ひこじいさんのブログ

ひこじいさんのブログ

2016年11月02日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
IMG_0015 (3).jpg

IMG_0013 (7).jpg

かちかち山・花咲じじい・桃太郎・舌切雀・さるかに合戦が、日本5大昔話と言われ日本人ならだれでもがその荒筋を知っている。
それらの話はどれもが、因果応報や勧善懲悪を題材としている。

中でもずる賢い猿が蟹を騙して殺害し殺された蟹の子供達に仕返しされるという「さるかに合戦」は、殺された蟹の子が物や異種の動物と徒党を組んで親の仇を取る話で、まるで元禄15年12月14日に起きた赤穂浪士の仇討と同工異曲の内容である。

この物語は、「さるとかに」や「かにむかし」などの別名で呼ばれる事もある。

子蟹の仇打ちに加担するものは栗・臼・蜂・牛糞であるが、囲炉裏の炭火に炙られて爆発する栗に代わって卵とされたり足を滑らす牛糞が昆布であったりと登場するものが異なる話もある。

動物の蟹と蜂は意思を持って挟んだり刺したりできるが、生命を持たない栗・臼・牛糞が登場して仇討に加担する設定が良く分からない。

この話の仇討成就後の続きを芥川龍之介は、短編「猿蟹合戦」の名で大正12年に発表している。龍之介は昭和2年に35歳で自死したが、その4年前の作品である。

昔は社会で認められた勧善懲悪だが、大正デモクラシーの時代に入るとこの考え方が社会規範に受け入れられないことをテーマにして書かれたものである。

仇討を主謀した子蟹は死刑に、共謀した臼・蜂・卵・栗・牛の糞は無期懲役に処せられるという内容になっている。




猿は雑食で主に果実や木の実・木の芽や花・キノコなどの植物質のものを食べるが、昆虫や鳥の卵・カエルやトカゲ・魚・樹皮や海藻・貝類も食べることが知られている。

さるかに合戦の昔話はさておき、猿が柿を好物であることに変わりは無い。

秋が深くなると徐々に葉を落とした柿の枝に、赤く色づいた柿の実が一際目を引くようになる。

ちょうど今頃になると猿が、それまで見向きもしなかった渋柿を狙うようになる。
熟したり渋抜きをしない限り渋くて人には絶対に食べることができない渋柿なのだが、猿は全く動じる風も無く堅いままの渋柿を収奪する。

10月も終わりの早朝7時前、山荘一帯が騒々しくなった。外へ出てみると、我が家の菜園を横切る数匹の猿の姿があった。早朝から、猿の一族郎党50匹程のモーニングである。

道路を隔てたソフィア農園では、隅に植えられている十本ほどの「甲州百匁柿」の木に猿が鈴なりになって狂喜乱舞しながら食事中であった。

食い散らかして投げ捨てても誰からも復讐を受けることは無く、まさしく猿の天国である。

猿の略奪に気づいてから追い払うまでのわずか十数分の間に、かなりの実を食べ落として行った。

石を投げて追い払うと未練気に後を振り返りながらのしぶしぶ退散だったので、収穫を急がない限り早晩全て猿に食べ尽くされることになるのだろう。

スーパーや道の駅では、甲州百匁柿が一個百円程度と結構な値段で売られている。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016年11月02日 17時09分47秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

フリーページ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ひこじいさん

ひこじいさん

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

ひこじいさん @ Re:今年も大文字草開花の季節(10/19) 春の陽だまり1592 さん 今日は、初めまし…
春の陽だまり1592 @ Re:今年も大文字草開花の季節(10/19) 初めまして ピンクの大文字草、可愛いです…
ひこじいさん @ Re:新しい施設で名称も変わって(11/13) 悠歩さん コメントありがとうございます…
悠々山歩@ Re:新しい施設で名称も変わって(11/13) 私の町に移転して来たのです。この立川基…
ひこじいさん @ Re:公園で独特の臭いが(10/26) 悠歩さんブログへの訪問ありがとうござい…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: