ひこじいさんのブログ

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2012年10月18日
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咲き分けは、染色体の中を移動して正常な遺伝子に異常を起こす、動く遺伝子(転移遺伝子)によって発現するとされている。

一方、時間の経過によって同じ一つの花の花色を変化させる植物もある。

よく知られたものに酔芙蓉・月見草、高山植物のウコンウツギの花がある。

酔芙蓉は一日花で、早朝の咲きはじめは純白だが次第にピンクに変化し、夕刻には濃いピンクもしくは赤色になって落花する。

酔芙蓉と同じように一日花で、花色が変化するものに、宿根朝顔(琉球朝顔)がある。

この花は、朝方は濃紺の花を咲かせるのだが次第に紺色が薄くなって、夕方にはピンクに変化するのだ。

植物には、果実や花の青・赤・紫を表出するアントシアニンという水溶性色素が広く存在する。

因みにナスの色は、アントシアニンの一種でナスニンと言われる色素である。



酔芙蓉の花色変化は、花弁の細胞内にこのアントシアニンが蓄積してくることによっておきると推定されている。

一日花ではないがニオイバンマツリの花は、逆に咲き進むにつれて紫から白に変わる。仕組みは解明されていないが、アントシアニンが酵素分解によって分解されることによって、変色するのではないかとする説がある。

亜高山から高山にかけて自生するスイカズラ科のウコンウツギの花は、咲き出しは黄色で授粉に成功すると赤色に変化する。

マルハナバチによる、効率的な授粉を受けるための変化とされている。植物の不思議である。

我が家の庭先の、大輪一重咲きの酔芙蓉はぼつぼつ花が終わるが、今年も多くの人の目を楽しませてくれた。

また普通の朝顔はもう終わりだが、琉球朝顔は今まさに最盛期で、まだこれから霜が降りる頃まで頑張って咲いてくれる。






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最終更新日  2012年10月19日 09時51分08秒


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