等に反応しました。最近子豚を産んだ母豚がドド~んと寝そべっていて、多少手荒に触られようが悠然としていました。子ども達の輪に入り込んで、ウーと接近すると、またもや奇声をあげて足で豚の体を触り始めました。しかし、豚って硬い毛をしてるんですよね。ま、豚毛ブラシが作られるくらいだから、当たり前なんですけど、ささりそうです。チクチク感などものともせず、ずっと足で豚の背中やお腹を踏み踏み。私は豚にウーの体重がかからないように中腰で抱いていたのできつかったです。そのうち、イベント終了の放送が流れて退園の時間となりました。ウーの好みは、硬い感触の動物だということもわかり一安心。だって普段よく見かける散歩中の犬・猫には反応しなかったので、少し気になっていたんですよね。かといって、家で大亀やオオトカゲや豚は無理。せいぜい動物園やペット屋さんに足を運ぶ事にしましょう。心配していた動物のアレルギーも、今のところ大丈夫そうかな?はしゃぎ疲れて、退園と同時にベビーカーで爆睡しましたよ。動物もだけど、園児のお兄ちゃん・お姉ちゃんにいっぱいかまってもらったのも嬉しかったんだろうなあ。ちなみに、園児以外の参加者は親子で100組近くもいたそうです。町育ちの子ども達にとって、こういう機会は貴重なもの。誘ってくれた友人には心から感謝しています。そして動物を連れてきてくださったボランティアグループの皆さん、本当にありがとう!動物と接するのは楽しい事ばかりじゃないけど、接する事自体が少ない状況のものにとっては、可愛い~!すご~い!って感じる事がとっても大切な経験だと感じます。いつか、ウーには魚のつかみ取りもやらせてみたいなあ。
2007.03.02
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先週は私が担当しているアナウンス学校の期末試験週間でした。私の授業は、アクセントやナレーションを主にやるんですが、本当に最近の子は漢字に弱くて、課題の原稿を渡しても字の読み方がわからないというパターンが多いのです。たしかに、難読漢字までいくと仕方ないです。でも、毎日のニュースや新聞で取り上げられている話題のキーワードぐらいは読めてほしいし、地名・人名などに強くないと現場で困ります。そこで一般常識と漢字の筆記試験も導入しました。回収してびっくり!満点はおろか、半分の50点もとれていないのです。ありゃりゃ…。もし、皆さんのお子さんが声優やアナウンサーになりたいっておっしゃったら、なにより「漢字に強くなっておいてね~」とアドバイスさせていただきます。小学校の国語で満点とれるレベルならまあ大丈夫。まあ採点の楽しかったこと!珍回答でも、愛すべきものとそうでないものがありますよね。あんまりにも面白いと、逆に点の一つもあげようと思える私です。ここで一例を。地名にふりがなをつける問題。「東京駅八重洲口」 とうきょうえきはちじょうじまぐちうへえ~。電車ではちじょうじまへ行けるなら、先生もいってみたいです。「錦帯橋」 めんたいきょう私のベスト・ハマリ賞です!めんたいってアナタ、うまそうやないですか。他、一般常識では【GDP】を説明してくださいに対してゴールデンデリシャスプレシャス だとか、ゴールドデンジャラスポイント とかゴージャスデラックスプール など頭をひねってくれていました。心惹かれるのはゴージャスデラックスプールですかね。叶姉妹が寝そべってそうですね。【バグダッド】のある国はどこ?アフガニスタン。うん微妙ですね。パリ。え!パリは国ですか。北京。絶句。今回は「めんたいきょう」の学生に特別賞をあげることにしました。笑わせてくれて、感謝してるからです。計算で笑わせようとする子は多いのだけど、やはり天から降ってくる笑いは最高。先生やっててよかったよ、私。
2007.03.01
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今日は、お花見なんかするあたりの気候を思わせる北大阪です。朝からウーと近所の小児科へ。カテーテル検査の報告と、麻しん・風しんの予防接種を打ちに行きました。4月からの療育の母子通園の準備のため、書類物をそろえるのにバタバタです。今日も先生に「アレルギーについての連絡表」というのを書いていただく依頼をしました。その足で、いったんウーを実家に預け、市役所と税務署へ。確定申告がパソコンでできる時代になったとはいえ、「あの~病院の領収書って、提出したら、後で返してくれるんですか?」という質問をしたところ、直接きて処理しましょうとのこと。だから、出向いたわけなのよね。係員は「医療費控除のための領収書類はお返しできません」という。え~じゃ、捨てるのかな?いちおう個人の情報が記載されてるものでしょう。私がお願いしたのは、ウーのかかってる病院が府外のものもあるんで、乳幼児医療証が使えずいったん立て替えて領収書をもって市役所で精算するパターンなので、その分はある程度まとめて請求しているわけだから、提出したまま返ってこないのは困りますということでした。全部が無理なら、該当する分だけチェック後返してほしいという、それだけのことです。だのに、感じの悪いおっさんが、診察内容にまで口出ししてきたりして、(どうしてウーはこんなに病院ばかり行くのか、何をしてるのか)だんだんムカムカしてきました。要は、返して欲しい領収書の分だけ、別に書き出してチェックしないといけないのが面倒でならんのでしょう。ネチネチ文句を言ってました。「今度から気をつけてほしい」うっかり文書代も計上していたら、(診断書分)おっさん、「いくら障害者でも、同じように申告してください。そういうところで特例はありませんから」なんてほざくんですよ。はあ?何でそういう口のきき方ができるのか?障害者やから提出したんやなくて、私がうっかりものというだけのことです!それに、その領収書の内容をいちいち手書きでうつしてるもんだから、つい「あの、どこかでコピーとってきましょうか」と言ってしまった私に「そんな事わかってるんなら、はじめからコピーとってきはったらええのに」ですって。ちゃうやん!おっさん!領収書が返ってこないってわかってたら、最初からそうしてる。今年はあまりにも医療費がかさみすぎて、項目も微妙と思うものを一応入れておいたし、市役所にも提出しないといけないから、どうしたらいいの?って尋ねたやん。私。では、お越し下さいって、おっさんあてがわれて、一方的にあかんたれ扱いしてるのはそっちじゃないでしょうか。ほんまに気い悪い!あ~、これ以上おっさんがしょうもない言動をしたら、関西テレビの「モーレツ怒りの相談室」に投書するぞと頭から湯気を出していたら、若い女の係員が交代しますとやってきました。おっさんは、その彼女にも、偉そうに「忙しいのだから手早くやるように」と私という客の見ている前で一言いって退場。交代した係員さんは、にこっと笑って、「自分が本来担当する業務だったんですが、お昼で席をはずしてましてすみませんでした」と謝ってこられ、おっさんの処理した紙を確認し、「本当にお忙しいところ長々と失礼いたしました。来年度も市役所で使う領収書はあらかじめコピーをおとりいただければ、原本は見せていただくのみで結構です」と説明してくれ、気持ちよく送り出してくれたので怒りの炎はおさまって終了となりました。あと、おっさんはウーの続柄のことも(今って「子」って記載されてるでしょ)、「子じゃわからん。長男?次男?どっち?」って聞いてきて書類に書き込んでたので、女性の方が、失礼しましたと訂正してました。まったく、あのオヤジはなんなのか?税務署OBなんかの手伝い要員だろうか?すごく感じの良い人もいるのに、久々に出会った嫌なおっさんでした。出口のところで、吠えているおばちゃんを目撃。「そうでなくたって税金払うのめっちゃイヤやのに、もうちょっとコマシな人を担当にし~や、こんな仏頂面のおっさんに何で私のお金を托さなアカンの?あああ~男前にやったら、気分よく払ったってもいいねんけどなあ!」けなされてるのは、私の、おっさんではありませんか。ウヒャヒャ~♪おばちゃんは、おっさんの態度が悪すぎる、感じ悪いと連呼し、もう少し若い男の職員になだめられておりました。こういう時、私は神や仏の存在を信じたくなりますわ。おばちゃん、アナタは降臨してこられた女神様に違いありません。私に笑いをもたらし、ささやかな幸せを与えてくださいました。ありがとうございます。ほんまに、ほんまに感じることなんやけど、ギリギリでカツカツな時こそ、大声で笑わないとあきませんね。
2007.03.01
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ウー父が復活し、私の日常が戻ってきました。やっと落ち着いたので、いまさらではありますが…ウーの検査結果やなんか、振り返って書いてみます。まず、去年ウーは心室と心房の孔、動脈管の孔をパッチで閉じたり、縛ったりして3ヶ所手術しています。孔もですが、一番問題だったのが、肺高血圧でした。「常にマラソンしてる状態」で生活してるようなものと最初に説明された時には呆然としてしまったものです。すぐに処置しないと、命を縮めると言われて生後2ヶ月で体にメスを入れてもらう決心をしたのでした。今回のカテーテル検査は、その術後を確認するのが目的でした。そして、肺高血圧は見事によくなっておりました!動脈管も奇形なんですが、それなりに機能ははたせているようで、経過観察のままいけそうです。と、嬉しい事もありましたが、嫌なこともわかるのが辛いところ。まず、去年心室の筋性部に1つだけ残しておいた孔がありまして。大きさは1ミリと大した事はないんですが、まあ、いつか状況によっては塞げる時も来るさと思ってたわけです。そしたら、その孔は触れない場所にあるため、今後もオペをすることはできませんと「きっぱり」宣言されました。自然に閉じることも期待したいけど、逆に開いてしまうこともあるかもしれない。でも、どうなっても処置できないというのが何か切なくてつらい気分です。あと、去年はどうもなかった肺動脈が少し狭くなってること。今すぐどうこうしなきゃいけないものじゃないので、定期的にエコーで見ていきます。ああ、ウーちゃんごめんよ。母として本当に申し訳ない思いです。カテーテルの画像も見ました。ほんの小さな孔ですが、心臓が膨らむとプシューって血液が流れ込むのが確認できました。確かに、ささやかなレベルだけど、一滴の水だって打ち続ければ岩に穴を開けるじゃありませんか。先生にも、「細菌性心内膜炎」が今後ウーにとって怖い存在になるのでという話をされました。要は、この孔からプシューの血液にウイルスや細菌が混じったりして心臓にまわってしまうと大変なことになるってことです。歯科や呼吸器、消化器の外科的治療を受けるときには抗生剤の予防投薬をしなくてはいけません。例えば、歯だと歯石をとったりという程度のことにも気をつけないといけないそうです。虫歯にさせないこと、風邪はひかせないこと、少しでも異変があれば即病院へ行くこと。ま、救いなのは、その3つにさえ気をつけていれば普通の生活をしてもかまわないということでしょうか。「先生、飛行機に乗せてもいいですか」「よく温泉に【心臓病の方はご遠慮ください】とありますが、ダメですか」「スイミングに通わせてもいいですか」はは、お気楽クエスチョンで、すみません。同室だったダウンちゃんのママが、退院時に質問したら「大丈夫」って言われたと聞き、同じように私もウーの担当医に聞いてみました。うちもオーケーでした。ほんまに実行するかは別としても、やってもいいんだと思える気持ちの余裕が大切なわけ。はあ、本当に認識が甘かったなあ。根治術と言われてやっても、それで万事オーケーってわけじゃないのよね。去年の退院証明書には「治癒」と書かれていたのが、今回は「その他」。(この項目は「治癒」「治癒に近い状態」「その他」となってます)だからといって、心臓病の中では軽度だと思うんで、小児慢性疾患もとれないレベル。昔はうちの子クラスでも通ったそうですが、今は本当に基準がきびしい。ああ、乳幼児医療が切れたら、こういうカテーテル検査、心エコー検査の費用、どうなるのかなあ。先の事も考えてへこむ私。そうそう、こちらの病院で甲状腺機能の血液検査もやってもらえました。しかし、結果に関しては別の病院できくようにとのこと。ウーは退院した日、その足で甲状腺のチェックをしに大阪市内の別の病院へ移動。心臓カテーテル検査のカルテももらい、甲状腺の担当医に見せました。数値は落ち着いていて、問題なし。しかし、ウーは一生甲状腺の薬を飲み続けなくてはいけないと言われました。これも、いつかは治るんじゃないかなと淡い期待をしていただけに、少しショック。だけど、先生は「薬さえ飲んでいたら普通に生活できる」と励ましてくださり、甲状腺の方では小児慢性疾患をとれるだろうから、すぐに書類を申請なさいと指導していただけて、ひとつ心配事はクリアできました。しかしね~、幼稚園や保育園って「お薬はNG」とか「心臓病児はちょっと」って断るケースも多いそうですね。心臓病仲間のママさんが、やはり心臓病の子は何かあったら大変だからと保育園を断られたと聞いて、めちゃくちゃ憤慨してます。はあ…色んなハードルが待ち構えてますよね。だけど、少しづつでもいいから、飛び越えて、そして変えていかなきゃね。私に賢い頭と莫大なお金があったら、病児のための教育機関や保育所、学童も全国に作るわ、絶対。と、たまにはまともな妄想もしてみました。
2007.02.28
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久々の日記です。ご心配をおかけしました夫のインフルエンザも完治しました。発症してから、やはり1週間はかかってしまいましたね。今週のあたまに、本人はすっかり治ったつもりでいましたが、診察に行ったところ、まだ検査キットにひっかかる反応がありました。しかし、もう他人にうつる心配はないとお医者さんに言われ、明日から本格的に仕事に復帰します。インフルエンザのせいで、添乗にも出られず、会社も「来るな!」と避けるし、いっぺんにスケジュールも空いてしまい夫はかなりへこんでいます。そうそう、幸いな事に、私はうつらずに済みました☆でも、引き続き外に出る時にはマスク着用してます。きのう、ウーを迎えに私の実家へ行ったウー父。嬉しそうにベビーカーをおして帰宅後、父子はべったりと過ごしております。(ちょっぴり、ジェラシー)今日も一緒に買い物へ行き、晩ごはんも食べさせ、お風呂に入り、二人でくっついてネンネしております。やっぱり、こうしてウーが家にいるのはいいものです。そして、夫が毎日家にいるという珍しい状態にもなれてきました。家の用事も手分けして片付けられるし、午後にこたつ(壊れてるけど)でチョコを食べながら二人で飲むコーヒーも気分をほっこりさせてくれます。また世間の春休みシーズンが始まると、旅行業界も大忙しになります。ウー父の予定も再来月まで決まっている状態。そして、そのまま夏までほとんど休みなしに働きづめになるでしょう。不本意な休み方ではあるけど、今回こういう時間が持ててよかったのかもしれない。
2007.02.28
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昨日ウーは退院しました。今回の心臓カテーテルの結果など書く予定だったのですが…最悪です!きのう添乗から戻った夫が夜中から高熱を出し、今朝お医者に行ったらば…ああ!インフルエンザA型でございます。私は昨日もマスクしていたけど、ウーは嬉しそうに抱っこされてました。あんなに入院中、必死に気をつけていたのに、身内から発症っすかあ~。ありゃりゃ~。今日から我が家は家庭閉鎖となりました。昼、ウーを連れて実家へ。夫が回復するまでウーを預かってもらいます。夫は40度の熱を出し、アイスノンも、おでこのタオルも、あっという間にお湯の温かさになってしまいます。まだ少しは食べられるので救いですが、熱が下がるまでは注意して見守ることにします。夫は寝室に閉じ込めてありますし、空気清浄機フル回転。私もマスクしたまんまです。またウーと離ればなれ。でも、仕方ないです。今のところ、ウーも熱を出してないようだし、安全な所で待っててもらいましょう。そんなわけで、リアル知人の皆さん、今は家へ来ちゃダメですからね!外で見かけても、接近するなかれ。あ~私まで発症しませんように。
2007.02.21
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前回は、ずず~んと重たいものを書いてしまってすみません。皆さんからのコメントを読みながら、涙、涙でした。今日は終日お仕事デーですんで、これから出かけます。昨夜のうちにめいっぱい気持ちの整頓をして、実妹に長電話して吐き出し、今日は、朝から長風呂をしました。元気に声を出してきます!お返事、帰宅してから書かせてくださいね。でないと、涙で化粧はげそうなんで…。でも、こういう時、ブログはじめて本当によかったと思います。一人で色んなことを抱え込んでいたら、壊れてたかもって想像してしまいます。誰かがいて、言葉をくれる。リアルで私を知らなくても、私にとって本当にありがたく嬉しいメッセージがいただける幸せをかみ締めています。今日の仕事は、ここでのお友達の皆さんすべてに捧げます。って、いらんか。
2007.02.19
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一昨日からノドがひりひりするなあと思っていたのです。同室のママも私と同じような感じで、昨日はお互い声が出なかったんですね。そのママのところは昨日退院だったから、ママさん自身は中へ入らず、旦那様が中で撤収の準備をし、お昼には無事にお別れができました。私もウーの着替えだけ預けて、念のため医者にいき「ノドの炎症」といわれ安心してたんです。しかし、昨夜から体がだるくなってきてしまい、朝、熱を測ると37度台後半。マズイですね。これは。病棟へ電話して、ダメとわかってるけど面会できるか尋ねて却下。あたりまえですね。そんなわけで、こうしてパソコンに向かっております。気合いだけは充分だけど、心臓病児の病棟に風邪をもちこむわけにはいきません。ウーは泣いてないかな?電話でも聞いてみると、「今、看護師のおひざにのって遊んでますよ~」とのこと。あ、大丈夫そうですね。たくましくも、慣れたんだね。少し複雑な気分。さて、急に熱が出たのには訳がないわけでもないんです。昨夜親戚の赤ちゃんが心臓病がもとで亡くなってしまったのです。先月、生まれたばかりの女の子。身内だからというより、同じ心臓病仲間として応援していたのに残念です。この子のママは、産んでから我が手に抱いた事もなかったのです。どんな思いで、はじめて我が子のなきがらを抱きしめたのかと想像すると、私も苦しくなってワンワン泣いてしまいました。天に連れ戻されたのが、うちのウーであってもおかしくなかったわけで、病児の母というのは、心の奥底にいつもかなしい覚悟を持っていますよね。(もちろん希望の方がダントツに勝っているけど)必死に育てているけど、どうしようもないこともあるって覚悟。普段は前進するための燃料にしてどんどん焚けるんだけれど。ふいうちを食らわされると、どうしていいのかわからない。覚悟の燃料が尽きてしまう。怒りだけが湧いてきます。どうしてこの子を呼び戻すのか?なんで、この子なの?そんな事が頭の中をぐるぐるぐるぐるぐる…。部屋の電気を消すのも嫌で、布団に入っても泣き終われない。ああ、ウー父が帰ってきて聞いたら、絶句するだろうなあ。私にできることって一体なに?そんな状態で過ごしてるうちにウトウトしたらしいのです。そして発熱。何やってるんでしょうね、自分。よし、これから確定申告の書類作ることにします。明日までには気分をかえて、ウーや仲間達に元気に対面したいと思います。こんな日記におつきあいいただいて、ありがとう。
2007.02.17
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10時。小児科病棟の面会開始。今はセキュリティが厳しいので、毎日詰め所にて「面会用紙」に記入。そして、今、病棟はインフルエンザが発症してしまったため、マスクのできる年齢の患者、付き添い者もマスク着用です。詰め所には使い捨てマスクがあり、それを付けて、手を洗い、ウーの部屋へ。部屋の入口でさらに、殺菌のための液を手につけて入室。大泣きのウーと対面。すぐに、持ってきた洗濯物などを引き出しにしまい、水分チェック用紙を確認。心臓の悪い子達にとって、どのくらい水分をとって、出したかというのは大切な健康管理です。心臓や肺に負担をかけないことが重要で、おむつを替えるたびに計測し、おむつの重さを差し引いた数値をメモし、24時間でどのくらいおしっこをしたか記録します。飲む量も同じ要領で、ミルクをどのくらい、お白湯をどのくらい、液体の薬をどのくらいと細かく記録します。水分制限のある子は上限がきまってるので、親も計算しながら世話します。うちはカテーテルが済んだので、何時に出して、飲んだのかを大ざっぱに記録するだけでOKとなりました。で、おむつを替えると、10時のおやつが配られます。これは日によって品がきまっていて、掲示板に張り出されています。卵の入ってないおやつの日にはウーももらいます。さ、大切なことがあります。お風呂の予約です。11時から18時までの間に、15分枠でくくられています。我が子の今日の予定(検査があるとか、先生との話があるとか)、行動のパターンを考えて時間をおさえます。風呂場の予約表に、書き込みをして部屋へ帰る。さあ、ウーは遊んでほしくてウズウズ。しばらくは一緒に遊びタイム。今日は11時からお風呂。正味10分でやっつけないと、お風呂場も洗わなくてはならず大変なのです。タオルに巻いた状態で部屋にウーを連れて帰り、しばらくおむつだけの姿でゴロゴロさせてやりました。11時半。昼食の30分前にアレルギーの薬を服用。12時。昼食がスタンバイ。待っていてもいいのですが、朝6時ごろに食べたきりなんでウーが吠えます。毎回母は、走って取りに行きます。がつがつと20分で食べ終えるウー。昼には果物がつきます。家では食べさせていなかった「みかんのかんづめ」に味をしめたようです。食後、母たちはお膳を下げて、自分の食器洗い。そして、だいたい食後にはお子達のウンウンタイムが…。はい、おむつ持って捨てて、手を洗って消毒、記録用紙にメモ。すっきりしたお子達は眠くなり、少し昼寝。この間母も昼食。3時。おやつの時間。ウーは大体正確に目をさますのよね。びっくり。腹時計はたいしたものです。ヤクルト製品が多くて、物によっては私のおやつになるのだ。そして、また遊ぶ。ひたすら遊ぶ。4時。いっせいにテレビがつく。「いないいないばあ」から「おかあさんといっしょ」まで。各自テレビを持ってるから、それぞれの母といっしょにテレビを見ているの。この1週間でウーの好みがわかってきた。「体操」や「生うた」は好きだが、アニメや「ぱじゃま」「はみがき」にはてんで興味がない。歌も、歌い手の表情を見るのが好きなようで、アニメと音楽では見向きもしない。人が好きなんであろう。私は、ついキャラクターの声や、不思議な発声に気をとられてしまうんだけど、(そしてその場でまねして自分も声に出してみたいが、がまん)ウーは、お兄さんやお姉さんのアップが大好きそうです。お母さん、見てるよね?って顔をして確認してくるんで、純粋に番組を楽しむふりをして付き合う私です。頭の中では、自分ならどの役ができるかとか妄想炸裂中。できれば、「いないいない」と「おかあさん」のブリッジ的な人形アニメ番組なんかのナレーションがいいなと考えてます。勝手に。さ、4時半。テレビを消して、簡単にベッドまわりの整頓。5時。夕食前の薬をウーに飲ませる。このあたりから、お腹がすいたと機嫌が悪くなるパターン。絶叫と泣き落としを繰り返し始める。うんざり。5時半。夕食だあ~。これもまた20分くらいで完了し、母はお片づけ。そして、歯みがき。うちはまだ、歯みがきティッシュでふきふきですが。さあ、ここからが勝負。病棟は7時が消灯なんですよ。夕食後、少しごろごろさせた後は、いかに早く寝かしつけるかがポイント。さっさとカーテンをひいて、ネンネだよとわからせる。みんなの態勢がそろっていたら、少し早めに部屋の明かりを落とす。あちこちで、子どもの背中をとんとん叩くやさしい音が響きます。しかし、子どもも簡単に寝てたまるかい!てな感じです。奇声をあげたり、ゲラゲラ笑っていたり、泣き声もありです。そう、これはうち。ウーの場合は横抱きにわざと抱っこして、きつめに固定してゆすりながらトントンし、耳元で歌うと効果ありなことが多いです。そうしてるうちに、自分から降ろしてほしいと動き出し、布団に置くとうつ伏せになりネンネしてくれます。これが、うまくいくと、さっさと帰れますし、うまくいかないと「残業」と我々が呼ぶ「完全ネンネまで居残りの刑」になってしまいます。私は最長9時半までいましたね…。自分もそのまま、ここで寝かせてくれよと思いました。しかし最後まで気が抜けません。病院のベッドには柵があって、これがけっこう音をたてるんで、油断できません。うまく上段まで柵を上げられたときには、ミッションインポッシブルのメンバーかなんかになった気分です。チャーリーズエンジェルでもいいんすけどね。さあ、後は静かに荷物を持って詰め所へ声をかけて終了です。やることは、単調ですが、腰や背中が痛いです。体をまったく動かさないんで、不健康です。でも、いいこと。寝てくれてる隙に、少し読書できます。病院で読んだ物。島田紳介と松本人志の「哲学」森 茉莉の「貧乏サヴァラン」あと、アナウンス関係のものと、今はアガサ・クリスティのミス・マープルものを攻めてます。「鏡は横にひびわれて」クセのある気取り屋のポアロと違って、いいばあさんだなあと改めて思ってます。森 茉莉のあとだし、特にミス・マープルがほっこりと感じます。しっかし、森 茉莉おもしれえ~!こんな祖母が欲しかったな。友達になるのはきつそうですが…。でも、今回何回目かの再読で、だんだん「わかるわかる」って感じられる部分が増えてることにもびっくりしてしまったなあ。パリ旅行でも、よくこの作家のことを考えてた私。あと大屋政子と。あ、こうやって話がとっちらかるところは、私も森 茉莉風かもしれないぞ。ではでは、おやすみなさい。
2007.02.15
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ウーの日記ですぼくの入院生活も一週間がすぎました。最初はね、お友達とプレイルームでガンガン遊べて、入院サイコー!って楽しんでたの。でも、インフルエンザが出たらしくて、ぼくらは皆、自分のお部屋から出たらダメになっちゃった。あーあ。ぼくはタイクツで泣いてばかりだよ。ま、こっそりよその部屋のお姉さんが遊びに来てくれるけどね。せっかくここに来て覚えたおもちゃ遊びができないのが残念だ~。ぼくの退院は来週になりそうなの。お母さんは一人で色々やらなきゃいけないから、早くお家に帰りたくてぼくを必死にネンネさせようとするんだよ。そうはいかないよ。だから、たんまり昼寝して夜はがんばってまーす。お母さんも一緒にネンネできたらいいのにね。ぼくは、かなり不機嫌だよ。さびしくてたまりません。でもカメラ向けられると、いい子ぶるんだよね。はやく帰りたいです。
2007.02.15
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おはようございます。昨日の午前中、ウーのカテーテルが終わりました!たくさん応援いただきありがとうございました。時間も2時間ほどで済みました。今回は眠らせる薬を使うこともなかったそうで、局部麻酔のみでがんばってきました。おかげで、お目めパッチリな状態でカートに乗って帰ってきました。送り出す時は、やはり辛かったです。今年は多少知恵もついてるので、準備の為の注射を見ただけで、手を伸ばして私と夫の方を向いて号泣するのです。私はもちろん涙ぼろぼろ。夫も鼻が赤くなってきて、私の腕をつかんで廊下へ出ました。「辛くてみてられへんなあ」ということで。ウーは移動用のカートにも乗車拒否。そこで私がカテーテル室まで、抱っこして行きました。私と一緒なんで泣き止んで、お出かけと勘違いして喜ぶ姿にまたまた涙…。でも、泣き顔をウーに見られないように、努力しました。だましてごめんって思いながら、検査室の入口でカートに乗せてそのまま中へ。本当にぼおーっとしたまま、待っていました。いちおう、雑誌をめくるものの、あんまり内容は入ってこない。コーヒーをがぶのみするものの、味も温度もわからない。夫も、仕事の資料を読んでるけど、何度も顔をあげてほうけてました。帰ってきてから、絶対安静のためにベッドに拘束されるのです。動きたい盛りのウーにとっては、こっちの方が拷問に等しいようでして。「うわああああああ!」「いやああああああ!」「あ~~~~~~ん!」と、絶叫でした。同室の皆さん本当にごめんなさい。こんな事なら「眠り薬」使ってもらうほうが良かったかもと思ったりして。一度、固定してるベルトをぶっちぎって、足につけてるモニターも引っ剥がして、大暴れしました。そして、ものすごい大汗をかき、頭も背中もぐっしょり。脱がせてやりたいけど、固定せねばならず、本当に可哀相で、水枕をもらって頭を冷やしてやると少し落ち着きました。何度も汗をふいてやり、ガーゼ3枚つかい、拘束がとれてからも汗のために3回も着替えたのでした。私も汗だくになってしまいました。そして、自由の身になってからは、ずっと「抱っこちゃん」。もう二度とお母さんと離れてたまるか~って気合いの入ったウーは、オムツ捨てや、洗い物などの中座も許そうとはせず、大泣き。トイレにもおちおち入ってられない~。ウー父は午後から仕事に出たんで、ずうっとウーを抱いたまんまでした。きっと家族も検査が済んだか知りたいだろうに、ウーが寝てくれないので外に行けない。飲食が解禁になると、検査後の赤子と思えない勢いで完食。しかも足りないと大泣き。ミルクも足してごまかしまくりです。そして、面会終了時間がきても、私から離れません。看護師さんが、今日は特別だから、ウーが落ち着いて熟睡するまでついていてあげてとのことで母ちゃんも覚悟をきめて付き合うことにしました。7時、消灯。ウーは動きたくて仕方ないので、暗闇のプレイルームに転がし私がコードをさばきながら行きたいところに移動させて過ごしました。嬉しいのか、さらにハイテンションになり、いつまでも遊びが終わらんかもと思ってたらいきなりガクっと頭が下がりびっくり。何か異変か!と、思ったらスピー、スピーと寝息が聞こえる。あの、子どもってみんなこんなんでしょうか。私はいつもこの「いきなり睡眠」には驚かされます。これで安心と思ってベッドへ寝かせたら、着地失敗。置かれたとたん、さっと手が伸びて、私の服をつかみ泣き出します。あ~、かなりの警戒モードに入ってます。シナジス後や、検診後にありがちな「うそ泣き、うそ寝、様子を伺う」ってやつです。再び抱っこして廊下を歩く二人いや正確には私だけが歩き、一人は抱かれてるだけ。腰が、背中が悲鳴をあげてます。重い~重いのよ~。でも、添い寝では許してくれない息子。おかんの裏切りを絶対許さないという感じがビンビン伝わってくるのです。私、本日2回目の放心状態になって廊下を練り歩き、3度目の着陸で見事にウーを寝かしつけました。その後も、片目をあけてこっちを確認したり、私の手をさがして泣き顔になったりしましたが何とかネンネ成功。いじらしいものですね。大変な一日を終えて、やっと眠りに着いたウーの顔を見るとまた涙が出てきます。ともかく検査が無事におわったわけで、先生から「もう一つ孔がありました」と言われたことも今は横においてしまう私でした。K病院にいるとね、心臓病にたいする感覚が若干マヒしてしまうんですよね(苦笑)。世間ではそれぞれに「大変な心臓病」とびっくりされる事も多いけど、うちなどは「単なる心室中隔欠損、心房中隔欠損、動脈管開存ですから~」な存在よ、ここでは。心臓病界では盲腸クラスですよね。で、もっと複雑な症例の子達がいるんだけど、いたってフツーに遊び、過ごしてるんであれ?我々って病気でしたっけ~って気分になるんですわ。まあ、これは、ある面「うちの子の症例を軽く扱わないで!」って方向に行く事もあるんだけど、今のところは先生の口調からするとさほど問題のある状況ではないんだなあと、のんびり受け止めております。これから、検査結果を聞いたり、画像を見せてもらうでしょうから、もし何かあったら、またその時点で悩んだり考えることにします。ひとつずつ、やっつける。病児、障害児と共に暮らしていくひとつのコツよね。ゆっくりとだけど、私にもそのやり方が随分身についてきた気がします。スカーレット・オハラの姿をした自分を妄想しつつ…「明日は明日の風がふくのよ」とね。今朝は、ウー父が面会先発隊。お昼に私が行って、一緒に風呂に入れて交代。少しの一人時間、嬉しいです。付き添いって、予想以上にしんどいのよね~経験者のみなさん。母(付き添い者)の休憩室やシャワー室がほしいぞ長期利用者用の食堂の割引なんかあると嬉しいぞ!駐車代もね、毎日300円はきついです。せめて100円でお願い。出張マッサージなんかあったら、私頼むけど。付き添いしながら出来そうなフットバスとか、ハンドマッサージとか。そうだ、マッサージ椅子の宣伝、院内でやったら、みんな試しに来るよ~。誰か、かなえてくださいませんか?てなわけで、これからお弁当と夕飯仕込んで行ってきま~す。
2007.02.10
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あはは~、別に他の方が見てくださってもいいのですが、K病院に入院予定の方なら少しはお役にたてるかも…。まずは、みーちゃん復活おめでとう!そして特児の申請もね!うちは何とか予定通り入院しました。振り返って書いてみますね。まず、当日10時に1階の1番窓口で健康保険証と診察券を見せて、5階東棟へ移動。この時にテレビカードもらいました。で、東棟の受付で名前をいうと病室に案内されます。お風呂や給湯室やオムツ処理室やなんかの説明があって、書類を書くでしょ、そして、カテーテルについての説明(去年みたいな)が担当医からあって、同意書にサイン、捺印。そうハンコ忘れずに~!身長、体重計って、2階の心電図室と1階のレントゲン室へ移動。親が連れて行きます。貴重品入れる小箱がベッド横の引き出しについてるけど、小さいの。だから腰バッグやポシェットあるといいね。設備としてあるもの。洗濯機、乾燥機(ともに有料だけど)冷蔵庫は、ナースステーションで鍵を借りて自由に出し入れできます。部屋番号のついたカゴの中にしまいます。ヨーグルトやゼリーなんか入れてるみたい。あと空いたスペースに親のペットボトルも入れてるかな。電子レンジもあります。無料よ。調乳用のお湯、お茶、冷ましたお湯も自由にもらえます。病棟内の行動規制はゆるいよ。ご飯もね、うちは椅子がないと無理だからプレイルームで食べさせてます。外のロビーで他の兄弟や家族と昼ごはん食べてる子もいたよ。そして、お風呂。11時から18時までの15分きざみでお風呂場の入口に貼られた紙に名前を書いて予約します。正直浴槽につけるだけの余裕は(時間的に)ないんで、みんなシャワーで済ましてるようです。ま、例のごとく暑いからいいかも。きっとみーちゃんも泣くなあ…。うちも大泣きです。親は長靴はいて浴室へ入ります。魚屋さんのようなエプロンもあるけど、それを脱ぎ着する時間も惜しいって言う感じ。使い勝手はあまりよくないんで、くたくたです。食事は、ウーの場合口にあったのかぺロリ完食です。量が足りないって大泣きするんで、家からフォローアップミルク持っていきました。ミルクに関しては好きな時間に飲ませてOKです。親が帰った後に飲ませたい場合も、メモに書いておけば大丈夫。スプーン&フォーク2組持っていったのだけど、消毒の関係でギリギリ間に合わなかったりします。もっと持ってるなら3組あるほうがいいよ。うちも今日は増やしました。哺乳ビンも3本持っていってます。おやつは10時と3時にあって、ヨーグルトやゼリー、ボウロ、赤ちゃんせんべいが配られてました。自分でバナナあげてる人もいたよ。あと、去年みたいに汚れ物用のバケツは置かなくていいです。適当な袋に入れてます。S字フックはいくつかあったほうが便利よ。あと、シーツ交換は週一回なんで、大きいバスタオルを去年のやり方で敷いてます。掛け布団あるけど、あの部屋では暑すぎて不要。タオルケット持っていって、それで寝ています。あと食器洗い。台所に「ママレモン」と哺乳ビンブラシ、スポンジは置いてあります。気になるようなら自分用のを持っていけばいいし、気にしないなら備品を借りてもOK。私は備品を借りてます。長期ならマイスポンジ買うかも。プレイルームに共同のテレビがあって、「いないいないばあ」「おかあさんといっしょ」時間になると、わいわい集まって観てますよ。ベッドのテレビは居場所のないお父さん用になってるパターン多し。イヤホンあると、いいかもね。プレイルームのおもちゃで充分間に合ってますが、1歳児用の絵本はないんで自分の持って行くほうがいいかな。抱っこして下のコンビニにも一緒に行けるんで、その点はお気楽でいいよ。もちろん、用事のある時は詰め所でベビーカーに乗せてもらったり、おんぶされてる子もいたから大丈夫。以上、こんな感じかなあ。何度も書くけど「暑いわ」。みずきママも薄着でね~。ウーも汗かきまくりよ。はだしで、薄手の着せてます。それでも暑がってるよ。ベッドにいる時はロンパスいっちょうだしね。ではでは、今度こそ予定通り入院できますように!
2007.02.08
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前の日記へのあたたかい励ましのコメント、本当にありがとうございます。昨日は入院初日ということもあって、親子とも緊張のまま過ぎました。心電図、レントゲン、採血、身体測定、担当医からの話などけっこうバタバタ。私は、帰宅後お茶の一杯も口にせず、バタンキューでした。今日は、自分のお弁当もしっかり作り、面会開始と同時にウーのもとへ行きました。私と夫の顔を見るなり大泣きで、思い切りしゃくりあげていました。看護師さんによると、夜はぐっすり寝ていたけれど、朝目覚めて様子が変だと思ったのか、ぐずりだし、朝ごはんも少ししか食べなかったらしいです。小柄だけど大食いのウーが、食べ物も受け付けないなんて、よほどこたえたんでしょう。午前中いっぱい抱っこしたり遊んで過ごしました。今回入ってる病棟は、生後5ヶ月から10代の子と幅広く、去年お世話になった乳幼児棟に比べて行動の規制がゆるやかです。カテ入院ですと、何のモニターも体につけませんし、プレイルームがあって他のお子さんと遊ぶのも自由です。病棟の外に出る事もできます。検査も、診察券を持って親が自分の子を連れて外来の検査室へ行くというパターンです。そして、ベッドが大きくなったんで、私も疲れたらウーの隣にゴロン。寝かしつけながら、自分も気持ちよくウトウトさせてもらってます。今日は、心エコー検査と、またまた採血。今夜からは明日のカテのため点滴開始。明け方からは絶飲食。そして、朝8時45分から約2~3時間の予定でカテーテル検査です。はあ~いよいよだあ。私達は朝8時にスタンバイします。今夜は、面会終了後、「ウーのお地蔵さん」と呼んでいる街角のお地蔵さんにお参りして帰ってきました。このお地蔵さん。去年まで住んでいた町にあって、ウーを妊娠した時からずっとお参りしてるんです。妊婦検診のたびに、そして切迫早産で入院中は夫に行ってもらい、産後にもお参りし、ウーの試練が訪れる毎、昼夜お参りに行きました。落ち着いてからも、わざわざ立ち寄っては「ありがとうございます」ってお参り。なんか心のよりどころになってくれている可愛いお地蔵さんです。明日も見守っていてくださいって念じただけで、気分がすっとしています。去年の入院仲間にも再会しました。無事にカテーテル検査を終えて、今週末に退院だそうで本当によかったよかった。いいイメージを自分も描いて、明日検査が済むのを待ちたいと思います。それにしても、医療技術の進歩ってすごいですね。心室や心房の孔をふさぐのに、パッチをしなくてもいい方法ができたらしいです。入院仲間のお母さんに聞いてびっくりしました。ウーの心臓の孔はゴアテックスでパッチしてます。これだって、少し前に手術をした方に言わせると「びっくり」らしいですし。しかし、子ども達にはしんどい事をさせてしまうけど、母親同士にとっては入院生活、まんざら悪くはないですね。まず病気のこと、合併症のこと、病院や薬のことなどの情報交換。そして、日頃、健常ちゃんの親子には話す事のない「身内感覚」の会話。(心疾患児を受け入れてくれない幼稚園や学校へのグチや、感染症や生活の中で神経質に暮らさざるを得ない現状に対してのプチストレス、旦那族がもっとこういう部分をわかってくれたらいいのに~!的な雑談ね)この入院でもさっそく新しいお友達ができたウー。同じ日に同じ部屋に入り、明日も同時刻にカテをします。しかもウーと同い年のダウンちゃん。お互いに動作のまねっこをしたり、赤ちゃん語でおしゃべりしてます。プレイルームで、仲良く遊んでる姿を見て今回これだけでも収穫だったよ~と思います。それに、長期入院の小学生や幼稚園のお兄ちゃんお姉ちゃんがかまってくれるのね。これには感謝感謝!私がトイレに行く時に抱っこしてくれたり、一緒に遊んでくれたり、ウーにとっても良い体験です。ま、予想外だったのは入院期間が最初の予定より長くなること。私は気楽に来週あけには帰れるかな?と思ってました。しかし先生同士のカンファレンスが毎週木曜日の夜だそうで、結果がでてからでないと帰れないんだとか。だから、うちは明日カテしても、来週の木曜まで待機してなきゃいけない。で、結果を金曜日に聞いて、土日は退院できないから月曜退院。し~か~し~、再来週の月曜日はアナウンス学校の期末試験。絶対休めない。実技試験だし。どうするよ~。ウー父は12日から添乗だしね。そうなると火曜日に退院かあ。でも火曜日は別の病院で甲状腺の検査予定だよ~ん。無理無理、キャンセルせねば。あ~、今の入院の中で血液バンバンとってるんだし、甲状腺の数値くらい診てもらえないもんかなあ。確定申告もあるし、2月は忙しいのだ。明日、きいてみようっと。そんなわけで、まだお返事書けてませんが、お許し下さいませ。では、明日がんばってきま~す!
2007.02.08
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ああ、そわそわ。親もそわそわ、子もそわそわ。今日から私もウー父も「息子が心臓カテーテル検査をいたしますので」休暇をとっています。何度も入院の持ち物を確認し、持ち込むスプーンに名前シール貼ったり、お風呂グッズにも名前書いたり、入院の書類をもう一回読んでみたり…。本当に、なんか、はあ~って気分です。ウーも昨日からグズグズ甘えたモードに入ってます。少しでもかまってやらないと、おおげさにウソ泣きしたり、やたら抱っこをせがんだり昼寝も夜寝も、私かウー父のお腹にのって「ラッコねんね」をしています。もしかして、何か察してるのかなあ?とにかく、ものすごくベタベタしたがるんですよね。ぎゅっと抱きしめていると、明日から夜は離れるんだなあと考えて、涙ポロポロ状態。おかしいですよね。ベルギー・パリへの旅では平気で離れていたけど、でもじいちゃん・ばあちゃんが一緒だったし問題なかったもんなあ。今度は、しんどい検査を受けるのに、ずっと側にいてやれない。ウーの家族とよべるメンバーが誰も添い寝してやれないんですよね。ま、それを言うと、うちの子だけじゃなくて、みんな他の子達もがんばってるのだから仕方ないんだけど…。は~、去年は何もわからん赤ちゃんだったけど、今年は違うもん。きっと面会終了後、私の姿がないって理解できた時に、裏切られたよ~って泣くなあ。それを想像すると、もうたまらんのですよ私。ちょっと前までは、やった~♪久々に夜はぐっすり寝れるやん!なんて思ってたのに。明日は午前10時に病院へ行きます。ぐずぐずと夫婦で起きていて、何杯もコーヒーやお茶を飲み、去年の入院時に撮った動画を見たり、隣の部屋で眠るウーの寝姿をチェックしたりしています。とうとうきてもうた…この日。3人で逃げ出したい。でも、でも、行かなきゃ、ね。しばらく日記、書けないかもしれませんが、また報告いたします。皆様、お元気でね!
2007.02.06
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昨日は私、健康診断を受けてきました。40代になり、メニューに胃の検査が加わりました。あれです。白いウンが噂される、バリウム飲みを初めてやってきました。いやあ~、しんどかったです。粘土とか石灰水(イメージ)を飲むとこんな感じかなあと想像しました。バリウムもですけど、胃を膨張させるために炭酸粉を口に含み、おちょこに一杯くらいの水で一気に飲み込む!という過程がきつかったなあ。昔、食べた駄菓子の「ドンパッチ」みたいに口の中が炸裂してました。それで、決してげっぷを出さないでくれと言われるのです。おまけにバリウムの辛さはよく聞かされてきたが、撮影そのもののしんどさは聞いてなかったよ~って感じでした。オエ~ってふくらんだ胃を膨らませたり、ひっこめたり息をとめたりしながら、裏表ひっくり返されて焼かれる魚のような体勢で撮られるなんて夢にも思わなんだわ。でも、ウーが受けるカテーテルに比べたら、こんなの苦労のうちに入らないよと自分に言い聞かせて気合い入れてました。結果が届くまで、ドキドキは続きますが、ひとまず終了でホッとしています。*****************************************さて、東京地区のブログ友達の皆様!私はこの秋10月31日に上京いたしま~す。よければ、ぜひお茶やご飯に行きませんか~?ははは、気が早いですね。というのも、サントリーホールで上演されるテノール歌手、ホセ・カレーラスのコンサートに行く事が決定したからです。実妹と行くのですが、なにぶん貧乏なんで一番安い席(なんと舞台の背面!)ホセの後姿を見ながら歌やピアノを楽しむ予定です。少し前、3大テノールとして脚光を浴びてましたが、私はホセの歌声が好きなのです。正直、ドミンゴやパバロッティに比べて、声が細いし、声量もあまりないなあと思いますが、歌うことに対する真摯な姿が圧倒的な存在感を生み出してる気がします。20代のうちに、たくさんのオペラの主役を務めてスターになったホセ。だのに、白血病が彼を襲いました。歌手生命を絶たれるかという目に合いましたが、彼自身と彼を支えた人達の力で見事にカムバック。特に前はライバルとして仲がよくなかったドミンゴが、こっそりホセのために支援団体を作って陰で彼の復活を応援していて、後でそれを知ったホセがドミンゴの舞台にあがり、彼に許しをもとめ、親友になったというエピソードも、ベタやけど好き。芸術家というのは、生き方そのものが表現につながっているけれど、数年前にテレビでホセが歌う姿を見て感激したんですよ。この人は生きている喜びを歌っているんだなあと。優しそうな目だけど、弱さも苦しみも知った後に、それでも希望を忘れなかった人の強さが光りかがやいてるなあと。ウーがお腹の中にいた時に、よく聴いたホセの歌声。オペラの曲だけでなく、イタリア民謡やスペインの歌も素敵です。今、少し疲れモードの私にものすごいパワーをくれるに違いないと思って東京まで聴きに行くことに決めました。ウー父も快く、行っておいでと言ってくれたんで秋まではこのイベントで頑張れそうです!*****************************************しかしコンサートホールで、舞台の背面席なんてねえと夫に話すと、先日ウイーン国立歌劇場でオペラを楽しむツアーから帰ってきた彼は笑ってそんなのは常識だと教えてくれました。彼のツアーでは「舞台は少ししか見えません」と最初からうたって、オペラを観に行ったそうです。そのかわり席代はたったの10ユーロ。それで、ウイーン国立歌劇場のプログラムを堪能し(つまりウイーンフィルの演奏もね)、ゴージャスな空気を体験できるんだから激安ですよね。(サントリーホールの私の買った席は一番安くて15000円でございます)やはり、演者の仕草や表情も見たいところですが、夫の「いや~その場の空気のすごさは、どこにいても感じ取れるよ」という言葉を信じようと思います。ウイーンフィルといえば、ニューイヤーコンサート。すっかりおなじみの「ラデツキー行進曲」に手拍子を送る観客の姿をテレビで見てハマったのは、我が家のお調子者ウー。ホセと並んで胎教がわりによく聴いたのがウイーン少年合唱団、あとシュトラウス父子のワルツやポルカなどなど。お腹での記憶があるのかは謎ですが、彼は「ラデツキー行進曲」のトリコ。今年のニューイヤーコンサートも、ノリノリで楽しみ、手足をばたばたして膝の上で踊っていましたが、映像があるから楽しいのだろうと思ってました。しかし、今日。車の移動が1時間ほどかかるからと、ウーのために「ラデツキー」をかけてやると…。喜びのおたけびをあげ、手をパチパチたたいている。うそ~!もう一回かけてみると、やはり、手足をバタバタさせて大喜び。わかっているんだろうか?夫とびっくりしながら、違う曲をかけてみると、不機嫌なだみ声でブーイング。偶然よねえと笑いながら、再び「ラデツキー」オン。けけけけ~と笑いながら、手をたたくウー。もうそこから繰り返し繰り返し車内は「ラデツキー行進曲」。今も頭の中にジャカジャカと賑やかなマーチが流れております。こりゃあ、いつかウイーンに行かねばなるまいよと、妄想にふけるバカ夫婦でした。
2007.02.03
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ウーの日記ですぼくの髪型、見て~♪チョンマゲ切ったの。来週から入院するし、病院のおふろタイムはね少ししかないんだってさ。ぼくを洗って、おふろ場も洗って15分間らしいの。どんくさいぼくのお母さんには無理らしい。まあ前から一歳過ぎたら、チョンマゲは切ろうねと言ってたから、入院がいいきっかけになったよ。最近はね、髪の毛といて、ゴムでギュッてするの嫌になってきてたから、ぼくもスッキリしたの。お母さんの髪の毛を切ってる所でやってもらったよ。お兄さんやお姉さんに、ウーくんかっこよくなろうね!って言われながら、体押さえられてがんばったよ。どうかなあ?これで女の子にはまちがえられないよね?お母さんたら、「エロガッパ」←おおとり けいすけみたいや~ってゲラゲラ笑うんだよ。それは、カッコイイとは違うってことかなあ?きっとそのうち見なれるよね。ぼくのお父さんは今お仕事でいないから、帰ってきたらびっくりするね。ちなみに切ったチョンマゲはね、お母さんが宝物にするんだってさ。
2007.01.30
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ああー、またホルモンが暴走する一週間がやってきました(-.-;)最近では、その日が近付くと無性にチョコレートが食べたくなる私。昨日は、わざわざコンビニまで買いに行きました。だって、コンビニでしか見かけない品があるんやもん。えー、抹茶のトリュフに、キャラメル味と二箱購入。帰るなり紅茶を入れて抹茶味を頬ばりました。あぁ~おいしい! おーい、私。ダイエットはどこに行ったの?だって、どうせホルモン暴走期は痩せないもーん。居直ってみる。抹茶チョコレートもですが、ほうじ茶チョコレートはご存知ですか?梅田のお茶専門店で見つけて以来ハマったんです。最近、人へのお土産もコレですわ。今年のバレンタインはほうじ茶チョコレートに決定。身内の男子に配り、自分もつまませてもらうという作戦。そんなことを考えながら抹茶トリュフ完食。で…晩ごはんが入らなかった。夜中3時。チョコレートの禁断症状で目が覚めた。布団から這い出し、キャラメルチョコレートを開封。とりあえず一個だけと自分に言い聞かせて、口にほうり込む私。しかし、チョコレートの誘惑にはかなわないっす。誰か、止めて~と思いながら完食。そして、朝ごはんが入らない…。そのまま仕事にでてきて、時間がないので昼は食べられそうにない。仕方なく、コンビニでパンでもと思いながら手はチョコレートを握ってもうた。チョコレートだけで生きていくつもりか?私。でもね、でもね、チョコレートってたいていの心身疲労に有効だと思うんだけどなあ。八つ当たりするよりチョコレート。これ素晴らしい解決策じゃありませんこと?では、がんばって働くぞ。
2007.01.29
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牛乳パック製です。そして試作品。遡ること、はるか昔。ブログ仲間の派遣のヒロさんが筋緊張の弱い子用の椅子の作り方を教えて下さいました。ウーはダウン症特有のぐんにゃりボディで、市販の椅子だとなんか手を加えないと姿勢が崩れてくるのです。来月のカテーテル入院を控え、外で泊まるにあたり一番苦労しそうな食事用の椅子を作ってみました。ベッドの上でも、マットの上でも使えるように。本来のデザインとは違いますが、ウーのひざ下の長さに合わせ、足の裏が床に着くように変えました。足がつくと、自然に背筋も伸びるので背もたれは低めです。ただ、腕を置く両側はもっと高い方がいいかも知れません。ま、これは間に合わせのご飯用。また紙パック集めて訓練用の椅子を作ります。どーも、お粗末様でした。
2007.01.25
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今日はウーの療育の日。園に行くと、ケースワーカーからお話がありますとのこと。一体なに?と思いながら面談に入ると、四月からウーと母子通園にきりかえてはどうかというものでした。昨年末、大阪府の保健所による療育相談の結果が園にもあって、集団の中で週2~3日の保育を受けることが望ましいのではということでした。現在は「外来」ということで週に一回理学療法の訓練(50分)と、月に2回の外来の子達だけのグループ保育に参加しています。去年の10月から通いだして、たしかに姿勢は良くなってきたし、手足の使い方がだんだんうまくなってきています。塚口病院の「赤ちゃん体操教室」でも、療育と並行してから成長がめだってきたと言われて喜んでいたところでした。それにしても、まさか1歳でどこかに所属するという展開は考えてなかったです。健常児だったら幼稚園に入るまでか、保育園に行くかしないかぎり先の進路など考える機会はなかっただろうなあ。私は自由業だし時間が不規則で、公立の保育園は無理なんです。私の働き方を工夫しない限り難しい。幼稚園はいまのところ問題外。朝9時から昼2時だなんて、仕事にいけません。でも、公立保育園。3歳になれば障害児枠で、健常児との集団体験をするという入園は認めてもらえるらしいのです。それは魅力だなあと思えます。今までも、近所の子育てルームで、健常ちゃんのやってる事をモノマネして出来るようになった芸(ばいば~い、おててパチパチとか)もありますし、幼児なりにけっこうカルチャーショックを受けてる感じですもん。ただ、こっちがダウンちゃんだと子ども同士はいいのですけど、親の方がね、何かと気をつかってくれるのがわかるんで居心地悪い時もあるんです。「病気の子だから、優しくしてあげてね~」って、我が子に声がけしてるお母さん。悪気はないんですよね。わかります。でも、誰にでも優しくするよう指導してくださいな。そして、障害児だからとか、病児だからっていうフィルターは通さないで。うちのウーがダウン症でも、悪い時には当たり前にしかってほしいし、子ども同士でおもちゃの取り合いをしてる時は、どうぞ手加減しないでほしい。療育園の大きな幼児たちなんか、ふざけてエスカレートしたら、酸素吸入のチューブ引っ張ったり、顔にとめてるシールはがしたり激しく闘ってます(笑)杖で応戦してる子もいたしね。おおっと、話がそれていったけど、保育園のような環境ならば、親と分離されて子ども達だけの社会の中で過ごすから(寝食ともにするしね)障害児にとっても、健常児にとっても、ありのままお互いを見られるチャンスじゃないかなあと思うわけです。で、結局ウー父とも相談をして、3歳までは専門的な保育をしてもらえる療育園に通園し、この間私の働き方を再考する。3歳で運よく保育園に移れたらラッキーだし、ダメならそこで考える。そんなわけで、4月からウーは新入生。準備するものリストをいただき、私もワクワクしてきました。園のスクールバスに乗って通うのです。ちゃんとチャイルドシートも装備されてるし、私の昼食も出るのです。ラッキー。もちろん有料ですが、作らなくていいのは嬉しいよん。連絡帳もあるし、お昼寝や歯みがき、食事の指導などなど、正直自分ではどうやっていいのかわからん事を教えてもらえるなんて助かります。昼寝ふとんやシーツなどの準備は要りますが、お道具入れや何かを用意するのは楽しいですね。あーとーはー、この療育の費用がいくら実費負担になるかが心配です。大阪府の子ども家庭センターとのやりとりとなるわけで、カテ入院が済んだら、手続きや説明会など少しバタバタしそうです。でもでも、ウーは喜ぶだろうなあ。こないだの塚口病院の赤ちゃん体操会場でも、少し大きな子達の中に加わろうと、コロコロ転がって接近したり、他の子とおしゃべり?したりご機嫌でしたからね。私にも、新しい友達ができたらいいなあ。
2007.01.24
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ウーの日記です。お母さんに隠し撮りされたんだけど、ぼくの寝てる姿です。こんなかっこうで(-_-)zzzジュクスイなんて、ありえないって言うんだよ。ぼくの勝手だと思わない?気持ちよくネンネできてるもんね。そうそう、ぼく1歳3ヶ月だよ。体重がやっと7900グラムになったの。身長も70センチ達成!アンヨは10センチ。まあまあ成長してるよ。今までは毎月、おめでとうってケーキ買って食べてたお母さん。今日はお友達と久しぶりに「のみかい」に行きました。何のむためにわざわざ電車でお出かけしたのか知らないけど、「ウーちゃんのカテーテルのぶじをいのって」のみおさめなんだってさ。それからね、ぼく、マシンとフウシンっていう注射をうたなきゃいけなかったんだけど、カテーテルがすむまでお預けになったよ。(^o^)ぼくの場合ね、タマゴがダメだから注射の前から強力なお薬のんで準備しなきゃいけないんだって。お薬ばっかり飲むの嫌なんだもん…。嫌なことを先までのばしてホッとする性格、ウフッ、ぼくは立派にお父さんとお母さんの子供だね。それじゃあ、また。バイバイ。
2007.01.21
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ウーはもうすぐ1歳3ヶ月を迎えます。去年の今頃は、心室・心房中隔欠損症と動脈管開存症のオペを終えて、乳幼児病棟の重症部屋で回復を待っていました。あれから一年。本当にあっという間に過ぎていきました。退院してからもしばらくは、何かあったらどうしようと気になって安眠できなかったなあ。夏までは水分制限があって、なかなか離乳食にも進めなくてやきもきしたし。薬がすこしずつ減り、やってもいい事が増えていくにつれ、この子がダウン症であるとか、心臓病や甲状腺に問題があるとか、忘れる事が多くなりました。ウーは、このまんまのウーが一番可愛いのです。たしかに笑ってしまうほど、成長(特に運動発達)の遅い子です。いまだに、お座りの姿勢も手をついているし、半年以上ハイハイにチャレンジし続ける彼です。最近のウーの様子ですが…Y病院にて、先日今期5回目のシナジスを打ちました。看護師さんや先生を蹴って、撃退しようと暴れました。こんな事は初めてで、みんなで笑いました。前は、押さえ込まれて泣くという感じだったんで。そして発達の具合を診ていただき、運動発達は8ヶ月程度といわれています。そのかわり、言葉らしきものが出ています。「まんまんまんま~」「ねんねんねんね~」どちらの言葉もそのまんまの状態を示すものですが、「お腹すいたあ」「寝たいから抱っこしてよ」という状況の時に出てきます。また、ゴキゲンな時には笑顔で、「うな~うな~♪」を連発しています。シナジスを打った瞬間に、偶然でしょうが、「あいててててて~」と言い、びっくりしました。あと、ズルくなってきています。怒られてる時には、目をそらして知らん顔したり、わざと泣き顔を作ったりと、やることが達者で呆れてしまいます。音楽が大好きです。特にクラシック。それもオーケストラ編成の壮大なもの。またはオペラのアリアなど。年始のウイーンフィルコンサートをテレビで見た時は興奮しっぱなしでした。そういえば、お腹にウーがいた時よく聴いたのはウイーン少年合唱団や、ホセ・カレーラスの歌曲集。シュトラウス父子の作品集。オペラの名曲集にカンツォーネなどなど。特にウィンナワルツはお気に入りで、お腹の中でも大喜びで動き、「ワルツの貴公子」とかあだ名をつけてました。ウイーンフィルのアンコールの定番「美しく青きドナウ」「ラデツキー行進曲」を聴いたウーは、手を打ちっぱなしで足もバタバタ動かして、ニコニコでした。こういう姿を見ると、私の夢がむくむく湧いてきます。ウーが生まれる前、男の子なら世界的なテノール歌手になってほしいなあと妄想を楽しんでいました。息子について行ってヨーロッパ暮らし。ドイツ?ウイーン?プラハもいいし、ザルツブルグもあり。いやローマやミラノ、ナポリかも。お金稼ぐなら、アメリカかあ~なんて、妄想竹は天まで伸びてました。ダウンちゃんに生まれて、言語障害の可能性を考えた時、プロとしての歌や芝居やアナウンサーは無理かなとあきらめモードに入りました。でも、この楽しそうなウーの姿を見ていると、声だけを気にしていた私って変と思えました。私が妄想の男の子に抱いていた夢は、ちゃんとウーにも試してみるべきだと。声があかんなら楽器でもいいし、演奏に向かないならとことん音楽ファンを極めよう。私をマネして、ナレーターになりたいなら、できる限り訓練してみよう!またウーは実家の花屋の店内にいるのが大好き。色んな花や観葉植物を眺めてはニコニコ。お客さんが来ると、嬉しくて抱っこをせがむこともあります。とにかく、1歳の彼の世界はかなり充実してるようです。こんなに健やかな毎日が送れるとは思ってませんでした。去年の頑張りがあったから、今につながってるんですよね。助けてくださった多くの方たちに感謝しています。そして、来月7日にK病院へカテーテル入院が決まりました。現在のウーなら、恐怖を感じて暴れるかも知れないですね。親としては、心配で気になるところですが、これからも元気に過ごすため欠かせないメンテナンスですもんね。ささやかな楽しみは、♪みずきママ♪&みーちゃんと入院がかぶること。戦友!今回も気合いで突撃だ。入院の準備もそろそろやっておかなくてはね。
2007.01.19
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言わずと知れた、妄想食堂の定番メニュー「タラレバ炒め」。あの時こうしタラ、もっと、ああすレバ な過去の場面を時折引っ張り出してきて、今の希望通りのスパイスを使って調理する一品。あるいは完全なる妄想で編み出す「スペシャルタラレバ炒め」も美味しい。私は、今回のへこみ期間に、何度かこのメニューを食すため妄想食堂に通いました。まあ、私の過去などたいした発掘物はないんですが…思い出すだけで頬がゆるむ体験があります。あれは一回目の結婚がきまり、退職する日のこと。当時の相手は職場の人だったんで、私の方が辞めることになったのです。最後の放送を終えて、控え室へ戻ろうとした時、別の部署の男性がやってきました。「あの、ヤンスカさん!」と彼は正面に立って呼びかけてきました。私は何だろうかと相手の顔を見ますと…。「お願いです、自分と結婚してください!○○さん(当時の婚約者)よりも ずっとアナタを幸せにします」ドラマなんかだと、放送時間の関係もあるから割と展開ははやく進むのでしょうが、実際にこういう事を言われてみると、体は固まってしまうし、何も言葉が出てきませんでした。どのくらい私は黙っていたかわかりません。相手は必死に、私への思いを打ち明けてくださいました。(て、いうか~この人と接点がなかったし、何で私のこと好きなのかな?)私の中ではこんな感情がグルグルしてました。そんな気持ちを見抜いたのか、「わかってます、どうして自分が、よく知らないヤンスカさんにこんな事いうのか 疑問なんでしょう? 自分はいつもアナタの映像や声を編集して、オンエアされてない素のヤンスカさん を知っています。アナタのしんどい時も嬉しい時もずっと見てきました。 ○○さんは、アナタの相手じゃないです。あの人にはわからないと思います」すごく驚きませんか?こんな事言われたら、ショックだしね。そして何より、私のタイプの男性ではなかったんですよね。するとさらに、「自分がアナタの好みの男じゃないことも、覚悟してます。 でも、いいんです。ヤンスカさんの望むことは何でも叶えます。 嫌がることはしません。僕のこと好きじゃなくていいです。 ただ、自分の家に暮らしてくださったら、それでいいです。 いてくれるだけで幸せですから…」と、彼は泣き出しました。しかし、若い私は「こわいっす」と思い、丁重にお断りのご挨拶をしてその場を去りました。その後、その人は職場をやめて故郷へ帰り、家業(何と大金持ちのボンだった)を継ぐことにしたと人から聞きました。会社や船も所有する跡取り息子だったようです。年月が過ぎて、このネタは何度炒めても、美味しいタラレバになってます。もしその人のところに行っていたら、本当に何もせず、優雅に過ごしてるんですかね。私名義の船ももらって、進水式にはシャンパンのしぶきが飛び散る。一人できままに航海してきますと言っても、快く出してくれたのかな。それとも、会社経営には私も参加しますからと申し出て、そのうち新規事業も開拓。40代で国内の経済誌の表紙にのったり、社交生活が女性誌にのる。あるいは、船といっても漁船だとして…。大漁旗をたてて港に帰ってくる船を、岬の上の大邸宅から見下ろす私。自分は家業をやらないけど、地域のために色々やる有閑マダムになってるのか。ああ、ごちそうさまでした。その人の熱意に負けて、進路を変えていたとしてもきっと、こそっとフライパンを出してタラレバ炒めを作って頬張るはず。その人の予言どおり、最初の結婚はポシャったけれど、後悔はしてませんしね。タラレバは、滋養強壮のメニューだし、たまに食べるからとってもうまい。そして、元気で世界が光輝いてる時には、妄想食堂に足は向かないんだよね。
2007.01.18
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いやあ~我ながら長くて深い落ち込み期間でした。皆様には、本当に優しい励ましのお言葉をいただきありがとうございました。やっぱ…ホルモンのせい?って気もしないではないですが、まずは解決策その1として、この日記を読んだ夫が私をお出かけに誘ってくれました。あ、でも「えべっさん」です。以前の日記に書いた西宮神社(勝手にダウンちゃんの守護神と決めて一度参拝に行きたいという話です)の本えびすへ行ってまいりました。わが実家は商売をしてるんで、毎年近場のえべっさん参りはしています。でも本家本元へ行くのは初めてでした。関西では、毎年この神社の境内で行われる「福男」選びの競争はおなじみですね。そして奉納される巨大マグロとかね。私の住んでいる所から西宮神社へは、梅田で阪神電車に乗り換えをします。阪神電車に乗るのは久しぶり。さすが阪急と一緒になったからか、阪急グループの広告が駅や、車内に掲示されてます。不思議な感じ~。ま、そのうち慣れるんでしょうが。さて大阪の人なら「阪神」ときいてトラ以外のものならば、「イカやき」「生ジュースのスタンド」を思い浮かべる人が多いと思います。デパートも、食べ物は阪神の地下!ってひいきにしてる話もよく聞くし。この日も私はイカやきの「デラバン」(卵入り)を立ち食いし、続いてミックスジュースを立ち飲みしてから電車に乗り込みました。夕方から出て行ったんで、西宮に着いた頃は人出のピーク。駅からすでに混み混み。なんとか神社の門前にたどりついたら、そこで警察による入場制限。はあ?これ、ネズミーランドの人気アトラクションじゃないですよね?15分くらいは待たされたかなあ。いらちな関西人が怒り出さないのは、やはり福の神の前だからでしょうか?暴れてもおかしくなさそうな風貌のいかついお兄さん方も身を縮めて苦笑してます。それどころか、「この人ごみのおかげで、体がぬくいわ」とコメントされ、そばのおじさん(他人)も、「ほんまに、えべっさんの前でイライラしたら、福も逃げてしまうもんな」と返事。「みんなスリに気いつけやあ~」と注意の割にはのんびりした誰かの声もかかる。そばのみんなも小さく笑い、朝の満員電車なら不愉快な他人との密着も、今ならまんざら嫌じゃないって感じの空気を共有してます。不思議な気分でした。祭りの夜の特別な光景なんでしょうね。拝殿にたどりつくにも、まだまだ行列は続きましたが、お賽銭を投げてお参りする頃には、なぜか気分が晴れ晴れとしておりました。そして福笹を購入。参道の両側に福娘さん達がずらっと並んでいます。どの娘さんも、やはりキビシイ選考をクリアしただけあって、べっぴんさんです。ここは、夫に好みの娘さんを選ばせてあげることにしましたよ。彼の選んだ福娘さんは、ものすごい美人っていうのではないけど(失礼!)見るからに幸せそうな表情で笑っている可愛い娘さんでした。そして、周りでも誰から笹をもらおうか悩んでいる様子が展開されてます。ああ~、福娘同士で、(あの子ばっかりお客が殺到するのよね)とか(絶対あいつには負けたくない)なんて女の戦いはあるのかなと妄想モードに突入。もっと観察していたかったけど、お腹もへったんで帰りました。屋台を食い尽くすつもりでいたんですが、ベビーカステラとフランクフルトのみ。なんだか人の多さに疲れてしまって、地元に帰ってから食べようということに。ウーは実家にお泊りなんで、夫とラーメン食べに行きました。その名も「開運丸」という店。開運丸ラーメンをすすって、お参りは完璧なものになった気がしました。単純!そして後日。解決策その2として、一人で岩盤浴に行きました。これで、かなり背中や腰の痛みは緩和。肌もつるつるになった気が。解決策その3。髪の毛をカットしてトリートメントをしてもらう。この時、ブログのお仲間で素敵なお洋服&雑貨を販売されてるジャスミンさんのラップドレスを着て行き、お店の方や他のお客さんにほめられいい気になる。「ありがとうジャスミンさん!」やっぱり洋服や雑貨は心のビタミン&回復薬ですよね。もっとかっこよく着こなせるようになりたいんで、ダイエットもガンバローという気分が盛り上がってきました。成功した暁には夫がリッツカールトンのデザートバッフェに連れてってくれるらしい。(あかんや~ん!)解決策その4。添乗時代の同僚と、もうすぐ飲み会に行きま~す。さっき痩せるって言うたくせに…ですけど、控えめに楽しんできます。そして今週から仕事も始まり、見る見る間にウーが可愛く思えてきた私。ジャスミンさんの服によだれつけられようが、帰宅後ムギューって抱きしめるのは最高です。そろそろ放置してるベルギー旅日記も続き、書きますね。
2007.01.17
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私の仕事始めは来週から。仕事はしていないが、やる事はたくさんあるわけで。年明けには、親や親戚との交流。そして、いただいた年賀状の整理。風邪をひいたウーの通院。仕事の資料整理。そして片付け。以上は、イレギュラーなもので、普段どおりの家事と育児もある。ウーは本当に活発になってきて、這えないくせに転がりながら移動するし力も強くて、何でも破壊するようになってきました。相当に重いものでも、放り投げるなど危険がいっぱいな状態になってきて目が離せなくなりました。そして何と言っても、何と言っても、24時間べったりと過ごすしんどさよ…。はあ~私って本当に母性のかけらもないのかも知れません。仕事で忙しい時の方が、もっと楽しく愛おしく思いながらウーに向き合ってるような気がします。ひどい話やなあ。時間だって、この休み中の方がたっぷりあるのに、何もできてないし。おまけにですね、ウー父が4日からオフで家にいるんですが、元々お父さん子のウーは、さらに調子に乗って私の方などあまり相手にしてくれないんですよ。お風呂もウー父と一緒。さあ、あがるよと迎えに行くと大泣き。もっと入っていたいのに、お母さんがジャマしにきた~って感じの泣きっぷり。3人でお布団に寝ていても、必ずウー父の腕の中にすっぽりと納まるウー。お父さんが寝返り打つと、必死にしがみつく姿は確かにいじらしく可愛い。遊んでいても、お父さんを見ると、私を蹴ってでも抱っこされに向かうウー。病院で泣いてしまったら、お父さんをさがすウー。(へえへえ、確かにお母さんは敵の一員となって、体を押さえ込んだりするもんね)ウー父も言います。「正直こんなに子どもになつかれるなんて思ってなかったよ」と。そして、ここまでされるとやっぱりたまらなく可愛いとね。留守がちな夫だから、子どもが自分を忘れたらどうしようと心配していた事などウソのようです。で、なんか疲れきっている私は、昨夜ウーにご飯を食べさせてる時にも、ウーがお父さんをさがして気もそぞろになっている様子を見てキレてしまったのでした。「いっつもいっつも、誰がアンタのご飯作って、オムツ替えて、汚れた服洗ってると思ってんの!ずっと病院も療育も私がつきっきりで、お薬の管理だって、寝付けない時だって、私は必死にアンタが楽に休めるように世話してるやんかあ!」あ、言っておきますが、上の台詞を本当に口にしたわけじゃないですよ。1歳の赤子に怒鳴っても仕方ないしね。つい、心の中で吠えてみただけです。ただ、きつい口調で、「ウー、いいかげんにしなさい!ちゃんと食べなさい」とは言いました。その時です。ウー父が「交代しよう、アナタ怖い顔になってるよ~。 自分もご飯あったかいうちに食べなさい」と声をかけてくれました。私は泣きながら、作りたてのキムチ鍋をぱくつきました。いちゃつく父子に背中を向けて、ひたすら食べました。自分が何にたいして腹をたててるのか、わからなくなってきました。ただ、情けなさだけはドンドン湧き起こってきて、はやく謝らないといかんなあと思いました。意地をはって、今までどれほど何かを失くしてきたでしょうか。大好きだった男を失ったし、物も失くしたなあ。しかし、今は、夫も息子も絶対に失くしたくない大切な存在ですんで、「本当にごめんなさい」と伝えました。「かまへんかまへん」といつもいつも優しいウー父。私は、夫にやきもちを焼いてるようです。天職ともいえる仕事で世界を飛び回り、たくさんの友達がいて自分の世界もある。仕事から帰ると、息子が喜びの声をあげて大歓迎してくれる。優秀な?妻がいて家のことはきりまわしてもらえてる。本当に気性がおだやかで、怒ってる姿は見たことがない。私とは全然ちがうねんもん~!あかんあかん、たった数週間仕事をしないだけでグラつく自分の地盤って何よ?仕事なかったら裸のヒナになってしまったような気分になるってどやさ!おまけに私、ベルギー以降、増えた体重の管理もできてない!うわ~ん、きたない中年女まっしぐらではないか。長々読んでくださった皆さん、ごめんなさい。お前は何がいいたいねんとイライラされてるでしょう。どうしたら、このモヤモヤが晴れるかな?「自分の欲するものリスト」☆髪の毛から爪先までじっくりお手入れしたい。☆自分が作ったり片付けない状況で、美味しいものをゆっくり食べる。☆一人で遠くへ出かけたい。☆一人でゆっくりお風呂に入りたい。☆一人でぐっすり眠りたい。っておいおい、私、一人願望か?やばいんちゃうのん。
2007.01.09
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ウーの日記ですみなさん、お久しぶりです。もう『あけましておめでとう』は終わっちゃったね。ぼくは去年、病院で過ごしていたので初めて自分の家でお正月を迎えたよ。なんかたくさん人も集まって楽しかった~!「お年玉」っていうのももらったの。みんなはもらった?なんか小さな封筒だったよ。なめてみたけど、ふつうの紙でね、ポイってしたの。そしたら、ぼくのお母さんがあわてて拾ってね、ウーちゃんの代わりに預かっとくからね~だって。変だね。あんな紙が欲しいんだね。ぼくは大きな広告チラシがいいよ。バリバリくしゃくしゃできるからね。おまけに、カレンダーの表紙も特別にもらって最高に嬉しいよ!だから、お母さんにぼくのお年玉をあげました。そうそう、ぼくと一緒に写ってるのは、前に登場したタラ兄ちゃんの弟のピョンピョン兄ちゃんだよ。お父さんとお母さんと、お父さんのばあちゃんと遊びに行ったの。たくさん遊んでもらったよ!タラ兄ちゃんは、ぼくみたいに訓練に行く日だったから今回はツーショット。ぼくは一人っ子だから、こうやって兄ちゃんに相手してもらうの嬉しいなあ。肩車で、ぼくのお父さんを取り合ったりもしたけど、タラ兄ちゃん、ピョンピョン兄ちゃん、また遊んでね。他にもたくさんお出かけしたりしたから、ぼくも疲れて一昨日からお熱出しちゃった。さっき病院へ行って、おくすりもらったから安心してね。それよりも、ぼくが心配だから添い寝しようねと言いながら、ぼく以上にぐっすりネンネしてるお母さん、変だと思うよ。
2007.01.09
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コメントもお返ししないまま、新年が明けてもうたわけで…。改めまして、「あけましておめでとうございます!」どうぞ、こんな私ではございますが、よろしくお願い申し上げます。私の予想(希望)ではこんな年末年始になるはずでした。以下、ごらんください。クリスマス終了後、ただちに正月用料理のプランと仕込みに入る。掃除は29日で完璧に仕上がる。買い物も30日で全て終え、煮物や漬物などの準備。31日は余裕で、夕食を食べて家でくつろぐ。元旦は近所へ初詣。2日は夫実家へ自分の実家族と遊びに行き、ドンチャン騒ぎ。3日は実妹とお出かけ。4日。夫、帰国の為、も一度家で正月っぽい事をする。はずだった…はずだったんですわ。実際。以下のとおり。クリスマスイブ、なぜか私はノドにくる風邪に見舞われ2日寝込む。27日。それでも、ウーの年内最後の療育があるんで、気合いで起きる。そして、前回、「そろそろリンゴは薄切りにして、手にもたせて食べさせよう」と言われた事を思い出し、朝やってみたの。最初は、面白そうに食っていたウーでしたが、突如、ンググググワ~ん!!!と大泣きして、グエーっと吐きたそうにするではないですか。ノドにつっかえたようです。すぐに指をつっこんで、一部は出てきましたが、ずうっとゲエゲエやるんで、ついに私まで一緒に大泣き。「私がリンゴなんか食べさせたからや~、うわあ~ん」ずっと終始冷静なウー父が、怒りもせず(こういうとこ大好き)私達を耳鼻科に連れていってくれました。今回は、ウーと一緒に診察台に座った夫。赤子にこんなパワーがあるのかという暴れっぷりを初体験。内視鏡で診たところ、りんごのかけらは溶けたかして見当たらず、一安心。シナジス(両腿に打つ筋肉注射)でも泣かないのに、耳鼻科ではいつもどんなに大変かを分かってもらえてよかった。涙、涙のウーを連れて、療育施設へ。思い出しては、えずいて床に唾液をはきまくるウー。ドタバタと終了。28日。先週で仕事納めだったはず。なのに夜から仕事。この日はメチャクチャ寒かった。またまた帰宅後ダウン。29日。だらだら寝て過ごす。何も出来ない。いつも通りの掃除をしたり、洗濯するのが精一杯。そこへ実家から「助けて」の電話。わが実家は生花店。年々お花の需要は減っているとはいえ、年末はそれなりに忙しく、配達の手が足りないので市内の病院へアレンジフラワーを届けてきて欲しいとのこと。うぐぐ…。仕方なく出動。そして帰宅後バタンキュー。30日。帰省中の実妹と、やっと買い物へ。とにかく食べる我が実家の胃袋を満たすのは大変なのであります。車で隣の市の市場へと向かいました。お煮しめの仕込みと、大根なます、千枚漬けが私の担当。しかし、このなますにしても大食い一家の食べる量が、家族4人で大根二本。ニンジンも二本。お煮しめにしても、通常のレシピの4倍くらいは使います。買い物が終わった段階で実妹は遊びに出かけたんで、私は夕食後一人で下準備開始。野菜を洗う。皮を剥いたり、刻んだり、酢につけたり、ゆがいたり、下ゆでなど。あ~~~~、しんどすぎ。明け方までかかって作業し、その後、毎週自宅で担当している添乗員さん達のモーニングコールの仕事もやる。31日。朝3時間のみ寝る。電話で起こされて、なんと急な仕事。ハイハイ、出動!帰宅後、実家に顔を出し、みんなで準備。こんな時にお腹が痛くなり、月のものがやってくる…。しんどすぎ!色々しようと思ったのに、やりたかったのに、結局みんな忙しすぎて夕食は買ってきたお寿司になりました。チャンチャン。その後私は再び寝込み、ゆすり起こされて年越しそば(わが実家はニシンそば)をすすり、自宅へ帰って倒れこんで(風呂にも入らず)寝てしまいました。それでもって、先ほど起床。たいした正月ですわね。ウーは、昨夜から実家へお泊り。またウーも後から日記を書くようです。
2007.01.01
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ゆうみゆちゃんさんから、【妄想バトン】宝くじ編 [ 楽天 ]が回ってきました☆楽しい妄想バトンです【妄想導入部分です】あなたは年末ジャンボを買いました(海外の方は高額クジを想定してください)いよいよ当選番号の発表です!何と!1等前後賞合わせて、3億円があなたのものに!さて、せっかくですから楽天のリンク友達を自分の住まいなどに呼んで一緒にどんちゃん騒ぎをすることにしました(自分の住んでいる地域ではなくて、みんなで海外旅行など 別の場所を考えてもOKですよ! 妄想ですからね)さっそく楽天の日記にその旨を詳しく書こうと思います行き帰りの飛行機はスーパーシートでこちらで手配し、宿泊場所もプレゼントします勿論、海外からの方はファーストクラスでご招待♪さあ、それ以外はどうする?【ここからあなたの妄想を聞かせてください】Q1.いつ頃、その当選祝賀会OFFを開きますか?もう予約が取れ次第、開催しましょう!お仕事のある方、うっふん、お休みいただく間の給料と同等分私がお支払いするんで絶対休んでくださいね。Q2.何泊予定しますか?ホテルに3泊、機内泊が2泊となりますね~。Q3.どこに泊まりますか?もし具体的にここ!ってのがあれば リンク先も探してきて、より現実的に妄想しましょう! また、どのように行動しますか?これも より具体的に妄想しましょう!今日テレビでいいネタ見たんですわ。皆様、世界にたったひとつの七ツ星ホテルに参りましてよ。アラブ首長国連邦のドバイにあります、「バージュ・アル・アラブ」ですわよ。全室スイート、二階建て。もちろん一人一室お取りいたします。なんたって、たったの1泊25万ですもの~奥様。あ、もちろん往復エミレーツ航空利用なんで、恐れ入りますがいったん関西空港までお越し下さいね。さて、私の今回の旅はお友達の皆さんご本人に限ります。そして申し訳ないんですが「女性限定!」だって~アラビアンナイトの世界を満喫していただこうと思ってますんで…。今回我々をアテンドするスタッフは世界中でオーディションして決めた美男揃いです。恋に落ちるも良し、美男をこきつかう喜びに浸るも良し、いいお友達になるも良し。メインの宴会は砂漠でやりたいんですけど、いいですか?もちろんレディのおみ足を痛めるような事はいたしませんよ。ちゃんとヘリで送迎いたします。豪華なテントを設営して、あらゆる山海の幸を整えましょう。皆様アラビア風の衣装を着て参加してください。誰かアーチストをゲストに呼んで、プライベートコンサートを開催する予定なんで希望があれば教えてくださいね。残る二日は、もう好きに過ごしてください。スパ、エステ、ショッピングなどなど…。参加人数にもよりますが、一日100万くらいまでなら、私につけてくださって結構。Q4.呼ぶのはリンク先の本人だけですか?はい。しかも女性限定でごめんなさい。久々に女だけでバカ騒ぎしたいので。Q5.質問以外で答えているうちに妄想したことはありますか?お留守家庭には家政婦さんやお掃除のサービス業者さんを派遣させていただきます。お子さんの為には、ベビーシッターの派遣か、または参加者のお子さんだけを集めて日本国内で「キャンプ(というか集団で遊ばせておこう)」も考えてます。旦那さんや彼氏の行動が気になる方には、探偵もつけますからね。しぶる姑には、適当にお小遣いも支給しときます。Q6.参加資格なんて、ありますか?宴会で、ぜひアナタの恋バナを聞かせてね~♪Q7.ぜひこのバトンを受け取ってほしい方がいたら、どうぞ (特にいなければ、この質問は削除してください)楽天以外で答えてもいいので、ぜひぜひ皆さんやってみてください♪答えてくれると、読んでいるだけでも妄想旅行ができて楽しそう!
2006.12.23
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早いなあ~。1歳過ぎてから毎日がとぶように過ぎていった気がします。今日は保健所による検診があったので出かけてきました。保健師さんによる面談と小児科の先生の診察、加えて今日は数ヶ月ぶりの発達テストを受けてきました。さて今回の測定結果ですが…身長69.1センチ体重7300グラム(減ってる!)胸囲43.7センチ頭囲43.1センチちっちゃ~い。10ヶ月の時に受けた乳児後期検診時から、変わってないのです。気に病むほどではないけども、適当に気にはなっていた私。早速聞いてみると、「だんだん知恵がついて、頭や感情を動かすようになると太らなくなってくるんですよ」とのお答え。へえ~へえ~!考えたりするのってカロリーを使うらしいっす。ウーは、それだけ頭や心を駆使してるんだというおめでたい解釈をして次の質問。「パラシュート反応がマイナスで、ホッピング反応が異常という結果を乳児後期検診で 出されたんですが、一体なんのことですか?異常なわりには、何の指導も受けずにきて るもんですから気になって」コレに対して、実際に先生がウーを使ってやって見せてくれました。パラシュート反応は腹ばいをさせた時に両手がさっと前に出るか?今日は出ていたそうで、今はできてますよとのお答え。ホッピングは、ひざの上でぴょんぴょん弾んだりできるか?これはノー。足はぐぐーんと突っ張ってますから。で、保健師さんが、「先生、これは進捗状況を記録するものだから、正常とか異常という表示は適切じゃない ですね。こちらのお母さんのように、異常って何?と思われる方もあるから、今後は別の 表記を考えていくほうがいいですよね」と一言。おお、ありがとうございます。幸か不幸か、私には定型発達の子がいないもんで、比べてあせるという経験とは縁がない。でも、「異常」の言葉にはドキっとしてしまうんですよね。そのあたりの微妙な気持ちに気づいてくださった保健師さんに、感謝です。さあ、今日はウーがときおり見せるキーっという態度の原因を教えてもらわなくては。これはどういう事かといいますと…私が仕事をしている関係で、ウーはひんぱんに実家へ預けられます。実家は花屋をしておりまして、人の出入りが非常に多いんです。実父、実母と下宿している店のスタッフ兼大学院生の女性。この3名がウーのことを、それはそれは大切に世話してくれています。加えて、近所のお店の女主人や実母の友人、知人。お客さんまでが、ウーの遊び相手になってくれる素晴らしい環境です。ホントにありがたいです。で、ウーは退屈せずにすむんですが、ずっと誰かに抱っこされたり構われてるうちに喜びから興奮へ進み、最後にキーっと疳の虫のような固まり方と奇声を発するようになってきたんです。実家に行くと、しょっちゅうこれをやるわけで…。発達と神経学の専門の先生に診ていただくと、ウーからの「休ませて!」のサインだそうです。もちろん、遊んでもらうのは大好きだけど、静と動のメリハリをつけてあげないと赤ちゃんはとても疲れるんだとか。反省…です。私自身マシンガントークで、彼が笑うような声出しを惜しまずやっていたし、実家のメンバーときたら、ウーを奪い合ってワイワイ騒いでましたから。赤ちゃんの望むのは、おだやかな喜びだそうで(ほんまに聞いたんかいというツッコミはおいといて)それを言われたら、ウーにとっては過剰な環境だったと思います。で、キーっとなったら、しっかり抱きしめて静かな部屋でゆったり話しかけてなだめるというのが有効だそうです。あまりいないかもしれないけど、同じような方いらしたらお試しください。そして、久々に受けた発達テスト。療育手帳の申請時以来。顔に被せられたハンカチをとるお題→見事クリアひもに吊るされた赤いわっかを追視→見事クリアおもちゃを片方の手からもう片方へ持ち帰る→何とかクリア積み木をつまむ→微妙。つまむというよりは押して崩してた小さな鈴をつまむ→つまんで口に持って行こうとした(これでいいのか?)新しいお題の登場です!白いハンカチを広げた上に、赤いミニカーを置きます。そして、ミニカーの一部がチラッと見える程度にハンカチでくるんで反応を見ます。お!手が動いた。つかむのか?ミニカー。や~ん、けっこうウーもできるやんと思ったとたんハンカチだけを引っ張って、転げたミニカーには何の興味も示さない彼。手にしたハンカチを口に持っていって終了。まだね、ミニカーは無理。他にも車のおもちゃはあるけど、なぜか裏返して車輪をさわってたり、違う解釈で遊んでますから。それで今回の結果ですが7ヶ月~8ヶ月程度の能力だそうな。ふ~ん。だってだって、本当に定型の子のサンプルがないからわからんねんもん。前が3~4ヶ月程度って判定されたから、半年経過して、確実に育ってきてるわけよね。もう、それだけで充分嬉しかったです。そして、この検診の場、スタッフの皆さんが声を揃えて、「ほんとうにお母さんは良く頑張ってるんだから、たまには息抜きしてね~」「すごく上手にウー君を育てていらっしゃいますね」などなど、天にも昇るほどいい気分にさせてくださるんですよね。それこそ、定型発達の子だったら、定期的にこういう場を持つ事もないんだろうなと思い、このようなサポートを受けられる自分をラッキーと感じております。それにしても、体重がどんどん増加する自分て…まったく頭も心も使えてないってこと?あちゃちゃ~。
2006.12.21
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こんにちは!いや~放置プレイもたいがいにしなくてはね。本当に私は、時間のやりくりが下手な上に肝心な時に体調崩すダメダメさんです。近況報告から。ウーの血便ですが、やはり腸の中で炎症をおこしていたようでした。細菌とかではなかったので、一安心です。さかのぼって、この一月のこと思い出すと…。ウー父 ベルギーから帰国後2日あけて再び添乗でチェコへ。 それで帰国後ウイーンへ。 その後は毎年のお楽しみ「ホノルルマラソン」へ参加。 (ただし、出発時に38度の熱があった彼。行くなといっても行くので 薬だけはしっかり飲めとだけ言って、送り出した) 現在は、パリへ添乗中。 私 アナウンス学校の2年生の卒業制作の準備に大忙し。 1年生のオーディション用デモ作品にもとりかかる時期なんで、 一人ひとりの原稿をチェックしたりする地味で根気のいる作業中。 加えて、とあるプロダクションの新人タレントさんにもニュース原稿の 読み方、ナレーションのコツなど教える仕事が入り、自分の勉強も必死 でございます。実際に仕事してる子たちですから、むこうも私に対する チェックは厳しくなることはもちろんですからね。 教える仕事は楽しくて、若い人からもらうパワーも素晴らしくて好き! でも…やっぱり自分も現場でしゃべりたい。 録音の仕事は最近入らなくて、自分でもイライラしています。 何度か、この日をあけておいてねと連絡はくるんですが、直前に 「やっぱり違う人にこの仕事決まりました」 「もっと若い子を希望してるから、今回はなしで」などガツーンなふられ方 をしています。 こーこーで! 本来ならばマネージャーさんがクライアントに 「若い声なら何歳でもどんなタイプでもできます」と言ってくれなあかんと 思うんだけど、でも、ふられる自分に魅力がないのだと反省もしてしまい 悶々とした日々。 しかし、今年は地元のダウン症の会のクリスマスパーティーの司会を担当 させていただき、さらに紙芝居の上演も依頼されました。 もちろんボランティア。 私にとっても、自分の腕試し的なところがあるし楽しみに取り組みました。 当日。私の想像以上にダウンちゃん達はくいついてきてくれました。 ずっと側にいて離れない子や(こういうのって可愛くてたまらんね) ゲームの時にアシスタントやってくれたり、自分もマイク持ちたくて興味 しんしんだったりと積極的にかかわってきてくれました。 紙芝居もね、幼児向けに「ミミのまほう」という幼稚園を舞台にしたものと 「サンタクマースがこないわけ」というクリスマスもの2本上演。 マイク使って、アニメ吹き替え風にやってみました。 (すんません!よく読み聞かせの勉強会では「声音は使わずナチュラルに声を 出しましょう」とか指導されますよね) 結果、すかしてた高校生の男子までが接近して観てくれたんでまあよしと しましょう。 ある女の子が「おばちゃんみたいになりたい」と泣かせるようなコメントを 発してくれて、これだけで充分仕事のストレスが吹き飛んだのでした。 他にも私、最近は地域の知り合いも増え、なんとうちの町内ってね、 100メートル四方の区画の中にダウンちゃんのいるお家が4件! みんな男の子という事もあって仲良くなり、プラス同じマンションの中にも 知的障害を持つ女の子のお家があって、こちらも加えてみんなでお付き合い しています。 私以外は皆さん3~4人のお子さんを持つ(プラス仕事をもつ人も)ママ。 ホントにすごい。 そして、各お宅で持ち寄りランチとかするんですが、家もきちんとしてるし ママ自身も可愛いとか、おしゃれとか感心するポイントだらけ。 私は自分の人生設計に「ママ友とランチ」てな項目はなかったもんだから、 いきなり放り込まれたこの世界が新鮮でならないよ~。 料理だってね、お手製のグラタンだの、チキンのハーブ焼だの、カフェランチ みたいっす。私みたくワインぶらさげて参加する人はなかったようで、 それはそれで受け入れていただけて嬉しいっす。 そして最後に ウー 週に一回の療育も機嫌よく通っています。 先週は、初のグループ保育にも参加しました。リトミックや手遊び、 布をかぶって遊んだり、警戒しながらも楽しんでおりました。 月に一本のシナジスも、2週間に一回のアレルギー外来もがんばって通院中。 三種混合の三回目もやっと終わりました。あとは年明けに麻しん・風しんの 接種ですが、これも卵アレルギー児には怖いので接種前にまたまた別の薬を 10日間ほど飲んで体を整えてから打つそうです。 毎日の生活の中では… 食べる量がすごく増え(出す量も)、足りないと大泣きします。 そういや、お腹が減って泣いてる時には 「ん~まんまんまんまあ~」と言うようになりました。 ウンチで嫌な時は「うぎゃーーーーー」気づくまで繰り返します。 振り回したり、空中に放り投げたりと荒っぽいプレイが大好き。 寝相が悪すぎて、毎夜回収するのが大変。 嬉しいと奇声を発するんだけど、キーって硬直するような仕草をするんで 気になってます。次回の療育相談で要確認。 嬉しい事。 ウー父が発見したんだけど、 ご飯の前に「いただきます」と手をあわせられるようになりました。 そして自分の両手をぱちぱち拍手できま~す。 でも体重はいまだ7500グラム。 よく動くから仕方ないのかもね。 まだハイハイはせず、つかまり立ち&大人にささえられて「ウソあんよ」が 大好き。自分で移動する時は高速寝返りで自由自在。 方向転換だって、壁をキックしてうまくやってるのを見て感激もんでした。 手よりも足の方が器用で、ウエハースを足にはさんで食べていたり、欲しい ものを足の指でつまんで手元に引き寄せるなど、なんていうかうまいこと 自分で解決してますねえ。 とまあ、だらだら書き連ねてみましたが、今週で私のほとんどの仕事納めで ございますんで、必ず今までの皆さんのコメントへのお返事書きますね。 そして旅行記もね。 では、今から仕事に行ってきま~す。
2006.12.18
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こんにちは!あいかわらず日記更新してなくてごめんなさい。ぼくがね、原因なの。お母さんは何とか元気になって、お仕事やダウン症の会のクリスマス会や、近所の行事のお手伝いやらがんばってるよ。で、やっとお休みの日が来て喜んでたのに、ぼくのオムツをかえた時ギャー!って叫んだの。ぼく、血が出てたらしいよ~。知らなかった。またお医者さんへ行ってきたよ。なんかの炎症を起こしてるんだって。アレルギーのせいで、腸から出血してるのか?なんかの菌をもらったのか?またまた検査中です。ぼくってば、おかげでご飯の前後に薬を四種類も飲んでます。念のため、お友達や他の子とは遊ばないで!だって。人がたくさんいる所もダメっていうから、スーパーにも朝1番に来たよ。つまんなくて、ネンネしてしまいました。みなさんも体に気をつけてね。ぼくも、がんばります。
2006.12.08
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ウーの日記ですみなさん、こんばんは!ぼくは一歳と一ヶ月を過ぎたんだよ。実はね~お母さんたら、お熱出してネンネしてたの。旅行の日記なかなか進んでないでしょう。ごめんね。きっと楽しみにしていた旅行が終わったショックだよね。ぼくはね、お父さんとお母さんが帰ってきた時、嬉しくてウギャ~ってさけびました。お母さんは泣いてたんだよ。それからは毎日、お母さんにくっついてます。お母さんがトイレに行くのも嫌なの。ウワーンて泣くとね、お母さん急いでぼくのとこに来るのが面白いよ!十日分しっかり甘えないとね。さて最近のぼくだけど、支えてもらってたっちするのが大好き。それでね、アンヨのまねっこもできるの。あと肩車すごく気に入ってるよ~世の中にこんな楽しい遊びがあったなんてね。サイコ~!それから、ゆうみゆちゃんさんにいただいた卵ぬきのウエハース。ぼく初めて食べたけど嬉しくてニンマリしたよ。おっいし~ねっ。もっとたくさん食べたいけど、お母さんは一日一枚しかくれないよ。だけど新たな食の世界を教えてもらって本当にありがとうございました。お母さんはまた明日からお仕事です。はやく日記書いてってぼくからきちんと指導しておくからね。ではまた!
2006.11.25
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関空行きのリムジンに乗ったとたん爆睡の私達。4階に到着し、義妹と見送りに来ていた義妹の夫と合流。今回、義妹は往復ビジネスクラスという事で興奮しています。しかも夫の希望で行き帰り航空会社を変えて、乗り比べ。往路は大韓航空でいったんソウルに飛んで、パリへ。ただし、関空からソウル間のみ義妹の分はビジネスが取れなかったんで一人エコノミーに乗ってもらいます。私も初めてビジネスクラスに乗った時はドキドキしました。だって~、専用の空港ラウンジがあって、そこではプチ豪華な軽食やお酒、高級な雑誌が置いてあって、シャワーも浴びられるしソファで居眠りもOK。(ただし、これは5~6年も前の話で年々サービスは簡素になってます)義妹も「専用ラウンジデビュー」を楽しみにしていたので、あまり時間はなかったんですが駆け込みました。私はおつまみの小袋をとって後の酒飲みタイムに備えます。「わあ、めっちゃいいなあ~」と喜ぶ義妹。もっと色々食べたそうにしてますが、これからパリまで機内で食べ続ける事を伝えると、うれしそうにあきらめておりました。さて…パスポートチェックですが、ここの係員は笑うなと教育されてるんでしょうかね。毎度、感じることですが、私が「おはようございます」「お願いします」と声をかけても返事をしてもらったことがありません。無言で作業し、無言でつき返す。外国人になめられないためなんでしょうか?それとも、浮かれたつ同胞を見るのが腹立たしい?楽しい(用向きの方ばかりじゃないけど)旅立ちをちょっとガツンとされる気分。せめて無言でもいいから「笑顔」やってほしいなあ。*************************************さて関空からソウルまでは本当に近いんです。ちゃんと時間見てなかったけど、2時間はかからなかったです。この区間のビジネスクラスは…正直いって必要ないかもです。成田からの便は新しい機体が採用されてるのかも知れないけど、関空便はやや古い。わずかな時間内にいちおうランチをサービスするため、せわしなく乗務員さんも動き回ります。短距離だから、食器なんかも普通のもの。でも機内食の味付け、私は好き。鶏肉のグリルに唐辛子味噌をつけて食べました。うまうま~♪今回は、次のソウル~パリ間でビビンバを食べるのも目的。私のまわりでは大韓航空の機内食ファンが多くて、いつも「ビビンバ」のうまさを聞かされてきたんです。(エコノミーでも器が違うだけで美味しさは同じ)愛しのビビンバへの期待が高まります。ソウル・インチョン空港到着。明るくてゴージャスな雰囲気です。日本語の表示もばっちりで、いかにここ数年日本人がお出かけしているかわかります。乗り換えもわかりやすかったです。ただ、機内持ち込みの液体が100ccまでしかダメになってしまったんで、夫が持っていたペットボトルのお茶はここで没収。まだ乗換えまで時間があるんだから、機内に入る前で取り上げてくれたらいいのに~!でも、係員さん達はほとんど丁寧な日本語で対応してくれてびっくりでした。負けてます、関空。今回は関空でお買い物タイムがなかったし、ここで化粧品でもと思ったんですが、シュウ・ウエムラはやはり関空の方が安いです。あたりまえか~国産ブランドだから。あっさりあきらめました。となると、ここでも「専用ラウンジ」に行ってみることにします。食べ物どっさり。ホテルの夕食バイキングみたいなんですってば。すっかり義妹ともども舞い上がってしまいました。夫に「機内ですぐランチでるからな」と聞かされなければ、腹いっぱい詰めていたことでしょう。ここで私は軽めにハイネケンとエビフライと(どこが軽いのって言われそう)サラダチーズをいただきました。さ、いよいよ往路のメイン、ソウル~パリのフライトです。ビジネスクラスは窓側から、2列・3列・2列の配列。座席が本当にすごくて、倒すとほぼ180度になるんです。足元も広々~。嬉しいのは、機内のエンタテインメント。個別のモニターで、好きなタイミングで好きなメニューを選べるんです。日本語放送や字幕の映画もけっこうあって、今回私は「釣りバカ日誌16」「プラダを着た悪魔」「カーズ」を観ました。何より嬉しいのは乗務員さん達の親切さ。一人もフランス人クルーは乗っていなくて、全て韓国人クルーです。英語もフランス語も日本語も達者な彼らに驚かされ、笑顔に癒され、やっぱり飛行機はアジア系が好き!ってあらためて思う私でした。本当に安心感があって、パリまでくつろげました。そして、ビビンバ!新鮮な野菜もてんこもりで、とても美味しかったです。唐辛子味噌めっちゃ使ったんで何杯もお水をおかわりしながら完食しました。このあとピザもたいらげて、到着前にはビビン麺もごっつあんでした。押忍!夫と義妹はすやすやと寝ており、私のフードバトルに気づいてたかどうか…?現地時間の夕方6時過ぎにパリ・シャルル・ド・ゴール空港へ到着。すっかり外は暗いし、何の印象もわかない。入国審査は、ウソみたいに簡単です。パスポート見てへんよ、あの人らは。3秒でおしまい。ずっと隣の係員と楽しそうにしゃべってました。さ~~~て、ちょっと心にひっかるのは。パリ空港からベルギーのブリュッセルを結ぶ新幹線「タリス」の手配をまったくしていなかったこと。そして到着口で列車の運行状況を確認した時に、19時20分だかなんかのタリス以降何の表示もなされていないこと。けっこう遅くまでタリスは運行されていると確認していたから、これには我々???な感じを受けていたのです。とりあえず、駅に急げ~!歩いて20分ほどで列車の窓口に到着。切符売り場らしき事務所に近寄ると、制服を着た駅員が5、6人かたまってドアのところに立っています。そして、向こうから話しかけてくるではないですか。(おフランスの場合、こっちから話しかけても無視というか自分達のおしゃべりに夢中になってるパターン多いですから)サービス向上月間なのか、外国人に親切にしようキャンペーン実施中なのか?私はこんな風に考えて、なかなかフランス人もやるなあと解釈しました。夫が「ブリュッセルまで3枚」というと女性の係員は、てきぱきと発券し、急いでホームに向かうよう指示してきました。さあ、鉄道大好きな私は列車の写真を納めようと張り切りましたが、なんとなく周りの空気に「急げ!」な感じがあったんで、車内から撮ることにし、指定席につきました。あ、心配してましたが無事に指定席も買えたし、何にも問題なかったわけです。我々は動き出した列車の中で一息つきました。なんか思ってた以上にスムーズやったねと。それにしても、タリス。何か古い近鉄特急みたいなもっさい内装です。また、こっちの大陸、ガタイの良い人が多いねんからもっと通路幅を広くとりゃいいものを、せまいんだなあ。4人がけの向かい合わせ席ですが、椅子の向きは回転しません。トーマスクックの時刻表によれば、欧米人は進行方向に逆向けに座ろうが気にしないそうでして、そんなところには気はつかわないようです。添乗時代…まだ新幹線のこだま号で座席が回転しないタイプの車両があったころ、お客様に「なんで私らの席は後ろ向きなん!こんなん許せへんわ」と泣かれた場面がよみがえります。ふと夫に、「なあ、お客さん達、逆向けのシートにあたった場合、フランスだろうがごねるん?」と質問すると、「ううん。外国やからしゃあないって簡単にあきらめてくれてるよ」とのこと。おいおい。内弁慶なだけかよ~!色々ともの思いにふけっているうち、車掌が検札にきました。「何人?」と3人しかおらんのに聞いてくる車掌。「スリー」と答える夫に、「ノンノン…トロワ!」とフランス語で返してくるおっさん。英語で言われている内容がわかるくせに絶対フランス語でしか話さないという不思議な習性の洗礼を受けた瞬間でした。真っ暗闇の中、列車は1時間半でブリュッセル・ミディ駅に到着です。さてベルギーは3つの言語を使っていましてフランス語圏オランダ語圏ごく一部ドイツ語圏に分かれてます。ブリュッセルは周りをオランダ語圏に囲まれてますが首都なんでフランス語の方がメインっぽい感じです。ですが、必ずあらゆる案内や表示はオランダ語も併用。どちらもわからん私には、ちんぷんかんぷんです。義妹も初めて降り立つ駅の様子に、少し不安そうです。しかも夜の9時。さあ、夫の存在が輝きを増してまいりました!慣れた様子で私達に進路を教え、駅の中にあるスーパーで今夜の水や飲み物を買おうとにこやかに提案してきたので気分がほぐれます。さっそく、私はクリークというさくらんぼのビールを買いました。それからプレメトロという乗り物に乗り換えです。これは、路面列車が地下にももぐるというものでして、便利な交通機関です。しかし、ホームに行ったものの、どこ方面の何行きに乗ればいいのかさっぱりわからん。ツアーでは公共交通は滅多に使いませんから、ここは夫もしばし思案したあげく、路線図をにらんでやっと目的地を発見。読んでる皆さんは、そんなのさっさとタクシーで行けばいいじゃんと思うかもね。後になってみればこの国なら大丈夫って思えるんですが、今までの旅の中でけっこうタクシーとのバトルは数知れず、私はできるかぎり公共の乗り物で最初のうちは動きたいのですよ。あと、やっぱりなるべく安く行きたいという部分もね。(もちろん治安の悪い場所や時間ならタクシー使ってます)2両編成のプレメトロに荷物を持って乗り込む我ら。すみません、狭い車内でけっこう迷惑だったと思います。目的地はロジェ広場。滞在するホテルはこの広場の横にあります。目指す駅に着いてみると、閑散としていてうす暗い。昔、夫とバルセロナの地下鉄駅で強盗にあって以来、外国の地下駅恐怖症になってます。今回は義妹もいて3人だから心強いけど、女二人でも利用したくないかも。何度もまわりを睨みつけながら、警戒態勢に入る私。(大阪の地下鉄でも、駅によっては乗り換え通路の怖いところがあるもん)こういう時、地上までの時間がやたら長く感じてイヤ。外は小雨が降っていて、もやがかかり、いっそう不気味なムード。(はやく温かい部屋に入りたい)と、目の前にバーンとシェラトンホテル。こっちにはヒルトンも。て事は、さほど治安の悪いエリアじゃないのかな?私達の宿はシェラトンホテルの真裏の三ツ星宿。重たい扉をあけて、奥のフロントへ。今夜はトリプルの部屋がなくてツインとシングルに分かれるとのこと。「じゃあ朝ごはんまで」と義妹と分かれて荷物もとかずにベッドに転がりました。ああ、つっかれた~。目を閉じたとたん、眠りに落ちてしまいました。気がつくと、寝転がったかっこうのまんまベッドカバーの上でした。お腹が鳴り出します。時計を見ると深夜の3時。先ほど買ったクリークをがさごそ取り出して、懐かしい関空でいただいてきた柿の種の小袋をおつまみに一人暗闇で飲みました。とうとう来ちゃったよお~♪バリボリと柿の種をかみくだく音が響きます。どこかの部屋でくしゃみをする声が聞こえてきます。ブーンというヒーターの音。窓から差し込む外の明かりで浮かび上がった夫の寝姿を眺めながら、こんな夜を過ごすのは本当に久しぶりだなあとしみじみ。ウーは今頃何をしてるかな。たくさん笑って過ごしていますように…。
2006.11.21
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皆様、本当に留守中もたくさんのコメントありがとうございました。帰宅後いきなり仕事とたまりにたまった用事で手一杯なもんで、お返事はもう少し待ってくださいね。ごめんなさい。さて、そろそろ振り返って今回の旅の報告をさせていただきます。*****************************************11月8日(水)この日は関空に朝7時半到着できるよう家を出ました。朝の5時過ぎ、地元の駅から梅田に向かう電車に乗り、二駅過ぎたところで急に「こたつ」の電源を切ったか気になりだした私…。いや、確かに手元でカチッとボタンを押したから大丈夫よね。夫にその話をふると、「え?俺もスイッチ切ったで」だって。…二人がスイッチを触ってるってことは、き、切れてない?って事では?私「いつ切ったの?」夫「俺、シャワー浴びる前に消したよ」私「私、家出る時にカチってやったわ」夫「あんた、ちゃんと手元の表示は見たの?消って文字になってた?」私「ううん…だって、ついたままやと思ってたから消したつもりやねんけど」夫「たぶん…こたつ点いてると思うなあ」私の中で、火事になって燃え上がるわがマンションの映像が浮かび上がります。旅行から帰ったら、家がない。いやいや、まだ夜明け、ぐっすり寝ている人の方が多いですから、炎に気づかず大惨事に巻き込んでしまうはず。あかんあかん!もう私の脳内はパニックになり、電車を停めてしまいたくなっております。なんでこたつなんか出してしまったのか!きっと旅から帰る頃には冷え込みも進んでるだろうから用意しとこかと思ったのよね。そしたら、元々寒がりの夫は喜んでこたつに入ったし、自分もぬくぬくと過ごしたわけで。しかし夫は少しもパニくらず、私を叱り付けることもなく、「わかった。見に行ってくるから次の駅で電車降りよう」と一言。私はホームで荷物と居残り、夫は家まで帰ってくれました。結果、やはりこたつは点いていたそうです。「ごめんね~」と謝りたおす私。「ええよ。とりあえず処理できてんから」と優しい夫。義妹にメールを送り、少し遅れる旨報告。普段はね、家を出る時に細かくチェックするのは夫なんですよ。でも今回は珍しく、私も長い時間家を空けることが気になっていらん事してしまった。身についてないことは、するもんじゃございませんね。落ち着いたところで、私「なあ今回は胃薬たくさん持ってきた?」夫「あれ?あんたが用意してると思って、僕の薬袋は置いてきた」なんですと~!私も、いつも準備万端な夫をあてにして、置いてきちゃったよ。なんかイケてませんよ。仕事の時には決して無茶食いしませんが、今回は要るやろうさ。あかん、連携できてないです。へこみつつリムジンバスで関空へ向かう~次回に続く
2006.11.20
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ご無沙汰でーす!ただいま関空に到着しました。ケガも事故もなく元気に戻ってきましたよ。これからウーを迎えに実家へ行きます。また落ち着いたら、日記を書きますね。ムール貝、旨かったっす!
2006.11.17
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考えてみたら、乗る飛行機の時間知らなかった。昨日仕事から戻ってきた夫にきいて、なんと朝7時半には関空に着いてないといけないと判明。今はEチケットの時代ですから、「実体」がないんですよね。どうりで、いくら探してもチケットがないはずだわ…。(少しこれに関してもあせっておりました)昨夜は夫と私の実家へ行き、ウーとしばし遊びました。大好きな煮込みうどんを食べさせてやり、タカイタカイしたり、彼の好きな遊びをいっぱいやりました。疲れて夫に寝かしつけられたウー。寝息をたてる姿を見ると、少し胸がきゅーん。やっぱり行くのやめよっかなあ~とぐらつくほど、可愛い様子だったの。実母がひとこと。「あんたが思ってるほどウーは判ってないんだから、今の間に帰りなさい。 せっかく遊びに行くのに、そんな顔しないの!」そうですね。ママンいつもすんません。精一杯、羽を伸ばしてきます。5時過ぎに家を出ます。手荷物にしようと思っていたら、つい数日前からヨーロッパ便も酒や化粧品のビン(100ミリリットルを越える量)の持込規制がかかったことが判明。行きはともかく、帰りはワインを持ち帰りたいんで、急遽スーツケースで行くことにしました。梱包用のプチプチも忘れずに♪あと今は爪切りも機内に持ち込めないので、短く切りました。髪の毛は忙しくて切りに行けなかった。写真にはぼさぼさ頭で写ってしまう~。仕方ないですね。今、夫はどの外貨を持参するか悩み中。当分行く予定のないスイスフランを現地でユーロに替えようか?(ホテルはすでにクレジットカードで支払い済み)パリで使えそうなものを発掘中です。(ルーブルの観覧券、セーヌ川くだりのチケットなどなど)しかし~、気がかりはシャルル・ドゴール空港からブリュッセルまでの列車の予約を入れてないこと。夫も私もやらなかった。最悪、立っていくぞ!添乗中は国内の新幹線でもほとんど座ったことないしね。ああ、でも今回は義妹が一緒。許せ、ごめん。毎度悩んでしまう駅の表示なんかは(今回はフランス語&オランダ語)ゆっくり機内で予習じゃ。ウーが生まれる前までは、必要なことをノート一冊にまとめて持ち歩いたものですが、今回はホテルの地図と、行きたいレストランの切り抜き、パリのスーパーで買う食材のメモしか作れてません。ではでは、行ってまいります。皆様また10日後にお会いしましょう。お元気でお過ごし下さい。
2006.11.08
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