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2024.07.29
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名作ですね。「鼻」は中学くらいの頃に省略版を読んで、その斬新さにひっくりかえった覚えがあります。「外套」は今回初めて読みましたが、想像していたのと全然違いました。途中までは「芥川龍之介っぽいなあ」と思いながら読んでいました。というか芥川龍之介の方がゴーゴリの影響を受けているんですけどね。
途中までは「貧乏で平凡だけど、善良な主人公がひどい目に合う」感じなんだけど、後半からおかしくなってきます。なんと不幸にもなくなってしまった主人公は、生前に盗まれた外套を求めて、幽霊となってペテルブルク中に出没するんですね。それまで弱者に同情的な社会主義的な話だと思っていたのに「え、こんな展開ってあり?!」と、「鼻」とは別の意味でひっくり返ってしまいました。

生前、因縁のあった相手から外套を奪うと、その幽霊は出てこなくなりました。この後まだ後日談があって、これもまた頭をひねる話なのですが‥‥ネタバレになるので言いませんが、この結末にもたくさんの人がたくさんの解釈をつけているようで、ネットのブログなどで検索して色々読みました。皆さんそれぞれ思うことがあったようでとても白かったですね。やっぱ名作はいつの時代に読まれても人の心をつかむのですね。





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Last updated  2024.07.29 11:58:34
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