ひこじいさんのブログ

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2013年08月20日
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普通芋と言えばジャガイモ・サツマイモ・サトイモを指すが、芋煮会に用いるのは里芋である。

サトイモは東南アジアから渡来した野菜で、畑や水田の脇などに栽培されるので山芋に対して里芋、あるいは田芋と呼ばれる。

山荘の近くの農家の人は、シロイモと呼んでいる。サツマイモもシロイモの呼び名で呼ぶ地域があり、里芋の種類の蓮芋をシロイモと呼ぶ人もあって誠に紛らわしい。

サトイモはでんぷんが主成分であり、低カロリーで食物繊維も豊富である。
独特の「ぬめり」物質は、ムチンやガラクタンという成分でムチンには消化促進、ガラクタンには免疫力向上作用があるとされる。

一種のタンパク質が付着したシュウ酸の針状結晶が多数あるため、生芋には強烈なえぐ味がある。加熱して、タンパク質を変性させることでえぐみは無くなる。

シュウ酸カルシウムの結晶が含まれているため、里芋の皮を剥くと手が痒くなることがある。

サトイモの皮の下2~3mmほどにある細胞内に、多くのシュウ酸カルシウム結晶が含まれており、少しの力で大きな結晶が壊れて針状結晶に変わる。


里芋は子芋の時から、シュウ酸カルシウムを針状結晶や細かい結晶砂として細胞内に作り始める。やがてこれらが集合して、大きく脆い結晶の固まりとなる。このシュウ酸カルシウムが「えぐ味」の原因ともいわれるが、正確な文献は見当たらない。

蓮のことを英語で、ロータスlotusという。ここからハスの葉やサトイモの葉が水をはじく仕組みのことを、ロータス効果lotus effectといっている。

サトイモやハスの葉は、非常に細かい球状の透明な細胞でびっしりと葉の表面が覆われていて、これが水をはじく仕掛けとなっている。
この仕組みによって葉面が埃や泥から守られ、太陽光を効率よく受けることができ、炭酸同化作用に寄与している。

ナノテクノロジーの分野ではロータス効果からヒントを得て塗料、屋根材、布などの表面を乾燥したきれいな状態に保つ方法の開発が進んでいる。

通常はフッ素化合物やシリコーンで、表面を処理することでその効果が得られる。
※ 参照  ひこじいさんのブログ 「泥より出でて泥に染まらず」8月8日


我が家では、収穫可能な10月から翌年の3月まで、味噌汁の具や煮物としてほとんど毎日里芋が食卓に上がる。

13年前に山荘に菜園を作ってから、毎年1年分のサトイモを自家栽培で確保してきた。

今まで猿や猪は全く手を付けなかったのに、この3年ほど前から畑の隅に捨てた親芋を猿が齧るようになった。

他の作物は電気柵で囲ったのだが、今年は植えたばかりの種イモを猪に掘り起こされた。その後も、2回闖入された。



来年はキッチリと電気柵で囲って、猪を撃退したいものである。





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最終更新日  2013年08月20日 09時02分46秒


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