ひこじいさんのブログ

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2016年04月28日
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シラカバは雌雄同株のため、一本の樹で受粉する。

紐状に花穂を垂らす植物にはシラカバの他身近なところでは、クリ・サワグルミ・イヌシデ・ヤシャブシ・キブシなどがある。

樹皮が白いところからその名前となったとされる白樺は、シラカンバやシラカバとも呼ばれるが名前は必ずしも学問的に統一されていない。

シラカバ・ダケカンバ・ウダイカンバなどカバノキ属の木は、どれも同じように樹皮が白いことが特徴である。

シラカバとよく似たダケカンバ(岳樺)は、シラカバより標高が高い場所に分布する。シラカバの樹皮は白いがダケカンバはシラカバより赤茶色で、葉に光沢があることから区別できる。
亜高山帯の森林限界近くでは、純林に近いダケカンバ林となる。

ウダイカンバは中部地方以北に自生し、樹皮は濡れていても火が点くほどよく燃える。
その特徴から鵜飼いの松明に用いられており、鵜松明(ウタイマツ)が転化してウダイになったとの説がある。



味澤相 妹目不數見而 敷細乃 枕毛不巻 櫻皮纒 作流舟二 真梶貫 吾榜来者 淡路乃 野嶋毛過 伊奈美嬬 辛荷乃嶋之 嶋際従 吾宅乎見者 青山乃 曽許十方不見 白雲毛 千重尓成来沼 許伎多武流 浦乃盡 徃隠 嶋乃埼々 隈毛不置 憶曽吾来 客乃氣長弥   (山部赤人)

(あぢさはふ、妹が目離れて、敷栲の、枕もまかず、桜皮巻き、作れる船に、真楫貫き、我が漕ぎ来れば、淡路の、野島も過ぎ、印南嬬、辛荷の島の、島の際ゆ、我家を見れば、青山の、そことも見えず、白雲も、千重になり来ぬ、漕ぎ廻むる、浦のことごと、行き隠る、島の崎々、隈も置かず、思ひぞ我が来る、旅の日長み)

櫻皮は、かにはと読む。
この「かには」をサクラの樹皮とするものと、樺のことだとする説がある。

樺とする説では、「かには」が転化して「カンバ」になったのだとしている。
「かには」は元は樹皮全般のことを指していたのだが、やがて樹皮を利用する木を「かには」と呼ぶようになったものとしている。

アイヌ言語では「白い樺皮のとれる木」がシラカンバを指し、ダケカンバは「神の樺皮がとれる木」で、ウダイカンバは「本当の樺皮がとれる木」を意味しているという。

カバノキ属の樹は樹皮を剥がし易いため、昔から樹皮を細工に使われてきた。
シラカバから早春の30日ほどの間だけ採取される樹液には、糖・アミノ酸・タンパク質その他多種類のミネラルが含まれている。
この樹液はキシリトールの原料として用いられるほか、各種製品に利用されるようになっている。

白樺はその樹皮が美しいので庭園にも植樹されるが成長が早い分木質は疎で、太い木でも雨に当たると1年もすればぼろぼろに腐ってしまう。




土地を購入した際不動産屋がサービスで、1mほどのシラカバの苗木を10本植えていった。16年経過して生き残っているのは2本と、その樹から種子が飛んで生えたもの3本とが庭にアクセントを付けている。

4月から落葉前までの間にうっかりシラカバの樹下に車を止めると、ヤニや花粉・種子塗れになってしまうので注意が必要である。


      花言葉   あなたをお待ちします  光と豊富  忍耐強さ





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最終更新日  2016年04月28日 09時35分09秒


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