ひこじいさんのブログ

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2014年09月09日
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海外からは他に類を見ない日本人のマツタケ好きを、「マツタケに対する愛着が遺伝子に摺り込まれている」とも評価している。

マツタケはキシメジ科のキノコで、養分の少ない比較的乾燥した場所を好んで発生する。秋にアカマツ林のほか、落葉広葉樹との混合林の地上にも生える。
発生する最適温度は22~25℃で好適pHはやや酸性の4.5~5.5なので、付近に畜舎などができると発生が減ると言われている。

発生の最盛期は9月中旬から10月下旬と短く、この時期は金木犀が開花する頃に当たりあの香りが松茸狩りの目安になる。

5月から6月頃の時期外れに収穫されるマツタケを、サマツタケ(早松茸)あるいはサマツと呼ぶこともある。

マツタケと同じ科に属するキノコに、マツタケ特有の香りが無いニセマツタケ・マツタケモドキや香りのするバカマツタケ・ツガタケなどの近縁種がある。

バカマツタケは赤松林ではなく、ミズナラやコナラなどの広葉樹林で発生する。マツタケより小振りで、全体的にやや赤みを帯びているなどの違いがあるが香りはマツタケよりも強い。

雑木林に生え、発生時期も早く時期外れに出るところから「馬鹿なマツタケ」と付けられたと言う。これを、「さまつ(早松)」と呼び珍重する地域もある。マツタケに似ていることから、「似たり」とも呼ばれる。味は、「たいへん美味しい」と高く評価されている。



30年も前知人から富士山5合目付近の栂林で松茸が採れると聞いて、家族で挑戦したことがあるが富士山は多くの場所が入山・茸採取禁止となっていた。

天狗が降りて遊ぶという伝説が残る奥庭から、お庭の東屋の裏斜面に入ったところで5本ほどの栂茸を採取したことがある。
この茸は静岡側ではツガタケと呼んで珍重されるが、山梨側ではツガフウセンタケの名前で雑茸扱いである。
食べ方が分からなかったこともあって、折角採取したキノコはそっと山に戻してきた。

松茸には「マツタケオール」による独特の強い香りがあって、日本では食用キノコとしては最高級品に位置する。

高緯度で冷涼な地域では8月末頃から発生が始まり、比較的温暖な地域では11月末頃まで発生する。

マツタケは、アカマツの樹齢と共に発生・衰退する。樹齢20年でマツタケの発生が始まり、40年前後が最も活発に発生し、80年を超えると衰退する。

マツタケの子実体は半径数mの「シロ」を作り、年々その輪が外へ広がる。シロの地中にマツタケの本体である菌糸体と菌根が発達しており、土壌が白くなっている。

落葉などが蓄積して富栄養化が進んだ分厚い腐葉土のような環境は、マツタケの発生する環境としては不適である。

8月から9月の降水が、マツタケの発生と正の関係があると言われる。

山の過剰利用があると退行遷移で、山をアカマツが優占するようになる。


このため国産マツタケは高価になり、近年では庶民の口には入りにくくなってしまった。

適度に雨の多い年は多く発生し、8月中旬から9月末頃の降水量が少ない年は収量が減少する傾向がある。夏の暑さは、発生量に余り関係が無いと言われる。

今年は8月から降雨が多く月遅れのお盆後から急に気温が低下したこともあって、既に産地では8月終わりからコロと呼ばれる小型の松茸が発生し集荷店に続々と持ち込まれるようになったという。

伝聞が正しければ、今年の秋はマツタケの豊作が期待できそうである。






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最終更新日  2014年09月09日 10時48分38秒


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