ひこじいさんのブログ

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2014年09月12日
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北杜市大武川沿い一帯は、昭和34年の伊勢湾台風による大水害で流失した。
この災害地を復興する際バラバラに点在していた別荘地と交換分合して耕地整理を行い、併せて別荘地は県道脇に集められた。

それ以来40年以上原野となっていた場所に十五年前から順次七戸が建築され、内二戸は現在永住している。
建築後14年を経過した我が家の半径500m以内には、その他には農家が一軒あるのみである。

昨年突然山荘の入り口脇の白樺の樹の下に、白い花の萩を見付けた。緑の中に枝垂れて咲くシロハナハギには、何とも言えない風情がある。

山荘には今まで300種を超える山野草や草花・樹木等を植えたが、-15℃にもなる冬の気候に合わず半分ほどは枯死してしまい根付かなかった。

14年前に世田谷区の民家の庭から一枝貰って挿し木した宮城野萩は大株になっているが、白花の萩は挿し木したことも植えた覚えも無い。

近隣の七戸の庭に、白花の萩を植栽している家はない。ただ県道を1.5kmも上った道路脇の家には、見事なシロバナハギの株がある。



主に観賞用に植栽される萩にはヤマハギとミヤギノハギがあり、枝垂れるのはミヤギノハギでシロバナハギはミヤギノハギの変種とされるのが一般的である。

しかし「茶花大辞典(平成26年5月31日版)」では名称を「白萩」、読みは「しらはぎ」で朝鮮半島原産としている。植物図鑑などで調べても、東北地方に自生するとあるばかりで原産地は明確でない。

現在の呼称はシロバナハギが一般的だが、以前はシラハギが通り名になっていたのであろう。
正岡子規が26歳の明治26年に詠んだ「白萩の しきりに露を こぼしけり」でもシラハギと読んでいる。
シロバナハギは茶花として用いられ、槿・芒・紫紺野牡丹・蔓竜胆などと取り合わせられる。

ハギは放牧地や山火事跡・荒れ地などに、最初に根を下ろすパイオニア植物である。
痩せた荒れ地にも育つ植物なので特段の施肥を要しないとする一方、油粕や骨粉が必要とする書物がある。

萩はその花を見れば明らかなようにマメ科に属し、根瘤菌が空中窒素を固定して宿主に供給するので油粕などの窒素肥料は必要としない。


       9月17日の誕生花





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最終更新日  2014年09月12日 09時07分49秒


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