仙台市泉区在住の健康オタクの気まぐれ日記

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カテゴリ: 歯に関する話
仙台市泉区のながさわ歯科医院の長澤です。
いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています。

少し古い記事になりますが、に関する記述を見つけましたので、掲載します。
歯周病に罹患している人が、サプリメントとしての「ラクトフェリン」を口に含んだ後、摂取することで、短期間で浮腫(歯肉の腫れ)が治まるようになるそうです。

                                       


ライオン、多機能性タンパク質「ラクトフェリン」による歯周病改善効果を発見
発表日:2006年4月26日
世界初、遺伝子解析手法で歯周病菌の「毒素」による歯肉ダメージメカニズムを解明し
乳由来成分「ラクトフェリン」による歯周病改善効果を発見




1.研究の背景
 現在、日本における歯肉炎・歯周炎などの「歯周病」の罹患者数は、8000万人以上と推定されており、30歳で8割以上の人が罹患していると言われています。また近年では、糖尿病や心臓病、骨粗鬆症や早産など、歯周病が全身健康に及ぼす影響についても疑われています。

 歯周病は、口中に存在する「歯周病菌」の出す"毒素"により、歯肉に炎症を起こしたり、歯を支える歯槽骨や歯根膜を溶かし、歯を失う原因となる疾患です。歯周病については、これまで、原因菌の殺菌について多くの研究がなされてきており、当社も、殺菌成分IPMP(イソプロピルメチルフェノール)が歯周病菌の巣「バイオフィルム」の内部まで浸透して殺菌する効果を確認し、この知見を歯磨きやデンタルリンスなどの製品に応用してまいりました。一方で、歯周病菌を殺菌しても、菌が産生した"毒素"が残存していると、歯周病の症状が進行する原因となることがわかっています。そこで当社は、歯周病菌の出す"毒素"である病原因子リポポリサッカライド(lipopolysaccharide:LPS)の解毒(不活性化)を目的として研究を重ねた結果、このたび、遺伝子解析手法を用いた歯肉ダメージメカニズムの解析知見をもとに、多機能タンパク質である「ラクトフェリン」が、歯周病菌の出す毒素LPSの解毒作用を持つことを世界で初めて解明いたしました。

2.研究内容の詳細

1)世界初、遺伝子レベルで解明

 「歯周病毒素LPSは、歯グキのコラーゲンを減少させ、組織を破壊」

 本研究では、まず、歯周病原因菌の生み出す毒素「LPS」と、歯肉炎の進行との関係を確認するため、LPS添加系と非添加系とで、ヒト歯肉線維芽細胞における、数万におよぶ遺伝子の網羅的比較解析を、DNAマイクロアレイ解析により行いました。この結果、LPS添加系では、「MMP-1」など、細胞の構成要素である「コラーゲン」の「分解」を促進する酵素の遺伝子の発現量が増え、逆に「プロリン水酸化酵素」など、コラーゲンの「合成」を促進する酵素の遺伝子の発現量が減ることがわかりました。これは、LPSが、ヒト歯肉線維芽細胞でのコラーゲンの合成を抑制し、分解を亢進することで、歯周組織のコラーゲン量を減少させ、組織の破壊に導くことを示しており、LPSの新たな生体へのダメージメカニズムが明らかとなりました。

2)ラクトフェリンの、歯周病菌の出す毒素LPSに対する解毒効果を発見

 次に、LPSを解毒する物質の探索を行いました。

 当社の研究開発で培った歯周病予防シーズデータベースのうち、効果があると言われる天然成分120以上の候補物質の中から、牛乳・母乳などに含まれるタンパク質である「ラクトフェリン」がLPSの解毒に特に有効であることを見出しました。

 更に、前述のダメージメカニズム解析で得た知見から「ラクトフェリン」のLPS解毒能力を測定しました。LPSでダメージを与えたヒト歯肉線維芽細胞に「ラクトフェリン」を作用させ、コラーゲン分解にかかわる酵素「MMP-1」の量と、「I型コラーゲン(歯肉を構成するコラーゲン)」の量の変化を測定しました。



3.総括

 以上、本研究では、[1]歯周病原因菌の生み出す毒素「LPS」が、歯周病の進行に関与していることを、DNAマイクロアレイ解析により確認し、[2]多機能性タンパク質「ラクトフェリン」が、LPSを解毒する機能を有することを見出しました。さらに、ラクトフェリンの歯肉炎抑制効果については、歯肉炎モデルを用いて、in vivoで確認いたしました。





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Last updated  2007年02月21日 12時22分07秒
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