ひこじいさんのブログ

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2013年08月31日
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ハギの名前が枕草子第133段に、

「九月ばかり、夜一夜降りあかしたる雨の、今朝はやみて、朝日の花やかにさしたるに、前栽の菊の露、こぼるばかりぬれかかりたるも、いとをかし。(中略)すこし日たけぬれば、萩などのいとおもげなりつるに、露の落つるに枝のうち動きて、人も手ふれぬに、ふと上樣へあがりたる、(後略)。」と出てくる。

ハギは日本全土に分布している秋の七草の一つで、7月から10月が花期である。

萩1.jpg

古くから日本人に親しまれ万葉集には、142首と最も多く詠まれている花でもある。

万葉の昔には秋ハギを鹿の妻に見立てて、ハギと牡鹿を組み合わせて詠んだ歌が多い。

花札では萩とともに描かれているのは猪であり、鹿は紅葉とペアで描かれている。
ハギに合うのはどちらの動物なのであろうか。食肉としての呼び名からすれば、鹿は紅葉で猪は牡丹である。

ハギは冬には枝先のみが枯れるものと、地上部が枯れて翌年の春に地際から新しい芽が出るものとあるが、木質化した部分が年々太くなることはない。
毎年新しい芽を吹くので、別名を芽子あるいは生芽(ハギ)といわれる。



古くから道路斜面・治山・砂防などの緑化の目的で、ヤマハギやメドハギの種子が斜面の吹付資材として活用されている。

ヤマハギは、茎の高さは約1mで、木質化する。初秋のころ葉腋に総状花序をつくり、紅紫色で約1cmの蝶形花を十数個開く。花期の後、長さ幅とも5~7mmの平たい鞘の果実を実らせる。
伐採地・崩壊地・道端などの日当りのよい場所に生え、北海道から九州まで分布する。

ミヤギノハギは開花時には枝が湾曲して先端は地面を擦るように枝垂れる。花序の長さは約15センチメートルにもなり、十数個の濃紅紫色花を咲かせる。

花冠はヤマハギより大型の蝶形で長さ約1.5cmにもなり見ごたえがあるので、庭園などに広く植栽される。

萩3 (2).jpg

本州北中部の日本海側の山野には、ミヤギノハギと非常に近種のケハギが野生する。
ケハギは茎や花序に立毛があるものが多く、また枝が直立または斜上するものもある。ケハギの白色花のものはユキハギといい、庭園に栽培される。

萩2.jpg

ニシキハギの小葉の先端は丸く、表面にはごく短い毛を密生する。長く伸び、湾曲してやや枝垂れる枝に濃紅紫色で長さ1.3~1.5cmの蝶形花を多数開く。
白色花のものをシラハギといい、どちらも庭園に栽培される。

しらゆき.jpg



      ほろほろと 石にこぼれぬ 萩の露   子規



      花言葉     思案  思い  柔軟な精神





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最終更新日  2013年08月31日 11時20分06秒


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