ひこじいさんのブログ

ひこじいさんのブログ

2016年07月20日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
IMG_0059.JPG

IMG_0060.JPG

ヒョウタン(瓢箪)の原産地はアフリカで、食用や器の加工材料として全世界に広まった。最も古くから栽培された、植物の一つとされている。
乾燥した種子には生命力があり、数年後でも高率で発芽する。

IMG_0025.jpg

容器や装飾品に加工されるヒョウタン(瓢箪)と干瓢の原料になるユウガオ(夕顔)は同一種で、苦味成分が少ないものを選別して栽培する間に食用に適するユウガオが作出されたと考えられている。

ひさご・ふくべとも言われ、果実を乾燥して器や装飾品に加工したものもヒョウタンと呼ばれる。

古くからヒョウタンを縦二つ割りにしたものは、水を汲む用途に利用され「ひさこ」と言われた。

ヒサコ(ヒシヤコ)が柄杓の語源で、さらに「ひさこ」が瓢(ひさご)になったとされる。


論語雍也篇に「子曰。賢哉回也。一箪食、一瓢飲、在陋巷。人不堪其憂。回也不改其楽。賢哉回也。」 
(子曰く、賢なるかな回や。一箪の食、一瓢の飲、陋巷に在り。人はその憂いに堪えず。回やその楽しみを改めず。賢なるかな回や。)がある。

孔子の弟子顔回は清貧で、一汁一菜の生活を送っていた。そのため食器は汁を入れる瓢と、飯を入れる箪(薄く削った竹を編んだ器)しか持っていない。


それを「箪瓢」と言ったが、平安時代に漢字の順序が入れ替わったことで瓢箪の名前になったのだという。

通常瓢箪は上下が丸く真ん中がくびれた形の品種を指すが、その形状は球状・楕円形・棒状・下端の膨らんだものなどさまざまな品種がある。

秀吉の馬印として有名な長さ8cmほどのヒョウタンが鈴成りになる「千成瓢箪」、長さ30cm直径15cmほどになる「大瓢箪」、先端だけが丸くなる小型の「つるくび瓢箪」などが一般に栽培される。

ヒョウタンにはウリ科植物に特有のステロイドの一種苦味物質のククルビタシンを含有しており、有毒で嘔吐・下痢等の食中毒症状を起こすので誤食しないように注意しなければならない。

縄文時代前期の遺跡から種子が出土しており、古くから人との関わりが深かったことが分かる。

日本書紀には仁徳天皇が淀川に茨田堤(まむたのつつみ)を築く際(323年)、水神への人身御供にされそうになった茨田連衫子がヒョウタンを利用した頓智で難を逃れたと出てくる。

堅い果皮部分を残して果肉部分を除去し、乾燥させ水や酒などの貯蔵容器として利用されてきた。
千利休が花器として初めて使ったと言われ、楽器・浮きと漁具・装飾・農具・祭事用にも使われる。

現在は水筒・酒器・調味料入れなどの容器の他、装飾品として加工されることが多い。


なぜか長男がヒョウタン好きで頼まれて、昨年は自宅のグリーンカーテンとして日避けを兼ねて栽培したが沢山雌花は咲いたのに加工出来るまで育ったのは3個しかなかった。

今年は4月ソメイヨシノが咲いたころポツトに播いて管理し、本場が出て降霜の心配が無くなった連休明けに山荘の菜園の隅に作った棚下へ移植して育てた。


場合によっては、紐で吊る必要もあるのかなと思案中である。


瓢箪を三つ揃えればで三拍子で六つで無病に通じるといい、縁起物として掛け軸や器・染め物などの意匠にも好んで使われる。


       ものひとつ 我がよはかろき ひさご哉   芭蕉





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016年07月20日 10時04分42秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

フリーページ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ひこじいさん

ひこじいさん

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

ひこじいさん @ Re:今年も大文字草開花の季節(10/19) 春の陽だまり1592 さん 今日は、初めまし…
春の陽だまり1592 @ Re:今年も大文字草開花の季節(10/19) 初めまして ピンクの大文字草、可愛いです…
ひこじいさん @ Re:新しい施設で名称も変わって(11/13) 悠歩さん コメントありがとうございます…
悠々山歩@ Re:新しい施設で名称も変わって(11/13) 私の町に移転して来たのです。この立川基…
ひこじいさん @ Re:公園で独特の臭いが(10/26) 悠歩さんブログへの訪問ありがとうござい…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: