ひこじいさんのブログ

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2014年04月02日
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4月に入って東京の桜は満開になったのに、山荘の梅の蕾は未だ堅いままである。春の遅いこんな山里にも、明らかに春の足音が近づいて来ている。

未だ真っ白に雪が残っている南アルプス甲斐駒ケ岳から、里を二つに割って雪解け水が流れる大武川の川筋の木に柔らかそうな猫柳の花が無数に開いてきた。

唱歌蛍では、猫柳を♪「蛍のたるのやどは 川ばた柳 柳おぼろに夕やみ寄せて 川のめだかが夢見る頃は ほ ほほたるが 灯をともす」。またどど逸では「何をくよくよ川端柳 水の流れを見て暮らす。」と歌われる。


ネコヤナギはヤナギ科の落葉低木であり、北海道から九州までの河川の水辺で見られ早春に開く花姿は美しい。
他のヤナギ類の開花より早く花を咲かせることから、春の訪れを告げる植物として馴染みが深い。他のヤナギ類よりも水際に生育し、株元が水に浸かるようなところに育つ。

根元から萌出した枝の、水に浸ったところからは根を下ろして株が増える。初夏には綿毛につつまれた種子を風に乗せて飛ばす。

花も可愛らしいところから、庭木として植えられることもある。葉は細長い楕円形で互生し、葉裏には灰白色の毛が生える雌雄異株の植物である。

早春葉に先だち、長さ3~4センチメートルの柔らかい白毛を密生した尾状花序をつける。別名は川柳である。
花穂は太めの円筒状で、なめらかな美しい毛で覆われている。花穂は、雌花より雄花の方が大きくなる。



雌花には、先端が黄色の短い糸に似た雌しべが着く。
雌株についた果実は、熟すとはじけて中から「柳絮」と呼ばれる綿毛に包まれたタネを放出する。

花穂を猫のシッポに見立ててネコヤナギの名前があり、英語ではpussy willowの名前で呼ばれる。

花穂は生け花にもよく用いられ、花が長く持つのでそのままにしておくと知らない内に切り口から無数の新根を発生していることがある。


カナダのバンフからアサバスカ氷河に向かうアイスフィールド・ハイウェイのすぐ脇にボウレイクの名前が付いた美しい湖がある。

クロウフット氷河など3つの氷河の水が流れ込んでいてバンフを抜けて、遙か大西洋に流れ出すボウ川の水源でもある。

この湖と川の名前になっている「ボウ」とは弓のことで、昔の時代インデアンはこのあたりに多く生えていた柳の樹を用いて弓を作ったことに由来した名前でBow and arrowのボーだと現地人ガイドは説明していた。

日本にも、楊弓という弓がある。楊柳(しだれやなぎ)の木でできた小弓で、平安時代から公家のお座敷遊びに用いられ、江戸時代になると吉日や縁日などで、的屋の射的に用いられた弓のことである。

普通は花穂全体が銀色をしているが、変種で濃い暗紫色で黒く見えるクロヤナギやピンク色をしたものなどがある。これらの変種は雄株だけが知られおり、葉や枝に毛が生えない特長がある。

衣装箱など無かった時代には衣類などの保管入れ物として柳ゴウリが利用されたが、柳の枝を編んで作った長方形の入れ物のことである。その他にも、生け花の籠などに加工されている。


花言葉  自由  努力が報われる  親切  思いのまま





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最終更新日  2014年04月02日 13時50分35秒


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