ひこじいさんのブログ

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2015年12月01日
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普通サクラは春に咲くが、季節外れの秋に咲くことがある。
季節外れに開花する現象は、サクラに限らず多くの植物に見られる。
サクラの場合真夏の頃に葉を落とすことがあると、狂い咲きが起きやすい。

自然のサイクルの中で落葉樹は、落葉した状態で休眠し冬を越す。この休眠を起こす物質は、葉で作られることが判明している。

秋になる前に落葉してしまうと、休眠誘発物質が十分に蓄えられないため休眠しない。桜の花芽は夏にはほぼ完成しており、落葉した状態で何日か小春日和の日があると休眠していない蕾は春と勘違いして開花してしまう。

気象台ではこの現象を狂い咲きとは言わず、不時現象と称している。過去最も早い記録あるいは最も遅い記録からおよそ1か月以上ずれて起きる現象と定義づけて、植物と気象との関わりを観察している。

この言葉は、国語辞典や広辞苑第三版には出てこない。不時には季節外れのという意味があり、不時と現象を繋げた造語で「不時の現象」の意味で狂い咲きと同じある。

サクラは春に開花するのが普通だがジュウガツザクラ・コブクザクラ・フユザクラ・シキザクラなどの種類では狂い咲きではなく秋の落葉期にも咲く性質を持つ。



シキザクラ(四季桜)は、神代桜・王仁サクラ・石割サクラ等と同じエドヒガンとマメザクラの交雑種と考えられている。
花は五枚一重で、薄く淡い紅色である。
春は開花と同時期に新芽も芽を出し、秋は葉を落とす時期に開花する。樹高は、あまり大きくならない。

フユザクラは、冬から3月まで咲いて春にも再度開花する。

これらの桜は萼筒が異なりシキザクラは細く一重、フユザクラは紅色の太めで花は一重、ジュウガツザクラは紅色で八重、コブクザクラは漏斗型で八重といった特徴がある。

コブクザクラはヒガンザクラの交雑種とされ、低木で葉も小さい。花は淡紅または白色で多少八重咲きになり、10月頃から咲き始め4月に盛りとなる。

ジュウガツザクラはマメザクラとエドヒガンとの交雑種で、栽培の歴史は古く江戸時代からとされる。晩秋から咲き始め冬のあいだも少しずつ咲き、4月上旬には多く咲く。
花は白色から淡いピンク色で、小さな一重咲きである。

豊田市川見町には、シキザクラが1,200本以上もあることで有名である。


過日友人のS氏に、60数年振りとなる熱田神宮を案内して貰い参拝した。

名鉄神宮前駅から最も近い市バス停「神宮東門」から入ったのだが直ぐ左に数本・文化殿前に2本・祈祷殿横等にすっかり落葉したシキザクラが目立たない花を咲かせていた。







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最終更新日  2015年12月01日 08時48分02秒


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