ひこじいさんのブログ

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2015年02月03日
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ツワブキ(石蕗・艶蕗)はキク科の多年草で、イシブキ・ツワともいわれる。名前の由来は、艶葉蕗「艶のある葉のフキ」から転じたとの説が一般的である。

ツワブキは漢字で「石蕗」と書き表すが、オカバス・イシブキ・イワブキ・ツワ・オバコ等方言も多い。沖縄方言では、「チーパッパ」と呼ばれる。

太平洋側は福島県、日本海側では石川県の西から沖縄県にかけて、陰地や海岸に多く自生する。多年草で地下に短い茎があり、地上には大きく切れ込んだ葉の中心に長い葉柄の付いた葉だけを出す。

その形態は、フキやオタカラコウによく似ている。葉は緑色が濃く厚くて、表面に艶がある。散房花序をつけ、直径5cm程度の黄色い花を数輪咲かせる。
フキの葉は冬季に枯れるのに対して、ツワブキは常緑性である。

変異種に縁が波うち基部がくさび形の葉をした、リュウキュウツワブキがある。琉球の固有変種で、奄美大島・沖縄・西表島に分布する。
また九州から四国の海岸に自生し、葉の幅45cm・長さ35cm・花茎1mにもなるオオツワブキがある。葉柄は、漬け物などに加工され食用にされる。

秋から冬(寒冷地では春)に地際から長く花茎を伸ばして、キクに似た一重の黄色い花を咲かせる。


本州のツワブキは葉茎が30cm以下だが沖縄では50cm以上にもなり、花茎は大人の腰丈より高い大型の株となる。葉や花の大きさから九州に産するオオツワブキとは明らかに異なり、本土と同じツワブキが大型化したものと思われる。

ムラサキ科・キク科・マメ科に属する6,000 種以上の植物に、有毒物質のピロリジジンアルカロイドを含有していることが知られている。
この物質を含むとして良く知られた植物にはムラサキ科のコンフリー(ヒレハリソウ)があるが、キク科のフキやツワブキにも含まれている。
ツワブキが含有するピロリジジンアルカロイドには肝毒性があるが、アク抜きで無害となる。

春先に萌出した若葉を摘んでアク抜きをし、キンピラ・煮物・キャラブキに加工して食べることができる。

園芸や食用以外での利用では、根茎を乾燥したものは「たく吾葉」といわれ、この粉末と莪蒁(がじゅつ=紫ウコン)の粉末を混合したものが胃腸薬として用いられる。

葉には強力な抗菌作用のある、ヘキセナールを含んでいる。火に炙って直接、打撲・腫れもの・切り傷・湿疹に外用するほか、良く揉んだ生の葉を打撲・腫れもの・切り傷・湿疹に直接張り付ける。ドクダミと、同じ効果がある。

ツワブキの葉は草木染めに用いられ、媒染にアルミやスズを用いると黄茶色に・クロムでは芥子色・銅でオリーブ色に発色する。


     石蕗の 日陰は寒し 猫の鼻   酒井抱一



     12月28日の誕生花(石蕗)


     花言葉     困難に傷つけられない





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最終更新日  2015年02月03日 16時04分48秒


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