ひこじいさんのブログ

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2014年05月31日
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明日から、カレンダーが6月に替わる。旧暦では明日6月1日は5月4日に当たり、この時期の晴れ間を「五月晴れ」と呼んだ。

旧暦6月の「水無月(みなづき)」の呼称を、そのまま新暦6月の別名として用いている。

水無月の由来として梅雨が明けて水が無くなる月であるとされることが多いが、田植がされた田に水を張る必要がある月であるから「水張月(みずはりづき)」あるいは、「水月(みなづき)」が由来であるとする説もある。

さらに水無月の「無」は「の」の連体助詞「な」であり、「水の月」であるとする説などがある。

梅雨時の新暦6月の異称として用いられるようになってからは、梅雨を降らせるのに使ってしまい「天の水」がなくなるから水無月であるといった新たな解釈もされている。

6月は英語ではJuneだが、ギリシャ神話の主神ジュピターの妻ジュノー(ヘラ)が由来となっている。
ジュノーは最高位の女神で結婚と出産を司り、家庭・女性・子どもの守護神と云われている。

またジュノーを祭る祭礼が6月1日に催されたことから、6月に結婚式を挙げる花嫁はJune brideと呼ばれ女神ヘラの加護を受けて生涯幸せになれると言われるようになった。

ヨーロッパの6月は一年の中で最も雨が少ない月で気候が良い上に、「復活祭」が行われヨーロッパ全体が祝賀ムードとなるので多くの人から祝福されることになる。



6月は日本では逆に雨が続き、蒸し暑さが増す季節である。まだジューンブライドという言葉が知られていなかった頃、梅雨時期の6月に挙式を避けることが多く式場はどこも閑散となってしまった。

起死回生を図るためこの時期に結婚式を誘致すべく知恵を絞った結婚式関連業者が、ヨーロッパの言い伝えを持ちこんで宣伝したものが日本でも定着して行ったものである。

この他にも商業ベースで出来上がったものに、バレンタインデー・母の日・父の日など多くのものがある。

しかし実際には2012年の政府統計を見てみると、婚姻届数の最も多い月は11月の11.9%で逆に最も少ないのは9月の6.9%となっていて、6月は下から2番目の7.5%となっている。

日本の場合月毎の届け出数の多寡は、気候・農作業・卒業・就職などの要因があると思われる。


6月は復活と再生・成長の季節である。わが国のこの季節には、植物は成長著しく見渡す限りが緑一色になる。

春先番いになった小鳥が、巣立つ時期でもある。一日に何回も巣立ち直後の雛を連れたシジュウカラの一家が「ジュク ジュク」と啼き立てながら、庭の植え込みの中を忙しく廻って歩く。空き家の二階からは、雨戸の戸袋の中からムクドリの雛が餌を強請る声が道路まで響く。

既に発生を始めたアカアリ・ゴキブリ・カなどの不快虫や衛生害虫は困りものだが、万物が生き生きとするこの時期にこそ自然を満喫したいものである。

今年も6月に届け出されるであろう凡そ5万組の「6月の花嫁」には、言い伝えの通り幸せになって欲しいものである。





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最終更新日  2014年05月31日 10時47分26秒


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