ポコ 「クレージー アイズ」
2009年4月ポコのリユニオンコンサートが開かれた。
それまでもポコのコンサートには リッチー フューレイ がゲストで参加したり、1989年にはファーストアルバムを作ったオリジナルメンバーによるリユニオン アルバムを発表したりしていた。
しかし今回は凄い今のメンバー四人による演奏の後 ティモシー シュミット が リッチー が ジム メッしーナ がそして脳梗塞で倒れ容態が不安視されていた ジョージ グランサム が元気に登場。
新旧のオールスターメンバーによるステージと相成った。
この後 そのお返しか、 ロギンス&メッシーナ のリユニオンコンサートに ポコ や リッチー が参加したりしている。
マネージメントの まずさ故かヒットに恵まれなかった1970年代,ついにリーダーだった リッチー フューレイ が失意のままバンドを去った。
これはその リッチー 時代の最後のアルバム。
このアルバムには見逃せない曲が収められている。
故 グラム パーソン のカバー「ブラス ボタン」である。
数少ないポコについて書かれた文にもこの曲に言及したものは皆無に等しい。
名曲の名唱なのに・・・・・
もう一曲 JJ ケール の ポール コットン による名カバー 「マグノリア」もこのアルバムに収められている。
どちらも何時聴いても素晴らしい。
この後 ラスティー ヤング、ポール コットン、ティモシー シュミット、ジョージ グランサム のカルテット時代そして ラスティー と ポール の二枚看板時代へとポコは変遷してゆく。
ひょっとしてこれが最後のポコのアルバムになるかも知れないと思っていた リッチー の哀愁漂う名唱。
秋風が吹く頃聴きたくなってしまう。
1973年発売
加藤 和彦 「スーパーガス」 Mar 15, 2010
加藤和彦 ぼくのそばにおいでよ Feb 27, 2010
ダン フォーゲルバーグ。「 ラヴ イン… Dec 1, 2009
Calendar
Comments