ひこじいさんのブログ

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2012年12月26日
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北杜市には、1930年に国の天然記念物に指定され、さらに1990年に、日本名木100選に選ばれたアカマツの、優美な姿をした樹齢460年と言われる「舞鶴の松」があった。
惜しくも松食い虫の被害であっという間に枯死してしまい、2008年3月に伐採されてしまった。

文字通り日本の宝だったのに、今では写真を見てその姿の美しさを想像するほかない。マツノザイ線虫の拡散を危惧して根まで抜き去ったのに、市内には未だ案内標識が立っている。

常緑樹の松は、冬も緑の葉を茂らせていることから若さ・不老長寿の象徴としてめでたい樹とされる。能舞台の背景には必ず描かれており、日本の文化を象徴する樹木ともなっている。

木の梢には神が宿ると考えられていたことから、年神様を家に迎え入れるための「衣り代」(憑代ともいい、神や霊が現れるときに最初に宿ると考えられているもの。樹木・岩石・御幣・動物など神霊の代わりに祀られた。)として正月には門に松を飾る。これを門松といい正月に門の前に立てられる一対の松と竹の正月飾りは、松飾りともいう。


平安時代に貴族の間で、新年に松を家に持ち帰る習慣があった。小松引き(年の最初の子の日に、小さな松を引きぬいて遊んだ行事。)の松を長寿祈願のために持ち帰っていたものが、室町時代になって門松飾りの現在の様式に変化したといわれている。

現在の門松は「竹」が中心で目立つが、名称や起源からも分かるように「松」が主役の飾りである。

松と共に飾る竹の先端部の形状には、斜めに切った「そぎ」と呼ばれるものと、真横に切った「寸胴」の2種類がある。



江戸期の門松は、二階の屋根まで届くような高さの松が飾られていたという。
地域・地方により、松飾りの飾りや飾り方は様々である。

関東の本格的な門松は、3本組の竹を中心に周囲に短い松を配置し、下部をわらで巻くという形態が多い。

関西式では3本組の竹を中心に、前面に紅白の葉ボタン後方に長めの松を添え、下部を竹で巻く。

その他、笹枝付きの切り出したままで加工しない竹と松の枝を立てるものも多い。


門松の設置は12月13日からだが、12月29日は「二重苦」、さらに9の最後の日でもあるので「苦待つ」、「苦松」といって嫌われる。
また、12月31日は「一夜飾り」「一日飾り」といって、慌ただしく行われる葬儀の飾りに通じるということから、それぞれ避けることとされている。


1月7日までを松の内といい、年末から飾っていた松飾りは6日の夕方や翌7日に取り外す場合が多い。

取り外された松飾りは1月7日または15日に、左義長(どんど焼き)で焚かれ松は正月飾りとしての役目を終える。

都会では、取り外した松飾りはごみとして処分する以外に方法が無く、次第に松飾りを付ける家庭が少なくなってきた。

また地方においても、少子高齢化の影響で年中行事を中心になって行う子供がいなくなり、いつまでも幼な心に残る懐かしい行事が次第に消えてなくなるのは淋しい限りだ。




近年は、年毎にこの歌が身近に感じられるようになった。






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最終更新日  2012年12月27日 07時50分41秒


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