ひこじいさんのブログ

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2012年12月22日
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クリスマスの頃から、年末にかけての寒波をクリスマス寒波とか年末寒波と言う。今年は、長い夏が続いた後、快適な秋の期間は僅かであっと言う間に冬になってしまった。

標高600メートルを越える山小屋辺りでは、12月上旬から凍結防止の水道の水抜きが必要になる程の寒波が居座っている。
今朝の関東地方は冷たい強い雨が降り続き、外気温は5℃を下回ってまるで1月下旬頃の真冬の寒さである。

もう少し気温が下がれば、間違いなく雪になると思われる。
地表気温が4℃以下になると、雨から次第に雪にかわる。個体の形態での降水には雪、霰、雹、凍雨、ダイヤモンドダストがある。霙は、雨と雪が混ざった状態のものを言う。

雪とダイヤモンドダストは「氷の結晶」で、霰・雹は雪が落下する過程で融解と凝固を繰り返すことで作られた「氷の粒」である。
凍雨は、雪が解けて再び凍ったもので雪が雨に変わる際に見られる。

雪は雲から落下してくるが、ダイヤモンドダストは地表付近の水蒸気が昇華(液体を経ずに気体から固体へと変化する現象)してできるため、低温で晴れた日に空中から落下してくる。





霰と言う言葉を冠した言葉には、様々なものがある。代表的なものに次のようなものがある。

霰小紋 霰を撒いたように大小の白斑を並べた模様

霰釜  胴の地紋につぶつぶを鋳出した茶釜

霰菓子  餅を細く切断し、焼いた菓子

霰粥  鯛や鱸などの魚肉をほぐしたものを入れた粥  

霰降り  「鹿島(かしま)」「杵島(きしみ)」「遠江(とほつあふみ)」にかかる枕詞。
「きしきし」「とほとほ」と聞こえる霰の降る音から。

霰酒  あられもちを、焼酎に漬ける作業を数回繰り返し、みりんの中に入れて密封・熟成さ    せた酒。奈良の特産。



         炉びらきや 雪中庵の 霰酒      蕪村



あられを冠する言葉に「あられ-もない」と言う言葉がある。この「あられ-」は全く気象用語に関係ない言葉だ。

この場合の「あられ」は、「ある」の未然形に助動詞「れる」が付いた「あられる」の名詞形「あられ」に、助詞「も」、形容詞「ない」が付いて出来た言葉。


あられじ・あられ・あられぬ・あられるなどと使われる。



「感謝感激-雨霰」と、気象用語が二つも入った言葉がある。親しい間柄の人に対して、ありがたい気持ちを軽く表わす言葉だが、戦時下に戦況を報じる新聞の見出しで使われた「乱射乱撃雨霰」を洒落て言った言葉とされる。

今日のように寒いと、湯豆腐をつつきながら 熱燗で一杯したいところだ。












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最終更新日  2012年12月22日 13時20分37秒


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