ひこじいさんのブログ

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2013年12月29日
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日本語には標準語といわれる言葉と、地方毎に異なる方言がある。

その他にそのどちらにも入らない、暗号とも思える言葉があってこれは隠語といわれ辞書では、特定の仲間の間だけ通用するように、特別の意味を付与して用いる語。かくしことば。(広辞苑)

「盗人・犯罪者・香具師等の仲間および刑事の社会で」1.仲間以外の人には分からないように考案した通語。例ノビ(=窃盗)、タタキ(=強盗)、ムスメ(=土蔵)や、バクロウ(=取引):お通夜(=張り込み)、ボケ(=偽名)、ナグリ(=捕物)、トバ(=服装)、カタ(=足取り)など。2.(僧侶の間で)俗人に知られては都合の悪い内容を言うのに用いた通語。酒→般若湯など。(新明解国語辞典)と説明している。

隠語とは、ある特定の専門家や仲間内だけで通じる言葉や言い回しや専門用語のことをいい、外部に秘密がもれないため、あるいは仲間意識を高めるために使われる。

別に暗語とか集団語などともいわれる。芸能界など、職業と結びついたものは業界用語とも呼ばれる。

特定の業界において、商品の値段を示す記号や特定の仲間内で使われる符丁(符牒)なども隠語の一種である。


目出度いところでは、「大黒様」の名前を冠した大黒符牒なるものがある。
大黒天を歌った
♪


この数え唄から借用して、値段を表すのに1を俵、2を笑、3を酒、4は中、5は如、6は才、7は事、8は敷、9は蔵というように用いたものである。

現職中に、築地市場の衛生検査を担当したことがあったが、競りの符牒は全く理解できなかった。

また現職を退いた後、関東地方の1都3県にある某百貨店とその子会社7店舗に出店する170を越える店舗の衛生指導を一人で担当したことがあった。

百貨店では顧客にそれとわからないように、食事や休憩・トイレなどについての店員同士の会話や一斉の業務連絡の際に符丁が使われている。

40年近い公務員生活から、突然のサービス業界に入ったことで話し言葉の端々に全く理解不可能な言葉があった。

この百貨店生え抜きの人から聞いた話では、昼飯を有久(ありきゅう)といい食堂は「有久場」である。

なんでも、八の符牒が「有」なのだと言う。久は繰り返すことを表していて八プラス八で米となり、これが食事の意味になったものという。

何とも理解不能であるが、もともと客に理解されないように用いるのが符牒なのだから、店員同士が理解できるものであればどんな言葉でもよいわけである。





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最終更新日  2013年12月29日 17時02分25秒


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