ひこじいさんのブログ

ひこじいさんのブログ

2013年06月04日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
IMG_0001 (34).jpg


梅雨の季節に似合う花は、紫陽花である。昔からアジサイの花と蝸牛の取り合わせは、季節の風物詩となっていて、多くの日本人に最もよく知られている植物でもある。

今年は平年より10日以上も早い梅雨入り宣言であったが、たった一日雨がパラついただけで連日晴天の青空が広がって今のところ全く梅雨の気配がない。

我が家の狭い庭にも、4種類のアジサイが植栽してあって干天にもかかわらず今丁度満開になって見ごろを迎えたところである。

アジサイ(紫陽花)は、アジサイ科アジサイ属の総称である。万葉集には「味狭藍」「安治佐為」、平安時代の「和名類聚抄」には「阿豆佐為」と書かれている。

名称の由来でもっとも有力とされているのは、「藍色が集まった」の意味の「あづさい(集真藍)」から転訛したとする説である。

最も一般的に植栽されている球状のアジサイは、西洋アジサイ(ハイドランジャー)と言われ日本原産のガクアジサイを改良した品種である。

アジサイがヨーロッパに渡ったのは、17世紀後半と言われる。初め緑色の花が次第に色付いて、大きな手毬状の花を咲かせるアジサイは「東洋のバラ」と呼ばれて珍重され、ヨーロッパ中に広く普及したとされる。

ヨーロッパで改良され華やかな花を咲かせる植物となって、逆移入されたのは大正時代なってからである。

日本でも品種改良が盛んにおこなわれていて、花の大きさや色が豊富となり華麗さに加えて覆輪や萼ものなど多くの種類が作出されている。



アジサイより大きく純白あるいはピンク系の非常に大きな花房を咲かせるものに、北アメリカ東部原産の野生種、アメリカノリノキを改良した「アナベル」と呼ばれるアジサイの仲間がある。

アナベルはアジサイと同様に栽培が容易で、毎年よく開花する。アジサイの多くが、前年の夏に花芽を作るのと異なり、アナベルは春に花芽ができその年の夏に開花するので、4月以前ならいつでも剪定が可能で失敗が無くガーデニングの初級者に適した花木といえる。

アジサイは半日陰での栽培が向いているが、アナベルは日当りを好む。半日陰でも枯れることはないが花が小さくなる。

甘茶(あまちゃ)も同じユキノシタ科に属し、ガクアジサイの変種である。アマチャの葉には甘みがあり、灌仏会(花祭り)に古くから用いられてきた。

2010年4月に神奈川県南足柄市で、花祭りに甘茶を飲んだ小学一年生99人のうち45人が、
10~30分後に嘔気と嘔吐の中毒症状を呈した。いずれも軽症で、一日以内に全員快方に向かった。

また、アジサイでも中毒の報告がある。2008年に、刺身のツマとして付いていたアジサイの葉を食べた2件9人が嘔吐、めまい、顔面紅潮を主症状とした中毒事件を起こしたとして報告されている。

何れも有毒物質の解明は進んでいないが、最近茎葉から微量の青酸配糖体が単離されたとの論文報告もあり、摂食したり口中に入れないよう注意が必要である。


あぢさゐの 下葉にすだく蛍をば 四ひらの数の添ふかとぞ見る  藤原定家





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013年06月07日 16時16分24秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

フリーページ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ひこじいさん

ひこじいさん

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

ひこじいさん @ Re:今年も大文字草開花の季節(10/19) 春の陽だまり1592 さん 今日は、初めまし…
春の陽だまり1592 @ Re:今年も大文字草開花の季節(10/19) 初めまして ピンクの大文字草、可愛いです…
ひこじいさん @ Re:新しい施設で名称も変わって(11/13) 悠歩さん コメントありがとうございます…
悠々山歩@ Re:新しい施設で名称も変わって(11/13) 私の町に移転して来たのです。この立川基…
ひこじいさん @ Re:公園で独特の臭いが(10/26) 悠歩さんブログへの訪問ありがとうござい…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: