仙台市泉区在住の健康オタクの気まぐれ日記

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カテゴリ: 歯に関する話
仙台市泉区のながさわ歯科医院の長澤です。
いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています。

高級電動歯ブラシの賢い選択の仕方2

日本人に合わせた作り、きめ細かな配慮の「ドルツ」

 日本人の口腔の特徴を考えたつくりで、磨きやすいと評価されているのが、松下電器産業の「ドルツ」シリーズだ。メーカーによると、欧米人に比べ日本人の歯並びは曲線的で複雑、口の開きも小さいので奥までブラシが届きにくいとのこと。大きいブラシは効率的に磨けるが、日本人の歯の特徴を考えると届かない部分が出てきてしまう。


 ドルツは日本人に合わせ、ブラシをコンパクトにして1本1本磨けるようにした。ブラシのヘッドは小さめで、先端部分は奥歯の奥まで当てやすいよう細くなっている。振動の振幅は約1mmと小さく、複雑なかたちの歯と歯の隙間の汚れもはじき出す。振幅が小さいので、歯と一緒に歯ぐきを磨いてしまい痛めることも避けられる。

 6月発売の新製品「ドルツ・リニア音波歯ブラシ イオン」は、往復運動するリニアモーターを使い、高速の微細振動(振幅1mm)で歯磨き剤の成分を、歯の隅々まで届ける。さらに「イオン」の力で、歯垢の除去効果を高めている。これは本体から口腔内に微弱電流を発生させて歯の汚れを取れやすくするというもので、同社従来製品に比べ歯垢除去率が約50%アップしたという。

 ブラシ部はゆるやかにカーブしており、奥歯の裏側まで届く設計だ。実売価格は、歯ぐきのマッサージモード付きの上位モデル「EW1045」が1万7800円、下位モデルの「EW1044」が1万5000円だ。


“しっかり磨いた感”が味わえる回転式の「オーラルB」

 高速振動タイプとは一線を画すのがブラウン(P&G)の「オーラルB」だ。独特の丸い形状のブラシが、上下・左右に振動する「音波ブラッシング3Dパルスアクション」で歯垢を効果的に除去する。ブラシの毛も独特で、いわゆる普通の歯ブラシの毛とは別に、伸縮性に優れた板状の黄色いプラークワイパーが付属する。

 ブラシでこすって落とすことにこだわった「オーラルB」は、歯を「磨く」感覚を強く得られることから、根強いファンが多い。毎分約4万回の上下振動で汚れを叩いて浮かせ、毎分約8800回の左右反転運動で汚れをかきだす。

 10月よりリニューアルした「デンタプライド」シリーズの最上位機種「デラックス」(店頭想定価格約1万7000円)は、美白ラバーカップを備えた専用ブラシで歯の着色汚れを落とす「ポリッシュモード」を搭載。一般的な使用を想定した「クリーンモード」、やさしく磨く「ソフトモード」、歯ぐきをケアする「マッサージモード」とあわせて4つのモードを備える。ちなみに、リニューアル後の「デンタプライド」シリーズには舌の汚れを落とす舌クリーナーブラシが付属。歯だけでなく舌もケアできるようになった。


最終選択は「使用感」と「好み」の問題



 あとは使用感の問題で、これは各メーカーそれぞれ違う。人ぞれぞれの感じ方が違うので何とも言えないが、筆者個人の意見では「ソニッケアー」は振幅が大きく広く当たる感じ。「ドルツ」は振幅が小さく、細かく磨く感じ。「オーラルB」はゴシゴシ磨いている感じを受ける。

 あえて否定的な意見を挙げておくと、「ソニッケアー」は手磨きとは明らかに違う使用感で、馴染めない人もいるだろう。筆者宅では「ドルツ」を使用しているが、振動が細かくて「くすぐったい」と使わない家族もいる。「オーラルB」は、ドドドドドッと響く上下の振動が気になるという意見が出た。つまり、それぞれの製品の特徴を「合わない」と感じる人もいるということ。
 高速の振動が頭に響く感じに、馴染めなかったという声もある。この点について各メーカーに聞いてみたのだが、結局のところ「慣れてもらうしかない」との答え。最初は「ソフト」「センシティブ」などの振動が弱いモードを使って、徐々に慣れていくしかないようだ。

 また電動歯ブラシの場合、本来歯磨き剤は使わなくてもよいものだが、より手磨きに近い使用感を得るために使うのもひとつの方法だ。「オーラルB」は「もし使うとしてもほんの少量。使わない方がよい」としているが、「ソニッケアー」と「ドルツ」は研磨剤が多く含まれているものでなければ使っても大丈夫とのこと。歯の汚れは電動歯ブラシで落ちるので、汚れを落とす以外の効果(殺菌効果、歯ぐきのケアなど)に重点を置いた歯磨き剤を選ぼう。


替えブラシの値段や種類にも注目

 最終的ににどれを選ぶか迷った時に、考えたいのが替えブラシの問題だ。機種や使用頻度、使い方によって異なるが、だいたい3カ月程度で新しいブラシに替える必要がある。最近はネット通販で購入できるのであまり気にすることはないかもしれないが、近所のショップで買える方が便利ではある。替えブラシの価格も、あらかじめネットショップなどで比較しておくと参考になるだろう。


替えブラシ 実売価格(税込)
フィリップス
「ソニッケアー プロリザルツ ブラシヘッド」
(フレックスケアー用)
スタンダードサイズ(1本) 約1500円
ミニサイズ(1本) 約1500円


イオン用カーブネックブラシ(2本) 約1300円
イオン用シリコンブラシ(2本) 約1500円
ポイント磨きブラシ(2本) 約350円
こども用ソフトブラシ(2本) 約500円
舌クリーニングブラシ(2本) 約1100円


ブラウン「オーラルB」
プラークワイパー付フロスアクションブラシ(2本) 約1900円
プロフェッショナルホワイト(2本) 約1500円
インタースペースブラシ(1本) 約1000円
エクストラ ソフト(2本) 約1600円
家庭用矯正装置専用(1本) 約1000円
舌フレッシュナー(1本) 約1000円

 また、各メーカーとも別売りの替えブラシを用意している。歯間用、舌用、子供用、歯列矯正用などだ。ただ、「ソニッケアー」はブラシの大きいスタンダードと小さなミニの2種類のみ。これは歯列矯正中の人や舌のクリーニングができないという訳ではなく、普通のブラシでよいということ。マメに使い分ける人は、替えブラシの充実した「ドルツ」や「オーラルB」がお薦めだが、1本で済む「ソニッケアー」の方が楽ちんという考え方もある。

 結局のところ、本人の好みや歯並びの問題に尽きるということだろう。ネットの口コミを見るのも良いが、コメントを寄せている人の好みや使い方、歯並びや口の大きさは自分とは異なるということをふまえて参考程度にしておきたい。ただ、歯を磨くことはできないが、手に感じる振動や音は店頭で実感できる。購入前に一度手にとって試してみてほしい。






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Last updated  2007年11月29日 17時28分49秒
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