三国志の世界

三国志の世界

2010年05月29日
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海外展示品
「三国志」日本初翻訳・日本に唯一現存の古筆
「曹操(そうそう)赤壁の合戦への出陣の命令を出す」

20-1-2


《弩(いしゆみ)千張(ちょう)を伏せおき、みずから将》・・・・・台の上に坐す。 時に、建安十二年冬十一月十五日なり。
ことさら天気こころよく晴れて、風静かに浪(なみ)平らかなりければ、船中に酒宴をなし、諸大将をあつめけるに、ようやく暮れにおよんで東の山の端(は)に皎々(こうこう)たる月さしのぼって、その光白日のごとく、一帯の長江素練(それん・白い練り絹)を引くかとあやしまる。
曹操(そうそう)が近侍(きんじ)の輩(ともがら)みな錦綉(きんしゅう)の袖をつちね、戈(ほこ)を荷(にな)い、鎗を横たえて数(す)百人排列(はいれつ)し、文武の大将、階級によりて

(2)・古筆の「原文の現代語訳文」は次の通りです。
《曹操(そうそう)は船》・・・・・上にすっくと立った。時に、建安(けんあん)十二年(207)冬十一月十五日、天気は快晴、風は凪(な)ぎ波も穏やかだった。曹操(そうそう)は命令を出した。
「船上に酒の支度をし、音楽を用意せよ。今宵は諸将と宴会だ」。
暮色が深まると、東の山に月が上り、皎々(こうこう)たる月の光があたりを真昼のように照らし、長江は練り絹を流したようだった。曹操(そうそう)は大船の甲板に座り、左右につき従う者は数百人、みな錦の衣服に刺繍を施した厚手の上衣を身につけ、戈戟(ほこ)を手にしている。大勢の文官・武官は席次に従って・・・・《着席した》








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最終更新日  2012年05月14日 06時23分09秒
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