HANNAのファンタジー気分

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August 19, 2026
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テーマ: 中国旅行記(222)
カテゴリ: カテゴリ未分類
第15回は酒泉観光、1986年7月31日(木)続きです。記述や画像は当時の私たちの記憶であり、何かの正確な記録や証拠ではありません。

広く美しい 酒泉公園 *は、工事中だった(右写真、日さじが強くハレーションぎみ)。どうも工事中の多い国だ。かの有名な 霍去病 (かくきょへい)♡が酒を注いだという伝説の泉水も水がなく、赤土の山である(現在は立派に石で囲われ、たくさんの巨大な石像などがあるらしい)。

*酒泉  紀元前121年、前漢の 武帝 の命をうけた 衛青・霍去病 の二将軍は 匈奴 征伐のため西へ赴いた。霍去病は色白・細面、弱冠二十歳。自分のもらった一杯の葡萄酒を部下にも分け与えんと泉に注ぐと、この泉全体が葡萄酒となったという。酒泉の名の由来である。現在でも名水が湧いている。

左写真は酒泉公園入場券表と裏、裏の李白の詩は、酒泉公園の石碑にも刻まれていた。月下独酌というタイトルの詩は4首あり、これは其二の冒頭部分である。
「天 若し酒を愛さざれば、酒星(しゅせい)天に在らず。地 若し酒を愛さざれば、地 応(まさ)に酒泉無かるべし。」ちなみに、酒星とは獅子座の獅子の大鎌の西にある3つの星を酒屋の旗に見たてたものだそう。

 その他の池や四阿は、昨年訪ねた 杭州 の 西湖 に少し雰囲気が似ており、“憩いの場”という感じだ(この風景は検索したところ現在もほぼ同じ。ゆえに写真省略)。
 あまりきれいでない小さな売店で、 夜光杯 を買う。緑に透ける玉(ぎょく=軟ヒスイ、ネフライト)でできており、高校の漢文で習った、 王翰 の「 涼州詞 」(左いちばん上の画像)に出てくる。前々から私はぜひ入手したいと思っていた。2脚セットで58元。右写真のように、立派な布張りの箱に入っていた。右下写真は、薄暗い室内で撮ったもの(本当は白ワインを入れて月光に透かしてみたいところ)。
 さらに、同じ材質のおちょこ4つと箱代で33元、しめて91元の買い物。  

 さて、酒泉公園の西に有名な城門( 鐘鼓楼 * )があり、四方に路の通じる四つのアーチ門にそれぞれ、NHK番組で有名になった文句が刻まれている。「東迎華嶽/西達伊吾/南望祁連/北通沙漠」(東に華嶽を迎え、西は伊吾(ハミ)に達し、南は祁連(きれん)を望み、北は砂漠に通ず)。それぞれ撮ったが左写真はその一つ、「東に華嶽(=華山)を迎え」。例によって工事中で、通行禁止の三角コーンと通せん棒、砂の山、ロープなどが強い日差しに照らされていた
。

*鐘鼓楼  4世紀に建てられ明代に修復され、さらに1905年再建されたもの。旅行当時も現在も同じ、そりかえった屋根には「氣壯雄關」(気壮雄関)の文字。その下にアーチ門が十字路を成している。

右写真は、その付近の市街。日干しレンガだろうか、塀やくずれた建物の赤茶色がまぶしく乾いて光と影がするどく目を刺激する。サングラス必須。
 私たちはバスで 嘉峪関賓館 へ戻って昼食を取った。午後はいよいよ嘉峪関の遺跡へ向かう。


つづく





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Last updated  September 23, 2026 11:11:24 PM
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