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このたびはヤンスカツアーズをご利用いただき、まことにありがとうございます。いよいよ明日から秋休み。う~ん、よく働いたぞ~!こんな感じで動いてみようかとプランを練りました。ご一緒に妄想旅行をお楽しみくださいね。11月08日 関西空港より大韓航空利用でソウル経由パリ シャルル・ドゴール空港へ 到着後、国際列車「タリス」利用でブリュッセルまで移動 (夜10時過ぎにブリュッセルへ入れるかな?) 【ブリュッセル泊】11月09日 この日は午後、現地在住の日本人ガイドさんと一緒に市内の観光。 パスカル・デュケンヌさんの卒業された知的障害者のための芸術学校を 訪問予定。その後は飲んで&食って三昧。 【ブリュッセル泊】11月10日 ブルージュ(ブルッへ)へ移動。 ざくっと市内観光をするか、近郊の町を訪ねる予定 (北海沿岸のオステンドやズウィン自然保護区の砂丘など) 夜は飲んで&食って寝る 【ブルージュ泊】11月11日 前日の内容により調整。再び夜までにブリュッセルへ移動。 ホテルへ落ち着いたら飲み食い。 【ブリュッセル泊】11月12日 適当に日帰り観光。こりずに飲み食い。 【ブリュッセル泊】 私はエルキュール・ポアロの出身地に行くつもり。 (エルゼルという町)11月13日 パリへ移動。何時に動くかは適当。 交通手段も未定。電車またはバス利用。 【パリ泊】11月14日 ルーブルに行く人、町をぶらつく人、適当。 【パリ泊】11月15日 たぶん、スーパーでジャムやはちみつやマスタードなどの食材を 買いあさってるだろうな。 【パリ泊】 (この日は私の誕生日。どんなケーキ食べようか?)11月16日 いよいよ帰国。 ボジョレーヌーボーも忘れずに! エールフランス利用で関西空港へ直行 【機中泊】11月17日 着後、解散。以上、こんな感じ。もう個人旅行で行くと、移動の手配なんか現地しだいだし、向こうで対処します。日程の骨組みは夫が考え、中身は私が考えました。特に、嬉しいのはブリュッセルでパスカルさんの学校に行けること。といっても、正式に許可がもらえたわけではなく、現地ガイドの方が何とかなるでしょうという見解でしたんで、とにかく行ってみることにしたのです。この方、日本人で「ベルギー楽しもネット」というホームページの主催者です。ブリュッセル在住で日本からのお客様を中心にガイドをされておられます。夫が春に仕事でお世話になったんです。今回は何度かメールを使って滞在プランの相談にのってくださいました。名探偵ポアロに関する場所(作品に出てくるところや、ドラマのロケ地)だの、パスカルさんの学校や作業所や劇団のスケジュールが知りたいというリクエストにも大変ていねいなご返答をいただきました。そして、こちらがお仕事として通訳ガイドを依頼しますと、芸術学校についての確約もとれないし、自分も今後の勉強になるからと無償で同行してくださる事になったんです。好奇心のかたまりの私に、びっくりされるかな?今日はこのガイドさんへの手土産も買いに行ってきます。ちょうど京都へ行くんで、和菓子など見てこようかなあ。あと本とかね。海外在住の方、もらって嬉しい日本土産って何ですか?よければ教えてくださいね。あとは、持っていく荷物の選別です。旅の荷造りは、夫婦とも得意ですよ。添乗員ですから当たり前ですけどね~。よくお客さんに、カバンの中身見せて~って言われて広げたりしましたよ。どんなものを持っていって、何が役にたったか、また後日リポートしますね。
2006.11.07
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ただいま帰りました!小児科から。あのねえ、あのですよ~、予約待ち140人って、えげつなくないですかあ?今回はインターネット予約でチャレンジしたんですが、受付開始と同時にですよ、この人数が出てきて、何かの間違いでは?と電話で問い合わせた私。申し訳なさそうに、これが事実だと告げられて呆然。仕方がないので、時々待ち時間のチェックを入れながら過ごす事6時間。自宅だからいいんですけどね。いいんですけど。でも今日一日がこれでつぶれた人はたまらんよね。私は鬼のように片づけをやり、ベルギー&パリの最終情報収集にかかりました。午後2時過ぎに、そろそろ行こうかという人数になり出発。で、受付へ行くと「急患で時間がかかっています。ごめんなさい」仕方ないです。うちもこないだはそうして助けてもらったんだからね。そこからまた1時間経過。ようやく診てもらい、アレルゲンの結果発表!『犯人はお前だ!』じゃ~~ん☆卵でした。卵白とオボムコイドという卵の中の耐熱性の成分が、今のところ原因のようです。加熱すれば大丈夫というパターンの卵アレルギーもあるそうですがうちには通用しないそうな。耐熱性だから関係ないわけで。で、対策としては卵本体ならびに卵を含む食品に気をつけるべし!だそうです。そして、可哀相なんですが、2歳まではアレルギー対策の薬を食前に飲み続けなくてはいけません。これがまた、きっちり食前30分厳守でして、旅行中、実母や家族には迷惑かけまする~。そして2週間に一度、診察をうけるというかんじです。ご心配をおかけしました。考えてみると、わが実父も卵は苦手。体調の悪い時には絶対に口にしなかった場面を思い出しました。隔世遺伝、なんだろうか?私は果物があまり得意じゃないんですよね。メロン・スイカ・パインは絶対ダメ。もしかして今後ウーもそうなるかもなあ。さっそく実家で、今後の注意事項を発表し、念のため「ウーの食べ物日誌」をつけることに決めました。細かく成分も書いておけば、これから新たに敵があらわれた時に対処しやすいもんね。あ、でも市販のパンには気をつけないとね。卵入ってますもんね。♪みずきママ♪みたく自家製でパン作ってみようかと急に思いつく私。ともかく今夜からは、卵以外のものは解禁よ!でも、また一気にあげると怖いから、あせらずがんばるね。本当にたくさん応援していただいた皆様、ありがとうございます。気分もスッキリできました。
2006.11.04
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昨日は夕方4時半から飲み始め、焼き鳥屋でビールどんどん、7時前には京都駅近くのホテルのバーに移動して、雑飲状態。(カクテルにバーボンにと思いつきでオーダー)今回はラーメンなしで(京都駅だから第一旭かのお~って相談はしたけど)ちゃんと日が変わる前に帰宅いたしやした。ウーは夢の中…。こんな遅くまでほっつき歩かせてくれたママンに感謝です。母校は、見違えるほど綺麗になっており、私が勉強?した建物は全て消えておりました。昔は、何かあると図書館の前の噴水に「気合いや~」と服ごと飛び込んだものですが、ご時勢柄、数年前に新歓コンパでこの噴水にはめられた男子が大泣きして保護者から大学にクレームがおこり、警察にまで通報したらしく噴水も埋め立てられてました。ええ~?学祭の後どこに飛び込むのん?って在校生に思わず聞くと、「今はそんなんやりませんよ。みんな終電前には帰りますしね」だそうです。まあ、時代は平成真っ只中。大学の並びの酒店のおっちゃんのところに先輩達と挨拶に行ったら、「もう売り上げはがた落ちやねん。卒業生が一升瓶差し入れるのも廃れて きてなあ。昔はみんなよう暴れてたけど、おもろかったなあ」と、しみじみ。学校の警備につく学生は黒の学ラン姿でしたが、これも数年前に廃止。しかも現在、学生をたばねる中央執行委員長は女子。私の時代なら委員長は長ランに雪駄をお召しになり、どこかから拾ってきた雑種犬を連れ(西郷どんみたいに)委員長の執行室にこの犬も住んでいて、「お犬様」と呼ばれてました。この犬がらみでは当時みんな苦労したもんです。「お犬様」は委員長代理に任命されて、委員長がいない時にクラブの運営の書類関係にハンコもらう時もいちいち、「オッス、学友会○○部の●●担当 ○回生何々と申します。 このたびは~(以下省略) というわけで、委員会の承認をいただけますようお願い申し上げます!」って犬に形式通りの挨拶をし、他の委員会メンバーも「委員長代理、よろしいですか!」と犬にお伺いをたてて、ハンコをつくんです。ある時は学食の中ではゴージャスな定食である「コープAランチ」をお犬様が食べておられ、そこに出くわした学生が羨ましそうに見ていたら委員長が、「おお、こいつに分けてもらえや~」と犬から取りあげて下げてくれたそうです。また情けないことに彼も「オッス♪いただきます~」って喜んで食べちゃったんですけどね。何せイカツイ集団であった委員会。その長が女性だなんて、どんな感じなんだろうなあ。学ラン廃止したそうだし、ハードな飲み会も禁止されたそうだし、この後は近所にある伏見稲荷の山に深夜根性試しに行くイベントも消滅だろうな。女委員長の気合いのエールや正装(紋付袴に角帽、高下駄、白手袋)見たかったなあ~。先日「ダウン症の集い」で近畿大学に行った時にも応援団がステージでエールをきってくれたんですが、鳥肌たつほど懐かしいノリでした。馬鹿でかい学旗を床につけないように構える旗手。きびきびとポーズをきめる学ラン男子と可愛い女子チアリーダーも両手を背中にまわし、足は肩幅以上に広げ、反り返って大声で吠えてましたっけ。この場面を思い出し、後輩達に「自分ら近大に負けてるで~、あの人らは気合いの塊やった」とコメントすると、「今は先輩方の時代とは全然ちがいますからねえ」と微笑み返しでした。そうそう部室に差し入れた一升瓶。ドアを開けて、ハラのそこから声を出して挨拶した私に一瞬シーン。そして箱を横にして熨斗を下にむけてテーブルに置きやがった~!「あんな、これカステラちゃうねんから、しかも熨斗ついてるでしょうが!」と思わず怒鳴ってしまいました。まあ現役学生にしたら、ええ迷惑ですわね。一升瓶よりお菓子の方がいいのに~って思われたかも。でも、欲がないのね、みんな。私の時代は卒業生が来たら、自分の読みを聞いてくださいって頼んで指導していただいたり、就職の相談をしたりしたものであります。わが後輩達は、我々の身元の確認もしなければ、話題もふってこない。なぜか先輩軍団の方が気を遣い、せっせとみんなに話をふってつなぐという展開になり、早々に退場したのでした。結局、我々も飲みたいだけやし、いいんですが。さて、帰宅後ハイテンションのまま発掘作業にかかりました。下駄箱、収穫なし!ウーの衣装ケース、なし!じゃーん。洗面所ですよね、後は。扉を開けて中のものを全部出して確認していくと…普段は使わない旅行用のグッズをまとめた大きなポーチの中に、パスポートが入ってました~!なんで、こんなところにしまったかは謎ですがね。ああ~捜索のヒントを下さった皆様改めて御礼申し上げます。そして、嵐が吹き荒れたような我が家を片付けていくことにします。これからウーのアレルギー検査の結果を聞きに行ってきます!また後で。
2006.11.04
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パスポート、探す場所のヒントをいただいたんで、もう場所は絞られてきました。発掘が行われた場所は、まるでドロボーに荒らされた後のよう。こ、この片付けも出発までにやらなあかんよね。まだ手をつけてないところ。下駄箱。洗面所。だって~、スモールフェアリーさんが「意外なところ」って言わはったんやもん。そして、秀佳さんアドバイスの「トランク」。トランクは私の場合使わないんで、カバン・袋物類を再捜索。あと、意外性から考えてウーのものをしまっている押入れボックス。ほっほっほ~♪ここまできたらいただいたも同然ね。何かホッとしたんで(まだ見つかってませんが)これから出かけます。わが母校の学園祭。前に書いた「気合い集団・放送部」の卒業生が今日の午後~夜にかけて集まるのです。でも、今回は皆さん家族での参加が多いんで無茶はさせられないと思います。でも、変な風習が残ってて、卒業生は部室に一升瓶を差し入れし、後輩に気合いを入れる挨拶をします。昭和のにおい、ぷんぷんただよいますねえ。昨夜先輩からメールがきて「剣菱買うたから、お前明日気合い入れろよ~」とありました。ぶへえ~。いっときますが、普通エールきったりするのって、男子がやってました。文化部なのに、コンパがあるとエールをきる。 エール役「フレ~フレ~○○!」(フレ~の合間に「押忍!」が入る) 合いの手「そお~~~~れっ!」 一斉に 「フレフレ○○、フレフレ○○!」で、ワンセット。 なんで、マダムな私にそんな役がくるんですか。マジでやらなあかんのですか。それやったら、スカートはいていかれへんし~ブツブツ…。でも、やるからにはちゃんとしたいしって変なとこで意地をはってしまう私。かつてアナウンス学校のイベントでも、学ラン着て顔にマジックでひげ書いてエールをきって見せた事もあったのよ。ま、今回そんな仮装はしませんけど、「氣合い」の真髄を伝えてまいります!
2006.11.03
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ああ~、一週間後にはベルギー&パリ旅行じゃないですか。実は…ああ、実はね、パスポートが見当たらなくて焦ってま~す!ウー父にはまだ言ってません。連日、発掘作業に励んでるんですが、まだ出てきません。仕事の引継ぎ、家事のプラン(冷蔵庫内のものを食べつくす!)などやる事はいっぱい。歯医者もねコツコツと通ってます。虫歯自体は2回で治ったんですが、なまじ歯の丈夫な私は、逆に歯ぐきが疲れることが多くて、診てもらったら歯周病予備軍とわかり、週に一回歯科衛生士さんの掃除を受けてます。旅立つ前になるたけ終わらせたいです。そして、今日からウーの「慣らし合宿」です。実家に一人でお泊りしてるんですよ。何度か電話を入れてみましたが、結構はしゃいだ声が聞こえてきて私の方がさびしくなっております。しかし、ぽかっと空いた夜。明日は朝から予定があるから飲みには行けませんが、歯医者の帰りそのまま車を走らせて、飛行機を見に行きました。伊丹空港です。かつての香港のカイタック空港と並んで「世界で最も危険な空港」かなんかに選ばれている街中の空港。 離着陸をほぼ真下から、大迫力で見られるスポットがあるんですよ。北大阪の方なら、デートで行った方も多いよね、きっと。(私はデート利用はありません)ふと、大音響と光を感じたいなあと思ったのです。案の定、カップルだらけでしたが、おばさんは窓を開け、飛行機が降りてくる様子を無心に眺めました。このところ、私はクサクサした気分が続いてました。理由は、ウーの体調。はやく落ち着きたい!ってあせりがでてしまうんですよね。本人はなあんにも要求してないのに。きーーーーーーんごおおおおおおおお自分の周りの空気が震えて、音と光に一瞬飲み込まれるような錯覚をおぼえます。飛行機の機材をチェックし、これは九州からかなあ?とかオタクな推理もします。不思議なんですが、添乗時代は飛行機に乗ると、「早く降りたいなあ」なんて思ってました。もっと落ち着いた暮らしをするんだって、思ってました。それが、陸上で過ごしてはや3年。「機上の人になりたいなあ」と憧れるどうしようもない私。一週間後には、乗れるくせにね。ウーは、ちゃんと大きくなるかなあ?いつまで、お母さんって甘えてくれるのかな…。色んな思いが脈絡なく、ごったまぜに押し寄せては引き、またゆるやかに繰り返します。何機か頭上を通り過ぎ、私の気分も落ち着きました。そうしたら、お腹がへってきてね~。もう少し遠征してダイヤモンドシティというショッピングモールへゴー!コーヒーとサンドイッチでもつまんで夕食にしようって思ってたのに、フードコート前を通過(するつもりだったのに)できずに、おいしそうな匂いにつられてしまったや~ん。平日の夜。中年女が一人フードコートで食べたものは?韓国冷麺とキムチチャーハンセットなり。あかんて!もうすぐ40歳。マダム・ヤンスカは絶対こんなメニュー食わんよ。でも、私の隣で細くてキレイなおネエちゃんが、ビビンバと鉄板焼肉を私にまけないぐらいがっついていたので、負けてられへん!って思いました。その後、靴を2足、色違いで大人買い。っていっても、1足2千円のサボです。つっかけ。黒&ベージュウーが生まれてから、難儀な靴は履けない。ファスナーだの、ホックだの、ひもだの…。赤子を抱いて靴を脱ぎ履きするには、かかとのないスニーカーが便利っす。運転もできるし。病院関係も靴脱いであがる所、多いし、今まで履いてきたものがもう限界に達していたんで、卒業させることにしました。ささやかな買い物でも、とっても気晴らしになったんで、帰りの車内ではCDをかけて大声で鼻歌うたいました。大好きなおバカ映画『オースティン・パワーズ』のサントラです。運転しながら、(こんな事してるから、「キミは一人でも生きていける」とか言われるんやん)と、なぜか過去をふりかえるはめに。たしかに。言われてもしゃあないわねえ。あの頃は、そんな事言われて泣いたっけ、かわいい私。おばさんの私は、家族と一緒も大好きやけど、こうして一人も、かなり好きよ。
2006.11.01
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ウーの日記ですこんばんは~!たくさん、ぼくとお母さんにメッセージありがとう。あれからね、ぼくはもう一回体が赤くなってね、夜にも病院に行ったの。お母さんは顔がひきつっていたけど、先生がね、しばらく食事に気をつけていたら大丈夫だよってさ。ぼくも、かゆいけど元気にしてるよ。それからはね~ぼく、カンペキなベジタリアンだよ。(-.-;)白がゆと青菜とカボチャと白菜とキャベツでしょ、大根にニンジン、ジャガイモ、サツマイモ、ブロッコリー。ああ、これの繰り返しなの。ネンネの前のミルクだけが楽しみだよ。ついこないだまで、バナナヨーグルトやトマトやお魚食べてたんだけどなあ。検査の結果はね、今度の土曜日だって。詳しくやってるから少し時間がかかってるらしいよ。今日はねシナジス打ちに行ったけど、ぼく体重まったく増えてなかったの!お母さんたら、またまたショックみたいだったよ。でも、こんな食生活じゃあね、太る方が不思議だよね。ウンはよくでるんだよ。今日から、一日一食ヒトカケだけ、タンパク質入れていい事になって、おかゆにタラと青ノリをまぜてもらいました。おいし~いね!お母さんのスプーンを奪ったよ。まだ自分では食べられないけど、ずうっと握って気分だけは盛り上がったなあ。つい手も出てしまって、おかゆを食べるつもりが顔に塗っちゃった。まあ機嫌よく過ごしてるから、心配しないでね。
2006.10.31
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皆様、コメントへの返事も滞り、訪問も途絶えておりますが、すんません。え~と、ウーの「鼻血」で日記がストップしてましたね。そうそう耳鼻科に行ったところ、特に問題なしとの事で一安心してたんですが、頑固な鼻づまりのため、お薬だけは飲みながら様子をみていました。熱も完全にひいたのが、二日前ですが、鼻だけは苦しそうなんで今日も本当は予定をいれてましたが急遽とりやめて家でウーと過ごす事に。ところで、ウーは離乳食も3回になり、何でも喜んで食べるし楽になったなあと思ってました。しかし、今朝、ご飯を食べて2時間後、ウーのほっぺが赤いのです。りんごみたい。アニメのハイジのほっぺみたく丸くまっ赤。♪いや~ん可愛いわあって、言うてる場合ではなく、大泣きと共に熱も出て、赤みが全身に広がっていきます。痒いかして、耳やお腹をボリボリ。今回の私の出動は最速だったねえ。「やばい!」と思ってから10分後には小児科の玄関にいましたから。何と40人の予約待ち。飛び込みでいったもんですから、仕方ないのだけど、ウーは大声で泣くし誰がみてもビックリな肌の色(この時には胸の傷以外は頭皮にいたるまでふじりんごの様な色をしてました)だったので、受付も他の親子さん達も「はやく診てあげて!」って配慮してくださいました。本当にありがたかったです。皆もしんどくて必死に待ってるのにね。で、割り込み診察していただくと、「今朝は何を食べましたか?」と質問。茹でたじゃがいもにトマトのソースをかけたもの。シラス入り炒り卵。にんじんとりんごのすりおろしたペーストをかけたヨーグルト。ほうじ茶。先生は「アレルギー」かもとおっしゃる。が~~~~~ん!!!で、でも今までも卵やヨーグルト・チーズも問題なかったのに…。体調が悪い時に、ドカーンと出てしまうことがあるそうです。ショックです~。本当にウーはしんどそうで、アレルギー検査のための採血で、さらに大暴れ。見ていたら、せつなくなってきて、ウーをおさえながら「ごめんね、ごめんね」って声に出して言ってしまいました。看護師さんに、「そんな、お母さんは一所懸命ウー君にご飯作ってあげたんだから、 お母さんが悪いんじゃないですよ」って励まされたものの、ひとつ間違えば、大変なことになってしまうくらいアレルギーって怖いですし本当にへこんでしまいました。週明けに検査の結果がわかります。もしかしたらアレルギーではない感染症かも知れませんが、いずれにしても二度とこんな苦しそうな目に合わせたくないものです。飲み薬と軽いステロイドの軟膏を出してもらい、その場でぬってやりました。しばらくは卵、肉、乳製品、豆類を避けたメニューにしてねと言われても思いつかないもんだから、薬局でアレルギーの子用のベビーフードを購入しました。夕方になっても、赤みがひかず、熱も下がらないようなら救急病院へ行くようにと言われて緊張してましたが、薬を飲んだらコトンと寝てしまいました。肌色も元に戻りつつありますし、採血の時に絶叫したもんですから鼻の奥に詰まっていた鼻くそもすっきりと取れてずいぶん楽そうです。ウー父も早めに仕事を切り上げて帰ってきてくれたんで、私も落ち着きました。この週末はですね、近畿大学で「ダウン症の集い」が催されていまして、岩元 綾さんというダウン症の翻訳家の方の講演会、24時間テレビにも出演したダンスチーム、ラブジャンクスのステージもあって楽しみにしてるんです。今日もウーがお世話になってる塚口病院の藤田 弘子医師の司会によるシンポジウムなどが行われています。二日間とも参加したかったんですが、こういう事なんで仕方ないですもんね。明日はウー父がみていてくれるんで行ってきます。(このまま落ち着いているようなら、ですが)まあ、アレルギーがおまけに加わったとしても、仲良く付き合っていくしかないですよね。何が出てきても絶対に負けない!って誓ったはず。ただね、全身赤くなってるのに、唯一白かったのが胸にあるオペの傷痕。それを眺めながら、ああ~、この部分は赤くもなれないのか…って悲しい気分になりました。赤い胴体に浮かび上がる白い傷。ポジフィルムみたいでした。強烈に私の脳裏に焼きついてます。
2006.10.28
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皆様、ウーへのお祝いメッセージ、本当にありがとうございます!すごくすごく嬉しくて、感謝の気持ちでいっぱいです。 皆様、大好きよ! さて全然更新できてないので、ご心配おかけしてますがウーの熱はおさまりました。 ポツポツも出ず、ホッとして昨日は実家に預け仕事へ行ったのですが、昨晩またグズリだして先ほどドバっと鼻血を出してしまいました。 次はいったい何? 今から耳鼻科へ行ってまいります。 しかし、こんな状況でもウーはお気に入りのマラカスを振り、暴れてますんで大丈夫よね~。 また落ち着いたら更新します。ではでは
2006.10.24
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ウーの日記ですお久しぶり!ぼくは今日で一歳になりました。でも昨日の朝から熱を出してしまったから、ホントはお誕生日会をするはずだったのに、なくなっちゃたの~(T-T)ご飯はたくさん食べられるのになあ。前の時は入院するくらい熱も高かったけど、今は38度より下がったから、お母さんにオモチャ持ってきてもらって布団で遊んでまーす。このあとブツブツが出てくるかもしれないって先生が言ってたよ。かゆいのかなあ?せっかくぼくのために頼んだケーキ、どうなるの?まさか!お母さん一人で食べる気じゃないよね~。ありえない…。いや、ありうるねえ。また後で、お母さんも日記書くらしいけど、疲れてネンネしてるよ。熱出してるのは、ぼくなのにね。おかしいねえ。
2006.10.21
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今日は、ウー父のお友達が我が家へやってきました。この方は元・添乗員。ウー父とは一番気の合う仲間です。毎年一緒にホノルルマラソンに参加する戦友でもあります。今は東京の旅行会社で働いていて、この週末は大阪へ帰ってきました。私の実妹も東京で働いてるんですが、東京で暮らす大阪人(関西人)は、どんなに馴染もうと努力しても、なかなか東京のノリに慣れないんでしょうか?帰ってくると、よくグチっておりますね。「職場での会話がおもんないねん」「ただの会話やねん。オチとかないねん」「みんな服も地味やで~」「声小さいし~」などなど、他の土地の人にしたら、何があかんねん!て怒られそうなグチですね。しかし、「おもんない会話」は実際辛そうです。大阪では、男前でも、面白くない人はモテないっす。それやったら、おもろいおっさんと会社でお茶飲んでる方がいいかなあ。ウー父の友人は、決してコテコテの大阪男ではないんです。ファッションも東京の人っぽくシック。そんな人でも、ノリだけは大阪風がいいんですね。ですから、ウー父と楽しそうに会話に花を咲かせていました。そのうち、外へ飲みに行こうという話になり、私も同行することに。やったあ!いったい、いつぶりの居酒屋でしょうか。ウーを実家に預けて、少しだけビール、その後は焼酎の水割りを楽しみました。ウー父は飲めない人ですから、私がいると、お酒の相手になると思ったのかな?ま、いいや。外で飲んで、食べるなんて機会(接待とか、仕事のからみは別)本当にないもん。そして、ウー父は、コップに1杯半ビールを飲んだだけで、その場で居眠り開始。残る二人でドンドン飲んで食べました。お茶漬けに、おにぎりにって、私ダイエット中でしたよね。忘れてました。うそ。(これは夫の代わりにお相手をしてるんだから)目覚めたウー父も再度加わり、デザートに焼プリンまで食べてしまいました。あ~、何だかニヤリと笑う♪みずきママ♪の顔が目に浮かんできます。お店を出て、友人を駅で見送り、ウー父と夜道を歩いて帰宅。考えたら、こんな風に居酒屋で夫婦で飲むなんて、妊娠前以来…。そして、こうやって歩いて帰るのも久しぶり。たまにはいいもんですね~。二時間ほどのもんでしたが、よかったらダンナさん方、近所でいいからこうして奥さんと外飲みするのって、すごく喜ばれますわよ。
2006.10.14
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いよいよ、ウー、初めてのリハビリ。朝から私まで緊張して、忘れ物がないように何度も荷物を確認しました。だのに、だのに、だのに…。午後2時半からだし、出て行く1時間前にウーの機嫌をとろうと、ベビープリンを与えていたら、電話。「はーい」「あの、○○園の▲▲と申しますが…」「あ、今日はよろしくお願いしまーす」(これから、行くというのにわざわざ挨拶の電話を下さるなんて、丁寧な方 やなあ~と思っている私)「今日、1時半からなんですが、もしかして、お時間間違えてらっしゃるか しらと思いまして…」「!!!あ、あ、あの、今日って2時半じゃなかったですか?」「いえ、1時半ですね」 やってもうたやってもうた(汗・大汗)「はいっ!すぐに、すぐに参ります」とウーのプリンを中断し、車にダッシュ。一部始終を見ていたウー父は大笑い。手帳を確認してごらんと言われて見るも、しっかり2時半と記入されてました。幸い、我が家から訓練施設までは車で5分の距離。車の中で、ひたすら反省モードの私。ウー父に運転してもらい、大きなひとりごと。「あ~!バカバカ母ちゃんやわ、いやんなる~!」すると、なぜか、その言葉に反応してケラケラ笑うウー。そして、もっと言ってよ~と期待に満ちた顔で私を見ています。「わかったよ。よし、あ~!バカバカ母ちゃ」「ケケケケケ!!!」(ウーの笑い声)バカバカ母ちゃん、という言葉にかなり反応しているようです。到着まで、何度も大笑いしてました。赤子にまで、笑われている情けない私。今日は、せっかくのウーのデビューなのに…。印象悪ーい。受付で謝り倒して、担当してくださる先生と対面。遅刻したので時間がなくて、今日は簡単なことから始めましょうとのこと。ウーの姿勢を確認していただき、お座りができるように、上半身を強くするポーズを教わります。膝に座らせ、うまくオモチャで釣りながら、さりげなく姿勢を誘導します。さっすが~、すごいなあ。またオモチャも全て手作りで、握力も弱いウーでもつかめるような形、重さになっています。ウーはとても気に入ってニギニギしており、離しません。長さ20センチくらいの筒の中に、ビーズが入っていて傾けると音がジャラジャラ鳴るオモチャの虜になったウーは、嬉しそうに遊んでいます。アムアムと口にも入れて、かなりまいっています。あまりのゾッコンぶりを見て、先生に作り方を教わりました。フェルト生地でできたサイコロにも、ウーは魅了されていました。不器用だからなんて言ってられませんね。ここは、我が子のために努力するか!がんばって作ってみます。膝の上で座る訓練の次は、大きなバランスボールの上に腹ばいになりました。初めて体験するぼわんぼわんとした揺れにウーはびっくり。「お母さん、正面からウー君に声がけしてください」と、言われ「ウーちゃん、いいねえ。気持ちいいでしょ」と言ってみたけど無反応。「ウー、ボール面白いねえ」ダーメ!まったく反応なし…。仕方ない、さっき大喜びしたアレしかない。先生に聞こえないように、そーっと「あ~、バカバカ母ちゃんやわ」「ウケケケケケケ!!!!!」先生、驚いて「まあ、ウー君すごく大きな声で笑ったねえ。お母さんその調子ですよ」ウーも弾みながら、はよ聞かせて~ってな表情で私を見ています。可愛い息子のためです。おほん…「あ~バカバカ母ちゃん」「ワギャアアア~~」(興奮)「バカバーカ」「キキキキキイ~~」(大うけ)周りの皆さん、失礼しました。こんなんでは友達できそうにないです。大笑いして、適度な運動をこなしたからか、訓練を終えて玄関を出たとたん肩にもたれて寝息をたてたウー。迎えに来てくれた車の中でもネンネ。帰宅後も夕方6時まで爆睡しておりました。楽しそうに過ごしていたのを見て、ひとまずはホッとしました。泣かせてまでは、訓練するの辛いしなあ~と少し心配してたので。来週こそは、遅刻しないよう気をつけて行くぞ!押忍!
2006.10.13
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ウーの胸には手術の痕があります。身体の割には、大きな傷。1月に済ませたから、もう随分時間がたって、ほとんど目立たなくなっています。しかーし!このごろ、ウーがよくバリバリと傷痕を掻いているんだなあ。かゆいのかな?肌寒くなってきたからか、私も帝王切開の傷痕が痛痒い気がするしなあ。それにしても、よく胸に手をやるウー。着替えさせる時に見てみると、手術痕のところが赤く腫れています。熱っぽくなってるし、どうしても気になるので急遽、K病院の心臓血管外科に予約を入れて連れて行きました。今日もたくさんの人がいます。また新しい赤ちゃんの姿も…。つい、ウーを抱きしめながら、一緒にがんばろうねって心の中で唱えます。かなり時間がかかってしまい、3時間近く待ちました。仕方ないね。今、大変な人を助けるのは当たり前だもんね。うちは、こうして譲ってあげられるだけ幸せなんだもんね。ウーは私に抱っこされた状態でトロトロと眠り、一緒に来てくれた夫も隣でウトウト…。やっと、呼ばれて診察。でね、「あ~問題ない!薬もいらんよ。膿んできたり皮膚がうすくなったら即電話してきてね」でした。それで終了!ほんとうに、数分しか診察室にいませんでした。ですが、何事もなくて良かった~という安堵感で腹もたたなかったです。気分も晴れ晴れ~!親子3人でカルフールに寄って、お買い物し、ウーの無事を祝してクレープを食べ(半額だったのでした)…おお~私ダイエット中でしたっけね、帰りました。明日は入院時代のルームメイト・イチロー君のお宅へ遊びに行きます。お弁当を買っていって、一緒に赤連れランチですよ。楽しみ~♪
2006.10.11
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なんだか毎週一度はウーの病院へ行ってるなあ。今日は、RSウィルス予防のための「シナジス」をうってもらいにY病院へ。RSウィルスっていうのは、乳幼児に呼吸器感染症をひきおこす原因になるものです。大人や健常の赤ちゃんなら軽い風邪程度で済みますが、予定日より早く生まれた赤ちゃんや、先天性の呼吸器の病気、心臓の病気を持って生まれた赤ちゃんがかかると重い症状になる事もあるんです。これは、防ぐ事しか手だてがないため、流行期である秋から春にかけて、月一回注射をし、抗体を作るわけです。ウーは、去年の12月に接種して、その後入院~オペ~退院。3月、4月にも受けました。ウーは根治術済みだから、もうシナジスは受けられないと他の病院では言われ、どうしようと悩んでおりましたがY病院は、「とんでもない。24ヶ月未満の間は充分に気をつけなくてはいけないし、もともと肺高血圧など持っていたウーくんなんだから、根治術しました、ハイOK!ってわけにはいかないよ。今期もしっかりフォローしておこうね」と承諾してくれました。この注射。ものすごい高額なんです。何でも、数年前までは実費負担だったらしく、去年の4月から、認められた子どもに関しては乳幼児医療証が使えるようになったそうです。ウー、いいタイミングで生まれてきたよ~。でも去年、最初の接種の時には保健師さんから、「念のため、役所でウー君の場合支払いがどうなるか確認するように」って言われ、私はウーの心臓疾患の説明図まで携えて、窓口の人に話に行きましたよ。「予防じゃないんです。この子の場合はうたなきゃ死ぬかもしれないんです。」必死に訴えたなあ…。だってね、この注射。体重に応じて金額が変わるんですが、去年3キロ足らずのウーで1本8万円!(今は7キロですから16~7万ってところでしょう)初めに先生から聞いた時、スーッと力が抜けたもの。働かなきゃ!秋から春までの半年間、約50万要るわけだから、せっせと仕事しなきゃ!って涙が出そうになったなあ。数年前の親御さん方は実際、そうやって我が子の命を守るために実費を負担してこられたんですよね。もう、感服いたしますよ。そして制度が変わるように働きかけてくださった方々に心から感謝しています。たくさんの方々の税金から、宝くじから助けられていると聞いております。私も納めているけども、日本中の皆さん、私達親子や病気と闘う小さな命を守っていただき本当にありがとう!息子は完全に健康体にはなれない身ですが、ちがう形でいつかお返しできるような大人にするのが、私と夫の勤めかなあと思ってます。気長に待っていてくださいね。シナジスは太ももの外側に筋肉注射するんです。体重も増えたので、今期は両方の足にしました。ウーは、聴診器をあてられた時から、すでに予測泣きしておりました。(お母さん。またぼくに痛い目させるのね~)って顔で見つめてくるのが毎度ながらせつないわあ。痛い目させてごめんね。この冬も気をつけて、無事に乗り越えられますように。
2006.10.10
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今朝は、心臓の検診のため早起きをしてドタバタ…。3ヶ月ぶりのK病院・小児科です。朝9時からの予約だったんで、スムーズに診てもらえました。ウーの体重7360グラム。診察室に入ると、入院病棟の時にいらした看護師さんの姿が。わーい!ってはしゃぎたくなったんですが、ウーの主治医の先生はとてもキビシイ方。私は患者側だから怒られはしないでしょうが、後で看護師さんが注意されたら気の毒なんで、こそっと笑顔で手をあげるだけにしました。一応、いまのところは特に問題なし。ホッとしていると、先生が「今日は来年度のカテーテルの予約をとって帰ってください」と一言。術後一年の経過を診るものだそうです。二月の上旬に決定。でも、こちらから日にちは指定できず、病院から電話があるのを待つらしい。特定機能病院だから、カテやオペの予定変更もしょっちゅうあったのは記憶してます。仕方ないんだけど、仕事先に迷惑かけてしまうから、早く知りたいよなあ…。で、診察室の外で待つように言われ、その間お腹をすかせてぐずるウーに離乳食を食べさせていると、先ほどの看護師さんが手を振りながら書類を持ってきてくれました。「ウーたん!大きくなったねえ~!」先生の目がないので、やっと感動の再会でした。K病院は専門性の高い特殊な環境である事も理由なのか、結構看護師さんの入れ替わりも多いようです。よほどにハードなんでしょうね。ウーが退院してからの半年くらいの間でも、誰それが辞めたとかって話はまわってきたものです。今までは乳幼児病棟で過ごしたけど、今度は小児病棟。もっと年齢の幅が広いところに入院します。大きな子達の中でちびのウーが大泣きしたら、迷惑だろうなあって考えるだけでも気がめいります。だから、知っている顔の看護師さんを見ただけで嬉しかったです。近況報告をして、入院に必要なことを教わり、入院中の食事の内容まで打ち合わせをしました。もりもりと離乳食を食べるウーの姿にびっくりしてましたね。そうそう、ウーの離乳食ですが、現在一日2回。おかゆと野菜もの、魚か鶏ささみミンチものを食べています。何でも食べてくれて、今のところ卵の黄身も豆腐も問題なく消化してます。ミルク飲む量が減ってきました~!離乳食がいいんですって。こないだ、初めてうどんを食べさせたら笑いながら食べてました。おもろいなあ。関西人やなあ。ミルク飲む時も、椅子に座って飲みたがります。昔みたいに斜めに抱くと、ものすごく怒るんです。大泣きして、キイキイ文句を言います。最初はなぜ急にごね出したのかわからず、びっくりしましたが、もしやと思って椅子に座らせると、ピタッと泣き止み機嫌よく飲んでくれました。でもこの体勢、私はきついです。以前ウーは、看護師さん達の人気者だったそうです。なぜなら、おとなしくてやりよい子だから。泣かないし、よく寝るし(ダウン症児の特徴か?)世話しやすい子でしたからね。それが今は…。気にいらない事があれば即文句&泣きまくる。気に入った事は呆れるほどしつこくやりたがる。構ってくれないとぐずぐず言うくせに、自分が一人で遊んでいて楽しい時はこっちを無視。自分が先に目覚めたら、必ずこっちの顔や腕をさわって起こす。とにかく、よくしゃべる…。ものすごいワガママ野郎になってしまいました。今度の入院では、一気に人気下落でしょうね。
2006.10.04
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何が怖いって、歯医者ほど嫌なものはない私。数年前に親知らずを4本抜いたのが、人生最大の恐怖でした。私は髪の毛も頑丈ですが、歯もかなり強く、そのせいでかえって歯ぐきに気をつけないといけないそうなんです。だから、定期的にケアしてねと、あの時言われていたのにフェイドアウトしたんだなあ。親知らずは、普通に抜けず地元の歯医者から大学病院に移され、切開手術しました。たがが歯やのに~、なんか書類にサインして、オペ台に乗ってたくさんのインターンに囲まれながらとったのでした。「ぜ、全身麻酔してください」って泣きながら頼んだのに、当たり前ですが却下。顔に布は被されてるけど、教授がインターンに事細かく説明してるんで、私はそんなにスゴイものが自分の奥歯だったんかと震えまくりでした。痛くはなかったですけどね、メスが入る感触や(おお~というギャラリーの声)、先生のとまどい(うん?思ったより根深いなあってつぶやき)、あれこれ器具を試したあげく、なんだか砕いてるのかあ?って思う振動もあり、抜けた瞬間のまた周囲のざわめきなどキツイ体験でした。それにね、傷を縫う糸が(本当に糸が奥歯のところにびろーんとある)気になって吐き気もします。さずがにこの時は5キロやせました。一度の手術につき、片側の上下2本をとる。2週間あけて、もう片方同じことをやる。抜いた歯は、なんか獰猛な生き物の牙みたいで、でかかったです。教材にもらえるかと聞かれ、いらんので差し上げました。その時に他の虫歯も治療しましょうと言われ、詰め物を入れるとこまでは頑張ったんです。あとひとつ治療を残すのみとなったところで、ある出来事が起きました。治療は何人かの先生がチームでやってくださっていたんですが、ある男の先生が、病院を出た私を呼び止めて、「あのー、良かったら今度食事にでも…」と言わはったんです。その頃、すでにウー父と付き合ってた私。それに元々こちらが好きでもない人に誘われたりすると、へこむ私。おかしいって言われるんですが、「私に隙があったんだろうか…」「なんか誤解させるような言動をしたのだろうか?」「なんか裏があるんでは…」と、自分を責めてしまうんですわ。ましてや、汚い口の中見られ、きっと鼻の穴から毛穴までチェックされてるだろうに、なんで誘えるんやろか。きっと変態…(ってかなり失礼な妄想ですが)。「ありがとうございます。でも私付き合ってる人がおりまして。ごめんなさい」必死に伝えると、先生も丁寧に謝ってこられました。あああ~、めんどくせえ。こういう展開になってもうたら、今までみたいに口さらせないってば。この日以来、歯医者から遠ざかっていたわけです。で、詰め物はとれ、歯石もたまり、ぬるいお湯やお茶がしみてきました。怖いけど、痛い。ついに、ウー父が通っている所へ行きました。受付ですでに声が震え、涙目になった情けない私です。親切に、あれこれリクエストを聞いてくれて「とにかく痛くないようにしてほしい。怖いのイヤ」を最優先しますという事で、呼ばれた部屋は。小児歯科のお部屋でした~♪アンパンマンやくまのプーさん、ミッキーもミニーも私を応援するかのようです。先生も、おだやかーな、おじさん先生。しかし、口の中にエアーを感じただけで、背中にじと~っと汗をかいてしまいました。ああ、怖い。やっぱり怖いわ。目をつぶっててくださいね~と言われても、音が怖いです。もう身体中キンキンに固まってしまって、このまま気絶しそうです。そうこうしてるうちに、削られて、次回は詰め物しますねという段階まで進んでました。あー、良かった。で、歯型とり。苦しかったです。妄想で。柔らかい餅みたいな感触だったんで、年寄りが喉につめて亡くなるのってこんな感じかと思うとパニくってしまい、また怖くなって、看護師さんに身体を起こしてもらいました。ええ歳して、みっともないと思います。ご迷惑をおかけしました。再来週に詰め物をして完了です。もう懲り懲りなんで、いっそう歯磨きには力を入れたいと思います。
2006.10.03
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ただいま、我が家は来月のベルギー行きに向けて「ベルギーフェア」真っ最中!私の中で、行って見たい所を整理してみたの。「名探偵ポワロ」(NHKではポアロ表記やったかな?)のロケ地。ポワロのベルギー時代の失敗の話「チョコレートの箱」でブリュッセルの町が出てきます。駅(本当はアントワープ駅)広場のカフェ、ギャルリーなどなど。妄想を駆使して、ポワロに会ってきます。そして、比較的最近話題になった作品『八日目』もベルギー映画です。主役の二人がカンヌ映画祭で最優秀男優賞をとったそうな。そして、ダウン症の青年ジョルジュを演じたパスカル・デュケンヌさんの出た芸術学校を見学したいもんだという思いが湧いてきたんです。ストーリーはご存知ですか?ブリュッセルの猛烈セールスマン・アリーは多忙ゆえ妻と子どもに出て行かれて孤独な中年男です。娘二人が面会にやってきたのに、仕事でうっかりしていて、子ども達は傷つき父を敬遠します。一方、ダウン症の青年ジョルジュは何不自由なく施設で仲間達と暮らしているけれど、大好きなママに会いたくて犬をお供に施設を抜け出します。(好きな女の子が休暇で帰ってしまい寂しいというのもあるが)うまくいかない家族関係にいらいらして暴走するアリーの車がジョルジュの犬をはねてしまったのが、二人の出会い。車に乗り込んできたジョルジュがダウン症であるとわかって、最初はとまどい、意地悪い面も見せるアリーですが、なりゆき上、彼をママのところへ送ります。ママは…。すでにこの世を去っていました。ジョルジュがぼそっといいます。「ああそうだった。忘れていたよ」ママは息子を溺愛していたようです。ジョルジュの大好きなママ。アリーは、姉夫婦の所へと向かいますが、ここで姉にも拒否されるのです。「悪いけど一緒には暮らせないのよ。私にも自分の生活があるのよ」「ママはいつだって、あなただけを見ていたわ…」姉もまた傷ついていたわけです。本当にひとりぼっち同士の二人。ジョルジュはアリーを慕い、アリーもまたジョルジュと寄り添います。このままアリーと暮らしたい。そんな希望もかないそうに見えたのですが…。アリーの娘の誕生日に、ジョルジュは施設の仲間達と協力して、びっくりな贈り物を計画します。友達のアリーのために。車を盗んで、仕事中のアリーも盗んで、冒険が始まります。行き先は娘の暮らす家。用意したプレゼントは「花火」でした。アリーの思いが届くように、みんな夢中で打ち上げました。当然パトカーに連行されて、この騒ぎも幕を下ろします。しかし、どうやらアリーはもう一度チャンスをもらえたよう。そして、ジョルジュはまた一人ぼっち…?彼には大好きなママがいます。ママに会いたい。会社のビルの屋上で、ジョルジュはチョコを食べ(彼はチョコレートアレルギーである)朦朧としたあげく、落下してしまうのです。おだやかな顔で天に召されたジョルジュ。これだけですと、悲劇っぽいですね。違いますよ。コメディあり、恋愛あり、友情とは、家族とはって多彩な内容です。大体、チョコが主食と言われてるベルギー人のくせして、チョコアレルギーという設定も哀しくておかしいですね。ヨーロッパ一せっかちといわれるブリュッセル人の運転の荒さもアリーにあらわされています。でもね、観終わった時は、号泣でした。ついジョルジュをウーと重ねてしまうんですね。綺麗な女性にせまる彼。若い子らしく恋愛や性にも興味しんしんで、ついには大好きな女の子とベッドインもします。反面、お金の価値がわかんなかったり、自分のこだわりをもっていたりとリアルにダウン症の人の姿をさらけだしています。周りの人達に冷たくされたり、無視される場面では、思わず私達夫婦「あかんてウーちゃん!」「そんなんしたら、あかんてば~」と画面に叫んでました。何が切ないって、作中に流れる♪ママ~のメロディです。たった一人心から愛してくれたママがいない。ジョルジュは一人ぼっち。私は顔をぱんぱんに腫らして夫にしがみつき「いやや~絶対に私死にたくない!ウー置いていかれへん!」て泣きました。夫は「何いうてんねん。そんならウーが僕らより先に逝ってもええんか?」「いやや~~~~!!!!もっといやや~~~~~!!!」と私。「人はみんな死ぬねんで。せやから、ウーが寂しくないようにたくさんの楽しい思い出を与えてあげようや。そうしたら、ウーも寂しくないよ」夫よ、これ以上わしを泣かすなよ。『八日目』というのは、聖書の天地創造の場面のもじりです。一日目…神は何々を創った。っていうアレ。オープニング&エンディングのジョルジュの語りが印象的です。七日目まで進んで…最後「八日目。神はジョルジュをお造りになった。そして大変満足した」作中で、彼は自殺?してしまうけど、哀しさの中にも「再生」とか「愛」がぎっしり詰まっています。主役のパスカルさんもブリュッセル在住で、芝居をやりながら仲間達と作業所で働いているそうです。NHKのドキュメンタリーでも紹介されました。パスカルさんには夢があります。それは、大好きな恋人と一緒に暮らすこと。ウーもこんな風に自分の仕事や生活をエンジョイしてほしいものです。この人が暮らす街・ブリュッセル。どんなに素敵な所かな~?
2006.10.02
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タラちゃんの日記にもありましたように、この日は夫と義母とウーと四人で早朝からはりきってお出かけしました。会場は、京都の丹波地方です。彼岸花が咲き、田んぼは黄金色。赤とんぼが飛び交う里山。タラちゃんの応援もですが、とても印象に残った場面がいくつもありました。まずは、タラちゃんの同級生で、ベッドに乗ったままダンスや競技に参加していた男の子。先天性ではなく、事故で、不自由な心身の持ち主になったそうです。小学部に籍はおいていたものの、この日が始めての学校デビューでした。天候にも恵まれ、空気もさわやかな今日という日に、思い切りグランドを駆けまわった気分はどうだったかなあ?とても愉快な図だったんですよ。ベッドごと外に出て、音楽に合わせて踊るんですもん。面白い!すごくいけてる。健常と言われてる私の頭の中には、こういう発想は詰まってなかったです。少し助けてくれて、面白がってくれる人がいたら、その子らしく、その子のままでエンジョイできるねんや。養護学校には、そういう、一緒に面白がってくれるプロの先生方が多くおられるように感じました。ウーが小さいから日差しのきつい中、外で過ごすのは大変だからと、タラちゃんの教室に招いてくださいました。初めて見学する養護学校。トイレや教室。生徒の特徴に合わせた案内がなされています。例えば、こだわりのある☆☆ちゃん用のトイレ個室とか、逆に○○ちゃんは一人で来ないで先生ときてねっていう、やはりトイレの張り紙。車椅子も多彩です。面白い改造車も見ましたよ。ふかふかの素敵なソファを台車に載せたもの。いいな~、私も乗ってみたいって持ち主に声をかけると、膝の上に乗る?だって(笑)既製品も、女の子ならプリンセスものがあったよ。だんだんとデザインも豊富になってきてるそうです。そりゃ、いつも身体と一緒の大切なマイカーですもんね。気に入ったものに、乗りたいはず。タラちゃんの椅子は体に合わせたオーダー品で、オリーブグリーンのシックなもの。おしゃれなママのこだわりも少し入ってるかな?教室の中。外からの日差しが気持ちよく注がれ、半分がフロア、半分が段になった畳スペース。今日は、運動会だから、みんなお家からお弁当を持ってきています。生徒一人に先生も一人。すごいねー。午前の部を終えてタラちゃん達が教室に帰ってきました。あれ?誰、このおばちゃん。って感じのクラスメート達。タラちゃんはハイテンションで動き回ります。ウーもキックされたけど、泣かなかったなあ。人見知りなんか全然しなくて、自分も楽しそうに声を出しています。先生方は、見たらわかるはずだから、ウーもダウン症ですって話しました。そしたら、一人の先生が、しっかり見学して帰ってくださいよって、色々話してくださいました。うちは、もう少し先の事だけど、やはり時期がくればウーの進路を考えなくてはいけません。先生いわく、養護学校で学ぶ最大のメリットは、あるがままの子ども達を受け入れ小学部から高等部まで一貫教育で成長を見守れる点だそうです。勉強も、個々の理解しやすい方法を見つけてサポート(たしかにマンツーマンなら可能ですね)するし、他にはその子に応じた身辺自立をうながす事に力を注ぐというのも親からすれば魅力的です。デメリット。そんな言葉は使いたくないけど、言ってみれば「温室育ち」になってしまう事。世間には、いい人もたくさんいるけれど、悪い人も同じくらいいますもんね。大切に育てられて社会に出た時、きつい現実にショックを受ける子も少なくないと思います。それに、もしかすると、多少きびしい現実の洗礼を受けながらも、別の刺激も受けて地域の学校で伸びるタイプの子もいると思います。我が子ならどっち?こればかりは、今の私にはわかりません。でも、学校の当事者がきちんと話してくださった事に、私は感心しました。そして、面白かったのが「さすが関西だからか、ユニークな親御さんが多くいらっしゃってね~。お子さんへの接し方も冗談入れたり、きつい事言うたりして芸人さんみたいです。で、おもろいお母さんやお父さんのところのお子さんは、やっぱりおもろいです。僕らの指導マニュアルなんか役にたたん時あるんですよ。こういう攻め方したらコイツちゃんとしよるんやな~って、膝うちまくりですよ~」という意見。楽しい。笑う。心地いい。笑う。おいしい。笑う。おもしろい!笑う!笑うって、大切なことですね。表情で示せない子もいたけど、必死に身体で笑っていました。本当に、タラちゃんのおかげで充実した時間を過ごせました。ただね、残念なのは、すごく不便な山の中に学校がある事。誰がここに建てたんでしょね。私は思うんだけど、「普通」の幼稚園や学校と「養護」「療育」機関を分離せずに各地域の学校の同じ敷地で、校舎で運営すれば、もっと通いやすくなるのにね。隔離(ってあえて使いますが)されてるから、特別な子ども達に見える気がして。一緒に接していたら、互いの存在が自然なものになるんじゃないかな?あと、健常の子達には、一度自分の自由に動けない体験とか、コミュニケーションがとれなくて困ってしまう体験などをやってもらいたいなあ。きっと、想像力の発達につながると思います。
2006.09.30
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はじめまして! ぼくの名前はタラ。 ウーくんの親戚でーす。 どういう関係かって? ぼくのママとウーくんのパパがいとこ同士なんだよ。ウーとは『サザエさん』でいうとタラちゃん&イクラちゃんの関係だね。 もちろん、ぼくが年上だから「タラ」だよ。 そんなわけで、よろしくね。 今日は、ぼくの学校の運動会。 大阪からウーくんファミリーが応援に来てくれたんだ。っていうか、ウーくんのママなんか、ぼくんちで用意した弁当が目当てだったかもね(~_~) ぼくは、やっとウーくんに対面できたんだよ。 ウーくんは身体も弱くて、今まであまりお出かけできなかったからね。 わかるよ。 ぼくも、今は元気に通学してるけど、「コルネリア・デ・ランゲ症候群」っていう体質に生まれついたんだ。 聞いた事あるかな? ウーくんのダウン症と同じで、先天性の染色体の事故だよ。すごく仲間が少なくてね、もし、皆さん、ぼくに似た友達に心当たりがあったら、ウーくんママに連絡してね! まあ、ぼくも優雅に育ってきたよ(笑)。外見はね。発達はゆっくりだけど、今年から晴れて養護学校の小学生になったし、バス通学でドライブも楽しんでます。 ウーくんの良きアニキとして、お手本にならなきゃと思い、今日はダンスや競争も張り切ったよ! フウー、いい汗かいたよ。ウーくんママなんか、ぼくと会うのが久しぶりだったから、♪タラちゃーんってギュウギュウ抱きしめてきたけど、少し照れたなあ。もう小学生だぜ。 いつまでも、オコサマ扱いすんなっちゅうの。 ウーくんも、このママには苦労しそうだね(^_^) そして、ぼくには弟がいるの。 ぴょんぴょんってニックネームだよ。その名前の通り、いつも跳ね回ってます。 いつもは、ぼくの弟だから甘えてばかりだけど、初めて会ったウーくんを、さっそく自分の弟にしていたのが面白かったなあ。 ウーくんは、ぼくらとの初対面で泣かなかったよ。 ま、大人にはわからない秘密のつながりがあるからね~子供の世界には。 ともかく、今日三人は兄弟のちぎりを結んだんだよ。これからもウーくんの日記にお邪魔すると思うけど、よろしくね(^-^)/
2006.09.30
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朝九時。枕元に置いた携帯電話が鳴る。「おはよう!今から出るんでよろしく~」夫の声。ん?どこを出るって?ああ!そうだった、昨日は掃除しながら横になってしまい、もうすぐ夫とウーとばあちゃんが到着するんだったよ。あわてて起き上がり、とりあえず居間兼台所、義母に寝てもらう和室に掃除機をかけまくる。私は午後から仕事、その後事務所のマネージャーの送別会に参加なんで、二人の昼ごはんの仕込みも開始。ウーが帰ってきました。ドライブ大好きなんで、ご機嫌です。汗をかいていたのでシャワーを浴びさせて、早速注射を受けに行く用意です。いつもは夫と三人で行くんですが、今回は義母に同行してもらう事にしました。ウーのかかりつけ医を知っていただくのもいいかなあと思って。うちから車で5分の小児科へ到着。義母の方が緊張しています。問診表を提出後、すぐ診察室に呼ばれました。ここの先生は白衣を着ていません。いつもさっぱりとした、シャツと綿パンを着ています。そして初めて見る義母の姿に、さっと立ち上がって自己紹介をされました。義母びっくり。まさか、お医者さんがそんな挨拶をされるとはって感じの固まり方です。「ウーの祖母なんです。また私の代わりに来る事があるかも知れませんのでよろしくお願いします」と返しますと、先生は義母にもわかりやすく今日の注射の説明と次回のポリオ接種の説明をしてくれ、いよいよウーの試練の時です。もう、ウーは、看護師さんの動きで泣き始めました。消毒用のコットンを手に近づいてきただけなのに、です。私が体を押さえ込むと、『お母さんの裏切り者!ばかー』って感じの表情で涙ぽろぽろこぼすんです。ああ、私だってつらいけど、あんたの健康のためなのよ~。先生が注射器を構えたとたん、いっそう大声で泣き喚きます。その瞬間。義母が必死の形相で椅子から立ち上がり、先生を阻止しようと手をだしました。(ああ、おかあさん。ただただ孫が可哀相で夢中になってしまったんですね)先生はニッと笑って義母の方を見ましたが、すでに注射は済んでいて、ウーの腕には可愛いパッチが貼られていました。我にかえった義母は、ああ、すみませーんて感じの様子に戻ってました。帰りの車の中で、ウーはいい先生見つけて良かったねと何度も言ってました。また機会があれば心臓の検査や他の診察にも立ち会ってもらおうかなあ。さて、マネージャーの送別会。大阪市内のホテルで開かれました。私が子どもの頃からすでに有名だった大御所の先輩方にご挨拶し、逆に後輩から挨拶を受け、やっと同期やセミ同期の輪の中に落ち着き飲み食いに専念。主役のマネージャーは忙しすぎて、ゆっくり話せなかったけど、いきいきした表情で会場をまわってます。新しい事務所、頑張ってください。私は、もう少し時間をかけて自分の先のこと、考えます。自分に力がなければ、どこに行っても同じだもん。少し、しんみりしたものの、アナウンス学校時代の同期との再会は嬉しかった!1年間の課程で、月から金までびっちり。夜間だったんで皆バイトや仕事や学校を終えてから、ハードな勉強をこなしてました。最初は30人以上いたのに、どんどん減って、いまや3人。一人は事務所の仕事もしながら、自分でブライダルの仕事も確立させて売れっ子の日々であるし、もう一人も仕事をしながら二人の子どもを育てています。何がすごいって、全然見た目も変わらないの~。私、猛烈に反省しました。最近はウーに汚されるからといって、家ではカットソー&ジーパン又は綿パン姿。顔もなめられるから、化粧もせず、車で動くから小デブは解消されず。(アナウンススクール時代、私の洋服サイズは5~7号でしたのに)今日もお楽なエスニックファッションで行ったんだけど、ミニスカートをばしっとはいてる同期を見て、やる時にはやれる体勢を忘れてはいかん!と、何度も思いました。来週から、ダイエットするぞ~!
2006.09.29
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昨日、療育施設の見学を終えた後、夫の実家に向かいました。前に私と二人で泊まりに行った時、人見知りのピークだったらしく、大泣きして連れ帰って以来です。かなり義父母はへこんでいましたから、今回は夫と3人で行き、徐々に慣らすという計画です。昨夜は…泣きましたとも!じいちゃん・ばあちゃんに申し訳ないくらいに。でも、今朝は少し落ち着き、少し笑顔も出てきました。極力、二人に触れ合ってもらい、私はライフガードのように「いざ」に備えて近くで待機しました。昼になって、ばあちゃんには慣れてきたウー。少し甘えた仕草も出てきて、義母はとろけそうな表情をしています。本当は、明日仕事があるんで今日の晩には帰ろうと思ってましたが、夫と相談し私だけ帰宅し、ウーと夫はもう一泊する事になりました。究極の「姑孝行」ちゃいますう?まだまだ可愛い盛りの孫息子を独り占め。しかも、息子も一緒。嫁はいない。あ、本当に親との仲は良好なんですけどね、こういう状況は正直嬉しいんと違うかなあ~と推測します。ばあちゃんと風呂に入り、一緒にネンネしたようです。私?やきもちなんかやかないっすよ。一夜の安眠をプレゼントしていただき、ありがとう☆でございます。それに、息子の事より私の頭を悩ませていること。所属してる事務所のチーフマネージャーが、辞めたこと。私が入った頃からいつも力になってくれて、助けてくれて、理解してくれていた大切なマネージャー。独立して自分のプロダクションを持つらしいの。それ自体は、すごく喜んであげないといけないんだけど、今後、私どうしよう?明日はそのマネージャーの送別会。今の事務所のタレントにまったく引き抜き活動もしませんでした。「育ててくれた事務所に恩もあるし、それに、もし自分のところへ来るなら春を待ってから(契約更新の季節なの)判断しなさい」って。うわ~ん。本当にどうしたらいいのかな。しばらく悩む日々が続きそうです。そして、明日午前中はウーの三種混合2回目だった事を思い出し…。朝のうちに夫はウーと義母を連れて帰宅する事になりました。いかんいかん、部屋を片付けなくては。せっかく一人の貴重な晩なのに、静かに掃除に励む私でした。
2006.09.28
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ごぶさたしてました。ちょうど、先週から「嫁プレイ」に励んでおりましたんで、パソコン見る時間がなくて寂しかったです。ぼちぼち振り返りながら日記をつけます。************************************この日は、地元の肢体不自由児の訓練施設を見学に行きました。ウー、もうすぐ1歳。まだ座れず、這えないけど、動きたい意欲にあふれ、今は体調も安定してるんでお医者さんの許可も出て、晴れて療育デビューです。ウー父と3人で行ってきました。ウーの担当をして下さっている我が家のアイドル・保健師のお姉さんも一緒です。このところ、ぷくぷくに肥えたウーを抱っこしてしてくれて、成長ぶりに驚いてくれたのが嬉しかったです。到着した施設は、年季が入っていて「デラックス」とは程遠い建物でしたが、出迎えてくださった職員さんも先生方も、親身な応対で、こちらがリラックスしやすい空気を作ってくださってました。訓練法はボバースです。市内には、もう一つボイタの訓練施設もあって、前はどちらがいいのか相当に悩みました。色々調べたり、話を聞きまくったり…。結局、塚口病院の藤田弘子先生に相談し、赤ちゃん体操に加えるならボバースの方がウーの体質にはいいと思うと言われた事ですっきり決まりました。ウーは、初めての場所だというのに、ニコニコと過ごし昼寝までしてました。古いけど手入れの行き届いた設備に安心し、通園児とお母さん達のワイワイという楽しそうな給食タイムにもホッとし、気楽に通えば良いんだよね~と結論。まずは週に一度、外来で通い、様子を見て増やしていくかも知れません。「母子通園施設」とあるけど、行ける時はボクも行くからとウー父が申し出てくれ何ていい夫なんだろう!と感心したのもつかの間「可愛いママ友、できるかな~♪」という邪念たっぷりの独り言がもれてました。まあ、何でもいい。育児の醍醐味を一緒に味わっていきたいからね。ウーが生まれてから、仕事で海外にいる時は別として、この子の大切な診察や、説明はもちろん、赤ちゃん体操、予防接種、保健所の療育相談など、行ける時は同行してくれる父ちゃん。ものすごく、感謝してます。一緒に先生の説明を聞いたり、ウーの検査に立ち会う事で、認識のブレがない状態を保てているのは有り難いです。おまけに、医療や福祉、子どもの幸せについて、じっくり考えられるようになったという彼の言葉をきいて、この人もまたウーのおかげで世界を広げたんだなあと思ってます。出会った頃の夫も好きだったけど、「夫プレイ」や「父親プレイ」をしている今の彼も、ものすごくいいわあ。見学しながら、そんな事を考えたりもしたバカバカ母ちゃんでした。
2006.09.27
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ウーの日記ですこんにちは!今日は塚口病院の赤ちゃん体操に行ってきました。昨日お父さんとお母さんが買ってくれたアロハとパンツなの。お母さん、正面から撮らせてってお願いしてきたけどダメなの。ぼく、もう前みたいな赤ちゃんじゃないんだから、上向いてネンネなんかやらないもんね~(-_-)腹ばいダイスキ!で、前へ進もうとしてるのになぜか後ろへいっちゃうの。(T_T)もう腹がたって仕方ないからウギャーって、ちょっと悪態ついてるだけなのに、お母さんたら、病院で「たまにスゴイ癇癪おこすんですけど大丈夫でしょうか」なんて言い付けてるんだ。そしたら、先生ね、立派な成長の証なんだから大丈夫に決まってるでしょうって言ってくれたよ。へん、お母さんの負けだよ~。だからこれからも、ぼくはどんどん意見を伝えるよ。成長なんだからね!
2006.09.25
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今日は、ウー父がイタリアから帰国しました。大好きな父ちゃんの姿を見て、ウーは大喜び!このところ、私にべったりだったくせに、さっさと手を伸ばして抱っこをせがみます。あ~、小憎らしい!でも、左肩と腰がまいりそうだったんで、少しラッキー。私達がご飯を食べる間も、ずっと夫の膝の上に座ってますし、お昼寝も、夫のワキの下にすっぽり納まってスヤスヤ状態でした。夫がいると、安心して買い物に行けるという利点もあります(笑)重いもの、かさばるものもガンガン買えますしね。今日は夕方から、近所のジャスコへ行きました。ウーの誕生日割引カードが届いたんで、ベビーフードと、小物を見るのが目的です。夫は、今回1週間も自宅にいますんで、私が仕事に出てる時の離乳食の心配をしてましたから、お湯を注ぐだけでOKなタイプのものを買い込みました。ワゴンセールで、まとめ買いをすると安くなるんで、色々選んでみたの。う~ん、自分で作るよりおいしそうかも…。そして、そろそろ肌寒くなってきたんで、長めのパンツをチェック。迷彩柄のワイルドなのを見つけたけど、1980円だったんで、戻してしまいました。(マダム・ヤンスカならそもそも目もくれないでしょう)ちっぽけな、子どもの体積に対して、1980円とは!しつこく心の中で舌打ちする私。480円で、普段着せるのにちょうどいいジャージ素材のパンツを見つけてカゴへ。たぶん、普通の子なら七分丈なんだろうが、うちはロングとして着用できます。背が伸びても対応できるし、お得です。そこへ、ウーとカートで散歩していた夫がやってきて、「向こうに、300円のセールがある!」と報告。おしっ!移動や。んまあ。半そでですが、タンクトップとアロハのセットが、300円です。まだ、ぎりぎり着せられるし、タンクは下着として冬場も着せられます。カゴへ。長袖トレーナー。サイズは少し大きめですが、オフホワイトですから、春先まで待っても充分いけるでしょう。カゴへ。そして、カーゴパンツ風デザインの綿パン。手持ちのあれこれとも合いそうだと、頭の中で確認し、納得。カゴへ。いそいそとレジへ精算に向かいまして、割引カードを使いました。ベビーフード2週間分くらい、哺乳ビン用ブラシ、服あわせても、「3000円足らず」でございました。……ね、リアルな私のお買い物なんて、なーんも面白くないですねえ。失礼いたしました。
2006.09.24
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先の日記にて、セレブの奇行についてご紹介しましたが、添乗員時代、忘れられないマダムはまだ多数おられました。えーと、皆さんにとって、14畳の和室というのは、「狭い」ですか?都市部の人なら、充分「広い」と思えるんじゃないかと思いますが…。立山黒部アルペンルートのツアーに行った時、いちおうこのツアーの売りは『広いお部屋をご用意しました』でした。************************************ここで説明しておきますと、旅行業法では、宿泊の際に一人あたりにつき2畳提供すればよい事になっているんですよ。「狭い」って思われるでしょう。だって、2人なら4畳半の部屋ですもんね。格安ツアーなら、この法律を利用して、本当に人数分きっちりの部屋を出したりするんですよ。で、お客様から怒られる。「こんなん、家の部屋より狭くてくつろげない!」「申し訳ありません。ですが、旅行業法では認められたうんぬん…」と添乗員が必死に言い訳するはめになるんです。(でも、1泊2日北陸の温泉で9800円なんだから、過剰に期待しないで!と 喉元まで出かかってるのを、飲み込みながら…)*************************************話を戻します。『広いお部屋をご用意しました』ってのが、14畳の和室なんです。しかも、広めの畳で、板の間もついてるし、眺めもいいの。ツアーの代金からしたら頑張ってるクラス。ホテルに到着後、あるマダムからお呼び出しが…。早速かけつけると、涙をぽろぽろ流しながら、「お願いです。こんな狭い空間では息苦しくて、心臓がおかしくなりそう。 どこか部屋を見つけてくださらないかしら」ぽっかーーーーーん。って顔を私はしていたと思います。マダムのご主人も申し訳なさそうに、「うちには、こういう手狭な空間がないもので(部屋じゃなくて、く・う・か・ん) ちょっと、圧迫感がありますねえ…」なんで、こういう人がツアーにまじってるんやろうね。個人でいきなはれや。しくしくとなく奥様の訴えを、ホテルに伝えると、そこに居た全員が絶句しました。どうしよう?皆で考えました。♪ポクポクポクポクポクポクポク…(一休さん考え中)ち~ん♪「奥様、大変失礼かとは存じますが、大宴会場が空いておりますんで、そちらで よろしければ、整えさせていただきます。そちらでしたら、充分な空間がござい ますよ」まさかと思うでしょ。でも、二人の顔がぱあっと明るくなって、いそいそと引っ越しましたの。単なる閉所恐怖症なのか?宴会場なんて、普通泊まりたくないよねえ~。でも、二人にとっては『充分な広さ』だったようで、とても喜ばれてました。ホテルの部屋係さんにも、かなりのチップをあげたらしいですし、悪い人じゃないようですね。ただ、変わってるよなあ~、マダムっていつまでも心に焼き付いてますけどね。
2006.09.23
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おほほのほ!マダム・ヤンスカのお買い物日記。適当にリアルな感じでした?私は、添乗員時代に、ある百貨店の外商部さん主催のツアーを担当した事があるんで色んな種類のお金持ちなお客様とご一緒したんです。A:自分が財をなした成金B:世襲財産を持つセレブに大きく分けられますが、ご想像通り、Aの方が少し扱いにくいです。Bは、すっごい変わった方が多いという印象。世間のものさしとか関係ないから。ある時、Bのグループと「やきもの買い付けの日帰り旅行」に行きました。神戸の百貨店の最上得意様たちです。大きなデラックスバス1台に、お客様は8名。外商マン10名。まず、前日ご挨拶の電話を入れようと名簿を見たら、住所が町名だけ、番地だけで終わっています。担当者に確認すると、「ああ、この区画が全部○○さんのお宅だから」とのお答え。しかも、職業欄に、「無職」って書いてる方が半数も。???これまた、確認すると、「それは~、地主さんやから、外に勤めてないっていう意味」だそうで…。当日、粗相のないように、集合場所で緊張して待ってました。そこへ、手ぶらでジャージ姿(高そうなやつですが)の男性がやってきました。一斉に外商マンが、挨拶をします。え?この人が金持ちなん?次々と夫婦だったり、奥様だけだったり、やってこられましたが、年配の女性は皇族の方が着そうなクラシックなワンピースに同じ布で出来た帽子被ってます。まあ~、いちいち物腰が丁寧ですんで、さっさとバスに乗ってくれい!と、内心思っても、口には出せません。そのうち一人が、申し訳なさそうに「あの、宅の主人はよそ様とご同席する事が苦手なものでして、バスの後ろからうちの車でついてまいってもよろしゅうございますか?」と発言。はあ?バス代払ってるくせに、もったいないなあ~。「それでは、奥様はいかがなさいますか?」「私は、うふふ…前から観光バスに乗ってみたかったんですのよ」で、順次バスにて待ってもらっていたんですが、さあ確認と思って私がバスに乗って見たのは…きちんと席を詰めて6人が前にちょこんと座っている姿。庶民なら、「いやっほ~空いてる」と一人で2席使うよね。私が、ゆったり座ってほしいと声をかけると、ジャージのおじさんが、「ははは、ありがとう。 でも、おしりは一つしかないんだから、座席は一つで充分ですよ。 それに、後でお掃除なさる方にも、申し訳ありませんからね。」だってさ。他の皆も、うなずいてました。***********************************行き先は、滋賀県の信楽です。あの~、素人の私がいうのも何ですが、信楽焼といえば、たぬきの置物とか、傘たてっていうイメージで、セレブが何買うんかなあ~って思ってたの。なんか、噂ではこの数名のお客様だけで、億単位のお金が動くらしいし。バスの補助椅子に腰掛けていると、ドライバーが車内のミラー越しに、合図してきたんで、近寄りました。「添乗さん。何か、さっきからずうっと、車が5台ついてくるねん」はあ?と思って、念のため「お客様のお車でしょうか?」と尋ねると、「もし、バスに疲れたら乗り換えようと思って、連れてきておりますの」「主人が心配して、運転手をよこしまして」でした。他にも赤帽のバンが一緒です。これもね、「いやあ~、わたくしったら、買ったものは、すぐ持ち帰りたいんですの。 せっかちな性分でして、今日一日お願いしてご一緒してもらいましたの」だそうです。こうして、ある作家のアトリエに到着。お弟子さんも勢ぞろいして、一行を待っていました。ここからが、すごかった~!展示室に入るなり、さっきまでのおっとりした空気が消えて、「このコーナー全部!いただくわ!」「先生とデザインの打ち合わせをしたいんだけど!」「お庭のセット、同じものを5組いただける?」などなど、怒涛の買い物タイムでした。一人、トイレに行って出遅れた女性は、半泣きで弟子に訴えます。「あのお、これしか残ってませんの?これは、普段づかいにはよろしいですけど、 お客様にお出しするには…ね、わかるでしょう?」そういって、指差してる茶碗は、100万以上の品ですよ。私とバスのドライバーとガイドは、あっけにとられて見物しました。他には、玄関のタイルを焼いてもらうだの、ガレージから勝手口までの「小道」に敷き詰めるタイルの注文だの、されてました。で、かれこれアトリエに3時間はおりました。まあ、皆さん納得のいく買い物が出来たようで、外商マンも笑顔です。帰り道、信楽の市街で、フツーの土産用のやきもの屋の前を通りかかりました。大小たくさんのたぬきの置物がぎっしり並んでいます。「とめて!ここでとめてちょうだいっ」とマダムの声。「何て可愛いんでしょう!中庭に飾るわ。私、これもいただいて帰るわあ」いきなり大型バスで乗りつけ、その方はたぬきを200体以上買われました。しめて、300万くらいだそーな。あ~、びっくりした!セレブの考えることってさあ。「包んでちょうだい、持って帰りますからね」とのたまうんで、バスは30分くらい「たぬき待ち」しましたよ。で、誰も文句いったりせえへんの。************************************と、懐かしくも馬鹿馬鹿しい私の思い出でした。
2006.09.23
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いつも、なじみの外商さんに頼んでいるから、自分でお買い物なんてしないのだけど、たまには、気ままに見て歩くのもいいかもね~なんて思って、大阪市内の百貨店に行きました。やっぱり、ウーのものから。可愛いフランス製のジャケットを見つけて衝動買い。36000円。青色に、うすいピンクのステッチがキュートです。これにあわせてカシミアの水色のマフラーも。25000円。そうそう、可愛い食器も買おう。子供用の輪島塗のお椀を見つけました。上品なワインレッド。まだ価値なんかわからないけど、いいものに親しんでほしいわ。42000円。ついでに、クリスマス用にシャンパンのグラス6客購入。360000円次はインテリアコーナーへ行き、前から狙っていたソファ(イタリア製)がなんと、2800000円とお手ごろになっていたので、つい、買ってしまいました。フェラーリっぽい赤の皮張りなの。色々かさばってしまったから、結局いつもの営業さんを呼び出してもらって、まとめて明日中に届けてもらう事にしました。私が手にさげて持って帰ったのは、コスメぐらいかなあ。色んなマスカラ買い集めたから、200000円程使っちゃったあ。ウー父には、お抹茶茶碗。まあ、作家さんのアトリエほど種類はないけど、どうにか彼の気に入りそうな萩焼のを見つけました。自宅で使う分だから、500000円のでいいよね。************************************ぐわあああ~~~~~書いててムカついてきた~~~~~久々に、百貨店ブラブラしてたら(ウー父から商品券もらったんで。1万円)妄想ショッピング状態に突入しました。もう、妄想マダムだから、買い放題。私は高級サロンで妄想エステも受け、高級ティールームで妄想紅茶も飲み、なかなか現実の1万円を何に使おうか、決められませんでした。でもね、いてはるんですよね。上の妄想買い物リストみたいなお買い物を、本当にしはる人がね。もう脱力しますね、そんな光景まじかに見たらねえ。一斤4000円のパンを何個も買うマダムって何者なんだろうなあ?それで思い出したけど、うちのやや近所に高級スーパーがあるんですよ。「いかり」って名前の。庶民の私からすると、高い!んですが、たまにはここのパンやら、お惣菜やら、スイーツが欲しくなるんです。で、店内見てると、マダムが二人、外の駐車場見て話してるの。「まあ、あんな車で来てるのねえ」「ああ、でも、お手伝いさん用の車でしょう。」確かに、この店の駐車場は外車(それも珍しいやつ)ばかりであります。国産でもレクサスとかフーガとか、セルシオ。運転手さんがセンチュリーとかで待機というのも見たなあ。私もつられて外を見ましたが、「お手伝いさん用」の軽自動車ってうちやん!はいはい、私かて我が家のマダムでっさ。それに、私の愛車は経済的だし、機能的で、環境にも優しいぞお!(遠吠え)…と、やはり力が抜けた事がありましたわ。私が自分で美点だと思ってること。身の程をわきまえる。見栄をはらない。そして、位負けしないで自分に誇りを持つ。だから、妄想マダムプレイで充分です。たぶん、ほんまにお金持ちになっても、しみついた経済観念は変わらなさそう。浮いた分は、世のために使うでえ~!と公約しておこう。バカバカ話にお付き合いいただき、ありがとうございました。
2006.09.22
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こんにちわ~!何とか体調も戻りました。って言うか、寝てられないよお~。まず、市の福祉課から、ウーの療育手帳に関する事で提出書類を持参してくださいと連絡が入り、ドタバタ。自宅をたった2晩留守にしただけなのに、こういう時に限って宅配と郵便が不在通知入れていて、連絡とったり、引き取りに行ってドタバタ。そして、ウーの鼻。耳鼻科で先日鼻クソをとってもらったのに、またまたズーズーと激しい音。見えているのをとってやろうとすると、いっちょまえに両手で自分の鼻をおおって、なぜか両足までバタバタさせて抵抗するのです。フッ…。おばかさん。またまた耳鼻科へ連れていきました。診察室に入ると同時に、大泣き。今回も3人がかりで、ウーを押さえ込み吸引してもらいました。今日は、かなり鼻の奥までチューブを入れて、しつこい鼻クソもやっつけます。ああ~ごめんね。見ている私もつらいのよ、ウーちゃん。身動きできない状況の中でも、彼は必死に声をあげ、もがきます。体温も上昇中。抱いている私の腿やひざも熱いわあ。……「熱い?」ここだけが、熱い。ああああああああ!!!!!もしやもしや?????早く吸引終わってくれ~。たぶん、きっと、この感じは、そう。確認したいから~、はよ~、終わってえ~!「はい、終わったよ」と、先生や看護師さんが離れると同時に、ぷう~んと臭いが広がりました。ウーの顔を見ると、てへっという表情を浮かべております。そして、もれたウンが、私のジーパンにべったりと!マンマ・ミーア!ウーの着替えは持ってきました。前にこういう惨劇があったからね、気をつけてます。しかし、今回は近所だし、ベビーカーで連れてきたので、私の緊急着替えは無し。色のうすめのジーパンですから、何がくっついてるのかは一目瞭然。看護師さん達、同情してくれましたが、きっと「今日の笑えた患者さん」ランキングに私のこと、入れるよね~って妄想して切なくなりました。ウーは、大量にやらかしてくれましたよ。帰り道。本人はスッキリで、ご機嫌さんです。そして、ベビーカーから自分を出して抱っこしてくれ~と甘えた声でぐずってました。ちょっと足をとめて、彼の要求通りに抱き上げてやると、私の肩をとんとんと両手でたたいてきました。偶然なんだけど、(すまんの~)って労われている気分になりましたよ。「ええよ、ウーちゃん。かまへんよ」って声に出して応えました。今日で11ヶ月になったウー。まだまだお座りもできず、這い這いもしない。笑ってしまうほど、ゆっくりさんな我が子。だけど、離乳食は一日2回になり、何でもモリモリ食べられるようになったのよね。生まれた頃は、上手にお乳が吸えなかったし、哺乳ビンでも、乳首があわないと全然受け付けず、やっと飲んでも苦しそうに呼吸していたウー。こんなんじゃ、死んでしまうって必死だったあの頃と比べたら、今は何て幸せか。ウンがぶりぶり出るほど、飲んだり食べたり出来るようになったんだもんね。喜ばないといけない事やわ。平和な日常がちょっと続くと、どん底の時の気持ちを忘れてしまいそうになるねえ。いかんいかん。と、いうわけで、寝込んでいた私に心やさしいメッセージ、ありがとうございました。また皆さんにはコメントのお返事書いていきますんでよろしくお願いします。
2006.09.21
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こんばんは。コメントにお返事もせずごめんなさいまし。今、実家の二階で淋しく布団に寝ています。一昨日から、ウーの鼻がグスグスいいだして、連休なんでお医者さんに行けなかったんですが…昨日の夕方には、ハアハアと息をしているので、焦りました。もしや、肺になんか異常があるのでは?そういや軽目の咳も出だしてきたし。寝ていても、赤子と思えぬスゴイいびきをかいてるんで、今日、耳鼻科へ連れて行きました。「かなり粘っこい鼻クソが詰まってますね」え?はあ?それだけですかあ。(-.-;)前にも書きましたが、今ウーがこの世で一番嫌なものが耳鼻科診察。さっさと頑固な鼻クソを吸い取ってもらう事にし、泣き叫ぶので、三人がかりで押さえ込んで無事にミドリっぱなの塊が回収されました。もう、かなり気が抜けたからでしょうか。段々と私の方が鼻水たらたら、熱っぽく、だるーくなってまいりました。匂いも味もわかんない。これは私の方が立派な風邪ひきですよねえ。と、なるとマズイっす。せっかく夏風邪もひかせず頑張ってきたのに、ここでウーにうつると大変や!今年の春も、たぶん他のお子さんならたいしたことない風邪だろうが、うちは痙攣まで起こして入院したしなあ…。即、実家に向かい、ここで泊まりながら様子みる事にしました。これで明日になっても調子悪ければ、私もしっかり診察してきます。ウーは、じいちゃんと一緒に風呂に入り、ネンネしております。私も薬が効いてきたのか、眠たいのなんのって。必ず、元気になったら、皆様にコメント書きますね。では、おやすみなさい。
2006.09.19
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妄想列車の行き先は、ベルギーです。え?ウーはどうするのかって?おほん、「留守番」してもらう事にしました。ひどい母親でしょー。鬼だよねえ。飛行機に乗せていいって耳鼻科の先生にもOKもらってたやん。でもでも、あれから、かなり悩みましてね。シナジス打つような子が、初冬の旅に耐えられるかなあって。そこへ、実家の母が「見てあげるから、大人だけで行ってきたら?」と提案してくれまして。ありがとう、ママン。一週間あまり、ウーと離れて過ごすなんて寂しいのであるが、実はほっとしてもいたりする自分に正直な私。この一年、けっこう張り詰めながらやってきたもんでね、それに、私も夫も「母ちゃん・父ちゃん」プレイの連続で、何となく気分転換がほしかったんです。もう、大人だけとなったら、飲む・食うメインの旅にしようというわけでベルギー決定!そもそも、私をベルギーに惹き込んだのは、かの名探偵・エルキュール・ポワロ氏です。クリスティ大好きなんですが、特にポワロのファンなんで、作中にも出てくる「ホットチョコレート」だの「オムレツ」だの、食べてみたくて仕方がなかったのですよ。彼はイギリスの食事をよくけなしていますから、私の中にまで浸透して、実はイギリスには訪問した事ないんです。(でも、ホームズの家には行きたい)それに、こないだ夫が持ち帰ったJALの機内誌が、「ベルギー特集」でして、この中で紹介されたベルギー料理にすっかり魅せられたんです。特に、冬場はムール貝のおいしい季節!ちょうど、旅行期間中に私の誕生日が入ってるもんで、夫は快くベルギー行きに同意してくれました。彼も、この国の食事のレベルの高さは前々から絶賛してますし。ただ、夫には譲れない条件がありまして…。日頃、添乗の仕事で飛行機に乗っておりますが、添乗中はシート倒したりできないしお客様の目もありますから、機内でアルコール飲んだりもできないしで、遊びに行く時くらいはビジネスクラスで行きたいというのがひとつ。行きと帰りで航空会社を変えて、ビジネスクラスの乗り比べをしたいというのがもうひとつの希望でした。そこで、アリタリア航空のマイルですが、行きは大韓航空でソウル経由パリ行きを予約しまして、帰りはエールフランスの直行便パリ発関空行きをおさえました。ちなみにパリからブリュッセルまでは鉄道で移動。1時間半くらいです。これ、実費だったら、無理です。うちはボーナスなんかないかわりに、搭乗マイレージは個人で使ってもいい事になってますんで、いわば、これがボーナス代わり。しかも、有効期限もせまってましたんで、えーい!使ってしまえ~となったわけ。そして、タイミング良く、夫の妹が仕事を辞めて、どこかに一人旅(ちなみに彼女も既婚者ですが)を計画してると聞いたんで、誘ってみました。航空チケットはマイルで提供するんで、燃料費や空港使用料、現地のホテル代だけ負担してねーという感じです。ビジネスクラスだったら、おいしいでしょ!結果、一緒に行こうって答えがきたんで、とっても楽しみです。義妹は夫と違って、美術や陶芸などにも明るく、博物館なども一緒にまわれそう。以前にも数ヶ月かけてイギリスやフランスを旅行したりしているんで、適度に別行動もとれるタイプです。何より、ボリュームたっぷりの料理、3人でつつく方が圧倒的に楽しそうだし、種類もこなせそうだもんねえ。(狙いはそこかよって!)現地では節約のため、3人で同じ部屋に泊まりまーす。え?かわってる?かな?私達夫婦はいつもユースホステルや安宿のドミトリー宿泊が多かったんで、男女混合の部屋もヨーロッパだと結構あるし、まったく平気なのよーん。義妹っていうより、旅仲間として同行する感覚なのです。彼女も、さっとプランにのってきてくれるタイプだからこそ、可能ではありますがね。面白い旅になるように、色々これから計画を詰めていこうと思います。そこで、皆様。ベルギーのおすすめポイントや、せっかくなんでパリの情報など、ごっつ個人的な意見でかまいませんから、色々教えて下さいねえ。
2006.09.17
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台風接近のせいか、蒸し暑いです。珍しくウーが、長昼寝してくれたんで、さかのぼって12・13日の日記を書きました。また、この後、「秋休み計画」の中間報告を書きまーす。
2006.09.17
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ウーの日記です。ぼくは、最近ベビーカーの乗車拒否をしてるの。だって、ネンネしたままの移動に飽き飽きしてきたんだもん。お母さんの顔が見えないから、つまんなくて大泣き作戦したんだよ。そしたら、お母さんスゴイの見つけたよ!スリングの講習会で見つけて、この柄にバカウケして買ったんだよー。入るのはぼくだから、かんべんしてよって思ったんだけど、意外とね、抱かれ心地いいんだよお!目線も高いからさ、お出かけ楽しくてしかたないんだけど、すぐネンネしてしまうの。どうも、ぼくが(-_-)zzzな間に、お父さんとお母さん回転寿司をアムアムしたみたい。ずるいよね、大人は。ぼくだって、流れてくるお寿司を眺めるの大好きだし、つい口がモグモグするから狙ってたのになあ。でも、スリングのおかげで、家の中でもお母さんとくっついてられるの。これは儲けものだよねっ(^0^)/
2006.09.16
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もう、やりかたがメチャクチャでごめんなさい(大汗)まる。。。。さんのところからまわってきたデスクトップバトンです。では、さっそく…1.あなたのデスクトップを晒して、一言どうぞ。 「すいません、親バカ炸裂で」2.OSは何? 「OSって何?」なド初心者です。3.これはあなた個人のパソコン?職場や家族共有のパソコン? 「家族共有です」4.この壁紙は何?どこで手に入れた? 「ウーの入院時代の思い出の写真です。パソコンについていたものから 選びました」5.壁紙は頻繁に変える? 「はい、その通り。どうかすると、一日の間でも気分で変えます。 今は『ウーもうすぐ1歳キャンペーン』実施中なんでこの壁紙でーす」6.デスクトップにアイコンの数はいくつ? 「11個です。一応2列までに決めてます」7.ファイルやショートカットがごちゃごちゃしてるデスクトップ、許せる? 「ははは、許すもなんも、人の勝手でしょう」8.何かこだわりはある? 「面白い壁紙が好きです」9.今回このバトンが回ってきてから、こっそりとデスクトップを整理した? 「個人名のついたアイコンは片付けました」10.最後に「この人のデスクトップをのぞきたい」という5人。 私もやっぱり、ひねもす母さんの「虫」壁紙見たいなあ(妄想) スモールフェアリーズさんの「ビーズ」とか「息子ちゃん」(妄想) いやいや…「きれいな建築物」かも知らんなあ。(はげしく妄想) ♪みずきママ♪の「手芸」「料理」(しつこく妄想) 違うな、景色っぽい気もする。お友達の「オーロラ」それともまゆたしさん みたく「サッカー」?
2006.09.14
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今日のウーは大忙し。朝から、地元のダウン症の親の会へ参加。その後甲状腺機能の検査結果をききに、Y病院へ。今日の母ちゃんも、へこんだり舞い上がったり大変でした。よかったら、読んでね。**************************************うちの地元のダウン症の親の会は、完全自由参加です。代表の方に、こちらの連絡先を伝えておけば、集まる日時の案内をメールでまわしてくれるという気楽な集まり。私が参加しだしてからは、勉強会みたいなのもやってなくて、雑談中心。一人ずつ近況報告して、何か質問があれば発言する感じです。この適度なゆるさが心地よくて、行ける時には出席してたんだけど、今回、けっこうベテランのママが来られてました。その方の発言がいちいちネガティブでねえ、疲れました。もうお子さんも成人近くなっておられて、今よりも情報や応援の少ない時代に育児を頑張ってこられた事には素直に感服いたします。が…。去年、産んだばかりで、我が子の未来に夢や期待も持っている私や、もう少し大きな幼児の親の前でね、こんな発言はいらんなあ~。「色々やらせてみたって、所詮は『知的障害者』なんだしね~、今は軽くてもみんな重度になっていくのよ。どうせ、作業所で働くんだから、普通の小学校とか中学校目指す人もいるけど、福祉団体に顔つなぐなら、最初っから養護学校に入れとく方が面倒なくていいよ」「昔はこういう子を連れて出歩くなんて、考えられなかったわあ。今の人はいいよねえ。私達がたくさん苦労したから、その成果で皆さんは楽よねえ」あ、あまりにふいうちの発言されて、私、「戦闘モード」に入れなかったです。聞きながら、体内をイヤ~な汁が流れ落ち、やり過ごすしかなかったの。誤解のないように言いますが、何も作業所で働くのがイヤとかじゃないです!仕事につけるというのは、どんな形であれ、幸せな事だし。でも、やるからには、「どうせ」働くんじゃなく、色々と本人の希望や適性を見つけながら「積極的に」働いてほしいし。でも、これが健常児の親ならば、たくさん夢を見ますよね。スポーツ選手、パイロット、電車の運転手、社長とか。私も男子なら、世界的なテノール歌手になってもらう!とか、写真家や画家など芸術家希望で妊娠期間過ごしてきました。ウーがダウン症って判明しても、私の中では希望の変更はありません。それで、食べていけなくても、ウーの感情や思想を表現できるものを身に付けさせてやりたい!ただそれだけです。だけど、できる事ならプロになって、それで自立してほしい。いつかは、私達の元を離れ、自分の人生を進んでほしい。受身の人生じゃなく、自分で考えて、でも、周りの人の協力に感謝しながら進んでほしいって思ってます。現実を知ることも大切だけど、同じ症例や病気の者同士でも、一人ひとりは異なるんだから、今は、新米の母親の「夢」を見守ってほしいなあというのは甘えかなあ。親の会に行って、へこむなんて変だ!解散後も、頭から離れない。今までは、素敵なママばかりに会ってきたから、参加するのが楽しかったんだけど、これからは、本当につきあいたい人と個人的に友好を深めようって決意しました。**************************************そして午後からの病院。昨日、購入したばかりのスリングにウーを入れて行くと、待合コーナーで若いママ達から声をかけられました。「きゃあ!おもしろい柄~、どこで買ったんですかあ?」そして、ウーを見て「色白~い!何ヶ月?」たぶん、見た目が小さいから5ヶ月くらいと思っていたようです。10ヶ月であること、ダウン症で心疾患と甲状腺機能低下症もあるから成長が遅いことを説明しました。そうしたら、聞いていたママの一人が、「抱っこしてもいい?私ね、ダウンちゃんって身近にいないから、抱かせてほしいな」って言ってきました。なんとも、嬉しかったです。さっそく抱いてもらい、その体の柔らかさにびっくりもしてもらい、結局他のママもウーを交代で抱いてくれました。一見ヤンキーっぽい、ピアスだらけのママも、にこにこしながらウーを抱いてくれて、自分のお子さんがウーに触ろうとすると、「こらっ!赤ちゃんはバイキンに弱いねんから手を洗ってからナデナデしてあげて」といたって常識的な応対をしてくれたんでした。(私もおおいに反省。人は必ずしも見た目ではきまらないね)そして、健常児とよばれているお子さんの子育てだって、そりゃあ一筋縄ではいかないと思わされるようなエピソードも聞かせてもらい、私もよそのお子さんを抱っこさせてもらい、非常に楽しい時間を過ごせました。すっかり気分がなおったところで、診察。体重が7250グラムになってました☆やったあ!身長は67センチ。よしよし、ちょっとずつでも、成長してるやんかあ。そして、先日やった血液検査の結果も良好。ホッ…。ただ甲状腺のお薬はずうっと飲まなきゃいけないんだけどね。(チラージンっていうのを服薬中)心臓関係はもう薬なしです。おしっこも充分出ています。発達の確認の時も、ウーは先生を相手にニコニコ。よくおしゃべりして笑うので、先生が「ものすごく内面の成長を感じるねえ、お母さん、本当にウー君のこと、よくお世話してるのがわかるよ」って言ってくださって、ホロリときそうになりました。誰かに褒められると、本当に嬉しいですもん。夫婦でも互いに褒めあってるけど(笑)第三者に(たとえお世辞でも)言われると天にも昇る気持ちだわ。先生ありがとう!大好きです。考えてみると、うちなんか、こうして定期的に先生に診てもらって褒めてもらえるけど健常ちゃんのママ達は、こんな機会ってあまりなさそうだなあ。すごーく、幸せなのかも、この状況。それから、もう心臓の根治手術が済んだから、この秋・冬のシナジス(RSウィルスの予防ワクチン)接種は不要と他の病院で言われて心配してましたが、これも、「そんな!いくらオペしたからといっても、まだ乳児だし、もともと肺高血圧のためにしんどい思いしてるんだから、心臓はクリアしても肺のために打っておこうね」と予約を入れてくれました。重ねがさね、ありがとう!先生~。実費ならば、体重は去年の倍以上になったんで、1本15万~16万かかるところでございました。去年は8万って言われてのけぞったもんですが。と、まあ、この順序で一日が流れてよかったです。逆だったら、まだまだへこみ中だったはず。
2006.09.13
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昨日は、ちょっとしたイベントがありました。このブログ活動でお知り合いになった「派遣のヒロさん」がご家族で塚口病院に来られるとの事でしたので、待ち合わせをしてご対面いたしました!生ひろくんを抱っこさせてもらうのが楽しみで仕方ありませんでした。そして、同じ大阪に住む♪みずきママ♪にもお声をかけると、みーちゃん共々参加しまーすという事で、プチ・オフ会となったんです!塚口病院のロビーで、声をかけてきたヒロさん。実は、以前「ハゲ」に関するやりとりで盛り上がったんで、ハゲ好きな私はどんな頭か楽しみにしていたのに、かなり毛があって全然ハゲてませんでした。ある意味、がっかり…。いや、しかし、♪みずきママ♪とも述べ合ったんですが、ブログのイメージのまんま、優しい、しゅっとした方でした。私と同い年なのに、ちっともおっさんではありませんし。そして、生・ひろくん。もう写真のまんま~☆かっわいい~!同じダウン症なのに、うちのウーとは違って、筋肉の感じも強いです。うわあ、感激。奥様も明るくて、朗らかなキャラだったんで、初めてとは思えないほどに色々と大はしゃぎして話に花が咲きまくりでした。ヒロさんご夫婦に、ケーキセットまでご馳走になってしまいました。本当にありがとうございました!以前の私は、こういう出会いがある事なんて、信じられなかったんですよね。ネット=あやしい、みたいな~。でもでも、今回のように、本当にお友達が増えるという嬉しい事が起きると、こういうツールもいいもんだなって実感しています。あまりに初心者すぎて、みなさん、文中からぽんとリンクできたりできるのに、そういう事できずにごめんなさい。ぜひ、派遣のヒロさん、♪みずきママ♪のブログにも遊びに行ってみてね!
2006.09.12
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ウーの日記ですあのね、お母さんは月曜日まで書けないよって言ったんだけど、エヘッ(*^.^*)ぼくら昨日の夜中に帰ってきたの。お父さんの方のじいちゃん、ばあちゃんとは月に一度は会うんだけどね、何だか今回は、ぼく泣いてしまって止まらなくなったの。人見知りっていうんだってさ。だって!お母さんじゃないといやなんだもん。(あと、お母さんの方のばあちゃんなら、まあいいけど)顔色変わるほど泣いたから、お仕事の間ぼくを見てくれる自信がないって追い返されたよ~。でね、夜にまたお母さんとお家に帰りました。今からお母さんは仕事なんで、けっきょく、いつものお母さんの方のばあちゃんとこに来ました。ぼく、嫌われたかなあ?こんなんじゃ、よめしゅうとめの問題になるかなあ。ぼく、帰れるとわかった時、車のぼくの椅子のベルトしめてもらったとき、嬉しくて♪クー!って歓声あげたからなあ。単に、車で走るのが好きだからなんだけどね。
2006.09.09
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おはようございます。まだコメントのお返事も差し上げておりませんが、明後日まで、うちを留守にしますのでしばらくお待ちくださいませ。すみません。と、いうのも、久しぶりの「大仕事」にとりかかるからです。この土日、大阪南部で行われる大阪地区津波防災総合訓練の「顔出し」録画があるんですわ。「顔出し」というのは声だけじゃない、そのまんま顔も出す出演のことです。若かった時には、お天気お姉さんや、リポーターで♪にこにこ♪と笑ってさえいれば良かったものですが、顔を出すのはもう10年ぶり。何ゆえ、齢40の女を顔出しでつかうの?と、ほんまに私でええの?きれいなマダム系にはなってないし、ナチュラルで清楚なかわいいママにも育ってない。お話をいただいて、その点を伺うと、「しっかりして、説得力のある、落ち着いた女」が欲しかったそうで、納得でした。で、その内容も防災訓練。昨夜、原稿が届き、目を通していくと、すっごい「いかつい」です。警察・消防・陸上自衛隊・海上保安庁・国土交通省などが合同で、ものすごい規模の訓練をします。(東南海・南海地震を想定)ヘリが飛び、特別巡視艇が海上をめぐり、内容たどってると、イメージは「海猿」。これはこれは、「私」にぴったりですわ。中身はともかく、よく「自衛隊にいたのか」「刑事さんですか」「鉄道公安官ですか」「柔道の選手かなんかですか」と、やたら具体的な思い込みをされるんだもん。あと万引きGメンにも間違えられたしなあ。不謹慎ですが、私は制服を着た男性にめっぽう弱いんで、それが、かなり楽しみです。(帽子などあれば尚よし)乗り物大好きだし、すっごい消防車やヘリ、船を見られるなんて嬉しい。今後の妄想にも活かせるよね~。で、私の担当は地震の専門家にインタビューをしたり、映像につけるナレーションを吹き込むこと。これが数時間がかりのものすごい原稿量であります。土木関係の難しい専門用語や、気象関連の用語など、辞書をひきひき頑張ってます。え?ウーはどうしてるのかって?今日、現場に近い夫の実家にお泊りに向かい、明日・明後日とお世話になります。今は私の実母にお守りしてもらっております。どうしても、原稿読み込む時は、集中しないと無理なもんで…。ですが、これからウーと甲状腺検査の採血をしに、少しドライブしてきますから、病院でデートしてきますね。それに、週明けの月曜日、「派遣のヒロさん」ご一家と対面するんですよ!塚口病院で。生ひろくんに会えるのがとても楽しみです。いかつい私を警備員さんと間違えないでね~。それでは、気合い入れて行ってまいります!また来週。
2006.09.08
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昨日はさすがに疲れ果てて、ウーと一緒にネンネばかり。夫よ、本当にありがとう!そんなわけで、今日は夫のリクエスト「お好み焼きが食いたい」を叶えてさしあげることにいたしやしたの。夫は「豚玉」派。お店やったら、モダンも食べるけど、家で焼くならシンプルなのが好き。親子三人で、買い物に出かけました。夫はオムツを買いに別行動。私とウーは、食料品売り場を巡ります。豚肉ゲット、ソースもカゴに入れ、他のおかずも選びながら野菜コーナーへ。あ、そうや、キャベツはあるけど、ネギを買おう!と思ってネギのそばへ。年のころ私と同じくらい(40前後ね)の男性がいて、九条ネギを手にしています。九条ネギってブランド品やから、ここの家はリッチやねんなあと心の中で思っていたら、男性がすごく嬉しそうに、「あのー、タイムサービスで、このネギ110円やそうですよ」って教えてくれました。「えー、ほんまですか!じゃあ、うちもこれ買おう」と笑顔で返す私。「やっぱり、ちゃんとした野菜はうまいですよね」と男性。「ん~でも、つい節約しやなって、安いの手にするんですよ」と私。料理が好きな男って、かっこいいと思いません?こんな人の奥さんはいいなあ~と思ってたら、ほんまに奥さん登場!「あかんでえ!」いきなり一喝。え?え?何があかんのん?私の存在など無視して、「あかんあかん、こっちのネギしか、あかんよ」と、彼女が持っているのは、99円の小ネギ。男性は、一瞬ひるんだものの、「そんなん、これかて値段さげてるねんから、今日はこれにしよ」と応戦。奥さんは、へっと鼻で笑い、「あかんもんはあかん。11円も高いねんで!うちの家計がきっついのんわかってるやろ。はよ、置いて」あちゃー、こんなん目の前で見せられると、困るよね。私はさっと移動すべく向きを変えました。背後から、小さく聞こえてきました。「俺のプライドも考えてくれよ!」いやはや、ほんまですわ。一枚五千円のステーキ肉買ってというてるわけやなし、110円のネギやもん。「俺はそんなに甲斐性ないんか」遠ざかってるのに、まだ男性の悲痛なコメントが耳に入ります。この人の家に、傘地蔵みたくこっそり九条ネギを置いてあげたくなりました。
2006.09.06
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ただいま~!昨日、駆け込みで富山の越中八尾に行った私。そして今日は午後から仕事。どんな風に行動したのか、書いてみます。JR大阪15:42発 特急サンダーバードに乗車。もう指定は売り切れで、自由席に並んで無事席を確保。富山19:04着。本当なら、ここからすんなり高山本線のホームへ移動すればいいんですが、「おわら観光客」はいったん、改札を出て、越中八尾いきの列車に乗る為の整理券をもらわなくてはいけません。丸いうちわ型をした整理券には、番号と、指定された待ち合わせ時間、列車の発車時刻、八尾の町の地図が描かれています。今日は臨時列車が運行されてるので、比較的スムーズに乗れるようです。それに、改札出て正面左手では、富山地鉄バスの臨時運行便も出ています。交通規制のかかった八尾の町のどこまで入り込めるのか、未確認ですが、もし、町の中心に近いところまで運んでくれるなら、こちらもいいかも。さて、私の指定時刻の列車は20:05でしたので、集合時間の19:45までに腹ごしらえ。改札を出た左手にある「8番らーめん」にて、ざるラーメンと、カツ餃子を注文。(とっても男子っぽいメニューでしょ)そして、改札前に4列に並んで、駅員さんの誘導のもとに、ホームへ移動。ものすごくたくさんの駅員さんがいました。待ってる間にも、オレンジカード販売に来たり、きびきびと働く様子が印象的でした。無事、乗車して20分で越中八尾に到着。臨時便なんで、途中停まらず。駅前は福島という町。数年前までは、けっこう静かな感じだったけど、今は下車するなり、屋台のオンパレード!や~賑やかですわ。富山で腹ごしらえしなくとも、色んな屋台に、地元の食堂なども盛大に商売されています。もう、ここで足がとまってビール飲んでる人もたくさん。うわあ、ラッキーな事に、町流しの一行にぶつかりました。人の数は多いけど、思わず、その優雅な一行に魅了されて、静かです。私の背中もゾクゾク。来て良かったわあ!しばし、堪能してから、井田川を越えて坂の道を進みます。町ごとに、デザインの違うぼんぼりが飾られています。効果を出す為に、わざと明かりを落としているようです。人の数は増して行き、聞名寺というお寺の境内を舞台にみたてて、イベントを行っている会場は熱気むんむん。私はこの舞台でのイベント、初めて観たんですが、司会の方が、初めて見学にくる人にもわかるような「おわら」についての解説(歌について、楽器について、踊りについて)をしてくれ、その後に実際の歌と踊りが演じられます。町流しと違って、ステージという事を意識した振り付けだからか、また、別の華麗なイメージを与えられました。小一時間ほど、お寺で過ごし、後は町中をぶらぶら歩きます。お土産に素敵な絵葉書を求め、輪踊りを眺めたり、疲れたら腰掛けて道行く人を観察したり…。一番奥の諏訪町は人気があって、人も多いだろうから、11時前まで、他の町を巡りました。だんだんとツアー客の姿が消えていきます。そして、気取らない格好をして家族で連れ立って見物に来たらしい、近場の人っぽい客層に変わってきました。遅い時間になればなるほど見所バツグンの踊り手が出てくるというスペインのフラメンコバーを連想します。観光客が引いた後に、地元客が来るという。なぜ、諏訪町は特別なんでしょう。単純に説明すると、日本の道100選に入ってる美観地区だということかなあ。ここまで来ると、ぐっと町の照明が落ちるんです。灯りは、石畳の道の両端に立つ、ぼんぼりのみ。そして、この道、奥へ向かうに連れ、また緩やかな坂になっています。点々と続くぼんぼりの灯りは、とても幻想的。この坂の終わりには、何があるんだろうって誰もが思うはず。もしかして、この世とあの世がつながる所かも。ほとんどの人が、この町に入ると、あまりおしゃべりしなくなりますね。言葉に出せない思いを、皆が感じてるんだと察します。家々の間の路地にひそむ闇。音高く流れる水。私なんかは、いつもこの風景を見ると、泣きたくなってしまうんです。「さがってください」おじさんの枯れかかった声がかかり、脇によけると、はるか向こうから諏訪町の町流しの一行がやってきます。もどかしいほど、ゆっくりと。やがて足音もなく近づいてきて、手で触れられそうな目の前を通り過ぎそして、ゆらゆらと余韻を残しながら去っていきました。これが私のおわらのクライマックス!ありがとう、八尾の皆様。こんなに私を虜にしてくれて。ただ今回残念だったのは、カメラおじさん達。昔から、この祭りは静かにご一行を見守る(お邪魔しない!)事が当たり前なのに、踊ってる人の真正面からものすごいストロボ焚くんじゃねえっ!しかもパシャパシャまぶしいんだ。風情もなんもあったもんじゃないでしょうが。おわらは、あんたらの被写体じゃねーぞ!(激怒)ものすごく、カメラおやじ達の蛮行が目立ったぞお!(おじさんからおやじになってるしい)そしてね、祭りは地元の人のもんだし、このご時勢に年代を越えて、若い子が一所懸命におわらを盛り上げてる事は素晴らしいのだけど、お願い、かぶった編み笠の下、アイメイクに強烈なラメを使うのは、私的にはいただけないのよね~。何でも、時代の移り変わりに合わせて変化していくのは当たり前だけどね絵的に見て、美しくないです~。ラメとあの衣装の取り合わせは。さて、焼き鯖と地ビール(梨ビール&コシヒカリビール)をごっつあんしてから、ぼちぼち駅に戻りました。時刻は深夜の12時半。本当は徹夜して朝一番6時4分の富山行きに乗って、またサンダーバードに乗り換え、昼前に帰阪予定だったんですが、午後から仕事もあるし、いちかばちか、深夜特急(臨時運行)「おわら2号」に空席がないか、行きの富山のみどりの窓口で確認していたんです。これは、越中八尾発1時14分。大阪には朝6時25分着。車内で寝るのは辛いが(普通の座席なんで)時間をうまく使えます。駅員さんは、最初そんな列車はないと言ってましたが、そこは鉄ヲタあがりの私「時刻表の22ページを確認してください」とスラスラ。おっほん。「ありますね~、すみません」と謝る駅員さん。結局、喫煙席が2つだけ空いてました。喫煙はきついなあ~と思いましたが、マスクしてしのぎましょうか。「それ、いただきます!」て経緯があって、無事、席を確保できたんです。1時前に駅前に戻ると、放心状態の人の群れ。みんな、頭の中、エンドレスで三味線や胡弓の音色が鳴ってるはず。時間がきて、車両がホームに入ります。最新の列車ではなく、ノスタルジックな車両が、またこの旅の終わりにぴったり。この列車、ほとんどが関西からのツアー客でした。心配だった喫煙車も、そんなわけで、おばさんばかりでしたんで、誰も吸ってませんでした。そして、最後の空席は売れなかったのか、私の隣は誰もおらず、伸び伸び過ごさせていただきました。すぐ(ビールの効果か?)眠りに落ちました。目覚めると、夜明けの琵琶湖がすごく綺麗で、幸せな気分でした。大阪駅に着くと、そこはすでに喧騒の世界です。6時すぎから、みんな怖い顔して黙々と歩いています。私は、特急おわらのヘッドマークを写真におさめて、自分もまた多忙な大阪人に戻りました。
2006.09.04
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ウー父が先ほど、帰国しました。それで、なんと、ウーを見ているから、富山へ行っていいって!「風の盆」見られるんだ。しばし、放心してしまった…。嬉しいわ~☆早速三時すぎの特急に乗って越中八尾に向かいます。今日は、最終日。今夜から明日の明け方まで楽しんで、始発で帰宅し、その後新学期。また声優スクールの先生業にもどる。でも、負けない。一応、明日の準備も荷物に入れて、行ってきます!うかれてメール更新するかも。
2006.09.03
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今日は、仕事で奈良へ行っておりました。車で出かけていたので、帰り道、「岩盤浴」という看板に誘われてスーパー銭湯へ立ち寄り、帰宅しようとしたところへ…。携帯が鳴り、電話に出てみると、学生時代のクラブの後輩でした。「今ね、京都でOB会やってるんですけど、案内いってませんでした?」あはは…(冷汗)。だから~、忘れ物&なくし物の常習犯なんで、その手の名簿も引越しの際どこかへ消えてしまったわけで。その会場で、「行方不明者リスト」の発表があり、私の名前が入っていたので、たまたま電話番号を知っていた後輩がその場からかけてくれたわけです。************************************私が入っていたのは、放送部。そこで、アナウンス室に所属して、校内外のイベントの司会や、学内放送などやっておりました。母校は京都にある仏教の宗門大学なんで、すごく変わったノリでした。今は全然違いますが、私が入学した時は女子が少なくて、女子トイレの数も数えるほど。坊さんや尼さんがたくさんいて、作務衣でキャンパス歩いてるし、かと思えば、すごくマッチョなムードも漂っていて、学ランに下駄姿の男子もおり、クラブにもバンカラな空気が満ち溢れてました。あの、文化系のクラブなんですけど、うちのクラブのコンパは男子は学ランかスーツ。女子も紺か黒のスーツ着用で、後輩は先輩が来るのを玄関で直立不動で待ち、クラブの旗を白手袋はめて構える旗手もおりました。他の体育会系クラブの幹部をよぶ時には、コンパの時間内でお互いのエール交換をやり(いかつい)先輩が注いだ酒は一気で飲み干す。丼や、すき焼きの鍋やらに注がれた酒も、もちろん飲み干す。ヘルメットに入ったのを、奈良・西大寺の「大茶盛り」(でっかいお椀に入った抹茶をまわしのみする行事)のごとく、のみほしていったものです。今、こんな事したら、かなり問題ですよね。また、わが部は学園祭の時、金魚すくいの屋台を出すのが伝統でした。1回生は必死に売らなくてはいけません。なぜなら、売れ残った金魚を飲まなくてはいけないからです。もう、書いていて吐きそう。そして2回生も、指導の責任を問われて飲まなきゃいけないんで、懸命にフォローしました。おかげで、完売!と、思いきや、「お疲れ。やっぱりこの行事がないとOBも許してくれへんから取っておいたで」と、優しい声で奥からバケツにキープされた金魚を出してくる最上級生。貢献の度合いによって、コップ酒の中に金魚が数匹入れられます。時には、小鮒もまじってました。「押忍!いただきます!」と、挨拶してから一気飲み。こんなの書いてたら、動物愛護団体からクレームきそうです。(今はやってないそうですから、ご安心ください)私の代は、「新人類」(懐かしいね!この言葉)と言われていた世代なんで、猛烈に反発しました。私も提案しました。「金魚じゃなくて、ヨーヨーすくい・スーパーボールすくいにしよう」と。会議で必死に意見を述べると、意外にも「ええで」やった~☆って喜ぼうとしたら、「飲むのはお前らやから、好きなんにしたらええ」え?ヨーヨーを、飲む、ん、ですか。結局その年も金魚でした。**************************************他にも、深夜の伏見稲荷へ根性試しの山登りさせられたり(ホント怖いんだってば)近所の女子大へ先輩がナンパしに行く時、車のトランクに入れられて、目当ての子が通りかかると、ふたを全開にし、びっくり箱のように飛び出して気を惹くような芸をせえと言われた事もありました。ひどいねえ。でも、こんなに変なクラブを辞めなかったのは、一応、活動のレベルは高かった事と鬼のようでもある先輩方は、徹底的に後輩の面倒を見てくれたからだと思います。ビンボー下宿生にご飯を食べさせるのはもちろん、おこづかいまでやったり、私もよく奢ってもらいました。教科書もくれたり、試験前にはレクチャーもあったなあ。学生時代の思い出は、強烈なものになっています。**************************************そうそう、かかってきた電話の向こうで、後輩が申し訳なさそうな声を出してます。「すんません、ヤンスカさん。★★さんが代われっていうんで…」私の一期上の先輩です。数年ぶりに声を聞きます。「おう!今どこや~」「ご無沙汰しております、自分、今奈良におります。」「ごっつう近いやないけ~」(嫌な予感)(それに「近く」はないって!)「仕事終わりでして、風呂にも入ったところで(しどろもどろ)…」「そおか~、で、何時につきそうや、こっちに」キタ~~~~~~!!!パブロフの犬のように、先輩の命令を飲み込む私。「ハイっ!一時間ください」「おっしゃ~」プチ。ツー・ツー・ツー。一人で大笑いしてしまいました。もう、大人やねんから、断ればいいやんか~私。これで怒らせたって、かまへんやん。…いやいや、結局、私もどこかで、こういうノリが好きなんでしょうね。懐かしいし。奈良から京都への道のりは、さびしい。対面通行の高速、じゃなくて自動車道をぶっとばす私。♪顔はすっぴん~ さっきまで、小奇麗なカッコしてたのに~ 今はもっさいシャツ姿あ~(ウーのおもらし対策用の予備服を車に積んでいて それを風呂あがりに着ている) ま~いいか~、そうや彼氏やないねんしい~♪でまかせのメロディを大声で歌いながら、宇治川を超え、伏見を抜けて、京都駅を渡り、どんどん北上。目的地は今出川近くの京都Bホテル。素敵なホテルに、ぶちこわし女の到着。アルファロメオの隣に、私のライフを停めて、会場へ。こじゃれたバーの雰囲気を台無しにしている、わがご一行様との対面。でもでも、おっさんになった先輩・同期・後輩が大歓迎してくれて不覚にも涙が出そうになりました。もう10年以上会ってない人もいました。近況報告やら終えた後、お開きになったんですが、また先輩がラーメンを食べに行こうと言い出しました。私もお腹が減っていたのでこれには賛成。時間はすでに夜の12時前。タクシー&私の車で、北白川の「天下一品」へ移動。(京都で学生生活した人なら、こういう設定、懐かしいでしょ)昔は、二人前だの、三人前だの、麺500グラム食べたりしていた男達が、みんな「普通サイズ」を注文しているではありませんか。さらに、二人は、半分食べたところで、「あかんわ~、年いったなあ。もう食えんわ」と箸を置きました。「僕はいけます」と食べたのは後輩くん。私も、こってりではなく、あっさり・にんにく無しをオーダーしましたしね。ちょっぴり、さびしい空気が流れました。「ああ~楽しかったなあ」先輩が何度もくりかえし、私を呼びつけた侘びを入れてきました。いやいや、本当に、私も忘れかけていた感じを、ものすごく楽しみました。もう、あんなハチャメチャで面白かった日々は帰ってきませんが、あの頃共有した体験は、いつまでも私達をつないでいてくれています。そして、過去ばかり見てるわけでなく、各自がそれぞれに、今の生活をとても誇りに思い、今が好きって言えることがまた素晴らしいなあって感じてます。みんなのシンデレラタイムは12時半、幕を下ろしました。タクシーを見つけ、先輩方をお見送り。後輩は、並んで、深々とお辞儀をすること。いまだに、こんなクラブ内のお作法というかルールが染み込んでいる私達。後輩を嵐山まで送り(京都大縦断の日でした)深夜のドライブ。一人っきりになって、あの学生の日の自分に語りかけました。あんたは、あの頃、社会に出たら色んな事が激変するのを怖がってたけど、よかったね。そう悪くないよ。あの頃と違うのは、こうして祭りが終わっても、ホッとできる「私の家庭」がある事じゃない。また、明日からはりきっていくよ~♪
2006.09.02
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ウーの日記です。こんばんは。この椅子はお友達のイチローくん(かめい)のを借りてみたの。なかなかカッコイイと思わない?これだと、ぼくも少しお兄さんになった感じがして気分いいよo(^-^)oお兄さんといえば、ぼくの口の中ね、下のまんなかの左の歯が生えたの。このごろ、ムズムズして色んなものを口に入れてアムアムしてたんだ。毎日、お母さんたらぼくの口をムリヤリひらいてチェックしてたんだよ。やっと無事にかくにんできたって喜んでるよ。お祝いにロールケーキ食べるみたい。いつものことだけど、ぼくの口には入らないの。くやしいから、お母さんのうでをかみました。それでもお母さんは「いたいよー」って、すごくうれしそうだよ。おかしいよね。
2006.09.01
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私はバツイチです。だからか、離婚を考えてる人の話の聞き役になってしまう事が多いです。別れる理由は様々だけど、私の判断は明快。「家庭内別居」「もう少し籍は抜かずにいようと思う」という言葉が出ているうちは、「もう少し、様子みたら?」って答えてます。私からすると、そんなんヌル過ぎ!もう、顔を見るのも嫌どころか、同じ空間にいるのも嫌で、籍が一緒なんてありえない。もし自分にお金がどっさりあるなら、手切れ金くれてやるから自由にしてくれって思うくらいまでいかないと、「別れ時」じゃないと思う。(これは、もちろん夫婦として嫌って話で、解散したらもう何とも思っておりません)***********************************今日、中学時代からの男友達が我が家にやって来ました。彼も離婚予備軍です。この夏、突然妻が実家に帰り、理由を聞くと、好きな男がいる事と、多額の借金をしてしまいどうしたらいいのかわからなかった事などを話したらしい。しかも、逆ギレされて、途方にくれた様子の彼…。「当然、別れるんやろ」と私。「それがもうしばらくは籍抜かずに、妻が自立するのを待つことにしてん」と彼。数年前に建てたマイホームの処分がままならないこと。小さな子どもがいるし、もう少し様子をみたいこと。数百万におよぶ妻の借金(生活費に使った…そうだが)も全部払ってやり、妻の相手の男に関しても、一切追求してないこと。「で、俺が家出て、一人で住んでるねん」「給料も全額渡してやってる。金ないことには別れるにも準備できひんから」なんじゃそりゃ?私の中では(まだ、あんたは妻の事好きやねんって!)と言いたくて仕方なかったわ。さらに、「週末は家に帰って過ごしてる」と聞き、その思いは確信に変わりました。だって、すごくないですか?普通なら、夫にたたき出されてもしょうがないパターンだもん。借金精算してくれて、経済的に自立できるまでは家にも住まわせてもらい、生活費も支給されるプレ離婚状態。(ちなみに、妻の恋愛の相手は、家を出た彼女を受け入れ拒否したらしく、しれ~っと友人宅へ戻ってきたのもすごいわね)話はずれるけど、既婚者が婚外恋愛してしまう場合、ハラはくくらなあかんと思います。家も大事やけど恋人も大事なんてのはパス!できれば、ちゃんと妻か夫に、「好きな人がいます。別れてください」という位の方が私としては理解できます。そりゃ、身内にすごいダメージ与えるのは必至でしょう。慰謝料に養育費にと、すってんてんになっても仕方ないでしょう。そんな自分を受け入れてくれる恋人だったら、幸せかもしれないですね。できれば、婚外恋愛の対象者にも、きちんと配偶者と別れてからアタックすべきですよ。「君が好きだから妻子を捨てた」とか言い訳せずにね。もしかしたら、ふられるかもしれないけど、知ったこっちゃありません。保険をかけといて、うまくいったら乗り換えるという根性がみっともなくて嫌いなんです。そんな人は、恋愛以外でもズルしそうですもん。で、友人は結局どうしたいのか?それにしても、何で借金に気づかなかったのか?妻が出してたかもしれない小さなサインを見落としてたのかもしらんし。それにそれに、男の事に関しても、なんで聞かないの?気にならないの?ちゃんと、相手に自分の気持ちを伝えて怒ったのか?そのあたり、やんわりと意見しましたが「すべて家の事はまかせてるし、給料だって自由にさせてるのに、何が不満だったのか わからない」そうです。この男、確かに不器用なんだわな。基本的に無口で、物静かだし。私の方が「男気にあふれている」そうだし、「アニキ」として振る舞ってきた経緯があるんで、だんだんイライラしてきました。言っておきますが、この会話をしながら私は昼飯をふるまい、洗い物をし、ウーの世話もやってるのであります。ウーも退屈して、泣き出すし、どんどんひどくなり小一時間大泣きするはめに。立て抱っこして、ゆすっても泣き止まず、狭い部屋の中をぐるぐる歩く私。(あ~疲れた)つい、友人に「あんた、こどもにミルクやったりしたことあんの?」と聞いてしまう。だって、「大丈夫か?」とか言葉をかけてくれるでもなく、じーっと部屋の隅に座ったまんまだし、「じゃあ大変そうやから帰るわ」でもなし、食べた食器を流し台へ運ぶわけでもなし…私は彼の「つれ・友人」。今日は、ゲストとして家に来てる。まあ、悩みを抱えてる状態だから、ぼーっとしてても仕方ない。でもでも、こんな設定の時、わがダーリンならば、よその子どもは抱っこしないにせよ、声がけはするはずだし、よっしゃ、片付けはやるから任せとき!と動くだろうなあ。私がわがままなんかも知れないけど、自分の夫でも、私の事を「おかあちゃん」扱いはしないのに、何で、友人に「嫁プレイ」めいたことをしてるのか?女の友人なら、家に出入りする仲だったら、結構お手伝いしあったりするのにねえ。我が家の男性客は添乗員が多いから、とにかく気もまわるし、よく動くパターンが多い。だから、こういう男に、はがゆさを感じるんでしょうね。かわいそうに、いつのまにか、私にチェック入れられてしまった旧友。もう日も暮れて、夕飯の時刻だが黙って座ったままの彼。「ついでやし、何か食べて帰るか?ピザでもとろか」そのまま、時間が流れる。飲み物がないので、ここで初めて指示を出したの。「そこのコンビ二で買ってきてよ」ちゃんと、行ってきてくれました。言えば、やるタイプなのかもしれない。でも、子育てメインの妻にとっては、言わなくても察して動いてほしい!っていら立つ時もあるんじゃないかな?今まで、男友達に対してこういう目線で見た事がなかったのですが、私の中では、(もし、この子の妻だったとしたら?)という密かなシミュレーションはどんどん進んでいきます。届いたピザも、違う種類のを頼んだんだけど、「かえっこしよう」みたいなノリはなく、黙々と食べていく。ウーの相手で手が止まる私のペースもお構いなしで。これは、奥さんだったら、さびしいなあ。ピザのおまけについてきたスナックも、二つあったのに、一人で食べちゃった。ウー父だったら、一枚のクッキーでも、わって半分こにしてくれるんだけどなあ。嫌な私ですね。こんなところで比べる対象じゃないはずなのにね。極めつけは、洋式トイレの便座。これって、もめてるお家、ワリとありません?うちは、いちいち何も言いません。夫が使った後、そのまま便座があがっていても、私が使う時に下げちゃうし、夫はその状態の便座をまた自分が使う時に上げています。でもでも、人が来る時や、自分達がお客で行く時は、その家の流儀もわからないし、きちんとフタを閉めた状態にしておきます。これなら基本形でしょ。で、友人は、便座をあげたままでした。がっくり。つれの家だからと、甘えているんでしょう。ですが、もし自分の夫がよそのお家でそんな使い方をして、その後に私が発見したら、怒るポイントであります。ちゃんと本人に「フタをせよ」というべきなのかも知れないけど、それもなあ…。あ~~~~~、人間がちっこい私。でも、こんなしょぼい事が積もって、他の男がすごく良く見えるなんて事、あっても不思議じゃないですよう。彼は、真面目で働き者で、彼なりに家族のことも愛してるんだろうけど、その辺の温度差があると辛いよねえ…。衣食満ち足りていても、心が満ち足りてないとなあ。お金がなくても、いつも笑いがあって、いっぱい会話があってという状況の方が勝っちゃう時もあるような気がします。とにかく、今回の事は、もう少し整理してから、本人に言いますわ。奥さんの事好きやったら、みっともないくらいに大騒ぎして、好き好き・愛してる!って言うべきですもん。とりとめのない日記、すみません。
2006.08.31
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先日の事。まったりと過ごす母と息子の前に、ウー父がデカイ箱を抱えて登場!箱には、「パンパース・特別パック220枚入り・Sサイズ」と、書かれてある。うっそお~、そんなんどこに置いてあったんやろうか?ウー父もしまったという顔をして突っ立っています。またまた、私の「忘れ癖」が出てしまった…。なんたる無駄!他人様には迷惑かけないけどさ、もったいないよ。つい先々週から、体重7キロ達成を待ちきれず、つい大きめだけどMサイズに切り替えた我が家。ウーも楽そうで伸び伸び転がってます。今さらどうしようかと思っていたところに、♪みずきママ♪のブログ内で、みーちゃんが、Sサイズになったと知り、すぐ箱ごと引き取ってもらう事になりました。みーちゃんは布オムツだと思い込んでたので、本当にもらってくれて良かったです。ブツの受け渡しは、みーちゃんがK病院の外来にやってくる本日。おむつ大箱見つけた時は、すごいショックでしたが、おかげでみーちゃんにも会えるし、良い方へ展開したじゃないのと自分を褒める私。11時診察予定という事で、その頃に合わせて、病院で待ち合わせ。9時半。♪みずきママ♪からメール。少し早く着いたよう。私は、まだまだ自宅でウーの離乳食の用意をしてました。K病院は、大体予約してても、時間おしてしまうしね~。(余裕の態度)あらら、またメールがあり、順調に検査や診察が進んでいるみたい。ウーはまだグズグズおかゆを食べてます。あせるけど、仕方がないし、機嫌よくモグモグする様子を見守りました。あ~、汗だく。体温高い赤子が、パワフルに飯を食う。熱もどんどん上がってくるわね。でも、シャワー浴びる時間はないから、洗面所の収納扉を開けて、「さらさらシート」を取り出し、一枚抜き出して、首筋と腋をひと拭き。ん?んんんんんん??????全然さらさらやないんですけど…と思って手につかんでる紙を見るとね、それは、「クイックルワイパー・立体吸着ウェットシート」でした。うわああああ~~~~やってもうたやってもうた!何だかヒリヒリしてきた気もするしい。結局、その場で服を脱ぎ捨てシャワーで流すはめに。ああ時間ないのに(涙)。どうして、こんなミスをしたのか自分で検証してみる。☆「さらさらシート」のパッケージが「大判」だったため、「クイックル」の サイズと似ていたこと。☆ どちらも、パッケージのデザインが銀色っぽくて、似ていたこと。☆ でも、そもそも、この二つを同じ所に置いてる自分が悪いこと。☆ だって、あちこちに分散させると、「存在を忘れてしまう」からと心配して 掃除用具も日用品も化粧品のストックも同じ場所にしたこと。☆ 前にも、「化粧落としのクレンジングシート」と間違えて「トイレクイックル」 で顔をひと撫でしてしまった事もあった…。☆ つまりは、ちゃんと確認をしないのが悪いということ。おおっと、反省に時間を費やしてる場合ではないのよね。ウーと出発して、病院に着いてみると、今日はとても診察の流れがスムーズにいったようで、すでにお会計の場所にいました。ちょっと、今の出来事を♪みずきママ♪に話すのは恥ずかしいんで黙ってました。実は、こんなにドタバタしてたの~。すんません。で、みーちゃん。かっわいいですよ~。ママお手製のモンキーパンツはいて、スリングに入って登場。ブログで成長ぶりは見ているものの、やっぱり、表情がころころ変わるところや、とろけそうな笑顔はリアルでしか体験できないもんね!そうそう、抱っこもさせてもらいました。女の子って、フワフワした抱き心地なんですね。ウーのグニャグニャとは全然違います。かつてのルームメイトが、こんなに健やかに育っているというのは、本当に嬉しい。水分制限がなくなったのを聞いて、自分達がそう言われた時の感激を思い出したな。みーちゃん、ウーも最近ふっくらしたばかり。きっと、急にぐいぐい飲んでプクプクになるからね♪みーちゃん一家と別れてからは、やはりルームメイトのコジロー君(仮名)親子と久々に会いました。本当は、一緒にみーちゃんとも会いたかったけど、お昼寝と重なってしまい来られなかったんです。同じ市内に住んでるんで、今日は地元の「子育て支援ルーム」に誘ってもらったんです。ウーが、健常ちゃんと混じるのは初めてです。マンションの一室を開放していて、誰でも利用できるとのこと。保育士さんも2名いらっしゃるの。今日は空いていたようで、デビューには丁度いい感じでした。コジロー君は、ウーより9ヶ月を迎えたばかりだけど、何でもできるんですよ。もう一人でたっちしてたし、しゃがんだり、転がったり自由自在。ビニールプールで大はしゃぎしてました。ウーは、最初メソついてましたが、途中からは自分のペースを思い出したのか、笑顔も出てきて、しまいにはコジロー君と並んでネンネしてました。夕方、バイバイしてから帰りの車の中で、ウーは必死におしゃべりしてました。楽しかったようです。みーちゃん、コジロー君、ルームメイトとの再会はどうだったのかな?帰宅後も、私に「そんなしゃべりな男はうっとおしがられるでえ」と言われた位に絶好調でした。寝ながら、何度も笑っていたウー。あまりに平和すぎて、自分の「やってもうた」などはたいした事ではないように思えました。……鏡で、首や腋が赤くなってるのを見るまではね。
2006.08.30
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あ~、そう簡単に性格というか、感覚?ってかわらんもんですね。私は今まで、24時間テレビって自分から見た事なかったですし、仕事としても絡んだ事もなく過ごしてきました。「障害児の母」になって、もしかすると自分も共感できるかも?なんてちらちら見てしまいましたが、やっぱり、ふ~~~んって感想でした。あ、でも、昨日の午後のダウン症を持つ人達のダンス集団・ラブジャンクスの出演は楽しみにしてました。なかなか青年期のダウン症の人を紹介する番組は少なく、若い男の子らしい夢(プロのダンサーになりたい)それに対しての努力などの場面には自然に感情移入できました。でもね、でもね、簡単に「プロになれるよ!」的な励ましはせんといてよって意地悪な私は思ってしまったなあ。そんなんやったら、彼をジャニーズに入れてくれるん?たしかに、踊りはうまいけど、個人技もこなせるけど、まわりと合わせるのが苦手だったり、そもそもまわりとコミュニケーションとる事も結構しんどそうなこの体質の人達が、既存のアイドルダンスユニットのように「仕事」として活動するには色んな考慮が必要そう。すごい、ステージはカッコ良かった。いけてる演出と、舞台効果の力もあって、きっと出演者達も普段以上にいい踊りを披露できたと思います。アイドルとの共演、ものすごい歓声。ダンス終了後、カメラをのぞきこんだり、緊張もとけて楽しげにウロウロするメンバーもいました。ねえ、いつもいつも、こんな風にありのままの彼らを映し続けてくれる?マイペースでゆっくりで、なかなか理解してもらえないこの人たちの行動を、今日みたいにゆとりのあるカメラワークで、追いかけてもらえる?この24時間の「祭り」が済んだら、いつもの番組編成で、1秒に神経を使うテレビの世界に戻って、ダンスを終えたメンバーが興味しんしんの行動をしたら「早くはけてー!(退場しろ)」「カメラに入ってくるなあ!」って、どなるんちゃいますか?福祉のために、募金を集めるという番組の趣旨はえらいなあと思います。でも、今日だけ障害者や弱者といわれてる人をもちあげんといてって、考えるのは可愛くないですかねえ。なんか、ウーがもう少し大きくなって、勘違いして「ぼくはダウン症だし、病気だから、入院したらボウケンジャーが来てくれる」とか思っても困りますし。アイドルのお見舞いもいらんわあ。ほんまにオムツかえてくれたり、風呂に入れてくれて「お母さん、今日は友達とランチでも行ってきて」って交代してくれるなら嬉しいですけど。あと、私が個人的に気にいらんのは、おそろいのTシャツ。あんなん着ないで普通にやれよって思います。芸能人のマラソンも、一体誰のリクエストで決行されてるのかわからんし…。(単にマラソン中継の番組ならいいんですけどね)年に一回どかんとやるより、毎週レギュラーで民放も福祉関係の「おもろい」番組作ればいいのに。それこそ、ジャニーズさん、よろしくお願いしますわ。
2006.08.27
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私は滅多に何かにハマるという事がないのだけれど、☆するめ(ミニ剣先・あたりめ)☆今は、こうしてパソコン☆エスニックなお洋服とアクセサリーは、常時大好き。それとは別格で私の心を狂わすほどに好きなのが「おわら風の盆」でございます。あ~富山の人がうらやましい。幼児の頃から、みんなあの優雅な踊りを教わってるそうだし。私のオワラー歴は、まだ10年ほどですが、毎年、本番の9月1・2・3日だけではなく、今すでに始まっている前夜祭にも行ってしまう(呼び寄せられてしまう)程です。行かれた事、ありますか?八尾(やつお)というそれはそれは風情のある町を舞台に、二百十日の風害を避ける祈願のお祭りが行われるんですが、旧市街11町のグループが、歌い手、囃し手、踊り手で編成されたチームで町ながしをして歩いたり舞台で演じてくれたりします。ここ数年は、人出がものすごくて、本当なら、もうちっと静かなものだったであろう雰囲気がブチ壊し気味になってるかもしれません。昔からのファンや、地元の方にしてみたら、腹立たしい部分もあるかもなあ。でも、ハマッてしまった私のようなよそ者も、行かずにはおられないのです。モスリムにとっての聖地・メッカのように、巡礼の地と化してしまってるわけなんです。何がそんなに、よいのか?あらためて考えて見ます。まず、町の持つ魅力。私は添乗で、国内のいろんな土地を訪ねたんですが、富山のポイントすごく高いんです。住んでみたいところのひとつ。************************************ウー父は、高岡に暮らした事があります。彼は添乗員になる前はアルミ会社のサラリーマンでしたから。(富山といえばアルミ産業ですね)余談ですが、おわらの町・八尾に流れる井田川にかかる橋もアルミ製。おわら踊りのデザインが素敵です。北アルプスがそびえ、日本海も広がってますし、水も米も魚もお酒もいい!古い大きな家もたくさん見かけます。人の営みというものを感じさせてくれるような風景が多い気もします。大阪の、カオス炸裂な世界も好きなんですけど、豊かな、きびしい自然と程よい発展ぶりのバランスに心ひかれるのです。ウー父いわく「付き合いとかは結構大変やで~。何かっちゅうとブリや蒲鉾やりとりしてるしなあ」だそうですけど、どんな土地にもよそ者から見るとおもしろく感じる風習はありますよね。彼も、富山は好き。今もご縁あって、富山の放送局が主催するツアーの添乗をさせていただいてます。***********************************話を戻して…おわら節の持つ哀切感たっぷりのメロディ&歌詞。私は、民謡がすごく好きなんですよ。NHKの民謡番組は必ずおさえるし、正月の特集も録画するの。添乗時代、東北四大祭りでも、山形の花笠が私のメイン。オープニングには、民謡歌手が勢ぞろいして、パレードのトップを飾る。しかも、ライブ。生歌の花笠音頭で踊るなんてすごい贅沢やわあ。お客さんそっちのけで、私の祭りでした。全国区のプロ歌手の洗練された声も素晴らしいですが、地元のおわら歌手にはあたりまえだけど、かないません。その土地に生まれ育った人の魂が民謡には宿ってますよね。おわら節は、毎年、新作の歌詞を生んでいます。一般公募もあるし、昔から伝わるもの、有名作家が作ったものがミックスされて年々バージョンアップしていくものすごさ。いつも時代と共存している点が、私の心にぐっときます。楽器に胡弓が使われてるのも、素敵です。思いついた人、偉いわ。踊りもね、ため息ものです。笠を深くかぶった踊り手は、顔を見せません。町ごとにデザインの違う羽二重の衣装に黒帯(女性。戦後、ものがない時に、喪服の帯ならみんな持ってるからっていうところから始まった組み合わせだそう)勇ましいのに、優雅な黒はっぴ姿の男性の衣装。阿波踊りの対極の位置にあるような、「静」の世界。ああ~、初めて観た時に、これは現実の世界なんかと思ったんですよ、私。見学ツアーの添乗にも志願して、毎年お客さん相手に語った、語った~。で、オワラー増やして、何年も続けて私のバスに申し込んでくれた方がいたのも本当に懐かしい思い出。もちろん、仕事じゃない日に自分も楽しみに行きました。「おわらのど自慢大会」にも行くようになり、真剣におわら節を習いたいなあと思ったのが、一昨年。この頃には、一人で富山に宿をとり、泊まりこみで通ってました。去年、切迫早産で安静でしたから、風の盆に行けなくて、NHKアーカイブスの「おわら風の盆」再放送見ながら過ごしました。そして、今年。ウーがいるから仕方ないと思いながらも、何とかして行けないか?と考えてしまう自分がいます。親失格?でも、あのメロディを耳にすると、「ごめん!今はハマらせてくれい」って気分になってしまいます。CDなんかも、聴き入ってしまって何もできないんで、車にも積めないし…。私の前世は富山人だったんですわ、きっと。
2006.08.26
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だてに、針刺されたり、胸切られたりしてないもんだねえ~ウーちゃん。先ほど、三種混合ワクチンを接種しに、近所の小児科に行ってきました。昨夜から今朝方にかけて、耳鼻科での思い出が彼を苦しめたのか、断続的に大泣きが続き、私は、よほど今日の予定をキャンセルしようかと迷いました。今朝からウー父も添乗に行くんで、睡眠を確保してもらわにゃいかん事ですし母は一人で、ぐずる息子相手に健闘したさ。明け方、時間がいつもと違うけどミルク飲ませると、ニコーって笑い、ウソのように落ち着きを取り戻しました。あ!そっかー。昨日は興奮していて、あまり飲まなかった事をすっかり忘れてたよ。一瞬でも(いいかげんにしてよー、私もしんどいよ)と思ってしまった事を深く反省いたしました。午前中、機嫌よく目覚めたウーに朝シャンしてやり(ウーはお風呂・シャワー大・大好き。いつも♪クーって嬉しそうなおたけびをあげるの)お気に入りのドコモダケ人形とマラカスを持たせて、注射へGO!医院の中に入っても、ご機嫌モードは変わらず。診察室に呼ばれても、変わらず。聴診器は慣れっこなんで、余裕の態度。笑っている。(先生がたって「モシモシしますよ~」って声がけしますよね。心臓病っ子のいる我が家では、すっかり、モシモシ=聴診器。電話じゃないのよね)お口あ~んの場面で、少し泣いたものの、予防接種は一瞬、中泣きしてから私に立て抱っこされるとピタっと泣き止んだんです。昨日とは大違い。そのまま、私の実家に連れて行き、ばあちゃんも心配そうでしたが、何事もなかったように、マラカスを振るウー。今日は、これから大阪市内へ同僚の朗読会を聞きに行くんです。もし、昨日みたいに「お母さんじゃなきゃイヤー」なパターンになったらもう諦めようと思っていたので、拍子抜けしました。「ウーちゃん、本当に大丈夫よね?」と何度も様子を伺いましたが、夢中でマラカス遊びをするウーの眼中に母の姿は全くなさそうです。「何かあったら、すぐ連絡してきてね!」実母に念を押し、はや3時間経過。まあ、いいんですけどね。昨日はさあ、ウーったら、この世にはぼくとお母さんだけだよね(イメージ)って感じで泣きはらした目をウルウルさせて、私の顔をじいっと見つめ、しがみついた手の力を緩めなかったのよね。(泣かせるような事したんは誰やっちゅう話はおいといてね)ああ、お母さんは、何があってもあんたを守るからねって、すごーく濃いドラマティックなひとときを過ごしたつもりでいたからさあ…。少しだけ、さびしいわ。左肩は相変わらずジンジン痛いです。この痛みが、昨日の親子愛の証ですわね。ほな、行ってきまーす!
2006.08.25
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もう、ダメ。昨夜からの「秋休みの旅」の妄想がとまらないんですわ。各駅停車・妄想列車の場合…数日は仕事を休まなければならないだろう→○○さんにスクールの代講を依頼する→○○さんにお礼をしなきゃ→ハワイの土産ったって、今さら誰も欲しがらないよなあ→でも、しないわけにはいかんし→ナッツやチョコなんかマジでいらんし→じゃあ、デパ地下で普通においしそうなお菓子を渡そうか→ハワイ行ったくせに?→ホントに行ったのかな?って思われそうやし…(以下ぐるぐる環状線みたくまわってるんで省略)急行・妄想列車パターンウーのパスポート取らなきゃ→いい写真あったっけ?→ちょんまげOK?→ま、いいか→アメリカ方面またテロの影響で持ち物検査きついよな→離乳食のビン詰めはあかんのかな?→飛行機のバシネットとれたりせえへんよね→体は小さいけど暴れるしなあ→日系の飛行機みたいにCAさんがミルクを作ってくれたりは…ないよね(少しずつだが、現地に向かっている)特急・妄想列車の場合ホノルル空港にはベビールームっぽい施設あるんかな?→ウーにもお花とか貝がらのレイ、かけてくれるかな?→やっぱ、日本からオムツ持って行く方がいいよねえ~、紙の質、ちょっと気になるし→え!スーツケースの半分がオムツで埋まるやん。→て事は、一番大きなサイズの用意しとかないと~(かなり現地に魂がとんでいる)で、いてもたってもおられなくなり、ウーを耳鼻科に連れて行ったのです。以前、聴力検査をしようとしたら大泣きして失敗してるんで、今回はミルクを飲んで小一時間たった、気持ちよくネンネの最中のウーを車に乗せて行きました。やっぱり、いきなり「ハワイに連れてってもいいですか」と尋ねるのは、少し恥ずかしかったんで、聴力検査のリベンジに来た事をメインの用件にする事にしました。何も知らずに、母の胸に抱かれて検査用のブースに入ります。(ごめんね、ウーちゃん。別に今日やらんでエエねんけどさ、お母さんを許してね)先生が、検査の道具を耳の穴に入れた瞬間、「んぎゃああああああああああああんんんんん!!!!!!!!」思わず、私も先生もひいっと声をあげた程の大音響で泣き叫びました。あのー、今回は何も痛い事、してません。耳の穴に柔らかいキャップのついた体温計の先くらいの棒状の機械を添える程度のアクションです。眠りをジャマしやがって、バカヤロー!ぼく耳と鼻のそうじだって大嫌いなのにー。おまけに、ぼくのお母さんまでが、敵に協力してるしいー。助けてよおー、ひどいよお、お母さん!以上、ウーの泣き声とうめきから、私が察した彼の心情です。そして、すごい事に、逃げたいあまり、「うそ立ち」したり、私に向かって両手を伸ばして「抱っこしてよー」って動作をするではありませんか。火事場の馬鹿力ってやつですよね。もう、コードつかんで抵抗するは、自分の耳に手をかぶせようとするは、可哀相な状況なんだけど、見ながら私は、うそお!こんな事してるよ~と感激でたまらなかったです。そのうち、泣きながら体がふるふるしてきたんで、これ以上は無理という事で検査はやめになりました。家でも、ハナをとってやろうとすると、怒って蹴りまくるし、耳などは、シャワーの時に水が入らんように押さえようとするだけでも警戒してスゴイぶさいくな怖い顔で威嚇(してるつもり)してくるんですよ。先生は、「まったく耳が聞こえないわけではなさそうですから、もう少し後で改めて検査しましょう。中耳炎だけがこわいので、ハナをたらしていたりした場合は連れてきてね」とおっしゃいました。「ありがとうございます、本当にお手数おかけしました」(と、席をたつ私)「あ、それから…。先生、うちの子、飛行機に乗せても問題ないでしょうか」(さりげなく聞いたつもり)「ああ、大丈夫ですよ。むしろ大人の方が適応できないんですよ。赤ちゃんは、離着陸の時には泣くけど、はるかに適応しますから。ただし、風邪気味の時には絶対やめてね。鼓膜やぶれたりするからね」とのお返事でした。イヤッホーーーーイ♪頭の中に流れ出すハワイアンミュージックたいまつが燃えて、ダンシングチームが乱舞しはじめました。帰りの車の中、「♪カイマナヒーーーーラアーー」と母は、よく聞くハワイアンソングを歌いました。ウーは、さめざめと泣いてます。帰宅して、ウーを床に降ろそうとすると、再び大絶叫です。しがみついて、離れません。あのお、お昼ご飯食べたいんですけど…。また、置こうとすると、いやあああああーーーーーーん!と聞こえる声で全身バタバタして必死の抵抗を見せます。あんたにも、ミルクあげようかと機嫌をとろうとしても拒否。ひたすら抱かれていたいのです。しかも、最近は「立て抱っこ」。なぜか私の左肩がいいようで、右では気にいらないのです。仕方ないよね、何より嫌いな鼻と耳触られたんだもんな。(それも、私の都合で)とことん、つきあうわ!今日もまたまた、ウー父が帰宅するまで家事はストップ。ラッコの親子状態(♪みずきママ♪のつけたネーミング。うちはそんなに可愛い絵じゃないけど)でウーを寝かせてやりましたよ。「本当に大変だったよ~」と夫に報告。「あれ?三種混合ワクチンも今週やなかった?」と返されて、「ぬおおおおーーー!明日やん」と答える私。すでに左肩はじんじんと痛みが広がってますけど、また明日も抱っこ三昧になるのか?
2006.08.24
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今朝、夫が言ったんです。「11月に休みとった。どっか行こう」寝ぼけていた頭が、シャキーン!最近の彼はものすごいハードスケジュールで、見ていて可哀相でした。夏休みは稼ぎ時(彼は海外ツアーの添乗員です)なんで、仕方がないとしても、すでに10月までびっしり予定が書かれたカレンダー見ているとストレスたまりそうになってくるウー父の気持ちもわかります。よく、私も添乗員時代に言われました。「いろんな所に行けていいね」確かにいろんな所に行きました。でも、添乗員なら、多分同じ事をおもうはず。「いろんな人に出会った」思い出の方がきつすぎて、あまり場所の印象がない…とかね。やっぱり、仕事で行く旅とプライベートで行く旅は違いますもんね。夫も私もダントツの趣味が旅行ですから、この一年間、どこにも二人で行けなかったのは、かなりのストレスでした。しかし、今はウーがいます。車で1時間の移動以外、経験していない赤子を連れて、どこへ行く?最初、来月あたり、北海道の親戚に対面させに行こうかというのが、ウーの旅行デビューの候補でした。ウー父は、8日間の休暇をとったそうです。そして、このまま放置しておくと消えてしまうマイルを使いたいらしい。ええっ?か、海外ですかあ?それなら、と、私は即答しました。「マレーシア!」このところ、夫婦の旅の舞台はマレーシアでした。コタキナバル、ペナン。エスニック料理大好物なんで、この国は最高なんです。治安もいいし、衛生面も大丈夫で、物価も安い。シャングリラリゾートに宿をとり、ホテルのプールサイドでまったり過ごす。そうそう、エステもやって、マニキュアもしよう。ホテルの飲茶もうまいんだよね~。ウーの服、オーダーしようかな?私もスーツ作ろうっと。(だって、前回2着作って1万円だったのよ!)もう高速回転で、今まで忘れていた「やりたかった事」が浮かびます。すると、ウー父。「ごめん。これアリタリア航空のマイルやねん。マレーシア航空は使えへん」があーーーーーん!!!代替案が出てこない。イタリアなんて、子どもが行っても、つまらんよ。ほとんどのヨーロッパ諸国、そうじゃないかなあ…。子連れで、夜のレストラン入るの、抵抗あるしなあ。かといって、マクドとか行くのもなあ。ああ、大人二人で旅立つなら、行きたいところリストベルギーで、ムール貝たらふく食べる。(ウー父絶賛のグルメ国らしいの)ポルトガル料理を堪能してくる。(ここも、ウー父おすすめのグルメ国)ナポリで、「ダ・ミケーレ」のマルガリータピッツァ食べて、晩秋のアマルフィ海岸のリゾートでくつろぎ、小さな町巡り。エミレーツ航空に乗りたい。あきませんね。完全に、ウーの存在を忘れかけてます。あ!そうやん。ハワイがあったよ~。いつか、家族で行きたいなあって言ってた偉大なる観光地。昔、行った事なかった時には、勝手にスカした所で、日本人だらけのつまんない島を想像していた私。でも、期待せずに仕事で訪ねてみて、自分を怒ったね。「めっちゃ、いいとこやん!」って。ホノルルは都会だけど、それ以外は豊かな自然があって、海に山にと遊べるし、何にもしなくてもいいし、買い物も食事も色々あるし。ウーの服や、おもちゃ、たくさん買えるなあ。マレーシアよりは高いが、スパやエステは日本語で行けるしなあ。おいしい、パンケーキやハンバーガー食べるぞお!(もう、おわかりでしょうが私の旅は「食」メイン)オニオンフライをプールサイドでつまみながら、パラソルの下で夫と息子が水遊びする様を眺める自分の絵が浮かんできます。本当に、旅行って、出かけるまでが一番いいところなのかもね。「ところで」と、ウー父。「こいつって、飛行機乗ってええねんやんな?」ちゃんと、確認した事ありません、私。でも、気圧が変わったりして、耳とか痛がってる子ども、よく見るよな。心臓は問題ないとしても、耳鼻科系、要確認ですわ。「許可でえへんかったら、計画はやりなおしやな」しゅーーーーーーーーーーん。(私の妄想がしぼむ音)いいのよ、ダーリン。例え、有馬温泉一泊二日でも、実際はめっちゃ嬉しいのだから。(有馬は、大阪市内から1時間)
2006.08.23
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ウーの日記です。スモールフェアリーズさんからのリクエストにより、髪をおろしたぼくをお見せします。キツイなあ、ぼく的には。(-.-;)ぼく、生まれた時から横分けでね~しかも七三どころか九一分けじゃない?このへんてこな癖のせいで「おっさんくさい」とか「ズラ疑惑」さらには「パタリロ」髪の毛がぬれてる時はね、少しクルクルになるからさ「となりの半島の指導者同志みたい」など大人は言いたい放題なんだよねえ。だから、お母さんはいつもお出かけの時、ちょんまげにするんだ。この姿はね、自宅でのくつろいだぼくってわけ。どうだったかなあ?
2006.08.23
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嬉しい!とうとう二ケタ台の月齢に突入です。昨日は舞台本番だったから、きちんとお祝いできなかったんで(我が家では一ヶ月毎に、オメデト~!って騒いでる)今夜は、私達夫婦の大好物を用意して(って、ウー関係ないやん)仕切り直しをするつもり。先週、地元の療育相談に行ってきたんです。健康状態は良好。離乳食の指導も受けて、身体測定。現在、身長65センチ、体重6700グラムになりました。あ~7キロの壁は高いけれど、ちゃんと太っていってるウー。またまた顔にのせたハンカチをとれるかどうかのテストをしましたが、やったあ!大成功。手を伸ばして、ちゃんと取り除く事ができました。小さな鈴を指でつまむのは…失敗でしたが、手のひらごと握って大喜びしてたんで「かっこいいなあ」とほめておきました。すると、この褒め言葉に弱いウーは、勝手に腹ばいになり、両手・両足を動かしました。砂浜で、子亀がじたばた足を掻いてるような動きです。これを、見ていた先生が「あー、自分でも動きたくて、前にハイハイしたくて仕方ないのね」とコメント。「もう、心臓も落ち着いてるし、そろそろ訓練を始めましょうか」地元の療育施設あてに、紹介状を書いていただき、来月、見学に行く事になりました。一歩前進。今までは家庭内で、大事に大事に扱ってきたけど、初めて体験する社会生活です。親の私もドキドキ。訓練って、どんな事するんだろ?***********************************前にも訓練に関するパンフレットをいただいたのよね。ボイタ法とボバース法。この二つの訓練は、考え方もやり方も違うから、納得のいく方を選んでと言われたものの、そんなの初めてなんだから判断の基準がわからないって。先輩お母さんに聞くと、「ボイタはね、みんな大泣きしてるよ」そんなあ、大泣きやなんて、ちょっと考えてしまうなあ。かと思うと「ボバースは、本当にこの子の訓練になってんの?ってくらいユルイかも」って意見も入ってくる。「本当は、よくないかも知れないけど、どっちもやらせてみたよ。ボイタやって歩けるようになったし」「子どもの持ってるものを、引き出してくれたよ、ボバース行ってよかったよ」ね、ね、ね、聞けば聞くほど混乱する私の気持ち、わかっていただけます?ウー父なんか「泣いてまでやらせたくないよなあ」って自分がさせられるかのように心配するし、私は遠縁の親戚に聞いてみたんです。そのお家には、とても珍しい体質であるコルネリア・デ・ランゲ症候群の男の子がいます。ダウン症のように先天性の染色体異常からくる合併症もあり、まだまだ解明されてない部分もたくさんあるんだけど、やっぱり、いい時代に生まれてきたから、とても健やかに成長し、今は小学一年生。彼のお母さんがウー父の従妹なんで、前から仲良く遊んでたんですが、ウーが生まれてからは、ますます私達の絆が深まった気がします。ダウン症には、たくさんの仲間がいるけど、コルネリアは50,000分の1の確立で誕生するらしいので、身近に同じ病気を持つ仲間がいない従妹は息子を守る為、とにかく手探りで突き進んできたんです。ダウン症と同じく、筋力が弱いそうで、最初はボバース、次に全然ちがう体操、そして、ボイタに替えた経歴があります。訓練内容は全く違うものだそうで、訓練施設からも、驚かれたそうです。どうして、今さらこれに替えたのって?で、彼女自身の感想は「今にして思うと、親のエゴもあるんよ。これがダメでも今度はきっとイケルはずとか、絶対どこかにこの子を伸ばしてくれる方法があるはずって力入りまくりだったの。早く!早く!ってあせってばかりだった」私にくれたアドバイスは「ウーちゃんの主治医に聞いてみて、無理のない方法を選ぶこと。ダウンちゃんやったら、脳性まひの子の筋力のリハビリとは理屈がちがうから、ボバースから入る方がいいかもなあ」でした。Y病院は、ボバースがウー君には向いてるでしょうと言いました。「ダウン症児には」じゃなくて「ウー君には」っていう言い回しが私は気に入りました(どうでもいい?私にはすっごく大事だな)K病院は、例のごとく心臓専門なんで、リハビリについては、ダウン症に詳しい先生の判断を仰ぐようにとの返事でした。塚口病院の藤田先生は、今は赤ちゃん体操だけで全然かまわないが、どちらかといえば、生活動作や遊びの中から能力を引き出すボバースがいいのでは?と答えてくださいました。「ま、療育というのは、お子さんのためでもあるけど、お母さんの(お父さんの)成長の場でもありますからねえ。我が子だけでなく、よそのお子さんや親御さんとの係わりの中で、きっといい体験ができますよ。でも、根つめないでね。赤ちゃん体操もリハビリもそうだけど、子どもが自ら動きたい!遊びたい!と思い始めるまでは、無理じいしても良い結果につながらないですよ」と、まあこんな流れがあったわけなんです。そして今回の療育デビュー決定。まずは様子をみるために、外来で週に一度通園します。ウーの同級生は、どんな子達かな?とても楽しみ。何着せていこっかな~、色々持ち物に名前付けないとなあ。面白い先生やお母さんがいたらいいなあ。とってもミーハーな私。うかないように気をつけよう。最初は。
2006.08.22
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