欲張りママ

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群ようこの本

「濃い人々 いとしの作中人物たち」
12人の作中人物について。名前は知ってるけれどその作品を読んだり見たことが無い、もしくは全然名前すら知らなかったのばっかりだったけど、すごく興味がわく1冊。見てみたいな~、と思うものが多く、そしてそれらを知ってこういう1冊の本にまとめられる群ようこさんの見識の広さ。

「ぢぞうはみんな知っている」
お母さんの話がやっぱり面白い♪せっかく着物や高級洋服を買ってあげても、それを着たほうがいい場に着てこない。家を買ってあげてもまだまだ印税を吸い上げられる。・・・う~ん。うらやましいお母さん!私もそんな子供が欲しいわぁ


「モモヨ、まだ九十歳」
群ようこさんのおばあさんのお話。90のおばあさんが1人で新幹線に乗って東京にいる娘(群ようこさんのお母さん)の元へ遊びに来、東京ドームや上野動物園、ディズニーランドなどに出掛け・・・とにかく90とは思えないほどの元気ぶりを発揮。私も90でこれくらい元気にいられるかな?


「ヒヨコの猫またぎ」
群ようこさんの日常のお話。私はこの「日常シリーズ(勝手に命名)」が特に好き♪今回も楽しませてもらいました。働けど自分の母にお金を吸い上げられて(?)・・・むっとはされてるみたいだけど、でも群れようこさんの本には「お母さん」ネタも多いので、どっちもどっちかな?


「いいわけ劇場」
題の通り各章の主人公たちの現状を「~だから」と言う形で書かれているとっても笑える話。「無添加青年」「炎の勝負師」が特に笑えた。


「小美代姐さん花乱万丈」
今までのエッセイや小説とはちょっと違う路線。でもおもしろい!「笑」と言う意味ではありません。でも面白いの。上手く説明できない・・・


「おかめなふたり」
拾ったメス猫しいちゃんとの生活を書いた話。しいちゃんの女王様体質、かなり面白い!


「あなたみたいな明治の女」
明治時代の著名な、時代を先取りした女性とか古い体制に根付いた女性についてのお話。


「人生勉強」
この中に収められている「碧い瞳のローリー」。面白い・・・


「午前零時の玄米パン」
ずっと読みたかったこの1冊。群ようこさんの最初の本。話自体は面白いけど、文体がちが~う。読みなれた文体ではないので同じ人なのにちょっと違和感?


「オトナも子供も大嫌い」 借りた日2000.9.1
自伝風小説。話の内容自体は彼女の家族ネタエッセイで、読んだことある~と、思うことも多いんだけど、それでもこれはこれで面白いと思えるからすごい!


「驚典対談集」
いろんな世界で活躍されてる方との対談集。対談された方のエッセイを読んだって感じがしました。こんな人もいるんだぁ・・・とかね。



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