ひこじいさんのブログ

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2016年02月26日
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これらの感情とは逆に、余りに嬉しくて涙を流す場合は「嬉し泣き」と使われる。

まだ泣くまでにはいたっていない寸前の状態は、「泣きべそ」である。
この場合の「べそ」とは不愉快で口をへの字に曲げている表情で、「へしぐち(圧し口)」の「へし」が転化して「べそ」になったと言われる。

江戸以前からの東京っ子であった義父は、押さえつけたり押したりすることを「おっぺす」と言っていた。
物を力任せに折ることは、「へし折る」と使う。このおっぺすの「ぺす」は、「へす(圧す)」から転じたものであろう。

べそをかくの「かく」は「掻く」の意で、あまり好ましくないものを表面にだす意味で「恥を…・汗を…・鼾を…」などのように使われる。


いろはがるたの「な」は、上方では「なす時の閻魔顔」・尾張では「習わぬ経は読めぬ」であり、江戸では「泣きっ面に蜂」である。
「なす時の閻魔顔」は、「済す時の閻魔顔、借りる時の地蔵顔」を省略したものである。


上方落語に、「算段の平兵衛」がある。サイコロ博打で大負けする場面に、「泣きっ面に蜂」が使われている。

「勝負っ」スッと開けたらサイコロが二つ重なってまんねん「これは賽塔の賽というて中盆がもらう」て、どないしても取られへん。
もう終いには着るものも無いようなってしまう。そうなると歯車が悪う回りだしたんですなあ、八分までまとまってた話が崩れてしまう「こいつはわしが儲けよ」と思てたやつをトンビに油揚げさらわれる。
「弱り目にたたり目」、「泣きつらに蜂」、「貧すりゃ貪する」、「藁打ちゃ手ぇ打つ」、便所行ったら先い人が入っとった」ちゅうぐらいなもんで、どないもこないもしゃあないようなってしもた。

「泣きつらに蜂」は悲しみ・苦しみ・痛み・悔しさなどのために泣いている顔を、さらに蜂が刺すということから不運や不幸が重なることをいう。

この場合のつらは面で、沖縄ではブタの顔の皮を「面の皮」から「チュラガー」という。

類義語には、落ち目に祟り目・傷口に塩を塗る・瘤の上の腫れ物・転べば糞の上・損して恥かく・頼む木の下に雨漏る・踏んだり蹴ったり・病み足に腫れ足・弱り目に祟り目など多くがある。


2月下旬になりあちこちから花の情報が寄せられるようになってから、一転寒の戻りが来た。
しかしこれで平年並みの気温だと言い、如何に今年の冬が暖かであったかが分かる。

暖かい春が待ち遠しいのだが、一方では10年ほど前から春先が憂鬱な季節となった。

この時期天気予報では晴雨・寒暖・風の予報に加えて、杉花粉の飛散予報も流している。


花粉症に加えて寒暖の気温変動に対応できない老体の故なのか、2~3日前から風邪の症状が出て将に泣きっ面に蜂状態ではある。





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最終更新日  2016年02月26日 10時13分33秒


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